復讐者ヴィンセント

登録日:2015/01/02 Fri 13:50:09
更新日:2023/09/27 Wed 17:10:40
所要時間:約 6 分で読めます







『全ての吸血鬼を滅ぼすまで俺の復讐は終わらない……』




ビンビンおじさん 復讐者ヴィンセントとは、DMMのブラウザゲー『千年戦争アイギス』のユニットである。



性別:男性
レアリティ:ゴールド
クラス:ヴァンパイアハンター→CC:ヴァンパイアキラー→覚醒:アンデッドキラー→第二覚醒:ジャッジメント


連続攻撃を使用する遠距離職業ヴァンパイアハンターのひとり。ドゥエドゥエ言いながら変態的な移動をしたりはしないので安心しよう
弱点である射程もスキルが「射程強化」のため補う事が出来る。
さらに覚醒後は20%の確率で攻撃後の硬直なしで次の攻撃を出すアビリティ「追撃」を覚えその性能に更に磨きがかかる。

ただそんなまともな性能も印象も全部吹き飛ばすのがスキル覚醒「最後の切り札」。まさかのダイナマイトを用いた自爆攻撃。
性能も豪快そのもので発動時のHP9割と引き替えに周囲の敵をまとめて爆破、あろうことか防御力も魔法耐性も無視したトンデモ爆弾となっている。
威力は現在攻撃力の7倍。あの手この手で攻撃力を盛ると脅威の単発威力10,000を超えてくる。ヴァンパイア相手なら更に2倍。ヴィンセントもよく生きてたなお前
明らかに他のヴァンパイアハンターにはできない芸当であるため上手い事使えば難所も吹き飛ばしてくれるかもしれない。ネックは配置してからドカンといくまで60秒かかることか。ちなみに使用後90秒経つともう一回自爆できる。



戦闘能力もさることながらこのキャラクターの魅力はそのバックストーリーにもあると言える。


もともと医師であったヴィンセントであるが、留守にしていた自宅がヴァンパイアの襲撃を受け妻と娘が同時に吸血症に感染する。
必死の治療もむなしく、最終的にヴァンパイアと化した最愛の妻と、大切な娘を自ら手にかける。

こういった事情の為にヴァンパイアに対する執念は並々ならぬものがあり、交流での台詞にもそれが現れている。
また以前に行われたイベント(後に復刻)「吸血鬼の花嫁」では単身突撃をかまそうとする程であった。


なお、覚醒後の背景にある大きな墓は家族のもの。巨大な銀の十字が念入りに刺さっている。
またあのような悲劇が起きないよう……


そんな復讐に囚われていた彼も、王子の仲間となって交流する内にその心は癒されつつあるのであった。
復讐だけの人生だった彼の行く先に幸あらんことを。





『家族を救えなかったこの俺が、王子と手を組んで
 世界を救う手伝いをしてるってんだから、世の中わからないものだな』









クスクス……。こんな夜に一人でブツブツと、何言ってるの?
























『お前は俺の娘の……。いや、娘はあの時確かに俺がこの手で……っ』



ところが2014年年末から正月にかけて行われたイベント「ゴールドラッシュ」の「復讐者の記憶」で事件は起こった。
ヴィンセントが主役であるこのミッションにてやっと心が休まると思われていた彼の前に現れたのは、
なんと 彼の娘そっくりのヴァンパイアロードの少女だったのである。

前述した通り、そして彼も言っている通り娘はヴィンセントが己の手にかけており、銀十字の下に埋葬されたはず。
結局彼女の正体はわからず、今回はあいさつに来ただけと、ヴィンセント(とプレイヤー)を煽るだけ煽って帰っていった。

ちなみにこのマップではヴィンセントが初期配置で存在するが、ほぼすべての敵に攻撃を弾かれキンキン鳴らし続けることからキンキンおじさんという不名誉なあだ名が付くことになった。
ついでに遠距離マスの味方も攻撃するヴァンパイアロードの少女の攻撃ルートに、ヴィンセントは見事に入っていないという不遇っぷりを見せた。









『エデン。お前は隠れていろ。俺も意思を示す……!』



そして4ヶ月後の2015年3月末に行われたイベント「吸血鬼の逆襲」で再びヴァンパイアロードの少女エデンが登場
新旧のヴァンパイアハンター5人全員が登場する最後のミッション「吸血鬼狩人」ではエデンを守るため上記の台詞と共に唯一味方で登場
前回と同じステータスだが、今回は本陣の最後の砦として大活躍する。途中で登場する黒鎧さえいなければ本陣はすべてヴィンセントで守りきれるほどである。
ヴィンセントの活躍もあって、イベント前半のミッション「神殿強襲」の方が難しい(そして恐ろしく面倒くさい)。

イベントで語られたエデンの生い立ちから、エデンは恐らくヴィンセントの娘であると思われるものの明言はされず、ヴィンセントも記憶を失っているエデンを追求することはなかった。
最終的にヴァンパイアロードであるエデンが自我を失い人を襲い始めたら、ヴィンセントが手に掛けるということで落ち着きイベントは終了する。

「吸血鬼の逆襲」の目玉はイベント報酬ユニットのエデンと、ガチャに追加されたレアリティブラックであるヴァンパイアハンターのスーで、二人共イベントに顔を出していたが、ぶっちゃけヴィンセントが一番目立っていた。

多くのプレイヤーの予想通り、エデンが味方になったことで一部の王子からはお義父さんと呼ばれ始めている
(ちなみに父娘での味方ユニットはアイギス初である。父娘(ただし父親が敵で養父)や母娘は既に存在している)


のちに吸血姫エストリエが登場した「吸血姫と砕かれし魔剣」では、エデンの友達という理由で吸血鬼である彼女に協力をしている。
普段からは考え難いその態度について他のヴァンパイアハンターたちが「エデンの友達だから」と聞いて納得する程度には、
エデンとヴィンセントの関係は周知のものになっている様子。
同イベントでは完全に娘とその友達のために尽くす父親の姿となっていた。




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最終更新:2023年09月27日 17:10