登録日：2015/01/17 (土) 17:32:26
更新日：2023/10/28 Sat 00:00:56
所要時間：約 5 分で読めます
◇プロフィール
CV：内田愛美
身長：152cm
血液型：AB
誕生日：10月27日
星座：さそり座
出身地：
東京都(荒川)
平均睡眠時間：7時間
好きな食べ物：白子
嫌いな食べ物：カニ(面倒なので)
趣味：読書
一人称：ぼく
胸のサイズ：A
◇概要
パステルブルーのツインテールにジャンパースカート。丁寧語で話す
ぼくっ娘。胸のサイズはAカップでまったいら、
まったいらである。(ラフ画でもわざわざ強調されている)
小柄なため小学生に間違われがち。いつもピンクのクマのぬいぐるみを大事そうに抱えている。
黒組開講初日の放課後に生田目千足と共に転入してきた。
ミョウジョウ学園に向かう途中で道に迷っていた所を千足に助けられ、以降千足を慕い常に行動を共にするようになる。クラスも寮も同部屋で非常に喜んでいる。
出会って数日、数時間も経っていないうちから手を繋いで歩いていたりと(千足曰く方向音痴の桐ヶ谷が迷わないため)やりたい放題である。原作の高河ゆん曰く「お互いがお互いの好みのタイプ」だとか。
千足は彼女相手に保護者のように接しているが、柩はそれ以上の感情が千足にあるようで……？
学園祭の舞台劇『ロミオとジュリエット』ではジュリエット役を演じることになる。千足はロミオ役だが、柩曰く「本当は千足さんはジュリエットの方が似合っている」とのこと。
また、千足の目的が師匠の娘の仇討ちだと聞いた時は、「お手伝いします」と言っている。
以下、ネタバレ注意
よりによって……あなた達に見られるなんて
ツイてないですね
◇柩の正体
その正体は毒物を専門とする暗殺組織「ダチュラ」のエースである「エンゼルトランペット」。
人を殺めることに罪悪感は全くなく、自身の好奇心を満たすためならどのような任務にも躊躇しない。千足が「エンゼルトランペット」を追う原因となった弁護士の殺害もその一環だった。
熊のぬいぐるみの中にはニードルガンが仕込まれており、その他にも様々な毒を用いて暗殺を行う。
これまでにも相当な人数を殺しているようで、黒組の中ではシリアルキラーの
武智乙哉と匹敵する危険人物。
走り鳰からは実力者として黒組の勝利候補最有力とみなされている。
自分のことをよく理解して振る舞い、他人のことなどなんとも思っていない冷酷無比な性格だが、千足に対する思いだけは本物。
ガイドブックによると、「ウソをついていたんじゃなく、聞かれないから言わなかった」ズルい系。部屋割りを「ホントは部屋分けをすると鳰と同じところだ」と言われていた。
◇作中での活動
アニメ6話
「綺麗な花には□□がある」において、千足から「エンゼルトランペット」を仇として追っている事を知った事で、晴の暗殺を決意。舞台劇の小道具に毒を仕込む罠を仕掛けようとするが、その途中で同じく暗殺のため行動していた
剣持しえなと控室で遭遇。自身の計画の邪魔になったため毒針銃でしえなを昏倒させる。
だがその時の物音で駆け付けた
東兎角と晴に現場を発見されてしまい、正体が割れる。全く動じない態度で
晴に直接暗殺予告票を渡してその場を去った。
そして舞台の本番、誤解の末に兎角に決闘を仕掛けた千足の前に現れ、自身が「エンゼルトランペット」である事を告白する。
ラストに差し掛かった舞台の上で、使命と柩への愛から仇討ちを躊躇う千足の手を取って、自らの胸を短刀で貫かせて最期の微笑みを見せながら力尽きた。
柩の本当の願いは「学園を出て千足と共にいること」、千足に会ったことで感化された柩は、全てが終われば暗殺者をやめて千足と共に過ごすつもりだったのだろうか。
その願いを鳰から告げられ、悲しんだ千足は柩の持っていた毒物をあおり、柩の後を追い倒れる。
迫真の芝居だと勘違いし歓声に沸く客席。幕の降りた舞台の上で柩から流れ出る血がまるで薔薇の花のように咲くのだった。
なお、表向きは千足と同時に転校したという事になっている。机には白い薔薇が飾られており、意味は「無邪気」。
◇作中での活動（漫画版）
嫌だ、剣持さん
千足さんに憧れるなんて許さないから
アニメでは潔い身の引き方もあり、あまり「残酷な殺人者」といった設定上のイメージにはならなかった柩だが、漫画版ではその本性について大いに掘り下げられている。
しえなを襲撃するシーンでは、いじめられっ子の互助グループ「集団下校」に属していた彼女に対して「レベルも規模も違うからダチュラなんて知らないですよね」「弱いものは集まっても弱い」と徹底的に蔑んでいる。
だが、しえなに自分や柩と全く違う、陽の世界にいる千足という人間を騙していることを指摘されると、「だましてなんてないですよ？」と
と言い放ち、アニメと同じくニードルガンで毒を撃ちこみ退場させた。
しえなを攻撃した理由がアニメとは違い、
「しえなが千足に思わず見惚れるような表情を見せたから」になっているなど、歪んだ性格や千足への独占的な愛情が描かれている。
本人も
「毒虫みたいなぼく」と言っており、自覚はある。
また、千足の性格に関しては
「可愛いですよね、純粋すぎて目が曇ってるのかな？」と
首藤涼に話しかけていた。
もっともドラマCDでは、千足は柩が何かを抱えていることには気づいており（それが善なのか悪なのかはわかっていない）、その上で柩の身を案じていたことが逆に柩を傷つけている、といった場面が描かれていた。
また、漫画版ではタイミングは不明だが千足は柩の荷物から凶器を見つけており、事前にエンゼルトランペットの正体に気がついていた。
柩の当初の願いはしえな同様「組織が決める」との事。柩が所属する「ダチュラ」は毒物を扱う暗殺者が集まっているが、ガイドブックによると彼女はそこのエースらしい。
詳細な規模は不明だが、少なくとも理事長の百合目一や鳰が（ダチュラと比較すれば）「集団下校はかわいいサークルのようなもの」と評するほどの規模はあるらしい。
ちなみに柩のコードネームである「エンゼルトランペット」の花言葉は愛嬌、偽りの魅力、変装。所属する組織の「ダチュラ」はエンゼルトランペットを指すキダチチョウセンアサガオ属の近縁であるチョウセンアサガオ属の学名にあたる。
いずれにせよ、しえな襲撃を切っ掛けに兎角・晴に犯行現場を見られてしまう。この際千足に比較的肩入れしていた兎角からは「さすが生田目の敵はえげつないな！」と罵られている。
演劇が始まる直前、柩は千足に対しエンゼルトランペットについて「きっとろくでもない人間なんですよ、殺しましょう」と言い、口づけをする。
その後、柩の正体を確信し、エンゼルトランペットへの許しがたい感情を隠せない千足に責められるものの、「ごめんなさい」「千足さんの友達と知っていたのなら殺していなかった」、など心の篭ってないような謝罪を繰り返すのみ。
更に柩は、千足に「Justice」と刻まれた本物のナイフと、「Love」と刻まれた偽物のナイフを渡し、仇討ちの判断を委ねる。
その際に晴に「ぼくは好きな人を操作なんてしたりしない、千足さんに従うよ」と、そのプライマー能力に気づいているかのような発言をして、舞台に上がる。
そして、迷いながらも「正義」を選択した千足に胸を貫かれた柩は。
というド級の迷言を残し、それでも満足そうに倒れるのだった。
舞台の開催の少し前、涼と交わした会話の中で、柩は本来学校ではカーストの低い人間であり、黒組がなければ千足のような多くの人間に慕われる人に近づく機会など無かったと言っている。
その上で、「もしかして、出会わないほうがよかった？」とも。
ガイドブックによると柩は「好きな人の前では相手の望む自分でいようとする」性格とのこと。
もしかするとそれは無害な子供を演じていたことだけでなく、正体が割れてから千足に対しての自分の毒虫のような本性を包み隠さない発言も、千足が仇討ちに迷わないようわざと悪辣に振舞っていたのかもしれない……
◇ED曲「Poison Me」
アニメ第6話ED曲。
6話で共に倒れた千足とのデュエット曲。しえなちゃん……
悲劇的な結末を辿った2人の曲らしく、「一目見たあの時から狂い始めてしまった」「繋いだ手が冷たくなる」「そんな世界サヨナラして地獄に落ちよう」など、真逆の性質を持つ二人が出会ってしまい、心中に至るまでを暗示するワードが盛り込まれている。
劇中劇『ロミオとジュリエット』を象った映像も合わせて切ない仕上がりとなっている。
死んでませんでした。
アニメ最終回で千足含めての生存が判明。毒の後遺症でまだ入院中の千足の看病をしている。
どう見ても致死量レベルの血を流していたのにどうやって助かったの柩ちゃん。肋骨に
チタンでも入ってたのか。
柩は憑き物が落ちたようになっていたが、千足はやはり様々な葛藤を整理できていないのか、退院が近くなっても柩の言葉に素っ気ない反応をしていたようだった。
それでも以前のように千足は柩の手を握り、柩は涙ぐむのだった。
追記・修正は千足さんに色目を使わない人にお願いします
- 千足さんからすればこの子にはいろんな意味で人生翻弄されっぱなしだね・・・たぶんこれからも -- 名無しさん (2015-01-17 18:20:49)
- 千足がらみがなければ、トップレベルの敵だったな -- 名無しさん (2015-01-17 22:16:53)
- 漫画版は涼との絡みがいい味出してたと思う -- 名無しさん (2015-01-17 23:52:52)
- 漫画版は心理面が掘り下げられたことでよりドス黒さも増してる印象。 -- 名無しさん (2022-06-18 11:57:03)
最終更新：2023年10月28日 00:00
