ジェネレーションギャップ

登録日:2015/01/22 Thu 13:46:47
更新日:2023/12/03 Sun 12:49:39
所要時間:約 3 分で読めます



光彦「ゲンタ君、通販でカードが売ってますよ」
元太「おう、見てみるか」

光彦「あれ、グラントシロカブトの超必殺わざが「トルネードスロー」になってますよ」
元太「誤表記か?これが誤表記でなかったらカブトムシと超必殺わざが同じになるぞ」
歩美「それにこのわざカードって何だろう?」

コナン「俺が萎えるわ(´・ω・`)」

(某コピペより一部抜粋の上リンク追加/なおコピペ中の流行も既に古い模様)




ジェネレーションギャップ(カルチャーギャップ)とは、生まれ育った世代ごとに生じるズレのこと。
一般的に昔の世代が今の世代に感じるズレの方を指す。
アニヲタ的に例えると「今の小学生はあの有名アニメを知らないの!?」とか「あ、その声優で連想するキャラそっち?」みたいな感じ。

物事の流行や科学技術の発展等は概ね数年単位で変化するのが常であり、当然その中で何が常識とされるかは世代ごとにズレていく。
大概の人間は自分の若い(幼い)頃を基準にその辺を捉えがちなため、いざ年食ってから現在進行形で若い世代と接する時に上記のような事態に陥る。
まさにジェネレーションギャップを感じたことそのものが人生を重ねた勲章と言えるかもしれない。
これを極端に表現したのが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの主人公が過去に行くタイムスリップものだろう。

……逆に「え、先輩は○○知らないんですか!?」みたいに感じる若い世代側のズレもジェネレーションギャップといえよう。あとは昔の漫画を読んで「これどういう意味?」とか。
こちらに近い感じとして、「今の○○ってこんな感じなの!?」のように過去にやっていたが、今は離れてしまったコンテンツの変化に驚くのもジェネレーションギャップの1種だろう。


近年はインターネットの発達により多少自分が生まれる前の世相を知りやすくなったが、興味がなけりゃ調べようもないのは明白。
結局今日もどこかで新たなジェネレーションギャップが誕生するのである。

◆主なジェネレーションギャップ
  • アイドルなどの芸能人
特に分かりやすい例の一つ。
今時は移り変わりが激しく、2・3年程度でめっきり見なくなる人も。
時代の流れで本業や演じる役柄の傾向が変わった人(例:水谷豊など)の場合、そっちでズレが発生することがある。

あまりに発展スピードが速いため若い世代同士ですらズレが発生する。
ポケモンシリーズなど長期にわたって展開された作品はそれらを公式でネタにすることも。
携帯電話が明らかに電話以外の機能の方をよく使うミニパソコン化するなんて誰が予想できただろうか。

あまりの速さと世代間ギャップが激しい事柄という合わせ技で、時にはあとから語られた時事的な出来事と当時普及していたツールに若干ズレが発生するケースも多々ある。
ジェネレーションギャップとは少し異なるが、東日本大震災当時のLINEのやり取りなる確実なデマ(LINEは2011年6月、震災後に出た)が、そうだと知らない人々により悪意なく広まった時期がある。

  • 流行語
流行語大賞とった次の年が終わる頃には大体忘れられるため殆ど若い世代に広めようがない。
近年はそもそも娯楽の選択肢が増えたため「流行語」という概念自体が広まりづらくなっているようだが。

  • テレビ番組
これも定番……かと思いきや再放送なんかでそうでもなかったりする。とはいえ興味なけりゃ知りようがないのは同じ。
子供向け番組はある程度以上成長してから親になるくらいの歳まで縁がなくなった結果「こいつら誰だ」状態になったり。
アニヲタ的には女児向けアニメの花形が美少女戦士セーラームーンおジャ魔女どれみプリキュア、アイカツ!に変遷したことも見逃せない。
モンスターアニメではポケットモンスター遊戯王妖怪ウォッチ以外にも多数埋もれている作品があるのを知っているだろうか?

  • ファッション
小中学生諸君、かつて制服を超ロングスカートにするのが流行最先端だったりギャル達がこぞって日焼けサロンに通った時代があったんだ!
体操着のブルマも忘れてはならない。
あれ別に当時の女子がパンツ丸出しの露出狂ってわけじゃないから。

  • 言葉
流行語と似てるが若干違う。
放送倫理に関する規定などが変わったことによりそれまで使われた言葉が後の若い世代に伝わりづらくなった例。
例えば保父、保母→(男女関係なく)保育士など。
そこまで重い理由でなくともマスコミが新しい言葉を流行らせた結果変化するケースも。

  • 価値観
社会が変わればそれを取り巻くあれやこれやも変わっていく。
例えば2020年代だと30歳以上で結婚・初産する人は全く珍しくないが、1980年代頃は特に女性が20代前半のうちから結婚を焦ることが当たり前だった(クリスマスケーキ=26を過ぎたら見向きもされなくなるというやつ)。
様々な要因が考えられるが、バブル崩壊による不景気や多様性を認める社会的風潮で結婚に対する評価が変化したのが大きいだろう。


もっとも、これらのギャップは(主に芸能人やゲーム等サブカルチャー関連で)単純に興味が無くて知らない、という事もあるため、「昔流行った○○を知らないなんて、この人は絶対年下だ!」というように決めつけるのは控えよう。実際、このWikiを見てる人の中には、例えばスポーツ選手やアパレルの最新の話題に詳しくない、という人も少なくないだろう。

また、逆に「今に始まった事じゃないだろう」という指摘をされるようなケースもある。実際に「新甲虫王者ムシキング(2015年)」の記事でも「わざカード廃止・超必殺わざ変更」を新要素と思っている人もいるようだが、実際には前者はアダー完結編(2008年)、後者は2005ファーストプラスから行われている。



追記・修正はジェネレーションギャップを感じながらお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ジェネレーションギャップ
  • 世代
  • ズレ
  • あるあるネタ
  • 埋められない溝
  • 越えられない壁
  • 流行
  • 今時の若いもんは
  • 年齢差

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月03日 12:49