キュベレイパピヨン

登録日:2015/01/20 Tue 21:21:53
更新日:2024/01/23 Tue 06:11:59
所要時間:約 3 分で読めます






行くわよレイジ!

本気でバトルをやる私がどれだけ強いか……見せてあげる!



ガンダムビルドファイターズ』の登場機体。
機体デザインはザクアメイジングと同じく寺岡賢司が担当している。


基本データ

キュベレイパピヨン
QUBELEY PAPILLON

型式番号:NMX-004
全高:18.9m (データ上の数値)
重量:40.1t(データ上の数値)
ビルダー:チームネメシス
ファイター:アイラ・ユルキアイネン

  • 武装
ランスビット×1
ビームガン/ビームサーベル×2
ファンネル
クリアファンネル


機体概要

プライベートガンプラチーム【ネメシス】が来たる世界大会に向けて開発したガンプラ。改造のベース機はキュベレイ
パピヨンはフランス語で「蝶々」を意味するのだがネメシスが活動しているフィンランドで使用されるのはフィンランド語及びスウェーデン語である。一体どういう事なの……。

アイラが操従する事を前提に制作されたため、他のファイターが操作しても十分な能力を発揮する事ができない。

基本的なデザインラインは改造前と変わらないが細かい部分で手が加えられており、鎧を着た騎士のような形状となっている。
また肩部後方のアーマーが垂れた状態になっており、そのシルエットは名前の通り蝶の物。

登場当初は影に隠れていたため、顔の形状やカメラアイの色は分からなかったがストーリーの進行と共にメインカメラは緑色のツインアイに変更され、フェイス部には格子状のモールドが入っている事が分かった。
原型機の女性的なフォルムに比べると顔付きは男性的。

本機は遠隔誘導兵器の操作に特化しており、その積載量は原型機以上となっている。
ガンプラバトルでは普通の人間でもオールレンジ攻撃が可能であるため、アニメシリーズと違い特別な攻撃ではないが、本機の攻撃は見えない

機体周囲に微細な粒子が光っているような描写はあるものの、まず見えない。その得たいの知れない攻撃に視聴者と世界大会の猛者たちが騒然となった。
一時期、この攻撃の真実を巡り「ギラーガレギルスの胞子ビットを更に小さくした物である」「プラフスキー粒子その物で敵を攻撃している」「人に視認できない速度で動いてる」など様々な推論が建てられた。

こうした特殊兵装を利用している優位性と一等高い技量故に、劇中では終始、突っ立ったままの状態で相手を圧倒している。余りにも強すぎたため、強豪であるはずの世界大会出場者ですら束になっても敵わなかった
リカルド・フェリーニレイジはこの攻撃を打破しているが、この時のアイラはコンディションが万全でなかったため完全な状態だったらどうなっていたかは分からない。

その無敵っぷりから登場間もなく不動明王の異名が視聴者から付けられている。

ファンネルを操ってるだけでも厄介だが、この機体の真価は「アイラの能力によって相手の動きを先取りした近接戦闘」にある。
つまりファンネルは小手調べにすぎないのだ。やだ、恐い……。

エンボディの出力を上げた際には装甲部のオレンジのラインが光り、NT-Dやバーサーカーシステムのように基本性能とアイラの先読み能力が超強化され手が付けられなくなる。
その強さはまさに最強のガンプラとも呼べるほど。

世界大会において負けなしの不敗神話を築きあげてきたが準決勝においてスタービルドストライクがアイラの能力でも把握しきれない力を発揮した事から敗北。
アイラがネメシスのコントロールを外れた事から本機は使い手を失い、ストーリーからフェードアウトした。


武装

  • ランスビット
本機の主武装である双頭型突撃。ビームライフルの機能も備えている。

その名の通りビットとして無線コントロールも可能。

  • ビームガン/ビームサーベル
原型機にもあった手首の武装。

アイラに機体の知識が無いためか、使用機会が無かった。

  • ファンネル
テールスタビライザーに搭載されたオリジナルのキュベレイの物と同じ武装。
搭載数は少なくとも40基まで増加している。

  • クリアファンネル
肩部アーマーに搭載された武装。本機の名を知らしめた「見えない攻撃」の正体である透明な攻撃端末である。

歴代ガンダムでは、推進剤の熱源や機能的制約等故に、ファンネルを透明化させられないかもしくは意味が無く、オールレンジ攻撃は必ず視認可能なものだった。
しかし、クリアパーツ等を材料にすればこうした兵器も製作可能で尚且つ有用な辺りが、ガンプラバトルの特徴の一つと言えるだろう。

通常のファンネルと同様にビームを射出することも出来、主にミサイル迎撃等はビームで行う。
が、ビームを多用するとファンネルの位置が特定出来てしまうからか、アイラはそのままファンネルをミサイルのように突撃させて仕留める「見えない攻撃」として利用していた。
他作品で言うとΞガンダムのファンネルミサイルやファングに近い運用のようだ。

世界大会が始まってしばらくは正体不明の攻撃として他の選手を翻弄したが世界トップクラスのファイター達には徐々に対抗策を練る者も現れ、準々決勝においては全基破壊されるという事態に陥った。

余談

その騎士のような姿で突撃槍を構えた事から過去に大張正己がオープニング原画を担当した宇宙の騎士 テッカマンブレードを連想する視聴者が多かった。

それに対し大張は「むしろオーガンの方が近いのではないか」とコメントしている。

ガンプラ

HGガンプラで発売されている。
素体となったキュベレイがHGUCシリーズの中でも最初期の品であるため、他のビルドファイターズ名義の物と比較するとどうしても稼働範囲やプロポーションが厳しい。

また機体サイズが大きい事から値段が少々高く、使用したキャラが女性であり、ベアッガイⅢのようなプレイバリューに恵まれなかった事から在庫の捌け具合は芳しくない模様。


ルーカス君がこのガンプラ使ったら追記・修正して下さい(投げ槍)

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最終更新:2024年01月23日 06:11