トライポカロン

登録日 :2015/02/14 Sat 12:51:00
更新日 : 2016/05/09 Mon 21:00:37
所要時間 :約 7 分で読めます




トライポカロンとは、アニメ『ポケットモンスターXY』に登場するパフォーマンス大会。



◆概要
カロス地方で行われている、ポケモンとトレーナーの魅力とコンビネーションを魅せる大会。
XYシリーズ初出の要素だが、カロスでは盛んであるらしく、公式非公式問わず各地で大会が開かれている。
ただし、 原作のXYにはコンテストが一切存在しない ため、セレナの成長物語の舞台としてアニメオリジナルの要素である。

ただ、作中の一般層における知名度は決して低くはないものの、セレナユリーカはサナから教わるまで全く知らなかった。

内容はAGシリーズDPシリーズに出てきたポケモンコンテストに似ているところもある。

原作に登場した「コスチュームカスタマイズ」「トレーナープロモ」「ポフレ」などといったサブ要素を上手く絡めて、パリコレを彷彿とさせる華やかな舞台に落とし込んでいる。

またコンテストとの最大の違いにして最大の特徴は 参加者が女性限定であること
曰く「乙女の祭典」。
またバトルが無いのもコンテストとの相違点。…と言うよりこのためアニメオリジナル要素なのにコンテストよりも原作のポケモンコンテストに似ているという皮肉な状況となっている。

トライポカロンの挑戦者は「ポケモンパフォーマー」と呼ばれる。



◆開催システム
カロス各地で開かれるルーキークラス大会に出場する

そこで優勝すると「プリンセスキー」が授与される

プリンセスキーを3つ集めると、マスタークラス大会への出場資格を得る

更にそこで優勝すると「カロスクィーン」の称号を得られる

リーグやコンテストと概ね似たシステム。
8つのジムバッジ→5つのコンテストリボン→3つのプリンセスキー、と順調に個数が下がっているがそこは単純に比べられない。
また、トライポカロン自体カロスでしか行われていないのか、トップの称号には「カロス」クィーンと地名が入っている。
ただし現カロスクィーンのエルは一般人気を集めると共に、専門家らしき人物から特別な評価を受けている模様。
また前述のとおりマスタークラスでの優勝がカロスクィーンになる条件であるが、カロスクィーンは複数いるのか、「クィーン」と言うだけあってエル一人だけなのかは現時点では不明。

プリンセスキーが3つでパフォーマーがドレスで着かざるからと言って、某魔法少女戦隊ものを連想してはいけない。



◆大会内容
一次審査と二次審査に分かれており、一次審査を勝ち抜いた者だけが二次審査に進める。これはコンテストと同じ。
だがコンテストと違って判定審査員は特に決まっておらず(一次審査のみテーマによってはいることもある)
最終的に優勝者は観覧席からの投票で決定される。

より客観的な視点と固定ファン獲得が肝になると言えよう(ただし身内票も可能)。
投票方法は、各参加者に割り当てられた色の ポケリウム を降ること。アイドルアニメブームがここにまで来たか。


○一次審査
テーマパフォーマンス。
基本的に三人ずつに分かれて競う(分かれない時もある)。
分かれた場合、二次審査に進めるのは三人の内の一人だけ。
テーマは大会によって様々だが、作中で判明しているものは以下の通り。

  • ポフレ作り
存在自体は初期から明かされており、フウジョ大会とレンリ大会にて実際に開催。
ポフレの出来栄えをメインに評価するタイプと、作業過程をメインに評価するタイプの二種類ある。
前者は試食の関係上、審査員とそのポケモンによって勝敗判定される。
ポケモンが喜ぶポケモンのためのポフレであることが何より重要。
ポケモンに良い材料を見つけてもらったり、調理を手伝ってもらうなど共同作業も大事。

  • トリミング
トリミアンのカットを行う。
まだ存在が明かされているのみ。

  • ドレスアップ
セレナが初出場したヒヨク大会にて開催。
鍵のかかった個室に入り、用意された小物やメイク道具などを用いて制限時間内にポケモンを着飾る。
窓が無いためカンニング不可。
その後各ペアが登場し、パリコレのようにステージ上でウォーキングする。
極端にポケモンが目立たないファッションや、動きづらい格好(それによるミス)は圧倒的に不利なようだ。

  • クイズ大会
ヒャッコク大会にて開催。
ポケモンに関するクイズに答える。
カロスクィーンたるもの知識もある程度兼ね備えていないといけないらしい。
ポケモンに回答権を取ってきてもらい、パフォーマーが答えるという方式。

  • サイホーン集め
フレイ大会にて開催。
ステージに放たれたサイホーンたちを制限時間内により多く集めた者が勝ち。
手段は問わないため、ポケモンの技を使ってもよい(メロメロやサイコキネシスで強制的に集める等)。
ちなみにセレナは天性のサイホーン専用メロメロボディとレーサー時代の手練技で圧倒的余裕勝利した。


○二次審査
アピールステージ。
技と道具を駆使して、ポケモンとパフォーマーが一緒にパフォーマンスを行う。
コンテストの一次審査を更に発展させたようなもので、ポケモンは6体まで使用可。

これだけ聞くと6体フルで出してド派手に決めればいいじゃんと思うかもしれないが…コンテストでは2体でのアピールすら上手く決めるには腕がいるとされていたのだ。
下手に沢山出したら恐ろしい苦労が待っているのは言うまでもない。



◆主な関係者
○ムッシュ・ピエール
司会者。
相棒兼お手伝い役のクレッフィをモチーフとした服装をしている。
優勝賞品といい妙に鍵の多い大会である。


○エル
カロスクィーンの少女でセレナの憧れ。
パートナーのマフォクシー(元はフォッコ→テールナー)と共に各大会で模範演技を行ったり、ポケビジョン制作をしている。
セレナに会ってアドバイスしてくれたことも。マフォクシーの他にはフレフワンも持っている。


○セレナ
サナの薦めとヤンチャムとの出会いから挑戦を決意する。
初出場となるヒヨク大会一次審査ではフォッコを白とピンクの可愛らしい服装で着飾るが、首元のリボンが長すぎたため転んで敗退してしまう。
その後髪を切って再生を決意。フウジョ大会・ヒャッコク大会・フレイ大会で見事優勝を勝ち取り、マスタークラスへ進出する。
衣装は主に母のサキから贈られたドレスを着用。フウジョ大会はマーシュから譲り受けた最新振袖で出場した。


○サナ
先輩ポケモンパフォーマー。
セレナの才能を見込んでこの道に誘った。
ヒヨク大会ではフシギダネの魅力を生かした演技で優勝した。
その後もう一つキーを勝ち取り、ヒャッコク大会ではセレナに優勝を明け渡して二位。更にその後最後のキーを取ってマスタークラスへ進出。
現在の持ちポケモンはフシギダネが進化したフシギソウと、フラベベ。


○ムサヴィ(ムサシ)
大方の予想通り参加。
ヒヨク大会の一次審査ではバケッチャに大きなマント(?)とウィッチハット、カラースプレーで魔女のようなファッションを披露するが身内票しか得られなかった。
名付けて「ビーストバケッチャ」。
恐らく魔改造…もとい飾り付けのし過ぎのせいでバケッチャが原形を留めておらず、前述のとおりポケモン自体の魅力が感じられなかったためと考えられる。
しかしその意外性ゆえか視聴者からの評価は割と高かった。
その後は、カロス民をセンス無しと言い切った上でニャースと共にリベンジを決意。
コンテストでの経験もあってか、やはり斬新な魅せ方で攻め、少しずつながら順調にレベルを上げていきレンリ大会では正真正銘の実力優勝を果たした。


○ネネ
ポケモンパフォーマーの少女。
パフォーマー歴は恐らくセレナより少し先輩で、初登場時パフォーマンスについてアドバイスしてくれた。
ポジティブかつ積極的な性格であり、ヒャッコク大会では一次審査でセレナに負けてしまったが落ち込むことなく次を目指す。
事実、レンリ大会で再会した時には既にキーを二つ持っていた。
持ちポケモンはカモネギ、ムチュール、ゴチム。


○ミルフィ
ポフレ作りが得意な少女で、フウジョ大会の一次審査がポフレ作りだったためか再登場して参加。
持ちポケモンはペロリームとニャオニクス(♂)。特にペロリームはポフレ作りの際に強力な味方になるベストパートナーである。
二次審査ではシンプルに整ったパフォーマンスを披露したがセレナには及ばなかった。


○ヤシオ
有名人らしき年配の女性。
リムジンでヒヨク大会を訪れ、エルを超えるポケモンパフォーマーを見繕っていた。
結局その場では特に気になる人物を見つけられなかったものの、翌朝くやしさのあまり泣き出し髪を切るセレナを偶然見かけ何かしら思うところがあった様子。
フレイ大会の後にセレナと再会し、今のままではエルには勝てないと断言して去ってしまった。



総じてポケモンバトルとは全く別のベクトルのトレーナーとポケモンのチームワークやトレーナーとポケモンの表現力が要求されると言えるため、他のイベントと上手く差別化出来ていると言える。
しかし現時点ではまともに描写されたのが大会一回だけなため、視聴者の理解はまだ進んでいないと言える。今後の描写や作中での説明に期待したい。


追記修正はプリンセスキーを3つ集めてから。

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