東武伊勢崎線

登録日:2015/02/09 (月曜日) 14:15:00
更新日:2024/04/07 Sun 19:25:06
所要時間:約 12 分で読めます




東武伊勢崎線(とうぶいせさきせん)とは浅草駅と伊勢崎駅を結ぶ本線と、押上駅と曳舟駅を結ぶ支線からなる東武鉄道の路線である。

ラインカラーと路線記号はスカイツリーライン区間とそれ以外で分けられており、
スカイツリーライン区間はで路線記号がTS、それ以外の区間はで路線記号がTIとなっている。

(出典:日本の旅・鉄道見聞録)

【概要】

東武鉄道のいわゆる「本線」と呼ばれているもので、創業時の区間である北千住~久喜間を含んでいる。
このうち浅草~東武動物公園間・曳舟~押上間には「東武スカイツリーライン」という愛称が付けられている。

東京都心から埼玉県東部を経由して群馬県までを結ぶ路線で、旧国鉄・JRから引き継がれた第三セクター路線を除く私鉄では最長の114.5kmを誇る。
ただし、館林~伊勢崎間は単線区間となっているため、複線以上限定となると近鉄大阪線が最長となる。
また、北千住~北越谷間の複々線区間も私鉄最長の18.7㎞である。
東武日光線への直通列車も多数運行されており、群馬県のみならず栃木県の日光・鬼怒川温泉へのルートとしても重要な役割を担っている。

東京メトロ日比谷線半蔵門線と直通運転を行っており、スカイツリーライン区間の列車は大半が両線直通。そのため浅草~北千住間は特急を除くと日中は6連の普通列車がピストン輸送という、ちょっとしたローカル線感が漂う。

また、半蔵門線直通列車は東急田園都市線まで直通しており、日光線南栗橋~中央林間と走行距離が100㎞近く(98.5㎞)にまでなるロングラン列車も存在する。


【運行形態と列車種別】

車両については東武鉄道の項目を参照。

特急

りょうもう/リバティりょうもう:浅草~館林・太田・伊勢崎・赤城・葛生(一部桐生線・佐野線直通)
スペーシアX:浅草~東武日光・鬼怒川温泉(日光線・鬼怒川線直通)
きぬ/リバティきぬ:浅草~鬼怒川温泉・新藤原(日光線・鬼怒川線直通)
けごん/リバティけごん:浅草~東武日光(日光線直通)
リバティ会津:浅草~会津田島(日光線・鬼怒川線・野岩鉄道・会津鉄道直通)
スカイツリーライナー:浅草~春日部
アーバンパークライナー:浅草→大宮・柏(野田線直通。下り列車のみ)

THライナー

2020年6月から東京メトロ日比谷線と相互直通運転を行うホームライナー。
上りは久喜~恵比寿間で運転し、久喜~新越谷間は乗車のみ可能で上野~銀座間は降車のみ。霞ヶ関以降は乗降フリーとなる。
下りは霞ヶ関~久喜間で運転し、久喜~新越谷間は降車のみ可能。
上野~新越谷間は全列車が通過し、従来全列車が停車していた北千住駅は運転停車(乗務員交代のみ。乗降不可)扱いとなる。
座席指定料金は久喜~春日部から乗車する場合は680円で、せんげん台・新越谷から乗車する場合は580円。
(座席指定席券を購入せず乗車した場合は200円が加算される)

急行

東京メトロ半蔵門線東急田園都市線に直通する系統で、日中の主力無料優等列車。日中は久喜行4本、南栗橋行2本の運転で、一部東武動物公園発着の列車がある。
全列車が10両編成で一応館林まで入線できるが、現在は久喜以南のみ運転。
設定当初は「通勤準急」で、朝夕ラッシュ時のみの運転だった。

区間急行

浅草発着系統の無料優等列車だが、現在は朝夕ラッシュ時のみの運転。浅草~東武動物公園・館林間の他、日光線直通列車もある。
旧準急の時代は日中の無料優等列車の主力で全線通しの列車もあり、東武動物公園以北でも通過駅のある通称「準急A」と、現在の停車駅と同じ通称「準急B」があった。しかし、2006年3月から現在の名称に変わり、運転本数も激減した。
かつては10両編成で分割・併合を行う列車もあったが、現在は大半が6両編成である。ラッシュ時には8両編成で運転する列車もある。また、基本的に4扉車だが2017年4月20日まで新栃木発着の列車のみ6050系が使用されていた。
浅草~北千住間は各駅停車で、この区間に限り後述の準急より停車駅数が多くなる。ただ、一応こちらの方が上位種別となっているらしい。
かつては太田行きがあったが、2020年6月ダイヤ改正をもって館林駅以北の各駅停車は全てワンマン運転化されたため、太田行きは廃止された。

準急

東京メトロ半蔵門線東急田園都市線に直通する系統で、ラッシュ時のみ運転。久喜・南栗橋発着の他、北越谷・東武動物公園止まりの列車がある。
全列車が10両編成。
設定当初は下記同様の「区間準急」で、日中に運転されていた。
ちなみに停車駅の関係上、下り列車は曳舟で区間急行と接続してこちらが先発するのだが、せんげん台でその区間急行に追い抜かれるというダイヤになっている。逆に上り列車はせんげん台で抜かされた区間急行に曳舟で追いつくというダイヤになっている。

区間準急

浅草発着系統の無料優等列車で、区間急行同様ラッシュ時のみの運転。浅草~東武動物公園・久喜間の他、北越谷・北春日部・館林・南栗橋発着の列車もある。
大半が6両編成で、一部列車は8両編成となる。
1997年3月改正で設定されたもので、2006年3月以降も当初は浅草発着系統と半蔵門線系統が共通してこの種別を用いていたが、のちに浅草発着系統にだけ使われるようになり、半蔵門線系統は「準急」として独立した。
区間急行と同じく、2020年6月ダイヤ改正をもって館林駅以北の各駅停車は全てワンマン化されたため、太田行きが廃止された。
ちなみに、関西私鉄以外で「区間○○」という種別を最初に設定したのがこの路線である。

○普通

全区間で運転されているが、東武動物公園~久喜間は大半が急行等の優等列車で各駅停車の役割を担っているため、該当区間の本数は非常に少ない。また、系統が複雑なのでそれぞれ説明する。

●浅草発着列車

浅草~北千住間の運転で、日中は10分おきに運転される。基本的に曳舟で急行と接続する。
区間急行・区間準急の運転される時間帯では運転されない。
当然だが全列車20mで基本的には6両編成。

●日比谷線直通列車

北千住から東京メトロ日比谷線に直通する列車で、日比谷線中目黒~北春日部・東武動物公園間で運転される。
ラッシュ時には竹ノ塚・北越谷発着列車もあるほか、朝夕を中心に一部は南栗橋発着列車もある。
日比谷線の有効長の関係で、この系統のみ7両編成。かつては8両編成も運用されていた。

●久喜~館林・太田間

久喜~館林間は20分に1本、館林~太田間は30分に1本の運転。久喜発着列車は急行と接続を取る。館林・太田でも乗り換え路線との接続が考慮されている。
浅草発着列車と同様、区間急行・区間準急の運転される時間帯は運転されない。
大半が6両編成。
ちなみに館林~太田間は距離の短い小泉線の列車を利用したほうが早く到着することがある。
2020年6月のダイヤ改正により館林以北は特急を除いてすべてワンマン化されたことに伴い、浅草〜太田間を通して運行していた区間準急・区間急行が廃止された。

●館林・太田~伊勢崎間

1時間に1本程度の運転。ワンマン運転を行っており、3両編成が使用される。
「りょうもう」や浅草方面から到着した列車と接続を取るダイヤが組まれている。

【過去の列車種別】

特急

スカイツリートレイン:浅草~太田・大宮・東武日光・鬼怒川温泉・会津田島(一部日光線・鬼怒川線直通・臨時列車。会津田島行は「スカイツリートレイン南会津」) 2017年4月21日ダイヤ改正で廃止。
ゆのさと:浅草~鬼怒川温泉・新藤原(日光線・鬼怒川線直通・臨時列車) 2017年4月21日ダイヤ改正で廃止。
しもつけ:浅草~東武宇都宮(日光線・宇都宮線直通) 2020年6月6日ダイヤ改正で廃止。
きりふり:浅草~東武日光(日光線直通・土休日運転) 2022年3月6日ダイヤ改正で廃止。

快速区間快速

無料優等列車の最上位種別系統で、全列車が日光線直通。ただし、快速については2013年以降は下り列車しか設定がない。
東武日光行きの他、鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線経由で会津鉄道会津田島駅まで直通する列車がある。
特に会津田島行きの列車は走行距離190.7kmを4時間かけて走る及ぶロングラン。
伊勢崎線内ではどちらも停車駅は同じ。
全列車が6050系での運転で、下今市以南は2両編成3本を繋いだ6両編成。下今市で東武日光方面・鬼怒川線直通列車との分割・併合を行う。


【主な駅】

○浅草(TS-01)
東京メトロ銀座線都営地下鉄浅草線乗り換え。
雷門や浅草寺などがある東京下町の代表的観光地。
ホームは松屋の4階にあり、3面4線と線路もそれなりなのだが…列車が発車するとすぐ隅田川を渡るため、ホーム先端が急カーブとなっていて15㎞/hの制限がかかる。
さらにカーブにかかる場所は列車とホームの間隔がかなり広くなるため、渡り板が用意されていて駅員が常についている。
ホームが極端に狭い部分があって転落や列車接触の危険性が非常に高いため、一部の普通列車ではドアカットまで行われている。
こんな立地のために増設やホーム延長は完全に不可能なため、8両編成対応が1番線だけで他は6両編成までしか入線できない。
そのため、ラッシュ時の運転では10両編成を他駅で一部切り離したり、業平橋行きで対応していた。
快速・区間快速が廃止された2017年4月21日以降、5番線は使用されていない。
2020年夏には、当駅からとうきょうスカイツリー駅付近までの高架下に複合施設「東京ミズマチ」が、
さらには隅田川に架かる鉄橋脇に歩道橋「すみだリバーウォーク」が新たにオープンした。

○とうきょうスカイツリー(TS-02)
名前の通り東京スカイツリー最寄り駅で、真上にスカイツリーが見える。
スカイツリー併設の東京ソラマチの西端からアクセスできる。
曳舟寄りに留置線があり、昼間はそこで列車が休んでいる。
旧称は業平橋駅で、当時は貨物ヤードを転用した10両編成対応の地平ホームがあり、一部列車は当駅止まりが設定されていた。
半蔵門線直通開始と同時に廃止となったが、跡地は東京スカイツリー建設用地として活用された。

○押上〈スカイツリー前〉(TS-03)
都営地下鉄浅草線、京成押上線、東京メトロ半蔵門線乗り換え。
半蔵門線延伸時に建設した為、東武鉄道の駅で唯一地下にある。「スカイツリー前」という副駅名が付けられている。
スカイツリー併設の東京ソラマチ東端へ地下で直結している。
開業当初は東武線からの列車が折り返しできない構造で、輸送障害発生時は押上~曳舟間が完全に不通となってしまっていた。
現在は折り返し設備が完成したため解消されている。

○曳舟(TS-04)
亀戸線乗り換え。本線・支線の合流駅。
半蔵門線から直通の準急・急行はここから北千住まで通過するため、普通電車と緩急接続することが多い。
京成押上線の京成曳舟駅とは5分ほどの距離だが、乗換駅扱いにはなっていない。
2020年6月のダイヤ改正から、朝方の上り特急と夕方以降の下り特急が停車となった。

○東向島(TS-05)
東武博物館最寄り駅。

○鐘ヶ淵(TS-06)
カネボウおよびカネカ発祥の地最寄り駅。
通過線があるがカーブしているので速度は遅め。

○堀切(TS-07)
23区有数の秘境駅。
3年B組金八先生』のロケ地で有名な足立区立第二中学校(現・東京未来大学)の最寄駅。

○牛田(TS-08)
京成本線(京成関屋駅)乗り換え。

北千住(TS-09)
東京メトロ日比谷線千代田線常磐線つくばエクスプレス線乗り換え。
浅草方面から直通する2面4線の1階ホームと、日比谷線に直通する2面3線の3階ホームからなる。2階や足立区の中心駅で地下にも店がある都内有数のターミナル駅。
詳しくは該当項目参照。
ここから北越谷まで方向別複々線区間となる。内側が緩行線で外側が急行線。

○小菅(TS-10)
東京拘置所の最寄駅。

○五反野(TS-11)
五反田ではない。昔の上りホームが未だ残っている。

○梅島(TS-12)
ホーム配置が独特。それゆえ利用客が一部車両に集中しやすい。近年駅近くに高層マンションが増えたため、ホームが撮影禁止となった。

○西新井(TS-13)
大師線乗り換え。
乗り換えの際、大師線の列車に乗る前に大師前駅の改札口を出る*1という珍しい駅。

○竹ノ塚(TS-14)
日比谷線の車両基地がある。一部列車はここで折り返す。
当駅両側の踏切は開かずの踏切となっていて、係員による手動操作が長らく続いていた。
しかし、2005年3月の遮断機誤開による踏切事故がきっかけで駅の高架化による踏切廃止の方針が決定、当面の措置として踏切そのものは自動化された。
そして2022年3月20日、駅ホームないし上下緩行線線路が高架に切り替わり、新駅舎の供用が開始されるのと同時についに踏切が廃止された(高架切り替え工事自体は引き上げ線の工事が終わる2024年3月まで継続予定)。
2020年6月までは日中に浅草発当駅止まりが設定されていたが、高架化工事の進捗により北千住止まりに短縮された。
日比谷線からの当駅止まりは継続して設定されている。
某レイルウェイライターの自宅兼事務所があった場所でもおなじみ。

○谷塚(TS-15)
これより埼玉県の駅。普通列車のみ停車の駅としては利用者は多め。

○草加(TS-16)
草加市の代表駅。
外側線で急行以下の種別が特急に追い抜かれることがある。
2023年現在竹ノ塚駅の引き上げ線が高架化工事中で使えないため、竹ノ塚止まりの列車は当駅にある留置線まで回送される。

○獨協大学前〈草加松原〉(TS-17)
各停のみ停車。副駅名は草加松原。
名前の通り獨協大学の最寄駅。
2017年3月31日までの旧駅名は「松原団地」で、同名の団地が近隣にあったが、
老朽化に伴いすべて取り壊され、大規模な再開発が進んでいる。

○新田(TS-18)
近くに草加煎餅作りの体験施設あり。

○新越谷(TS-20)
武蔵野線(南越谷駅)乗り換え。
地上駅時代は普通電車のみ停まるごく普通の駅だったが、高架化を機に駅ビルが設けられて優等列車も停車し発展。
商業施設が集中しており、越谷市の中心街となっている。

○越谷(TS-21)
元々は越谷市の中心駅だったはずなのだが、現在では隣の新越谷に完全に持っていかれている。
草加同様、外側線で急行以下の種別が特急に追い抜かれることがある。
構造・配線は草加駅とほぼ同じだが、こちらには1番線が存在するという違いがある(草加駅は上り通過線が1番線扱い)。

○北越谷(TS-22)
準急以下の停車駅。複々線区間の終了駅で、浅草・中目黒方面からの一部列車はここで折り返す。
遅延や運転見合わせが発生すると、状況によって南栗橋・久喜方面への折り返しが臨時で行われることがある。
本線では初のホームドア設置駅。

○せんげん台(TS-24)
急行以下停車駅で、一部は各駅停車と接続する。
実はこの駅ができる以前、隣の大袋と武里で旧準急の停車駅争奪戦になりかけていた。
しかし、実際にはこの駅が中間地点に出来てしまい、両者共に敗北してしまった感がある…。
ホームライナーとなる下り特急のスカイツリーライナーが停車し、THライナーも停車するなど利便性が高まっている。

○春日部(TS-27)
野田線乗り換え。
春日部市の代表駅でクレヨンしんちゃんでお馴染みの場所。
旧駅名は「粕壁」で、住所もソチラ。
ちなみにこの駅と東武動物公園駅は1~6ドアまでの車両が発着する、日本一客用扉数の異なる車両が停車するホームとなっていた。
そのため当時はホームの乗車位置案内がカオスの極みとなっていたが、2・3・5ドア車が淘汰された現在はかなりすっきりしている。
2019年に高架化事業が正式決定し、2031年には野田線の2面4線と合わせ、計4面8線の巨大駅へ生まれ変わる予定。

○北春日部(TS-28)
日中を中心に当駅折り返しの列車が存在する。車庫がある関係で朝夕の一部にも設定されている。

○姫宮(TS-29)
「東武鉄道お客さまセンター」のイメージキャラクターである『姫宮なな』の苗字は、この駅が由来となっている。
2022年ダイヤ改正時に日中は普通が一部北春日部行きになった影響で本数が15分に1本程度になり、かつての野田線における春日部駅の本数と逆転することになった。

○東武動物公園(TS-30)
日光線乗り換え。スカイツリーライン区間の最北駅。旧駅名は「杉戸」。
伊勢崎線系統の特急が停車し、日光線と分岐するターミナルとなっている。
ホワイトタイガーのいる同動物園の最寄り駅でもある。

○久喜(TI-02)
宇都宮線乗り換え。
久喜市の中心駅かつ普通列車系統の境界駅で、日中はすべての列車が乗り換えとなる。
東京メトロ半蔵門線直通もここまで。THライナーは当駅始発・終着。
かつては特急は一部のみの停車だったが、2017年のダイヤ改正で全列車が停車するようになった。

○鷲宮(TI-03)
あのらき☆すたですっかり有名になった鷲宮神社の最寄り駅。
土師祭で担がれる「らき☆すた神輿」も展示してあったものの、強風で倒れて破損してしまい、2014年以降は鷲宮神社に収められる事になったため、展示されていない。

○花崎(TI-04)
スポーツの強豪校である花咲徳栄高校や加須はなさき公園の最寄り駅。

○加須(TI-05)
加須市の中心駅。ちなみに「かぞ」と読む。

○羽生(TI-07)
秩父鉄道秩父本線乗り換え。羽生市の中心駅。
東上線への車両輸送はこの秩父鉄道を介して行われている。
読み方は「はにゅう」だけど、オヤシロさまとかあうあうとか全く関係ありません
当然フィギュアスケートとも無関係

○川俣(TI-08)
群馬県最南端の駅かつ明和町唯一の駅。

○茂林寺前(TI-09)
東武トレジャーガーデン最寄り駅。そのため一部時期に特急の臨時停車がある。

○館林(TI-10)
佐野線・小泉線乗り換え。
館林市の代表駅で複線区間最北の駅。ここから先は単線。
2020年6月から館林駅以北で特急を除く列車がワンマン化され、運行系統は特急以外当駅で分割され乗り換えが必要となった。
「しゃれた模様の窓がある洋館風の駅舎で小規模ながら歴史を感じさせる駅」ということで、関東の駅100選に選ばれている。
アニメ「宇宙よりも遠い場所」の舞台のひとつ。

○多々良(TI-11)
群馬県立館林美術館最寄り駅。小傘ファンの聖地?

○県(TI-12)
「けん」ではなく「あがた」と読む。

○福居(TI-13)
近くに古くからの赤レンガ倉庫がある。

○東武和泉(TI-14)
線内唯一の棒線駅。

○足利市(TI-15)
伊勢崎線では数少ない栃木県の駅。
あしかがフラワーパークはバス連絡(季節便なので運行されない時期あり)。
伊勢崎線における足利市の中心駅だが、古くからの市街地に近いJR足利駅とは渡良瀬川を挟んで徒歩15分ほど離れている。

○野州山辺(TI-16)
足利市駅と共に高架化されている。

○韮川(TI-17)
周辺に学校がいくつかあるお陰か比較的利用者が多い。

○太田(TI-18)
桐生線・小泉線(支線)乗り換え。
群馬県第3の都市である太田市の代表駅。駅北側にはスバルの工場が広がる。
かつては7番線〜10番線が設けられていたが、2017年4月21日以降は使用されていない。
特急のほとんどは当駅から桐生線に直通する。

○細谷(TI-19)
ここも周辺に高校や大学があるため利用者が多い。

○木崎(TI-20)
サッポロビール群馬工場最寄り駅。

○世良田(TI-21)
伊勢崎線で一番利用者が少ない駅。

○新伊勢崎(TI-24)
伊勢崎市の中心街付近にある駅。
1日1本のみの特急も停車する。
下りの普通列車は当駅に到着する前に、「次の新伊勢崎駅はJR両毛線との接続駅ではございません」という案内が放送される。

○伊勢崎(TI-25)
両毛線乗り換え。
地平時代はJRと改札を共用していたが、高架化されてから分離されている。
新伊勢崎駅の留置線が高架時に廃止される事になったため、20m車10両対応の引き上げ線を1本設けられる予定だったが、コスト削減で中止されてしまい、代わりに2番線が20m車3両編成2本の縦列留置に対応できるよう変更された。
伊勢崎市の中心街北端にあるが、接続駅ということもあって交通の中心となっている。


【停車駅一覧】

●:停車
|:通過
▲:一部停車
○:上り列車は乗車のみ、下り列車は降車のみ可能
=:運転なし















備考
TS01 浅草       東京メトロ銀座線都営地下鉄浅草線のりかえ
TS02 とうきょう
スカイツリー
     
TS03 押上   東京メトロ半蔵門線東急田園都市線と相互直通運転
京成電鉄押上線・都営地下鉄浅草線のりかえ
TS04 曳舟   東武亀戸線のりかえ
朝の上り特急、夕方以降の下り特急が停車
TS05 東向島  
TS06 鐘ヶ淵  
TS07 堀切  
TS08 牛田 京成電鉄本線(京成関屋駅)のりかえ
TS09 北千住 THライナーは運転停車のみ(乗降不可)
東京メトロ日比谷線と相互直通運転
東京メトロ千代田線、JR常磐線つくばエクスプレス線のりかえ
TS10 小菅
TS11 五反野
TS12 梅島
TS13 西新井 東武大師線のりかえ
TS14 竹ノ塚
TS15 谷塚
TS16 草加
TS17 獨協大学前
〈草加松原〉
TS18 新田
TS19 蒲生
TS20 新越谷 JR武蔵野線(南越谷駅)のりかえ
TS21 越谷
TS22 北越谷
TS23 大袋
TS24 せんげん台 特急はライナー系のみ停車
TS25 武里
TS26 一ノ割
TS27 春日部 東武野田線のりかえ
特急は日光線・野田線系統が停車
TS28 北春日部
TS29 姫宮
TS30 東動物公園 東武日光線のりかえ
特急は伊勢崎線系統のみ停車
TI01 和戸
TI02 鷲宮
TI03 久喜 JR宇都宮線のりかえ
TI04 花崎
TI05 加須      
TI06 南羽生      
TI07 羽生       秩父鉄道線のりかえ
TI08 川俣      
TI09 茂林寺前      
TI10 館林       2020年6月6日より系統分割駅化
伊勢崎方面・浅草方面へ行くには特急以外乗換が必要

東武小泉線・東武佐野線のりかえ
TI11 多々良      
TI12          
TI13 福居          
TI14 東武和泉          
TI15 足利市          
TI16 野州山辺          
TI17 韮川          
TI18 太田           東武桐生線・東武小泉線のりかえ
TI19 細谷          
TI20 木崎          
TI21 世良田          
TI22 境町          
TI23 剛志          
TI24 新伊勢崎          
TI25 伊勢崎           JR両毛線のりかえ

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最終更新:2024年04月07日 19:25
添付ファイル

*1 大師前駅は無人駅で自動改札機がなく、当駅構内通路に大師前駅用の自動改札機がある。逆に大師前駅から乗る場合はきっぷ無しorICカードを通さずに電車に乗り、西新井到着後に(きっぷ無しの場合は券売機できっぷ購入)自動改札機を通る形となっている。