西城レオンハルト(魔法科高校の劣等生)

登録日:2015/02/14 (土) 23:50:21
更新日:2023/10/07 Sat 16:47:44
所要時間:約 4 分で読めます




西城レオンハルトとは『魔法科高校の劣等生』の登場人物である。
国立魔法大学付属第一高等学校所属。

身長180cm
体重75kg
山岳部所属
1年E組(二科生)→2年F組(二科生)





達也のクラスメイトの男子で友人。愛称はレオ。
父親がハーフ、母親がクォーター。名前がカタカナなのもそれが由来と思われる。
かなり大柄で、髪は黒いが、顔立ちは白人的で彫りが深い。

性格は気さくで、細かいことにこだわらない、よく言えば豪快、悪く言えば大雑把。
野性的で活気に溢れているタイプ。
エリカとはいつも憎まれ口を叩き合う間柄。

後述する理由から非常にタフ。
将来は機動隊や山岳警備隊などの「体を動かす系」の仕事を志望している。
一方で直観力や観察眼も優れており、刑事になってはどうかと言われたこともある。


自宅は草加市にあり、民間厚生施設や仕事斡旋業を営んでいる。
姉が一人いるが、彼女には魔法師の素質はない。
曽祖父の代までは古いタイプのヤクザ組織だったが、レオの祖父が婿入りする際に廃業しているため、実家は普通の家庭。

…の割にはテロ組織ブランシュが攻めてきた時とか妙に場慣れしていたけど。
軍に所属している達也たちや、家の関係でその手の訓練を受けてきたエリカや幹比古、真由美たちはともかく、
何故彼があそこまで場慣れしていたか謎。

とはいえ、何かと物騒な思考回路をしている主要人物の中では割とまともな感性の持ち主。

達也たちが悪名高い四葉家の人間だと知れ渡った際には多くの人間が怯んだり距離を置いたりする中、
「達也がどんだけヤバくてもダチは最後まで信用する。付き合いを変えるのなんてバカらしい。」と言い放ち、態度を変えることはなかった。
彼のこの姿勢は周囲の人間の意識を変えるきっかけにもなった。
おそらく作中随一のいいやつ。




◆身体能力
レオの祖父は近接戦闘能力の底上げの為に遺伝子に身体能力の強化を施されており、祖父からの隔世遺伝で、その身体能力を受け継いでいる。
そのため驚異的な運動能力と耐久性を得ている。

そのため大型バイクにまともに跳ねられても骨にひびが入るだけで済んでいたり、
一条の圧縮空気弾の魔法を生身でまともに食らってもけが一つ負っていなかったりしている。
達也とは違う意味でチート。ただし達也の身体性能もレオ並にブッ飛んでいる。また達也と対峙した場合の肉弾戦は魔法有り無し関係なく、達也よりも劣る。

レオの強さはその身体能力によるところがかなり大きい。
…でもぶっちゃけこれ魔法ほとんど関係ない。



◆魔法能力
得意分野は対象の相対位置を固定する収束系の「硬化魔法」。
硬化魔法で自分の肉体や武器を硬化し、上述の肉体的な強さに物を言わせた肉弾戦を得意としている。
近接戦ならば並みの一科生よりもよっぽど強く、一科生の上級生たちもその強さを認めている。

…それって主になっているのは魔法じゃなくて体術な気もするが気にしてはいけない。
なんかもう魔法(物理)というか魔法(格闘技)みたいになっているが、多分気のせい。

一応その後にエリカによって千葉家で修行をつけてもらい、一種類のみだが、硬化魔法が元である剣術系の魔法も使えるようになった。


一方で「遠隔操作魔法は苦手」と言っており、その他の魔法はかなり苦手らしく、硬化魔法以外を使う描写はほとんど見られない。
もっとも二科生なのでその辺は仕方ないのかもしれないが……
彼が主人公ならタイトル詐欺にならずにすんだような気がするのも多分気のせい。



《パンツァー》
硬化魔法の一種で、CAD自体や衣服など、身に着けているものを全て硬化させる。
これによってCADにどれだけ強い衝撃を加えても、パーツの相対座標がずれないよう固定し、壊れないようにしている。
また、これによって制服を硬化し、ナイフなどを防ぐことも可能。
逆にこの頑強さと前述の身体能力で、生半可な金属より硬いパーツを対象に叩き込む攻撃面の強化も見込める。

《ジークフリート》
肉体を構成する分子を固定し、肉体を硬化する魔法。
正確に言うと分子の相対位置に関して「外部からの変更を受け付けない」というものなので、無意識に動く内臓及び自身が身体を動かす分には問題ない。
だが肉体を透過せずに作用、変質させようとする衝撃や熱、電磁波、酸や塩基(アルカリ)性の腐食等に関しては一切受け付けない無敵状態となる。
硬化するのは肉体だけなので衣服は破損するし、外部からの熱を受け付けないので、術者はこの魔法を発動中、極寒状態に晒される。
一方、体内から発生する熱は出ていってしまうので体温維持で激しく体力を消費し、長時間の使用は困難という欠点がある。




◆装備
普段は、祖父から受け継いだ音声認識のプロテクター型のCADを愛用している。


《小通連》
剣型の武装一体型CAD。全長70cm、刃渡り50cm。
九校戦のモノリス・コードのために達也が作った。
刀身を二つに分けて、分離した剣先と柄に残った部分の相対位置を硬化魔法によって固定することで長さを伸ばしている。
魔法が途中で中断されると剣先が落っこちて回収できなくなってしまうという欠点があるので実戦向きではなく、あくまでも競技用。


《薄羽蜻蛉》
刀剣型CAD。刃渡約2m、厚さ5nmの極薄の刃が付いた刀。
千葉家から譲り受けた千葉一門の秘剣。
非常に鋭利で、硬化魔法によって形を保つことで使用する。
僅かな皺も許されない状態で硬化しないと切れ味を発揮できない他、硬化した状態の武装を動かす補助術式が用意されていない。
故に使い手はこれを振り回せるだけの腕力も求められるという、まさにレオうってつけの一振り。話の都合とか言わない





追記・修正は圧縮空気弾を生身で食らってからお願いします。

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最終更新:2023年10月07日 16:47