登録日：2015/01/29 Thu 07:01:00
更新日：2022/05/11 Wed 23:24:40
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『
SHUFFLE! 』の登場人物の1人、当たり前だが攻略は出来ない。
デザインは
娘や妻の芙蓉紅葉と違い鈴平ひろ。
メインヒロインの一人である
楓の
父親にして、絶賛出張中の親バカ。
容姿は渋い親父で、楓は母親の紅葉似。ただし髪色は楓の髪色を渋くした色合い。
アニメは髪色含めて楓は紅葉似。鉢康より老けているようだ。
性格は陽気で豪快であり、物怖じしない。そしてもの凄い親バカ。
しかし甘い訳では無く、それが子供の成長に必要だと考えれば楓が多少傷つく事も覚悟で意見を言ったりもする。
仕事が非常に忙しいのだが、何しているのかは不明。一応、小説だと総合商社に勤めている。
子供が最優先の思考で楓と稟の為なら仕事を事前に休みを取り、必ず行事に参加する。
学生時代に写真部に所属し、光陽学園卒業式に最新式一眼レフカメラを持って来た。
その時の最新カメラで楓達を撮ると豪語している。
外の仕事は幹夫、家の仕事は楓と分けている。稟？ いや、彼は家事については戦力外なんで……。
楓が主に稟の世話をするようになったため、幹夫は二の次扱いになってしまった。
両親を失った
稟を引き取り、娘と共に立派な人物へと育て上げた一家の大黒柱。
ちなみに稟は親戚が引き取ると言って来たが、稟の強い希望で芙蓉家に来た。
稟の父親・土見鉢康とは学生時代からの同じ歳の友人で、
すれ違いで引っ越してしまいお互いの結婚式を境に10年は会っていなかったが、
子供達の授業参観で同じ街に住んでいた事を知り、再度交流を果たす。
結婚式で「もしバラバラになっても、また必ず会おう」と言う約束を鉢康としており、再会した時、約束を守れると大喜びしていたらしい。
この約束と言う言葉とエピソードは幼い稟に『約束』は大事な事と教えてくれた。
本編では長期間出張に出掛けており、稟に親公認だから頑張れと意味深な言葉と絶大な信頼を寄せているほど。
あまりに信頼しているため、稟は年頃の二人を一緒にするのは流石に自分を信頼し過ぎと思っている。
楓曰く周りの事に無頓着で、そんな中でも子供達を想っている頼りがいのある人らしい。
ちなみに光陽学園卒業式の日に楓や
桜が男子に人気という事知ったため、どうやら
親衛隊とかは知らないようだ。
まぁ稟が幼い頃から楓の将来の相手と決めていたので、楓の学校での人気とかは気にしてなかったのかもしれない。
この卒業式の日に時雨家にお邪魔して、
時雨亜麻とも親バカ同士仲良くなった。
その時、
亜沙が良い人が見つからないと言ったため、自分の幼な妻に誘ったが楓に晩御飯のお替わり禁止と怒られてしまう。
本編では容姿も名前も出て来ず、名前が設定集で登場した。
その後アニメで登場したが髪色は現在とは違う。
漫画版はアニメとデザインが一緒。
その後発売した『Really? Really!』で容姿と性格が判明した。
▼以下ネタバレ
紅葉はその日、土見夫妻と旅行に行く約束であり、
紅葉は準備等で若干遅れそうになったものの、幹夫は子供達と共に紅葉が運転する車を見送った。
しかし前日に稟のその我慢強さが原因で、雨が降るまでブランコで遊んでいたため楓が風邪気味だったこともあって、熱を出してしまう。
稟は自分を責めるが幹夫はそれを慰め、紅葉にとりあえず楓の件を連絡する。
――しかし父親として当たり前な判断が不味かった、心配した紅葉は土見夫妻から許可をもらい引き返した。
しかし途中で交通事故を起こしてしまい帰らぬ人に。
楓は一度ショックで気を失ったが、この時はなんとか目覚めた。
その後、葬式の日に幹夫は知らなければいけない事だからと、楓も受け入れるしかないと紅葉の死を再度告げる。
しかし、楓は耐えることが出来ず、母親の死というショックで楓は生きる気力を失い植物人間に近い状態になった。
親友夫妻に妻を失い、娘も失いかけた幹夫は取り乱し、自分には何も出来ず医者に縋り付くしか出来なった。
その後突然復活した楓に桜と稟と共に喜ぶが、楓が稟に笑顔を向けていない事には気付けなかった。
本人が言うには、稟のした事にはすぐには気付く事が出来なかったらしい。
気付いた時期は不明。楓の攻撃から稟を庇っていたらしいが、幼い楓が稟を階段から突き落とした際には、何が起きたか分からず慌てて駆け寄っているし、
その後稟が雨の中家から閉め出され、縁公園で楓に「死ねばいいのに」と言われ、
楓に完全に嫌われたショックで稟が気を失った話以降、楓は攻撃することを止めたので、階段の件から公園の間で知ったと思われる。
その後幼い稟と話し合い、父親として何も出来なかった事もあってか稟の我儘に付き合う事にする。
楓に真実を告げることが出来ず、二人の関係を何年も見守る事しか出来なくて幹夫は心を誰よりも痛めていた。
二人の関係と学校での楓の話は主に稟が話しているが、我慢強い稟は自分の事をあまり話そうとはしない。
幹夫に出来た事は、楓が料理を作ってくれないので稟にコンビニ代を渡していた事ぐらいだろう。
しかし二人が断絶してから何年か過ぎ光陽学園の二年の際、二人が成長し真実を受け入れる事が出来るだろうと考え、
稟だけが犠牲になる事は無く、自分や楓も犠牲になる事も必要だと、真実を告げるべきだろうと相談する。
その後二人が和解した後から、悩む父親から断絶前の親バカの幹夫へと戻って行った。
この過去は幹夫たちの他には、全てが終わった後教えてもらった桜の4人しか知らない。
■アニメ
おそらく知名度が一番高く、そして影が薄い幹夫。
こちらの過去を原作が取り入れたのか、上記と同じ葬式の最中で楓が倒れる。
こちらは学校で稟は孤立しないものの、自宅で楓が長年攻撃しているのだが気付いている描写は特にない。
少なくとも事故後しばらくの間は、楓は幹夫の前では稟と仲良くしているようにふるまっていたので、気付きようが無かっただろう。
もしかしたら稟に口止めされているのかもしれないが、それも分からない。
というか一瞬の出番だった。
■漫画
楓編のラストに登場。
神王・魔王と意気投合した。
稟に感謝の言葉を贈り、また仕事に戻って行った。
プリムラとのツーショットを撮りたかったが、当のプリムラは稟と楓と撮りたかったため『後で（意訳）』と拒否った。合掌……。
その後、彼がプリムラとのツーショットを撮れたかはどうかは定かではない……。
撮れなかった方が面白いが、果たして……。
■楓編
小形聖史氏によるキャラクターノベルにおける幹夫。
上記達とは違う流れで楓が倒れる。風邪になった理由も当然違う。
稟を引き取る際に「稟がお母さんを殺したんだから引き取るな」と言う楓にビンタし、事故の真実を伝えたが、楓にその言葉は届かなかった。
その後稟に口止めされた様で稟と共に楓も見守る事に。楓の攻撃が激しい時はそれを止めていたようだ。
こちらの楓は稟の食事を一応作っている。
楓が中学二年になった頃、稟に相談する事も無く楓に真実を告げてしまう。
こちらではこの過去は稟と楓と幹夫と
亜沙が知っている。
■Really? Really! 恋のジグソーパズル
こちらも小説版。著者は無印版小説の作者である小形聖史氏。
『Really? Really!』の過去が小説とアニメを足して割った感じなので、本作はそれをさらにアレンジしている。
幹夫の行動は『Really? Really!』とほとんど変わらないのだが、
稟が『嘘』告げた直後に出会っており、稟のした事の重大さに我を忘れてビンタをした。
しかし稟は臆せず、その場で幹夫に真実を隠し通すと約束させる。
そのため上記の小説とは違い、幹夫は退院直後の楓に真実を告げる事は無く、楓は少しずつ真実へと近づいて行く。
上記の小説とは繋がらず設定も違うため、亜沙はこの過去を知らない。
楓や稟の過去が
裏設定だったためメディアごとに大きく変わる。そのため幹夫の行動も変わっている。
基本的に幹夫と言ったら原作である『Really? Really!』か、知名度の高いアニメでの幹夫を指す。
小説版と言うと無印の事かリアリアの小説か区別がつきにくく、一括りにしたくても互いの設定が結構違うためそれも出来ない。
媒体事に行動がかなり変わるが、親バカという事は共通している。
名前の由来は「木の幹」から。
追記・修正お願いします。
最終更新：2022年05月11日 23:24
