剣持しえな

登録日：2015/02/15(日) 02:36:43
更新日：2023/09/13 Wed 07:47:09
所要時間：約 6 分で読めます

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ボクはいじめをする奴を絶対に許さないから

「悪魔のリドル」の登場人物。

プロフィール

CV：山田悠希

身長：158cm
血液型：A
誕生日：2月15日
星座：みずがめ座
出身地：千葉県(幕張)
平均睡眠時間：7時間
好きな食べ物：ポテトチップス
嫌いな食べ物：野菜
趣味：観劇

一人称：ボク
胸のサイズ：B

出席番号5番
金星寮は5号室で武智乙哉と同室。

人物

一ノ瀬晴暗殺のために10年黒組に送り込まれた暗殺者の一人。

ややもっさりした髪型で三つ編みのおさげ。そして赤い眼鏡をかけている。

性格はさっぱりしており真面目。一人称は「ボク」のボクっ娘。
しかし演劇になるとかなりうるさく、創立祭では監督として厳しく指導にあたった。

「いじめ」を特に嫌っており、彼女の黒組参加の一因にもなっている。

アニメ版での動向

同室の相方・乙哉が活躍した第3話では、寝起きに寝ぼけた乙哉によって眼鏡を破壊され、さらに予備の眼鏡も紛失するという不運な目に遭っている。
ただ公式ガイドブックの記述から、これに関しては「乙哉がわざとやった」とする説が有力。

第4話の学力試験では下から5番目。
眼鏡の割に微妙な……。

第5話では、演劇「ロミオとジュリエット」の監督を務め、主演の千足と柩に鬼監督ぶりを見せつけた。

そして第6話でも監督として創立祭準備にあたり、その日の夜、控室の晴の台本に予告表を仕込み暗殺を決行しようとするが……

邪魔だったから退場してもらっただけです

ちょうど同じタイミングで動き出そうとしていた桐ヶ谷柩に、「邪魔だったから」という理由でPOISONされてしまう。

しかもこの騒ぎに駆けつけた兎角・晴がこの場に来てしまったことで晴がしえなの予告表に気づいてしまう。
毒を撃たれたことでしえなは病院送りとなってしまい、さらに予告表の制限時間もオーバー。

…つまり兎角たちと一切交戦することなく退場。

退学後、席に飾られた花は「アザミ」。花言葉は「復讐」。

第6話のED曲は千足&柩の「Poison Me」。
それまでリドルで通例であった「負けたらCDデビュー」の法則を悉くぶち破り、まさかのソロ曲なしという扱い…
彼女が一体何をした……

その花言葉やあまりにもあっさりしすぎた退場から、後半でまた見せ場があるのではないかと期待する声が高まった。

迎えたアニメ最終話。
諦めが悪いのか、ミョジョウ学園のデータベースにハッキングし、黒組の秘密を暴こうとしていた。
因みに、ハッキングをしていた場所はネットカフェ。バレちゃうでしょうよ…

最終話のED曲は黒組全員による「QUEEN」。
一応歌えこそしたが、ソロデビューは叶わなかった……

第6話の南方純描き下ろしアイキャッチは千足&柩のものが使用され、しえなのものは提供バックで使われた(ある意味この時点で退場を示唆していた)。
そのためBD／DVDではしえなのアイキャッチは未使用…

原作での動向

アニメでの散々な扱いから、今度は後追いの原作で補完を期待する声が上がった。

いじめられっ子の復讐グループ「集団下校」の一員であることが明かされ、さらに報酬について「グループが決める」としていた(走り鳰は報酬を「活動資金」と予想している)。

アニメでは「いじめが嫌い」という描写がほとんど無かったが、原作では過去に壮絶ないじめに遭っていたとされるシーンが描かれており、ゆかりんという人物に誘われる形で集団下校に参加したことが明かされた。
黒組での馴れ合いを茶番という一方、集団下校にはそれなりに愛着がある模様。

ロミジュリ演技指導の過程で生田目千足に惚れている…というか憧れており、話しかけられて頬を赤らめていたりする。
一方で千足からは「人を殺す誠意なんて間違ってるぞ」と言われており、互いの暗殺観ですれ違いも生じている。

そしてアニメ同様、創立祭前日に動き出し、そこを柩に狙われるが…

嫌だ、剣持さん

千足さんに憧れるなんて許さないから

アニメ版同様、柩にPOISONされてしまい戦闘不能に。
しえなを襲撃した理由がアニメ版と違い、「しえなが千足に憧れたから」というものに変わっている。
さらに、「集団下校っていじめられっ子の集まりでしょう」「弱いものは集まっても弱い」と柩から徹底的に見下されている。
鳰や理事長からは集団下校について「かわいいサークル」と言われる始末。

…あれ、アニメ版よりひどくない？
黒組への参加理由は判明したが、アニメと同じく柩の手によって脱落させられてしまい、期待されていた使用武器の判明もなかった。
ほんと彼女が一体何をした……

戦闘方法は明かされずじまいだったが、劇中や公式Q&Aでの言及から分析・ハッキングを得意としていると思われる。
演劇指導中に黒組メンバーの分析をしているのだが、柩の分析に「携行武器なし (身長)148cm」という色々間違えまくった結果を出している。
※柩はバリバリの武器持ち、身長152cm。

それからのしえなちゃん

…このように、「いじめ嫌いなキャラが公式からいじめられる」羽目になったが、
この不遇ぶりが逆に人気を集めてしまい、今や悪魔のリドルを代表するネタキャラとなった。

ある意味ネタバレであった黒組曲シリーズのジャケットでは一番発売が遅い「急」のジャケに描かれていた他、中の人のラジオ出演する回が後半と予告されていたため、誰もが後半での退場、あるいは巻き返しを期待していたのもネタキャラ化に拍車をかけている。

演じた山田悠希はラジオやTwitterで自虐しまくっており、度々笑いをとっている。
しえなのイジられっぷりから、山田氏までもが「しえなちゃん」と呼ばれることになってしまい、ラジオやイベントではむしろ本名を呼ばれることが少ない。
番場真昼／真夜役の大坪由佳はしえなを特に気に入っており、そして山田を一度も本名で呼んでいない。
挙句に艦これの現場でもしえなちゃん呼びだった。
それも含めて、現場での山田氏はかなり愛されていたらしい。

作画担当の南方純もTwitter上で度々イラストを挙げており、なんだかんだ愛されているのだろう。多分。

アニメOVA(第13話)

おそらくしえなが最も輝いていた回。

武器に「パチンコ銃」を携え、ギャグ回で番外編とはいえようやくまともな戦闘が描かれた。
これについて山田氏は「物騒な武器は持たせてくれない」とツッコんでいる。

本編では乙哉、柩との絡みくらいしかなかったが、今作では番場真昼、犬飼伊介などと初めて絡んでいる。

OVAのED曲は黒組全員による「THE LAST PARTY」。ソロデビューならず…

この曲は黒組各人がソロパートを持っており、その歌詞は各々のソロ曲の歌詞の一部を引用した演出になっているのだが、しえなの歌う歌詞は

・シナリオ通り　進まないもんだ
・やり直したって　結果は同じで

……しえなちゃん…

追記・修正は柩にPOISONされてお願いします。

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最終更新：2023年09月13日 07:47

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