バカッター

登録日:2014/12/29 Mon 13:38:43
更新日:2024/05/06 Mon 17:21:01
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バカッターとは、情報サービス「Twitter」(現”X”)に存在する一部のユーザーに対する呼称及びネットスラングである。

「バカ」と「ツイッター」を掛け合わせた造語であり、文字通り「お バカ なツイ ッター ユーザー」という意味合い。
主に公共の場で迷惑(犯罪)行為を働きその様子をTwitterにアップする、非常識なツイートを繰り返して炎上する…等のケースがある。

▽目次

【概要】

Twitterとは2006年頃から開始された短文投稿SNSで、アメリカのTwitter社が運用*1しているサービス。
パソコン、携帯、スマホから、最大140文字で手軽に近況を投稿することができ、2008年から日本でもサービスが開始され、利用者は一気に膨れ上がった。
ただのコミュニケーションツールに留まらず、有名人による情報発信にも利用されており、21世紀を代表する情報サービスといえる。

しかし、誰でも簡単に登録が出来て手軽に利用できるという点から、中にはモラルの低いユーザーによるツイートも多い。
彼らは公共の場において迷惑行為を行い、それをあろうことか撮影してツイッターにアップするようになったのである。
そんな「バカなツイートをする者」を総称して「バカッター」と呼ぶようになり、2010年頃からこの名称は普及してきた。

当初はツイートしたユーザーそのものを「バカッター」と呼んでいたが、2013年に爆発的に発生した「バカッター」の中には、
友人知人が行っている迷惑行為を撮影したものや、迷惑行為をしている人々を撮影した通行人なども存在するため、
徐々に「バカッター」と呼ばれる対象は投稿内容ないし被写体へと移行していった。

特に2013年の夏頃から大量に発生した「バカッター」は社会問題にもなり、若者を中心とするTwitter利用者のモラルを問い直すこととなった。
2014年初頭に向けて徐々に沈静化していっており、以降はなりを潜めるようになったが、それでも完全になくなったわけではなく定期的に盛り返しが起こっており、
同じSNSであるInstgramの「ストーリー」機能や、TikTok、そしてこれらのSNSなどより早く誕生しているが、
アフェリエイト機能を用いて収益を得ることによって生計を立てる「YouTuber」が大きく注目されるようになったYouTubeでもバカッターと同様の事件、騒動が相次いでいる。
これらに対して特定の呼称が用いられる事は少ないが*2この場では同じく「バカッター事件」としてまとめる。
蔑称ではあるが、問題提起も兼ねてか2013年の流行語大賞にノミネートされた。


【何故バカッターが生まれるのか】

手軽に情報を投稿できるというサービスの性質上、社会経験に乏しく精神的にまだ幼い10代の若者でも簡単に自分の思想を投稿できたりする。
そして、10代中盤~20代前半の若者の多くは自己顕示欲が強く、自分たちの行いを周囲に誇示したがる傾向にある。
それがボランティアなどの善行や自分の才能や努力の賜物といったポジティブなものなら大いに歓迎されるべきなのだが、中には危険・迷惑行為や違法行為といったアウトローなものに「世間が用意したレールに依存せず我が道を征く姿がカッコイイ!」などと変な憧れを抱き、それを後追いするかの如く炎上行為を行う輩もまたいるのだ。
要は未成年の喫煙や飲酒、不良の根性焼きも似たようなものであるといえる。

また、犯罪とまではいかなくても不謹慎な発言で炎上するケースなどは、単なるギャグや悪戯のつもりでやっている者も多いと思われる。

しかし覚えておいていただきたいのは、Twitterは全世界の利用者が情報を共有できるという点にある。
だが近年はスマホなどモバイルでの利用が多いため、LINEのタイムラインのように*3「仲間内しか見ないツール」と勘違いしている者も多く、
世界の誰でも見られる状態になっていることの自覚が乏しく、検索やリツイート(リポスト)で無関係の人に掘り出されてしまう危険性を考えていないことが多い。

非公開アカウント(鍵垢)にすればリツイートはされなくなるが、だからと言って自由な投稿が許されるわけでない*4
スクリーンショットや画面録画という手段を使われて「俺がフォローしてる奴がこんなことしていた」と晒される危険性が極めて高い
仲間内で自分たちの武勇伝を自慢するつもりが、全世界に向けて醜態を晒しているだけでなく、個人情報をダダ漏れさせているにも等しい。
実際、2021年には非公開アカウントが発端のバイトテロが起こっている。

「バカッター」は大半が上述の若者であるが、中にはいい歳をした中高年、果てには政治家、学者、芸能人、実業家といった社会的な地位がある人物が失言をして炎上することも多々ある。
こちらは、常識とズレた発言や専門外の間違った知識をひけらかして炎上するケースが多いが、若者同様に自己顕示欲を満たそうとして炎上するケースもある。
つまり、どんな人物であっても「バカッター」を投稿してしまう危険性があるのだ。


【バカッターの影響】

バカッターが投稿されると、不特定多数の目に触れ次第炎上が始まる。
大量のリツイート等で拡散されたツイートは、「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」等の外部サイトでも話題になり、そこからいわゆる「特定班」と呼ばれる者たちが動き出す。
投稿された写真の背景*5、バカッターの過去のツイートを遡る等して個人名、住所、電話番号、勤務先(あるいは学校)、交友関係を特定し晒される。
(Twitterの利用者が膨大化した現在では外部サイトを経由せずにTwitterだけで特定されてしまう事も多々ある)
バカッターをやらかす者の殆どは、ネットリテラシーの低さから、制服姿や通勤通学先の実名を含む投稿やプロフ欄、Facebookへのリンクなど個人特定が容易となる情報を自ら載せており、数十分程で特定されてしまうケースも多い。
アップされた「バカッター」自身は、騒動に発展するやいなや当該ツイートを削除、あるいはアカウント自体を削除して逃亡する(凍結される)ことがほとんど。
更に既にアップされた情報から警察へ通報されたり学校へ通報されるなどして、社会的制裁や法的処分を受けるケースが大半である。
なお、違法行為については、 然るべき機関が対応すれば、ログから投稿者を特定する事が可能である。

また、これを小売店や飲食店などでやられると、店を運営する側としてはたまったものではない。
「バカッター」が関わった品物に関して軒並み廃棄処分するハメになったり、個人店では最悪の場合閉店に追い込まれたケースさえある。
こうなった場合、多額の損害賠償を企業から請求されることも珍しくなく未成年や学生でも親が代わりに多額の賠償を負うこともある。

バカッターの末路としては、学生ならば良くて停学、場合によっては退学に追い込まれたり、進学先の推薦、企業からの内定取消し、
社会人であれば解雇(自主退社という体裁の解雇も含む)、左遷などの処分を受けたり、フランチャイズ店の経営者であれば本部に経営権を取り上げられたりもする。
無論、 逮捕などの法的措置を受け実名で報じられることもある 。2019年5月にはバカッターを行ったアルバイトら3名が警察に書類送検された。
親に賠償を肩代わりしてもらう場合でも、その多額さ故によほどの金持ちでない限り家の経済状況が著しく苦しくなる事は間違いない。
公務員・マスメディア関係勤務・芸能人などの公人・準公人・その他責任の重い仕事であれば所属先から実名公表された上の処分を受けることもあり、こうなればまともな再就職はきわめて難しくなる。
中にはアカウントを凍結した後行方不明になるケースや、炎上してもしぶとく反論をし続けるケースもある。
また稀な例ではあるが、一連の騒動を謝罪した後、以前と同じアカウントでTwitterを継続するものもいる。

このようなバカッターの炎上に注目し、それらを紹介する(晒し上げる)ブログやSNSアカウントも登場している。
単純な情報まとめに終わらず、莫大な広告収入を企んでいるサイトも少なくないようで、収入の為に炎上の悪化を狙って過激な見出しなどで観覧者を煽る。
このようなサイトで晒された結果として、より大きな炎上になってしまうことも珍しくない。
元は炎上を起こす人物が悪いとはいえ、このようなサイトもなかなかあくどい性質だと言えるだろう。
近年はこうした拡散行為への批判も強まっており、炎上を起こした人物が必要以上に叩かれているのではないかという指摘もある
また、近年やコロナ禍による自粛や不況や物価高などによる鬱憤が溜っており、ストレス解消のために矛先が向きやすくなったという面もあるだろう。


【もし炎上してしまったら?】

大前提として炎上するような投稿をしないことが最善ではあるのだが、もし炎上してしまっても炎上を最小現に食い止める方法はいくつかある。

  • 余計な反論や抵抗をせず、誤りは誤りと認めて謝罪する。
ただし、コピペの謝罪文はすぐに見破られ、より強い非難を招く。稚拙であったとしても誠意ある謝罪文を自分で考えるべき。
内容もただ謝るだけでなく「自分の何が悪かったのか」「これからどうする(償う)か」など、
ちゃんと自分の行いを客観視して向き合う姿勢を見せ、行動にうつすことが肝要。
  • 釈明と謝罪を済ませた後は、沈静化するまで沈黙を貫く
もっとも沈静化したからといって復活していい訳ではなく、基本的にそのアカウントは抹消するつもりで。
中身の無い内容を連投するなどログ流しや火消しに思われる行為は逆効果。
  • 謝罪と共に問題のある投稿またはアカウントを削除する。
これには「逃げるな」など批判されがちだが余計な拡散を防ぐという意味では有用*6
ただし、スクリーンショット(所謂魚拓)が撮られている場合は拡散を完全に防ぐことはできない。


また、個人の特定に繋がる情報を不用意に載せないことも重要。炎上とは関係なくネット上で不用意に拡散される事を防ぐことができる。
  • 氏名・学歴・所属先・居住区域・人間関係を特定できる情報や画像は載せない。
ネットにはあらゆる分野の有識者が集うため、窓からの風景・ガラスや金属の反射(映り込み)・ガードレールやマンホールの形・飲食店の食器・果てには備え付けの家電など、
何気ない物からでも地域や建物が特定されてしまうので注意。その観察眼を他の何かに活かせよと言いたくなるが。
  • ハンドルネーム、ID、メールアドレス等に個人情報を特定できる(捩った)内容や誕生日などを入れない。
本名の漢字を分解したり、英語にするなどの言葉遊び*7はバレやすく本名を開示してるも同然である。
  • 不用意に多数のSNSやゲームのアカウントを連携させたり、同様のハンドルネームで運用しない。また、複数のSNSで同じ投稿や画像を載せないようする。
こうした繋がりが芋づる式に様々な情報を特定される要因となる*8

ゲームもログイン日時や最後に遊んだ日がわかるような場合もあり、行動の矛盾を指摘される要因になりやすい。
複数のSNSに同じ内容の投稿は避け、使わないSNSやゲームのアカウントは削除しておくと良い。

いずれにしても対症療法の域を出るものではなく、
最も大切なのは投稿する前に「自分のツイートが炎上に繋がるかもしれない」「他人に不快感を与えないか?」ということを自分のではなく、相手の立場でよく考える事 だろう。

誹謗中傷や威力業務妨害等の違法行為については、然るべき機関が対応すれば、ログから投稿者を特定する事が可能である
もし、このような行為を行ってしまった場合は、謝罪や削除だけでは許されなくなってくる。
原則として、ネットが匿名なのは表面上の話であることを理解した上で利用・投稿してほしい。

バカッター行為は本人と同類以外の大勢からしたらただ痛々しい迷惑行為でしかないし、それによって名前が広がってもそれは決して勇名ではなく単なる悪名に過ぎず、あなたのこの先長い生涯にとっては単なる足枷に過ぎない。
カッコつけるなら、世のため人の為になる事で堂々とカッコつけようではないか。


【対応に関する注意】

忘れてはいけないのは、バカッターに対する誹謗中傷、ましてや特定して個人情報を晒したりする事も犯罪行為ということ。
御存知の通り日本は法治国家であり、相手が如何に問題行動を繰り返していたとしても、それを裁くのは厳正な法廷の場でなければならない。
一個人が私情により上記の行為を行えばそれは「私刑」や「イジメ」であり、バカッターと同類になる。

誹謗中傷に関しては勿論「名誉棄損」に当たり*9、バカッターのアカウントにログインを試みたりすれば「不正アクセス」に当たるし、
たとえバカッター本人が誰の目にも触れる形で個人情報を晒していたり、アップロードした画像や動画から個人を特定出来たとしても、それをネット上で拡散すれば違法である。
また、個人情報を元に学校、勤務先、自宅などに侵入したり、嫌がらせをすることも犯罪行為として処罰されるためやってはいけない。

やりすぎて逆に炎上したり、犯罪行為としてバカッター共々処罰される事も充分あり得るのだ。
近年は過剰な情報拡散や叩きに発展してしまうケースも珍しくなく、「やり過ぎではないか」という問題が提起されるようにもなった

…したがって、犯罪行為や過激な発言を目にしたら、注意喚起をする場合を除いて無視して特定や誹謗中傷などはせず証拠となるスクリーンショットを確保した上で運営や警察等の公的機関に通報するべきである。そもそも誰からも見向きもされなかったら「自己顕示欲が満たされない」と判断する風潮が広まるだろう。

また、晒している個人情報も信用してはいけない。誤情報を記載しているケースもあるだろうし、当てずっぽうで書き込んでいる可能性も十分にあると考えるべきである(。
最悪の場合、バカッター本人が罪を擦り付けるために無関係の人物を書き込んでいる可能性もある
また、写真やスクリーンショットも同様。改竄*10が簡単にできてしまうため、拡散しない。


最近では、あえて煽るような発言を繰り返し、『数撃ちゃ(適当に開示請求を送り続けていれば)当たる(何人かは示談に応じてくる)』という行為を弁護士と共謀して行う輩もいる。

あくまで極端な例だが、
有料商材を扱っているとある投資系YouTuberが、自身のYouTubeにコメントした人200人に対して開示請求を行ったことを自身のツイッターにて公表し、多くの人から同情を集めた。

しかし、そんな彼は有料商材を扱っている投資系YouTuberのくせに予想が全く当たらないことで有名な人であり、有料商材を買った人間の多くが赤字で苦しんでいる。その中で謝罪もなく平然と配信を行い、「詐欺だ」「金返せ」というコメントを誹謗中傷扱いで開示請求を行ったというのがことの真相であった。
そして、開示請求したから示談に応じた方が良いですよ、と脅すような文句を付け加えて。

しかも、株の有識者が「市場の開催時刻を知らないのか」という常識を問うコメントを行ったところ、「名誉感情が侵害された」として開示請求を受けた、という声も報告されている。ここまでくるとただの当たり屋である。

かのスマイリーキクチ氏もこのことについて触れており、「法律はそんなに甘くないですよ。」「示談金や賠償請求に応じる方が珍しいです。金銭目的ならやめた方がよろしいかと。」と述べている。


【バカッターの種類】

いずれもアカウントが凍結される恐れがあり、場合によっては違法行為として処罰されたり、賠償問題になる可能性がある。

  • 誹謗中傷系
一番単純で数が多いタイプだろう。
個人名等の個人情報を挙げて対象を誹謗中傷する。
誹謗中傷した対象の人間関係から個人情報を特定され、自身が炎上させられるはめになる場合が多い。
政治家や有名人への人格否定や特定民族に対しての罵詈雑言であるヘイトスピーチもこれに近い。
名誉棄損などで社会的な制裁を受けることもあり、実際に損害賠償を請求されたり、摘発されるケースも増えてきている
誹謗中傷に対する取り締まりは厳しくなってきており、相手を深く傷つけることになる。決して冗談では済まされないのだ。
特に2019年よりの新型コロナウイルス(COVID-19)騒動では、情報発信をしている医師アカウントに対する反ワクチン・反自粛アカウントからの誹謗中傷が相次ぎ、これに作家でもある知念実希人医師がまず反撃の狼煙を上げ数人から賠償*11をせしめた。
全く反論してこないからと言って調子に乗って誹謗中傷を続けていると、しっかり証拠を貯められてある日突然訴状が届くこともよくある。


  • 犯罪予告・実行系
有名人や無差別に人を殺害する、建造物を爆破するなどの犯罪予告。
2008年に起きた秋葉原通り魔事件以降、この手の文言には皆敏感になっていたため、そうした層を通じて目立ちたいと思った輩に多い。
冗談のつもりであっても、威力業務妨害等に該当し、言うまでもなく犯罪である。「予告しただけだろwww」では許されない。
例えば1974年に共産系極左テロリスト『狼』が起こした三菱重工爆破事件では、犯行予告をいたずらだと断じて放置した結果、
本当に実行されて死者8人、負傷者376人を出す大惨事に発展しており、たとえいたずらかもしれないと思っても万が一のリスクは看過してはならないという教訓を残した。
それによってイベントの中止や業務の停止を余儀なくされたり、本来不要な警備にかかるコストなどで時には数千万円~数億円もの損害が出ることもあり、予告された側はたまったものではないのだ。
中には「予告」にとどまらず現在進行形の犯罪をつぶやいているぶっ壊れたケースもあり、痴漢やストーキングの実行や仲間同士での相談、性犯罪で訴えられている最中なのに被害者を中傷するなどの事例もあった。
また、詐欺や窃盗などの犯罪求人(いわゆる闇バイト)や違法薬物の取引や薬機法違反に引っかかる医薬品の譲渡などもあり、こちらもニュース番組で度々取り上げられている。
こうした書き込みはぶっ壊れていればいるほど説得は不可能で、拡散することによる二次被害も懸念されるため魚拓を押さえた上で警察や監督官庁への通報が一番である。


  • 業務妨害系
遊園地のアトラクションで暴れて運行を停止させる、店員に土下座を強要するケース。
後述の器物損壊系やデマ系、過激クレームと重なる部分も多い。


  • 器物損壊系
店の備品を壊す、他人の車のボンネットに乗るケース。
小売店等で商品の一部を壊す、食べるなどしたものも該当。
特に有名なのは2018年のハロウィンの日に軽トラをひっくり返した事件だろう。


  • 冷蔵庫in
小売店、飲食店で多発。
食べ物などが入っている冷蔵庫の中に入り込み、商品をダメにする。
主に夏場に涼をとろうとしたアルバイト店員がこのケースに多く該当する。
ガンダムさんや暗殺教室でもネタにされたり。


  • 無知で不正行為系
法律や常識に疎い人物が不正行為を堂々と行ってしまうケース。
よくあるパターンとしては、イラスト、画像の無断転載、音楽や映像作品の無断アップロード、他人の顔写真を無断で掲載等が挙げられる。
「無知は罪」なんて言葉もあるように、知らなかっただけという場合でも炎上してしまう恐れがある。
後述の違法コピー系なども参照の事。


  • 不正行為自白系
先程のケースとは違って、違法行為やカンニング、校則違反を自ら自慢するケース。
見つかって単位や入学資格が取り消された者も。


  • 他人の創作物の自作発言、盗作系
他人の創作物を自作発言したり、盗作した作品を発表するケース。前者はデマ系とも重なる。
自作発言をほんのちょっとのおイタ程度にしか考えてない人も多いが、自作発言は著作権法上では 「著作者名詐称罪」 に該当し、これは親告制*12が基本の著作権の中でも例外的に非親告制であり、当局の一存で手錠をかける事が出来る。著作権の中でも非常に重い犯罪行為である。
ただし、後者は見極めが難しい場合もあり、不十分な根拠で盗作認定をするとこれがまたトラブルの引き金になることも多く、安易な便乗は控えた方が良い。
中には自分の経歴や職業を盛るために写真を盗用するケースも散見される。また、読者および視聴者参加型企画を採用している企画でこれがバレた場合、企画の休止および廃止になる可能性も。*13


  • 食材系
飲食店で多発。
アルバイト店員が食材を口に入れたり、床に敷き詰めた食材の上に寝そべったりした他、客として来た若者がテーブルに置いてあるソースや醤油を鼻の穴などに突っ込むケース。
アルバイトのスタッフが行うものを特に「バイトテロ」と言い、ドラマの題材になったこともある。
ともかく、食べ物は粗末にしたり、遊んではいけない。それは人間として当然の行いである。


  • 不謹慎系
不幸に見舞われた人々を対象にあえてバカにした発言をすることで、周りの注目を浴びようとするケース。
災害時などに発生しやすく、特に東日本大震災発生直後に流行した。
犯罪者(犯罪行為)、テロリスト、独裁者、ナチスなどの賛美もこれに近いか。
ナチスの賛美を違法とする国もあるため、居住地域や渡航先によっては冗談では済まない場合もある。


  • 鉄道系
駅のホーム下や線路上に降りた様子を撮影しているケースや、モラルに欠けた撮り鉄などが自分の行為を自慢するなど。
業務妨害系と被る部分もある。
そもそも線路上は鉄道営業法で管理されている区域で関係者以外が無断に立ち入ると同法第37条に反する立派な 犯罪行為 なのだ。更に、立ち入ったのが新幹線の線路であった場合はより重い新幹線特例法違反になり 懲役刑 に課される可能性すらある。
加えて(場所にもよるが)列車が高速で往来する危険地帯のため、下手をやらかせば命を落としかねない。そうでなくとも、線路に侵入したのがバレれば当然電車を止めざるを得ず遅延が起こることとなり、不特定多数の利用者へ迷惑がかかる。
JR、私鉄問わず各鉄道会社も近年はこの事態を重く見て電車の遅延を起こした場合、損害賠償を容赦なく請求する姿勢をとるようになり、ちょっと一枚ベストショットを撮りたいからと在来線数本を遅延させただけで(本人の家族含めて)人生が金銭(立場)的に詰む事もザラになった。
最近では松本伊代と早見優がこれをやらかしたことでも知られている。

日常生活に於いても、駅のホームから誤って荷物などを落としてしまった場合勝手に線路に降りて取りに行ったりするのも厳禁。
これで電車を遅延させたりすると場合によっては上記と同じ扱いで損害賠償を請求される可能性があるからだ。どんなに大事なものでも、どんなに急いでいてもぐっと堪えて駅員に取ってもらおう。ホームにまだ汽車来てないしすぐ取って一瞬で戻ってくるから大丈夫?その一瞬でまだ来ぬ汽車は容易く止まるのだ。あなたの姿はちゃんと監視カメラを通して駅事務室から丸見えだ。最悪轢かれたら生還はほぼ不可能。
地方や沿線ならまだしも、都会の主要線などひっきりなしに電車が行き来する環境だとすぐに取れず翌日以降になる事もありうるが、そこは天命と思って従おう。どんな理由であっても(駅側に明らかな過失が無い限り)落とした人の過失なので文句を言うのは筋違いで相手の心証を損ねるだけだ。


  • 虐待系
我が子に煙草を咥えさせたり、暴力をふるう様子を撮影したケース。
同居人に対する虐待や動物虐待なども当てはまるだろう。
「バカッター」の大半が未婚の若者であるためレアなケースだが、中には所謂「事実婚」のものも多い。


  • 公然猥褻、ポルノ系
自分の性器を無修正でアップしたり、公共の場で全裸になったり、児童ポルノを掲載したりする。バカッターではないが旧アニヲタの集いでも発生したことがある。
女性バカッターのケースは少ないものの、後述の例のように皆無なわけではない。
性質上拡散される事は少ない*14が、規約上問題あるとしてアカウントが凍結されたり、場合によっては違法行為として処罰される。

TwitterではR-18系イラストを投稿する人も多いが、性器にモザイク等が付いており*15
「ツイートする画像/動画を不適切な内容を含むものとして設定する」にチェックを入れている為にスルーされているのだ。
ただし、イラストなら安全という訳では無く、イラストレーターのアカウントが凍結されるケースや過激フェミニストの目について炎上するというケースも珍しくない。
特に後者は後述の過激フェミニズムとも結びつきやすく、大炎上になってしまうケースも。

また、違法な投稿のRTやいいね、保存する事も違法行為に該当する恐れがあるので、安易な拡散は控えよう


  • デマ系
知ってか知らずかデマを投稿してしまう。これは上記の「不謹慎系」や「あてずっぽうの住所特定」、下記の疑似科学や陰謀論の妄信とも重なる部分が多い。
注目されたいためにわざとデマを撒くケースもあり、これは特に悪質なケースといえる。
デマと気づかず無闇にRTすることで風評被害に加担する為、見る側(拡散するユーザー)のリテラシーも求められる。
代表例は2016年の平成28年熊本地震の際、神奈川在住の20歳会社員が「動物園からライオンが逃げた」とのデマをフェイク画像つきでツイした事件があげられる。
この件では偽計業務妨害で逮捕された。

近年は画像・映像・音声の加工技術向上によって、一見デマと分かりにくい物も多く、拡散する側も注意が必要と言える。

自身の主張や理念の賛同者を増やしたり、気に入らない物&者を叩こうとする余り、捏造や曲解を平気で行うアカウントも後を絶たず、
中には人命に関わる冗談では済まないデマツイートをしたりする輩もおり、それが事実のようにバズった時等はまるで漫画版デビルマン終盤よろしく地獄のような光景が広がる事もある。
尚バズったツイートの内容が本当かどうか検証するのが趣味のようなツイッタラー*16も多いため、
後先考えずデマを口走ったり、それを事実のようにRTすると一瞬でデマがバレることも珍しくなく、デマを吹いた当人はもちろん、事実であるようにRTしたアカウントらも信用が地に落ちることになる。
場合によってはフォロワーが激減したりブロックされたり袋叩きにされたりする。インガオホー


経営者などが、労働者の権利行使を「社会人失格」「学生気分」などと貶したり、
自分の企業でやっている「病気でも出社しろ」「有給取らせない」といった労働者へのブラックな扱いを白状してしまうケース。
自営業者は経営も大変な上、労働者としての保護を受けられず、そして人並み以上に努力や苦労をしている人物も多い。
そのため、労働者の権利について意識が甘かったり知識がなかったりで、「自分のやっている苦労くらい労働者も当然」という感覚になりやすく、
ついブラック発言をしてしまうことがある。
違法であることを指摘されても「業界ではこれくらい当然」と開き直り続けたり、過去ツイートやウェブサイト等から更にブラック行動が発掘される事も。
バカッターにしては珍しく、社会的な地位がある人物が起こしやすいケースである。


  • 未成年系
明らかに未成年と分かるにも関わらず、飲酒や喫煙、パチンコ等成人のみに許された行動を行っているケース。
「バカッター」を特定する過程で判明するケースが多い。
違法行為だけではなく、世間知らずゆえにやらかしてしまう危険性の高い無茶な行為もある。


  • 学級崩壊系
学校などで行った虐めの様子をアップするケース。
「バカッター」よりもYoutube等の動画投稿サイトで多く発生しており、また「バカッター」の場合はネタだったというケースも多い。
教師にあえてケンカを売り、教師が耐えきれずに買うとその行為を流すという例も。


  • 盗撮系
電車等で見知らぬ他人や一方的に知っているだけの公人や相手を撮影し、その人を侮蔑するケース。
バカッター騒動の鎮静後も根強く残っており、自分が一方的に「ムカついた」「可笑しかった」と思った通りすがりの私人に対して行う者もいる。
こういった撮影動画はその可笑しさからTwitterで一瞬話題に上がるだけでなく、動画投稿サイトでMAD素材として消費され、長く残ってしまうことも多い。
性的な目的での盗撮もこれに含まれるだろう。明らかな犯罪による画像の場合、速やかに警察への通報が吉。


  • 情報漏洩系
客など他人の個人情報、企業秘密に関する情報、DMなどのスクリーンショット、職務上の守秘義務にあたる情報を無断で公開する。
情報管理に無頓着なあまり、無自覚の内に重要情報が写った写真をSNSへ上げてしまう輩も中には存在するため(2015年の姫路市役所の事件など)
職場にスマホを持ち込むこと自体を禁ずる企業も多い。


  • 違法コピー系
ソフトなどの著作物の違法コピー、雑誌掲載の漫画などのスキャン画像アップを堂々と行う又は自白。
一場面程度なら「引用」とみなされて*17大目に見てもらえても*18、フラゲや全ページスキャンなどはきつく対応される危険性が高い。
年々この手の法律は厳しくなっているので、「インストール」と書くべき所を「ダウンロード」と書いてしまい違法コピーと騒がれた例も。

また、公開前だったり、そもそも不特定多数の人に見せる前提としていない場合は絶対に引用とはみなされないし、プライバシー侵害にもなる。


  • 転売系
近年問題となっている悪質なテンバイヤー行為を賛美したり、転売行為を煽るようなアカウント。
転売の問題点については上記の項目を参照。


  • 疑似科学や陰謀論の妄信、特定の人物等に対する偏見
疑似科学、偏見、知識の誤認、怪しい有名人、陰謀論を盲信したりすることによって培われた偏った主張を行う。
また、民族・国籍などの差別発言(ヘイトスピーチ)を行ったり犯罪者や言い訳不能なレベルの所属組織の不祥事を擁護するなどする。
上記のデマの投稿と重なる部分も多く、投稿した本人はもちろん、事実であるようにRTしたアカウントらも信用が地に落ちることになる。


  • セクハラクソリプ系
私人、公人問わず他人に対して、しつこいセクハラリプを送りつける。
主に女性が被害に合いやすいが、男性が被害に合うケースもある。
特に一部の声優やアイドルは標的になりやすくこれでTwitterをやめてしまった者もいるほど。


  • 逆張り系
常識に反することをわざと言って注目を集めようとする。


  • 宗教、カルト系
宗教に関わる偏見的な発言をしたことで信者より怒りを買ったりするもの。
日本国内ならばともかく、海外では非常にナイーブな問題なので触れない方が吉。
…なお、最近の新興宗教系カルトはネット対策に力を入れているのだが、その結果、
「名前だけは起業塾だが、内面は自己啓発と名ばかりの寄付を強要されるカルトだった」
「自己啓発セミナーに参加を請われて講師として参加したら、それが宗教だった」
ということが起きており、一部の社長、芸能人が知らず知らずのうちにカルトの片棒を担ってしまいツイッターで叩かれるという被害が起きている。
人によっては黙ったり、釈明したり、情報共有のために起きたことを拡散したりと様々な対応を取るが、もちろん彼ら自体は悪くない。



  • 過激フェミニズム系
2018年前後頃から、公人私人問わずアニメ漫画の美少女キャラを起用した広告などにいちゃもんをつける過激なフェミニズム思想のアカウントが炎上する事件が多発。
中には過去に「萌え絵の男性向け作品を叩きながら自分は腐二次創作を楽しむ」腐フェミ女性や「自分が商業誌でエロを書いていながら萌え絵叩きを行う」女性のBL・TL作家もおり、ダブスタとして炎上速度が加速する傾向にある。
「フェミ騎士」と呼ばれる男性アカウントは特に「女性アカウントへの執拗なセクハラリプや実在幼女に対する性的妄想開陳」ツイやスケベ絵蒐集が発掘される事例が多く、「ちんぽ騎士」とも揶揄されている。中には実在女児に対する盗撮や覗きを行ったと思しきツイが見つかる例も複数あり、極端な例では本当の性犯罪で服役歴がある前科者*19だったことが発覚した例もあった。

広告主等に脅迫めいたメッセージを送る輩や政治家や市民団体を巻き込む輩もおり、規制や事件の恐れ、業務に支障が出る恐れ、世相やクライアント、株主への配慮から、
いちゃもんを付けられた側が屈してしまい、広告や商品を取り下げる事態に陥りやすいのも併せて問題視される。
これに対しては、いちゃもんを付けられた側を応援しようという動きが起こる事も。

また、これに関連して、男女平等を謳うフェミニストを自称しながら、その実過剰なまでに男性にヘイトを向けた発言を繰り返すアカウントも注目され始め、
これらは本来のフェミニズム・フェミニストとはかけ離れた発言から「ツイフェミ」と揶揄され、こちらも(叩かれたら屁理屈を捏ねてでも反論する者が多いのも影響して)炎上するケースが増えてきている。
ただし最近では愉快犯が過激フェミニストを装い、わざと粗だらけの頓珍漢ないちゃもんをつけている「釣り」アカウントも横行しているので、発言者を見分けるのには注意が必要。


  • 反出生主義
さらに過激なのが「子供を持つこと自体を否定する」という「反出生主義」であり、「人はいつか死ぬから子供を産むことは人殺しと同等」*20「働かないと生きていけないから出産は強制労働と同じ」*21等と支離滅裂なことを言い出したり、ツイフェミにさえ攻撃を仕掛けることがしばしばで、男性のみならず出産した女性をも攻撃対象とし「ピュ係」*22「飯炊きオナホ」*23などエロ作家もびっくりの過激罵倒用語を多数生み出している。更に自分達を否定されれば「反出生主義を押し付けるなと言いながら、生を押し付ける出生主義者」等と滅茶苦茶なことを言い出す。反出生主義過激派は「幸せな他人を攻撃する」傾向が強く、たまたま見かけた夫婦の惚気ツイや家庭状況の雑談ツイを掘り出して集団で襲いかかるケースも複数発生している。


  • 過激クレーム系
特定の広告や商品に対して、過激ないちゃもんを付けて炎上するケース。
勿論、最初から炎上を狙って大袈裟に書かれた物が多い。

こちらも規制や事件の恐れ、業務に支障が出る恐れ、世相やクライアント、株主への配慮等から、
いちゃもんを付けられた側が屈してしまい、広告や商品を取り下げる事態に陥りやすいのも併せて問題視される。


  • 逆炎上系
炎上している者を更に炎上させようとしたり、他人を炎上させようとして自爆するケース。
先述した過度の誹謗中傷やデマを拡散した事がバレるなどが主な要因として挙げられる。


  • 非実在系
こちらは責められている当人には一切の責がないという例外である。
炎上した元となる発言が実在しない、ニュアンスが明確に異なる、他人のなりすましであるなど。
これらの風評被害により失職や鬱、サジェスト汚染などの精神的・金銭的被害を受け、訴訟沙汰に発展するケースも少なくない。
また、上のような発言により炎上して過去の言動が掘り返されている途中にデマが流され、やったこととは関係なく不当な被害を受けるという複合型も。例え犯罪に近いことをした相手でも、デマを流したらアウトである。


【主なバカッター事例】

  • ジャンプやサンデーの未発表作をネットにアップ
2010年発生。当事者は14歳の中学生。
発売前のジャンプ、サンデーの作品をYouTubeにアップし、著作権侵害で逮捕。
直接Twitterが舞台になったわけではないが、当事者はTwitterでも告知をしていた。


  • 声優に対する殺害予告
2011年発生。当事者は24歳の作業員男性。
声優の平野綾を侮辱する発言を繰り返し、「殺した」などと発言。威力業務妨害で逮捕。


  • 「地震イェーイ」発言
2013年発生。当事者は19歳の女性。
東日本大震災を受け、「関西にも大地震が来て人がたくさん死ねばいい」とツイートし炎上、批判されても開き直りを続ける図太さを見せた。
このユーザーは他にも大量の炎上ネタを量産し続け有名となったが、現在はアカウントを凍結している。


  • アイスケースに入り込む
2013年発生。当事者は高知にあるローソンのオーナー。
オーナーの息子と思しき人物が、アイスケースに入り込む様子を撮影し、炎上。
最終的に当ローソンは加盟店契約を打ち切られ、従業員を全員解雇、休業することとなった。
若者がアイスケースに入って店側に損害賠償を請求されるケースが多い中、店側が「バカッター」と化した稀有な例である。上述の通りガンダムさんでもネタにされた。


  • ブロンコビリーで冷蔵庫に入る
2013年発生。当事者はアルバイトの専門学校生。
バイト中に業務用冷蔵庫に入り込み「バイトなう( ̄∇ ̄)」と投稿し、炎上。
当然即クビ、店側は損害賠償請求を検討していることも発表、更に同店は閉店においこまれる。
特定班により拡散された情報により、通っていた学校中に悪事が知れ渡る。
結果外に出るのが怖くなり、引きこもり化の末路へ。


  • USJでアトラクションの運行を妨害
2013年発生。当事者は19歳の神戸大学学生他。
USJの水上アトラクションで暴れたり、ボートを転覆させたりとやりたい放題で、その内容をTwitterで告白し炎上。
追及を逃れるためか、「ジェットコースターで手首を骨折した」というツイートと証拠写真を投稿するが、捏造と判りさらにヒートアップ。
本名どころかご尊顔まで公開となり、書類送検されたに留まらず大学を自主退学するまでに追い込まれた。


  • レジカウンターでM字開脚
2013年発生。当事者はミニストップのアルバイト店員。
レジカウンターに登ってM字開脚を行い、チ●コの部分にスキャナーを押しあてている。
当ミニストップは、警察に被害届を出したという。


  • 早稲田大生カンニング
2010年に早稲田大学生がテスト中のカンニング行為をツイートしたところ、
その中に担当教授の実名(有名評論家の東浩紀)があったため当本人に捕捉されて「きみなに考えてるの」と怒られた上、炎上。
これを見てメディアが取材に訪れたたため学校にもバレてしまった。


  • パトカーによじ登り記念撮影
2013年発生。当事者は北海道の漁師の少年。
停止中のパトカーのボンネットに仲間たちとよじ登り、「中二病だから」と記念撮影。
器物損壊の容疑で全員逮捕され、謝罪。


  • ピザハット顔面パック
2013年発生。当事者はピザハットアルバイト店員。
ピザの生地を顔に押し当て「ピザって息できないんだな。おやすみ地球」と投稿。
運営する日本ケンタッキーの迅速な対応により、当事者は即刻クビ及び損害賠償を請求された。


  • ピザーラ&西友で大暴れ
2013年発生。当事者はピザーラの女性従業員2名。
ピザーラの店の流しや冷蔵庫に入るだけでは飽き足らずスーパーの西友にも入り込み、パン台の上に乗る、買い物かごに入る、商品棚に入る、備品を荒らすなどやりたい放題。
数枚に渡って彼女らの悪行がTwitterに流された。
ピザーラ、西友の両方から損害賠償を請求されただけでなく、彼女らの通う高校までが謝罪に出る騒動となった。


  • 娘に未精算の商品を食べさせる
2013年発生。当事者は被写体の女児の母親。
マックスバリュで未清算のチーズを娘に齧らせた様子を投稿。
瞬く間に炎上しフルボッコにされるも、逆に開き直って反論し続けた。
その後の消息は不明。


  • 有名人の個人情報暴露
プライベートで歩いている芸能人を盗撮して写真をアップしたり、店員が客として来た有名人の個人情報を暴露する事件も複数発生している。
特に有名な事件は、2011年にアディダスの新人女性社員がよりによって自社と契約をしている選手であるハーフナー・マイクとその妻が来店したことを中傷コメントつきで暴露した事件などがある。
なお、前述のアディダス女子社員は間もなく退職(実質解雇と思われる)に追い込まれている。


  • 「しまむら」店員に土下座を強要
2013年発生。当事者は介護職の43歳の女性。
「従業員の商品管理の悪さに立腹した」当事者が、しまむらの店員と店長に土下座させた様子をアップ。具体的に何に腹を立てていたのかについては曖昧なままである。
当事者が以前から上から目線発言を繰り返していたこともあり、ネットでは瞬く間に当事者に批判が集中した。
アカウントは即刻削除されたものの個人情報が次々と特定され、最終的には強要容疑で警察に逮捕されるまでに至った。
ニュースにも取り上げられており、おそらく「バカッター」関連では一番有名なものと思われる。


  • 個人経営のそば屋でバイトテロ
2013年発生。当事者はそば屋の大学生のアルバイト店員。
店の食器洗浄機に寝そべってふざけるなどの様子をTwitterに投稿し、瞬時に炎上。大学生は大学を退学処分になったのだが、店にも抗議が殺到した。
これまでの事例と違ってここは個人店であり、店主は事件による売上低下や精神的苦痛に耐え切れず、事件後わずか3ヵ月で廃業。
後に店主は店員に対し損賠賠償請求を起こすも、加害者に支払い能力が無いなどの理由から負債の10分の1にも満たない200万円での和解を余儀なくされ、それによる心労から数年後に自殺してしまった。
店員の蛮行によって人生自体を潰された、バイトテロの中でも特に悪質な事例である。


  • すき家露出狂バイト事件
2015年5月にすき家のアルバイト女子高生が服を脱ぎ、見せてはならないものまで見えた写真をアップしクビになった事件が発生している。
なお、祭り当時に「現役JKの裸」という餌に釣られて検索しあとで後悔した者は多い。


  • セブンイレブンバイト個人情報暴露事件
セブンイレブンの男性バイトが、立ち読みをした客やトラブった客の盗撮写真だけでなく、車のナンバーや免許証などの個人情報を盗撮アップした上罵倒を繰り返していたことが2015年11月に発覚、本人は退職。


  • 浦和サポーター差別発言事件
浦和レッズのサポーターを名乗る高校生がガンバ大阪のパトリック選手に対し黒人差別丸出しの叩きツイを行うも、騒動に恐れをなして学校に親とともに自首、関係各所に謝罪。


  • 中学生ヒッチハイク事件
ある中学生が「ヒッチハイクでアメリカを横断する」と宣言し渡米まではしていた模様。
在米日本人を中心とするユーザーが「アメリカは治安が悪く危険」「州によってはヒッチハイク自体禁止」であると呼びかけ、
同時に一部は当局にオフラインでも働きかけ中学生は保護、帰国と相成った。


  • ムハンマド侮辱画像事件
2015年の「ISISクソコラグランプリ」が流行した時に、ムハンマド(イスラム教の預言者)のコラ画像を投稿したユーザーが、ISIS(ISIL)関係者を名乗る男のアカウント(真偽は不明)から「殺害予告」を受けた事件。
同時期のフランスではムハンマドの風刺画が発端のテロ事件が起こっており、警察が投稿者の自宅周辺を警備強化するという自体にまで発展している。
幸いテロなどの大事件は起こらなかったものの、実際の事件に繋がりかねない投稿に対する批判は多かった。
また、コラ画像投稿者の個人情報を拡散した愉快犯もおり、彼らもテロや殺人事件を誘発しているとして問題視された。


  • ぱよぱよちーん事件
Facebookでのヘイトスピーチイラストに逆上した自称市民活動家。
その画像に「いいね」を押した人の個人情報リストを拡散しようとしたが、逆に2chやツイ住民達に過去のツイートを片っ端から掘り返される返り討ちに遭う。
更に当時勤務していた外資系セキュリティソフト会社での職権濫用を疑わせる行動が多数発覚、
元タレントの千葉麗子に馴れ馴れしく「ぱよぱよ(おはようの意味らしい)」とリプライを送りまくるなど、ネタを提供するツイも多かったため炎上(なお、千葉とは既に仲違いした模様)。
勤務先に多数の問い合わせがいき該当社員は自主退社を余儀なくされた。

更に彼と市民運動関係で繋がりがあった別の男性も、芋づる式で過去問題発言(他者への脅迫まがい)や黒いバックボーンがバレる。
更に地方議員だった母親のブログでの不用意な発言から身元がバレ、勤務先の有名デザイン会社を自主退社する羽目になっている。

更にこの騒動の発端のリスト作成に苦言を呈した人権派弁護士に対し、またも同じ自称市民団体仲間の別メンバー(HNから闇キャンと呼ばれる)が、散々罵倒を繰り返して弁護士を怒らせた結果、
地方新聞社の部長職という身元を割られて全国紙や自社公式に実名を公表された上、会社からは部長職剝奪の上無期限無給休職処分となり、事実上のクビでこちらも辞職。
いい歳をした中年男性がたった1ヶ月の間に3人も立て続けに仕事をなくすという結果となった。
さらにしばらく後にこの騒動が再燃焼し、HN「チャンシマ」の市民運動家メンバーが「大手証券会社の部長職」という身元がバレ、過去に対立する相手や嫌いな政治家への「死ね」発言連発も掘り起こし。
会社にも通報が行き役職を剥奪された。


  • スターバックス店員によるオタクバッシング
とあるスターバックスコーヒーの店員が店の駐車場に停められていた痛車を無断撮影しTwitterにアップした上、
「イメージ第一で売ってるのにこんなのに来られたら営業妨害」「オタクはそれだけで罪」とコメント。
更にはその後、賛同が得られると思ったのか「オタクはスタバに来るべきじゃない」とアンケートまで取るも、
結果は大差を付けて「来るべき」に入れられ撃沈。

撮影された痛車はナンバープレートまで伏せる事無くバッチリ写されていた(この時点でアップしたスタバ店員の方が違法)事から炎上し、
捜索が行われた結果、知人を通じて騒動を知った痛車の所有者自らが名乗り出て該当するスタバに連絡を取り店側にも発覚。
店員は即刻解雇されただけでなく、店側及び所有者双方から「お前の方がスタバのイメージを損なわせた」という皮肉と共に多額の賠償を請求され、更には全国のスタバに出禁を申し渡された。


  • 国会議員の知識不足による不祥事
近年では現政権への批判材料としてTwitterや2chからの情報を用いる場合が増えている。
しかしソースをよく確認しないで書き込んで、直ぐに間違いを指摘されネットで袋叩きに会う場合も多い。

最近では民進党の玉木雄一郎議員(現・国民民主党党首)が

「リーマンショック前に似ている」と総理が説明した4枚の資料の英語版を見て驚いた。
日本語版には11か所も登場した「リーマンショック」という言葉が英語版には一度も出てこない。
日本語版にはあるカッコ書きの説明部分もない。悪質な情報操作だ。

などと投稿した。
が、『リーマンショック』はそもそも和製英語であり海外では使用しないのは当然である。
書き込んだ後に自分でも誤りに気が付いたのか

リーマンショックは和製英語でthe financial crisisと書いてあるではないか

自分で投稿、が直ぐに削除。
その後はこの件に関してだんまりを決め込み、火消しのつもりか話題そらしの政権批判を連続で投稿。
消したツイートは即座に掘り起こされ失笑を買った。

後日

当然和製英語だとは認識している
今や必ずしもそう言い切れなくなってきてると思われます
例えば、CNNの記事や外務省の出す外交青書でも使われています

等と言い訳ツイートしたが、どうみても恥の上塗りでしかなかった。謝ったら死ぬ病


  • 元首相のツイート「デマ認定」事件
政権交代をした元首相が2019年2月に北海道で発生した地震の原因を「地下施設への炭酸ガス貯蔵実験(CCS)によるもの」とツイート。*24
それを道警によって「災害時のデマの一例」として発表される事態になった。


  • AVパッケージリツイート事件
数年前にとある公人のツイッターのアカウントが、AVパッケージをリツイートしてしまった事件である。なお、該当ツイートは削除されている。
言動だけなら笑い話で済むだろうが、よりにもよってそのアカウント主は、現韓国大統領であったため……。
韓国政府が2019年2月、アダルトコンテンツなどを一斉遮断するという方針に出た際、この過去のツイートの魚拓が発掘され
韓国ユーザーの一部では祭となった。


  • セブンイレブン店員による横領・窃盗疑惑
2018年発生。セブンイレブンの店員がセブンフェアの当たりくじを客に渡さず横領していた事を自慢するツイートを多数投稿。
他のツイートでも他人への罵倒も非常に多く、同じバイト先のウズベキスタン人を馬鹿にする発言も目立った。
ゲームのプレイヤーとしてもそのゲームの界隈では多少名が知られていた事も有って一気に拡散。
過去の問題発言も大量に発掘され、本名や住所まで特定された。
学歴で他人を煽ったりもしていた為に最終的には慶応大学から無期限停学処分を受ける事となった。
問題のくじの横領についてはセブンイレブンの該当店舗に問い合わせた人によると、「実際には取っておらず、商品も写真に撮っただけ」という事で事件にはなっていない様子。


  • ベトナム・ハノイのスターバックス事件
とあるベトナムで事業を展開する日本人起業家が
「最近ベトナムのスタバに小汚いドライバーが増えてきた。
 世界観が崩れるから店は対応を考えた方が良い」
などと当のドライバーと思われる人物の写真付きでFacebookに投稿。

ただでさえ反感を買いがちな「意識高い系」の人物であった上、外国人に対する職業差別的な内容のためにたちまち炎上。
ベトナムメディアでも差別的な投稿として報じられ、彼のFacebookは日本人どころかベトナム人からも批判の投稿で埋め尽くされた。


  • イタリア料理店事件
2019年発生。イタリア料理店でパスタを注文した客に、コースでないなら追加料金をと申し向けて「あまりお腹すいてない」と言われた店側が

「じゃあレストランに何しに来るんですか?」
「レストランはコンビニやファミレスではありません」
「この軽率な発言がどれだけ料理人とそのレストランを運営しているスタッフにとって
 侮辱的か理解していない方が多い」
「もう少し食に対する意識の低さ、飲食店を下に見る風潮は改善したいと思う出来事でした」

と怒りをぶちまけた。「拡散希望」ともあったため、彼自身は自分が支持されると思い込んでいたと思われる。
しかし、当の客やコンビニやファミレスを下に見る姿勢が見え見えの上、店が特定されると予約制でもなく高級料理店という店構えではないことも判明したちまち大炎上。
グルメジャーナリストにも取り上げられ、店側の不備を散々指摘される結果となった。
なお呟いたのは店長ではなく一店員だったようで、店側としてはとばっちりを食った形である。


  • カレーハウスCoCo壱番屋の陰毛カレー事件
2021年6月発生。福岡の店舗において、従業員にまかないとして提供されたカレーに、従業員の1人が馬鹿騒ぎしながら陰毛を混ぜ、その様子をスマホで撮った動画が拡散されてしまい、本社に抗議が殺到、大炎上。
該当店舗は当該従業員を即時解雇。即刻臨時休業にした上で、店舗全体や食器全てに至るまでの徹底的な消毒、清掃、除菌作業に追われ、さらに開封済みの食材を全て廃棄する事になってしまった。
この事件が他のバカッターの案件と違う点は、

「当該従業員に動画を拡散させる意図が無く、身内だけで楽しむつもりだった」
「それなのに何故か動画が拡散されてしまった」

という点だろう。
とは言え「食べ物に陰毛を混入させる」という行為自体が、飲食店に勤務する従業員としての「仕事意識、責任感」が完全に欠落していると言わざるを得ず、クビにされるのは当然だと言えるが。
この事件はテレビのニュースや新聞記事でも大々的に報じられたので、ご存じの方も多いのではないだろうか。


  • 模型雑誌編集者の転売容認発言事件
2021年8月発生。有名模型雑誌「ホビージャパン」の編集者が転売屋について、

「転売を憎んでいる人たちは、買えなかった欲しいキットが高く売られてるのが面白くないだけだよね?頑張って買えばいいのでは?
 頑張れなくて買えなかったんだから、頑張って買った人からマージンを払って買うのって、普通なのでは。」
「うーん…転売問題が難しいところは、転売されて困るのが一部のユーザーだけってことで、
 ものは売れてるからメーカーも小売りも問屋も売り上げがしっかり立つから、業界的には安泰なんですよ。
 逆にいつも買えて割引ガンガンのかつての状況って、店舗が死ぬので、業界へのダメージもデカいんです。」

と発言した。(なお、転売屋の問題点については転売屋の項目を参照)
模型業界自体転売屋に頭を抱えている中、その模型業界と深いかかわりのある雑誌編集者が転売屋の問題点を理解していないどころか茶化すような発言をしたことで大炎上した。
雑誌社は当の編集者を退職処分*25、複数名の上司に至るまで譴責・降格処分と厳しい処分がなされた。同誌の翌月号では読者に対する謝罪文が紙一枚同封される形で挟み込まれていた。
犯罪でもない発言を理由に退職処分はやりすぎという意見もある一方、模型業界などとの信頼関係を保つためには仕方なかったのではという意見もある。
この件を契機に、Web上で改めて転売屋の問題点が広く拡散されることになった一方、一部経済学者などが転売を経済活動として正当なものと容認する発言をして延焼するケースも見られた。
ガンプラという括りの中でも、雑誌お抱えのモデラ―や一部ユーザーが買う努力を前面に押し出したお門違いな発言や、卸売り業者や問屋による転売で小売店への流通を妨げている*26など、延焼は広く長く続いていた。
なお、この件で広く周知されてしまった当模型雑誌だが、前年には東京マルイの新商品情報を流出させて出禁と広告撤退を受けるなど、本件に関わらず問題を度々起こしている。











【海外のバカッター】

こうした行為は日本だけのものではなく、欧米やアジアでも同様の騒動が多々巻き起こっている。
実名をネットで比較的書く傾向の強いアメリカでも、麻薬使用や不潔行為、職業上の不適切な行為などを堂々書いて騒動になる若者は絶えない。
またいい歳をした大人の自爆も日本同様多く、デリケートな問題である人種・民族差別発言などを行い即日解雇された者も少なくない。バカッターはある意味世界共通語なのである。
アメリカは差別的言動については日本よりも敏感であり、主演俳優の差別的言動一発で人気ドラマが即打ち切りになった例も。
アジア圏でも、韓国軍人が軍機密情報のモニター画面の写メをアップしてしまう事件などが起こっている。
これも日本同様、twitter以外のFacebook、instgramや日本ではあまり馴染みのないテレグラムでも同様の事態が頻発している。
平穏に暮らす先進国の若者だけでなく、中東のテロ組織「イスラム国」メンバーとして参画したニュージーランド人が、
位置情報機能をオフにしていなかったために組織の拠点がバレバレになってしまったという敵側からすればチャンスになりそうな事件すらある。

さらにはツイッターかどうかまでは不明だが、「イスラム国」構成員が司令部前で自撮りした写真を投稿した結果、
その投稿を発見した米軍がその場所を特定、投稿から22時間後に航空機搭載型のJDAM精密誘導爆弾3発を叩き込み吹っ飛ばしたというシャレにならない事例が2015年6月に起きている。
主に物理的な意味で過去最大級の炎上と言って良いだろう。

2022年のロシア軍によるウクライナ侵攻でも、同年8月にロシア側のPMCがテレグラムに前線基地本部の写真をアップ→テレグラムやtwitterで衛星写真マニアが特定班と化し位置が確定→ウクライナ軍にも情報がわたりHIMARSをぶち込まれるという事件が起きている。


【公人のバカッター】

芸能人・政治家・学者・評論家・クリエイター・実業家・市民運動家などでも、ツイッターで馬脚を現し信頼を失うもの、スキャンダルがバレる者は後を絶たない。
またマスメディア関係でも、出版社・新聞社の社員が職権乱用や批判意見への逆ギレで炎上する事件が相次いでいる。
主な公人のバカッター自爆は以下のパターンがある。


  • 裏アカウントを騒動
芸能事務所に所属している場合、近年は契約に「SNSは事務所が確認した公式アカウント以外を使わないこと」が盛り込まれていることも多いが、これに違反してプライベートの友人や恋人と遊ぶために裏アカウントを取っている芸能人も存在する。
しかしこれらがファンや共演した別芸能人の熱心なおっかけなどにより突き止められたり近しい人に恨みを買って暴露され炎上するケースも後を絶たず、特に現役アイドルは契約違反として一発クビの危険性も大きい。
女性アイドルの場合は彼氏の存在や夜遊び、メンバーやファンへの悪口がバレるケースが多く、AKB48の平島夏海と米沢瑠美は一夜にして解雇処分となり米沢はのちにAV落ちとなった。
NMB48の菖蒲まりんも裏垢で他メンバーやファンの悪口を言っていたのがバレて解雇された。
アイドル以外の男性でも油断はできず、ラッパーのMC☆ニガリは当事同居していた同業者のGOMESSの悪口を裏垢で言っていたのがバレて炎上した*27
リアル知人に裏垢で別人を装って叩きリプをつけるケースもあり、作家の佐藤亜紀は別件での論争の誘爆により、顔見知りであった文学者の堀茂樹から「裏垢で堀に粘着叩きリプを送っていた」ことを暴露されている。
政治家志望者の裏垢が発掘されるケースもあり、公明党の予定候補に名を連ねていた党職員の男性が無修正の行為動画満載のホモ淫乱垢 *28を持っていたことがどこからか週刊誌に垂れ込まれて記事になり、立候補どころか党もクビになった事件*29も発生している。


  • 知識の足りないジャンルについて不用意な発言をする
東日本大震災による原子力発電所事故以降に表出化したが、知識不足のまま反原発運動にのめり込む芸能人がデマ拡散に加担して評判を落とす例が後を絶たない。
さらに2020年以降の新型コロナウイルス(COVID-19)騒動でも医師や医学者アカウントを中傷したり陰謀論にのめり込んだりする公人が続出した。
特に科学・軍事・医学系はネットにその知識に詳しい人間が山程いるので、安易な発言は集中砲火の元である。
場合によっては職場に通報や公的なルートでの抗議が来て立場が危うくなることがある。
また、あるジャンルで優秀な専門家であった者が専門外のことに口を突っ込んで炎上する例も多く、大学教員同士のツイ上での喧嘩もたまに起こる。
社会問題や学問に関しては、公人はもちろん私人もよく考えて、念入りに下調べをしたうえで発言するのが無難。
本人としては詳しいつもりでも、そもそもの知識が間違っていたり、古くなっているという事も珍しくない。
そこまでの手間を取りたくないのなら、そもそも発言は控えたほうがいいだろう。
これについては「ヨクシラ騎士(ナイト)」という蔑称も存在する。

ネットのアングラコンテンツネタに釣られてしまい、炎上を引き起こした例もある。


  • オタクネタに関する知ったかぶり・ヘイト発言
社会問題に絡めて実際見てもいない漫画やアニメを我田引水的に使ったり、オタクを馬鹿にして挑発的な発言をして炎上する者も少なくない。
歴史の長い作品、ミリタリー要素の強い作品は特に危険な地雷原である。
中でも機動戦士ガンダムやミリタリー系の作品などのネタはファン層がひときわ熱烈な上、ガンダムは初期作品ファンが既に各業界の偉いさん年代であり、
後者は軍事マニアとの兼業者(中にはプロの軍事ライターや本職さんも)が多いため徹底的に叩きのめされる危険度が高い。
また長谷川町子・藤子不二雄手塚治虫といった過去の国民的知名度の高い大御所作家の作品を「ヒューマニズム」「平和主義」等といい子ちゃん一辺倒であるかのように持ち上げて、
後進作家の作品を低俗とこきおろすのも「お前ほんとは読んでないだろ」と炎上を招く危険が大きい(いずれも結構ドロドロな作品が多いことはファン程よく知っている)。

また後述の項目とも重なるが、最近は萌え絵の企業・公共キャラクターに性的であると難癖をつけ炎上するケースが増えており、フェミニズム方面の炎上者もちらほらいる。
代表例は左翼運動家の北原みのりで、東京メトロキャラの「駅乃みちか」のイベント企画用萌え絵化バージョンに「萌えキャラ(二次元エロ)の公共化は国際基準で完全アウト」と難癖を付けた所、
日本以上に萌え絵の公共キャラ起用が進んでいる台湾の実例や、北原が過去に政治的主張のため行った靖国神社での全裸パフォーマンスを持ち出されてフルボッコとなった。
評論家・実業家の駒崎弘樹は「ヒーローものの番組でも、「守る男性」と「守られる女性」というステレオタイプしかない。」と朝日新聞のインタビューで発言してニチアサ民を中心に炎上したのに逆上し、
「仮面ライダーゴーストでは、戦う理系ヒロイン、あかりちゃんがいたのに、エグゼイドではパッピーという不思議「守られ」キャラ。しかも今回は「男になれよ」とジェンダー感満載のセリフ」と、さらなる知ったかぶりをしたことでさらに燃料を注ぐこととなった。*30


  • 自分の性癖がバレる
「女優のおっぱいが見える」等の文言つきのスパムアプリの罠リンクを踏みスパム発射をするケースがまず多い。
次に多いのはターゲッティング広告の仕組みを知らず、「こんなエロい広告が出ているのはけしからん!」とぶち上げて「お前が普段そういう言葉を検索してるから」と突っ込まれるケースである。
上記の2パターンの場合は開き直らずに詫びるなり自分のスケベさを認めてネタにすれば大抵は鎮火するが逆ギレすると一気に炎上する。
最近目立つのは公共のポスターやパフォーマンス等を「性的」と難癖を付けて炎上するケースである。
これに該当するのは翻訳家の久美薫が「響け! ユーフォニアム」の版権絵を「男根のメタファー」と難癖を付けた事件、
コラムニストの勝部元気が東京五輪の公式PR動画の制服少女に「JKを性的アイコンにしている」と発言した事件である。
双方ともツイやブログの過去記事の掘り起こしが行われ、
久美は本物の女子小学生への盗撮行為が発覚、勝部は「制服に性的興奮を覚える」と書いていたのがバレて「お前がスケベなだけ」と炎上した。
2018年末にはフェミニズム系学者や文筆家の数人が「萌え絵を批判しながらBLは正当化する」という腐女子内でも嫌われるようなダブスタ発言を繰り返し炎上する案件が立て続けに発生した。
中でも社会学者の千田有紀はファンであると自称していた相手のBL作家の水戸泉に激怒され、「そんなつもりじゃなかった」と泣き言を吐いてさらに怒られた。


  • 一般人のリプライに激怒し暴言を吐く
一般人から批判的なリプライがよせられた際、ブロックや無視なら少々印象を悪くするだけですむが、マジギレして暴言を吐く者もいる。
例としては有田芳生参議院議員が自身に批判的なネットユーザー達を「ゴキブリ」呼ばわりした事件や、
『永遠の0』等で著名な小説家・百田尚樹が問題発言を繰り返し暴言を吐いた末にブロックを繰り返す行為を幾度となく行っている等である。
ただし、 これは攻撃的なリプライを直接送る一般人にも責任があり、怒るのも無理がない過激なリプライも少なくない点には留意
民進党議員の小西洋之に至っては批判リプライのみならず特に悪口ですらないリプを片っ端からブロックしたため、
「#小西ひろゆきチャレンジ」という彼にどのようなリプライを送ればブロックされるか競う悪ふざけをするユーザーすら多数現れる羽目になった。
ただし、こうした悪ふざけや誹謗中傷は逆に炎上、社会的制裁を受ける可能性も十分にあり得るので注意する事。


  • 既に炎上している対象を無理やり擁護したり持ち上げたりする
先んじて繰り返し炎上している知り合いの有名人などをつい擁護したくなってしまうときも、叩いた側に対する暴言や自身の偏見などが含まれると自分の方に類焼する危険が非常に高い。
これにあてはまるのが五輪エンブレム盗作騒動の佐野研二郎達のデザイナー仲間で、
佐野を擁護したい一心で誘致活動時のエンブレムを酷評して炎上し、繋がりを調べられてよけい騒動が長引いた。
また、炎上していることを把握しない・知っているが事態を甘くみているなどで何の気無しに褒めそやす発言をして類焼することもある。
選挙の前後などは特に危険度が高く、炎上歴のある候補を支援して類焼するケースが多い。
また、自身に直接関係なくても「逆張り」「安易な判官贔屓」でDQN行為を行った人を擁護することで類焼するケースも増えつつある。
2019年2月には立て続けにinstgramやTiKToKで飲食店バイトによる悪ふざけ動画アップ→クビのバカッター事案が相次いだが、
このうちくら寿司がバイトに解雇だけでなく法的措置を表明したことで一部の評論家など数人が「処分が厳しすぎる」「労働者に対する圧力」などと筋違いな理屈でバイトを擁護して炎上。
そのうちの1人、社会運動家の藤田孝典はその直前に「自分の主催NPOで職員を薄給で使っていた」ことがバレて炎上していた火種にガソリンを注ぐ形となった。


  • 業界の非常識ぶりを晒す
企業人の「ブラック企業自慢」とも通底するが、己の所属業界の非常識さを露呈してしまうケースが多い。
上記の千田由紀は炎上の際に「博士課程以来査読論文を書いていない」ことをぽろっと漏らしてしまい、「査読論文をろくに書かない学者が教授になれる社会学業界」に呆れた理系学者や厳しいジャンルの文系学者、院卒者があきれ返りさらなる炎上を招いた。この後も社会学者による炎上が多発したため「社会学でもキメておられる?」という煽りすら生まれている。
2021年、新型コロナウイルス感染症対策で多くのフェスが自粛や形態変更をする中8月に開催されたヒップホップ系フェス「波物語」では参加者のあげた動画で全く対策ができていないナイトクラブ系ジャンルの体質がバレて大炎上。一部出演者の逆ギレや謝罪コメントのツッコミどころの多さ、現場で客による酒の空き缶をポイ捨て多発、運営会社の虚言も発覚して火に油をそそぐこととなった。開催地の首長たちをガチギレさせて事実上二度と開催不可能な状況に追い込まれただけでなく、元々厳しい視線を向けられがちなヒップホップに対する印象を更に下げた上に、ジャンル違いのフェスにも多大な迷惑が及ぶこととなった。


  • 批判しようとする対象を無理筋で貶す
公人や物事を批判するのは構わないのだが、その際の表現で自分の差別的な思考や偏見を現してしまうものも多い。
特に潰瘍性大腸炎の持病を持つ安倍晋三首相を批判する際に、政策や本人の発言を批判しているだけならまだしも病気を揶揄して炎上する者が続出、
その中には弁護士や漫画家小林よしのりのアシスタントもいた。
また、自分の贔屓の物事とアンチの物事に対しダブスタめいた発言をして炎上するケースも多い。


  • マスコミ人・学者の常識を逸した発言
新聞記者やジャーナリストなどの公式アカウントで暴言を吐いたり、
一般人の迷惑も省みず自分達の取材に応じるのが当たり前という態度を丸出しにした無神経発言を行い炎上する者も後を絶たない。
また大学教授や弁護士でも、自分に批判的な言説をした者に「バーカ」「くるくるぱー」などと小学生のような罵倒をしたり「ネトウヨ」「在日」などの決めつけで馬脚を現す者もいる。
一般人からの非難で炎上するだけでなく、同業者からもフルボッコにされるケースも多い。


  • アマチュア・下積み時代の不適切な発言が発掘される/裏アカウントがバレる
アマチュア・下積み時代に書いていたアカウントを引き続き使っていたり、当時書いていたブログを消さずにそのまま残してあったりして過去記事を掘り出され炎上するケースも多い。
似たようなケースとしては裏アカウントが発掘されて炎上するケースも増えている。
長年使っているアカウントの場合、投稿した当時は許された内容でも現代では許さない内容に変わっている可能性もある。
従来はガラケー用のミニブログ全盛期ごろに書いた黒歴史や彼氏の存在を掘り出される女性アイドルが多かったが、最近はヘイトスピーチや男性有名人の女性軽視、セクハラツイート、同業者や客に対する誹謗中傷が発掘される件数が増えつつある。
「昔は見識が甘かった」ことを認め早期に謝罪するのがベターだが、あまりにも内容がひどすぎるとそれすら許されないこともある。
『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ(あんステ)』で知名度をあげている最中だった俳優・夏目雄大は、
素人時代の度重なるセクハラ的発言や「妊婦に膝カックン」など悪ふざけの域を超えた(本人はネタで済まされると思っていた模様)発言が発掘され事務所を解雇された。
ライトノベル『二度目の人生を異世界で』は、アニメ化・出演声優まで決定していたにもかかわらず、原作者のTwitterから主に中韓に向けたヘイトスピーチが発掘されてしまう。
これに激怒したその手の発言に敏感な人達から声優陣へ脅迫が多数寄せられ、出演声優がこぞって同作からの降板を表明、更にアニメ化中止、作品も出版停止する事態になった。
また、近年の作品は元より中韓も含めた全世界を市場としている事が普通であり、メーカーとしてもヘイトスピーチにはかなり敏感になっている。
『本日私は炎上しました』の作者も過去ツイートを発掘されて炎上し、更には炎上させた人を煽るという明らかに間違った対応をしたことで連載を停止されるというギャグのような本当の話も起きている。
政治家および政治家志望でも素人時代のアカウントをそのまま引き継いで炎上するケースは散発的に起こっており、2021年の衆院選前には立憲民主党の若手予定候補者が大学生時代の「さて、JKを視姦しに行くか」などの膨大なエロ系悪ふざけツイを掘り出され公認取り消し+立候補断念に追いやられている。
現代では幼少期からSNSに触れている人物も多く、今後も素人時代の書き込みや裏アカウントによる炎上が起こる事が予想される
もし、政治家・芸能人・クリエイターといった公人・準公人を志す人で、心当たりのある人物は注意してほしい。


  • 同業者・業界人同士の喧嘩
政治絡みのネタではよく発生するが、同じ業界人同士がツイで喧嘩を始めたり、誰かの暴言が関係者に捕捉されてバトルになることもよくある。
特にtwitterでは公人でも本名と違うHNを使っていて一見してわからないことがあり *31調子に乗って悪口を言っていたらそこにいた、という事案は少なくない。
これに該当するのがアニメ監督の山本寛とベテランアニメーター鈴木俊二のバトルで、鈴木が「大波コナミ」というHNを使っていたため山本が気づかず小馬鹿にした態度を取ってしまい大恥をかくことになった。
二次元関係以外ではマスコミ業界、医療業界、弁護士同士でもバトルが頻発する。
また、他の業界人のつぶやきを被害妄想的に取って暴言で応じてしまう早とちりもあり、例を挙げれば小説家になろう出身の作家銀翼のぞみが、
自作の商業出版作品担当の絵師もねてぃのつぶやきを自分への悪口だと思い込んでサブ垢で叩いたのがバレ、出版社からシリーズ打ち切りの処分を受けた。
HIPHOP系ではもともと不良出身者が多い業界でビーフ(喧嘩)が文化的な風潮も手伝い、同業者同士でのTwitterビーフが時々起こる。


  • 「私がその本人です」
現職の学者や官僚、元要職に就いていた人が実名や匿名でゴロゴロいるのがtwitterである以上、生半可な者がイキっているとそのネタの当事者である大御所が「私が本人です」的にリプを寄越して祭りになる事例が度々ある。
特に有名なのは、2012年に当時国立大学教員だった人物*32が放送大学を馬鹿にしていたところ「放送大学は正式の大学ですが…」とリプされたところさらに「それが分からないということは、貴方は放送大学出身ですか?」とマウントをとってしまい「私は学長です」*33と返された事件である。


  • 炎上芸人を気取る
上記の「逆張り系」とも重なるが、耳目を集めるために挑発的な物言いをしたり、常識に反する発言をわざと繰り返す者もいる。
この過程でシャレにならない領域に踏み込んでしまうものも少なくなく、お笑い芸人のウーマンラッシュアワー村本は拉致問題に触れたツイに「屠殺場にトラックで運ばれる家畜の写真」を添えたため炎上、
所属事務所*34からイエローカードに相当する注意処分を下された。


業界内や嫌いな公人の悪口を放って炎上したり上から怒られたりした際に「何者かに乗っ取られた」という見え透いた言い訳をする者もいる。
有名な事件は精神科医・コメンテーターの香山リカが出演している番組の曜日違いのレギュラーである青山繁晴とそのファンをこきおろし、
プロデューサーに怒られこの言い訳をしたところ、ツイートの内容が本人でないと書けない内容だったため失笑を買った。
また時期を近くしてアイドルグループPASPO☆の槙田紗子がメンバーを中傷したり枕営業を暴露、
事務所が「乗っ取りであり書いたのは本人ではない」と火消しに走った事件が発生。
似たようなレベルの言い訳としては「酒に酔っていた」「弟(妹)が勝手にPCを触ってこんな書き込みをした」がある。


  • ステマ疑惑/ステマがバレる
宣伝の場合、「PR」とどこかに明記しておき、最初から宣伝だと正直に言わないとステルスマーケティングを疑われ、逆にその後延々と印象を悪くすることがある。
具体事例としては、2019年12月、「アナと雪の女王2」の感想漫画が多数漫画家によりアップされたが、
その時間が不自然に合致しすぎていたことからステマ疑惑が指摘され炎上した件がある(ただし、この件については、メーカー関係者は伝達ミスだったとステマを否定している)。
他にもいくつかの商品や映画で同様の疑惑が持たれている。


  • 不適切な取材がバレる
マスコミ関係のアカウントによくありがちだが、不適切な取材や取材対象、一般読者に対する傲慢な態度、デリケートな問題に関して精神論を語るなどで炎上することがある。
また、横暴な取材現場を一般人に動画を撮られて炎上するケースもある。
これに該当する事件は2017年の女児殺害事件で、取材を断ったご近所さんの門柱を蹴りつけた共同新聞記者の動画が晒され、記者は上司に連れられて謝罪に行く羽目になった。
最悪の場合は自分で取材していない「エア取材」がバレることもある。
2019年に週刊文春がNGT48(当時)山口真帆への厄介ヲタによる暴行未遂事件関連の取材を新潟に行き行なったとするツイートを新幹線ホームの写真とともに行なったところ、
5chとツイの鉄ヲタにより即座に「新潟駅の写真ではなく長岡駅」であることが特定され、エア取材*35として炎上した。


  • プライベート用を誤爆する
LINEやメール添付でプライベートのやり取りをする予定だった文章や画像や動画を誤ってtwitterやinstgramに投稿してしまう例もある。
日常生活の内容を誤爆したものであれば微笑ましく見てもらえて笑い話になれるが、暴言や違法行為、性的な内容だと仕事にも関わることになる。
これを防ぐためには「投稿前にマネージャーなどのチェックを受ける」のも対策の一つである(特に未成年アイドル)。
ファッションモデルの宮本彩菜は2018年に当時交際していたラッパーのKOHHとの行為動画を誤ってinstgramのストーリーズに投稿してしまい、twitterなどに拡散されて大炎上することとなった。


  • 多重炎上
公人はもちろん、「アルファ」と呼ばれる私人の有名アカウントでも度々発生する現象。
炎上を繰り返しているとRTやtogetterでまとめられることにより多数の目に晒され批判リプも多くなる。
これに耐えきれず、暴言がエスカレートしたり「工作員や雇われバイトが自分を叩いている」という被害妄想に陥るとますます炎上するような事態を繰り返す悪循環に陥る。
そして悪い意味での注目が集まるとウオッチャーがつき、ブロックしてもサブのウォッチ専用垢を建てられて監視体制が組まれることになる。
キャプ画像を抑えられるようになり、過去発言の掘り返しが進むことになりこの過程で過去の悪行がバレて本業にも影響を及ぼす事態に陥る。ログを削除し続けているとさらに「こいつの発言は即キャプ」と見なされて抑えられることになる。
この最中の暴言で自分が所属する業界の悪しき慣習を吐いてしまうことも。
監視体制の強化の中で当初の炎上案件と違う悪行が発掘されることもあり、これによりコメンテーターの渡辺真由子は研究不正が発覚して博士号剥奪の処分を受けた。
また暴言のレベルが上がってアカウントを凍結されたり、自分の支持者に呼びかけて反対者を凍結させるための通報煽りを行うなどの凍結合戦が発生することもある。


  • 運営のやらかし
2022年秋に実業家イーロン・マスクがTwitterを買収し、Twitterの日本法人も大規模なリストラが行われていた。
当時はウクライナ戦争などの余波による世界的な不景気や欧米のインフレも重なりmeta(facebook)など他の大手SNS運営企業でもリストラの嵐が吹き荒れており、ここまでなら社員に同情も集まったところだった。
しかしtwitter日本法人が以前にTV取材を受けた際の怠惰な仕事ぶり(デスクに常に酒が常備など)が掘り出され、解雇された日本人スタッフのツッコミどころが多いツイートも多数掘り出された。さらにトレンドを取り上げるキュレーションチームが解体されたためニュースフィードが停止、これに反応してtwitter日本運営とマスコミ各社の「連絡体制」があったことをとある女性記者が悪意なく書いてしまった。
この女性記者がいわゆる「ツイフェミ」として多重炎上したことがある人物だったため一気に炎上。
「運営が己の政治的意図や付き合いのあるメディアの意向に沿った話題が浮き上がるようにハッシュタグなどを操作していたのでは」という説が発生し、さらに絵師や工芸作品系アカウントが検索に引っかからなくなる「シャドウバン」がされているのではという以前からの疑念を強化する人が増え、解雇された日本社員達への総叩きモードに突入してしまった。




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最終更新:2024年05月06日 17:21

*1 創業当時。のちにイーロン・マスクに買い取られ、2023年にTwitter社は”X社”となった。

*2 「バカスタグラム」「迷惑系YouTuber」といった呼称をされることがあるが、前者は語呂の問題か多用されず、後者はYouTube以外では使いにくい。

*3 こちらも公開設定次第で全世界に発信する事は可能だが、デフォルトの設定では友だち登録したユーザー=知人間にしか見えないようになっている。

*4 一応、事前にフォロワー0の非公開アカウントにして「投稿した本人しか見れなくする」事は可能(googleフォトなどに近い)。一応、Twitterの運営などからは確認できると思われる。

*5 風景は勿論、店舗のレイアウト、飲食店の食器、家電などの機種、ガードレール、交通機関、果てには鏡、窓、瓶、目の反射からも特定されてしまう。ネットにはあらゆる分野の有識者が集う為、どんな些細なことからも特定が可能という心構えを持った方が良い。

*6 ただし、謝罪もせずに削除だけする行為は本当にただの『逃げ』とみなされて寧ろ悪手である。

*7 「男→田力」や「光→Light」など。

*8 ただし、炎上後に連携の解除、公開情報を変更する事は余計に関連性を疑われるので逆効果。

*9 デマは勿論、事実であっても行き過ぎた発言は誹謗中傷や名誉棄損、業務妨害になる。

*10 現在でも改竄防止のため、捜査機関は可能な限りポラロイドカメラを使用している。

*11 この賠償金は弁護士費用などの経費を除き、被災者やウクライナ侵略戦争被害者に寄付されている。

*12 侵害されている著作者側が訴えない限り犯罪として成立しない仕組みのこと。もある。

*13 実際に「仮面ライダーリバイス大好きキャンペーン」では第三者による無断応募が行われたことが発覚し、企画自体が休止になり、その後放送終了まで再開されなかった。

*14 拡散したアカウントも規約違反や法律違反に該当する恐れがある。

*15 日本の法律における猥褻物の定義は曖昧であり、イラストであっても場合によっては猥褻物に該当する恐れがあり、特にイラストであっても無修正(モザイク無し)の物は危険である。

*16 人命が関わっていたり、専門知識が関わっていたりするとその筋では有名な知識人もデマ否定のために意見表明するケースも結構ある。

*17 できればこの場合は引用元を記載するのが望ましい。

*18 ただし、引用に該当しない場合または許可が出ていない物に関しては、一コマであっても本来違法である。

*19 元ヒステリックブルーのナオキ。出所後に匿名でフェミ活動をしていたがのちに再犯し逮捕。

*20 言うまでもないが、人が死を嫌うのは生き続けたいという意思があるからで、殺人が禁止されているのは他人の生きる権利を奪うからであり、いずれ死ぬから生まれない方がいいと言うのは本末転倒である。

*21 日本には職業選択の自由があり、強制されるわけではない。

*22 「子種を出すだけの存在」と見下している故の呼称らしい。

*23 「男性に大人しく食事を作ってあげてやらせてあげる存在」として主婦を見下す意味らしい。

*24 一応、北大の教授が「地震を誘発する可能性はある」とは論文で述べている。

*25 雑誌社発表。解雇か自主退職を処分の体裁にしているのかは不明。

*26 後にバンダイから問屋などへ当てての注意文書が配布されている

*27 当然ながら同居は解消され仲違いしたが、数年後に和解した模様。

*28 万単位のフォロワーがあり、その筋では素性こそ知られていないが有名だったらしい。

*29 新聞報道のみでは厳しすぎるという意見もあったが、当該のアカウントには「職場で自家発電」などの行為も自慢されており党の激怒も当然だったと言える。そもそも日本国内で無修正動画はアウトである。

*30 なお実際はあかりが「解析やアイテム開発等の後方支援担当」、ポッピーが「現場でのサポート担当」と真逆の立場であり、更にあかりは空気の読めない強気発言やキツめの性格もあって視聴者からはおおよそヒロイン扱いされていない。

*31 ただし、つぶやいている内容からすぐわかるようにしてあることが殆ど。

*32 のちにSNSでの暴言や不正が明るみになり職場をクビになっている。

*33 2017年まで学長を務めた岡部洋一氏。情報工学の専門家であり、名だたる工学者を多数輩出した一族である。

*34 吉本興業は基本的に所属タレントの政治的発言には放任であり、注意処分を公表するのも異例のことである。

*35 この前段階として、文春側には以前から厄介アイドルヲタとつながってネタを買っていたとの疑惑が囁かれており、ヲタの怒りにも油を注いだためである。