兵主部一兵衛

登録日:2014/12/08 Mon 21:06:51
更新日:2023/10/22 Sun 21:32:39
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ワシの話を聞く気がないならしょうがない…





 殺 す か 





 兵主部 一兵衛 
  ひょうすべ いちべえ 


漫画『BLEACH』の登場人物。


●目次

 概要


尸魂界(ソウル・ソサエティ)の霊王に仕える直属の部隊・零番隊に属している。
巨大な数珠を首から下げた大坊主で、皆からは「和尚」と呼ばれている。
五人全員が隊長である零番隊の中でもリーダー格。
見た目こそ山本元柳斎重國より若いが、実際は今の三界(現世・尸魂界・虚圏)ができる前から(推定100万年以上)生きている。

二つ名真名呼(まなこ)和尚」
読んで字のごとく「真の名を呼ぶ和尚」であり、「斬魄刀」「始解」「卍解」を始めとし、尸魂界の全てのものに名前を与えた存在である。
恋次の卍解の真の名も彼の斬魄刀を一目見て理解しており、彼の実力向上に貢献した。

 データ

[誕生日]1月1日(元旦・やぎ座)
[身長]181cm
[職業]死神
[所属]尸魂界王属特務・零番隊

 [二つ名真名呼(まなこ)和尚
 [斬魄刀]一文字(いちもんじ)
  〔解号〕黒めよ「一文字」
 [卍解]しら筆一文字
[CV]楠見尚己



 人物

普段は飄々とした好々爺めいた言動と振る舞いで、一護からはハゲのオッサンと大変失礼なあだ名で呼ばれるが、気にした風もなく応じている。
霊王宮以外は気にしなかった姿勢から、山本元柳斎重國を喪った直後で気落ちしていた京楽春水砕蜂護廷十三隊には刺々しい態度で応じられるなどあまり好かれていない。
一方で和尚当人はそんな隊長達に白眼視されていることを理解しつつも現在の護廷十三隊に対してかなり好意的で、霊王宮にやってきた阿散井恋次朽木ルキアらに稽古をつけているなど、基本的には優しい。
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」による瀞霊廷の一度目の侵攻と蹂躙後、今更やって来た零番隊に砕蜂が怒り、それに対し麒麟寺天示郎が「王属特務の仕事は霊王宮の守護 護廷十三隊の仕事は瀞霊廷の守護。護廷の名を背負いつつ“護れないから助けてください”じゃあ護廷の名が泣く」と返して険悪な雰囲気になった際には、とりあえず天示郎に拳骨を喰らわして場を収めた。

戦闘時にもその辺りはあまり変わらず、特に実力差がある場合は敵を子ども扱いし、まるで近所の悪童を叱るように戦う。

しかし、その判断基準は「現在の世界の要である霊王の維持>>>その他一切」。
護廷十三隊の有事にほぼ顔を出さないのも、霊王宮の守護が最優先であるため。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)・虚圏・現世からなる三界を守護しながら生きてきただけあって、命に対する価値観もかなり違うのかもしれない。
小説版では「わしらの役目は世界の『底』が今の形で在り続けるよう努める事」と述べている。
零番隊のリーダー格だけあって霊王宮や霊王に仇なす者にはその命を奪う事すら厭わない冷徹さを持ち合わせる。

また、戦闘においては「和尚」という渾名や普段の振る舞いにそぐわず、戦いを楽しむような一面も持ち、好戦的な笑みを浮かべることもある。
特に敵を「懲らしめる」のではなく「殺す」と決めると、歯を剥き出しにして笑うなどの獰猛な顔つきとなり、
あのユーハバッハですら、その変わりようにマユリ様やジジみたいなノリで言及している。
アニメ『千年血戦篇』24話では麒麟寺天示郎に「俺の湯でも臭いを消せねえ血生臭い和尚だぜ」とジョークを言われている。


 戦闘能力


零番隊のリーダー格だけあって、その実力は本作において最強クラス。
インチキじみた斬魄刀の能力のほか、多彩な鬼道も扱う。

死神の姿と力こそしているが太古より生きてきた神のような存在の一人ともいえ、みだりに彼の本名を呼んだ者は問答無用で喉がつぶれ声が出なくなる
「名前」と「黒色」を司る神といっても過言ではない。
剣術でユーハバッハと互角以上に渡り合うだけでなく、「外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)」の侵食を気合で吹き飛ばしたりと、規格外の強さを見せつけている。

100万年以上生きてきた世界の生き字引であり、「未知数の“叡知”」とユーハバッハは評し、黒崎一護藍染惣右介更木剣八浦原喜助らと同じく敵の特記戦力に認定。
ユーハバッハが和尚と相対した時にはすさまじい奥の手を持つはずの親衛隊を後ろに引かせた上で自身が出向いて戦ったほどである。

「裏破道」といった特殊な鬼道も扱える。
零番隊が「尸魂界の歴史そのもの」であることや死神達が斬魄刀の創造以前から戦い続けてきたこと、現在の零番隊メンバーに破道・縛道の発明者がいない(回道は麒麟寺が考えた)ことを踏まえると、詠唱して技名を言いながら発動する破道・縛道は和尚が生み出した可能性もある。


「零番隊の強さは護廷十三隊全軍以上」と謳われているのにも、和尚の存在が非常に大きいと思われ、
和尚と霊王宮零番離殿が無事なら冗談抜きで零番隊は何度でも蘇るという点も加味すれば、まさに零番隊の大黒柱と言えよう。

◇─ 斬魄刀(解放前)

解放前は巨大な筆の形状をしている。
この状態では、肉は斬れないが「」を斬ることができる。名を真っ二つに斬ると力も真っ二つになる。

例えば「腕」を斬ると、斬られた腕は「う」(『「腕(う¦で)」➡︎「う」』)となってしまい、
筋力も能力も半減し、それまでの半分ほどの力しか発揮できなくなる。

さらに、文字を書くとその字と同じ性質を持つ能力もある。
作中では「隠」の印で霊王宮を隠し、「封」の印で道を封じた(塞いだ)。


◇─ 斬魄刀「一文字(いちもんじ)



わしの力は『黒』 ひとたび『一文字』を解き放てば
この世界のあらゆる『黒』は わしのものじゃ


解号は(くろ)めよ~」
解放すると筆の毛先が刃へと変化し、大量の墨を撒き散らしながら戦う。
この墨で塗り潰されたものは、完全に名前を失う
「名」を「失う」ということは、すなわちその「名」を和尚に奪い取られて和尚の所有物となることを意味する。
そして、名を失った物(者)は「何者でもない」存在となり、それまで持っていた力も失くす。
死神や破面も「斬魄刀」の名を呼ぶことで解放できることから、名もその力も奪うことの重要性がうかがえる。

和尚の力の根源は“黒”であり、「一文字」を解放するたびに、
死神も滅却師も生ける者も死した者も関係無く、この世のあらゆる“黒”は和尚のものとなるという。
その性質上、たとえ敵が和尚の力を奪ったところで、敵の力にはならない。

『千年血戦篇-訣別譚-』第26話では、ユーハバッハに一時的に力を奪われた際には眉や髭が真っ白になってしまう描写がなされた。


◇─ 真打「しら(ふで)一文字(いちもんじ)


墨が黒から白になる。
「一文字」で黒く塗り潰され名を失ったものに、白い文字で新たな名前を刻み込む(与える)能力。
その者(物)は刻まれた名の対象と同じ力となる。つまり存在そのものを自身が記した名前の存在へと書き換える事ができる。
なお、「真打」とは「卍解」と同じ意味合いであるといい、一番初めに進化した斬魄刀らしい。

アニメ『千年血戦篇』26話では、三界を不安定にするほど強大なために他の零番隊メンバーは互いに卍解を封印しあっている設定が明かされたが、和尚には適用されていない様子。



◇─ 千里(せんり)通天掌(つうてんしょう)
巨大な手による張り手を食らわせ、相手を問答無用で千里先まで突き飛ばす。


◇─ 三の道「鉄風殺」(てっぷうさつ)
「裏破道」と呼ばれる強力な術。
手刀と共に鬼道を飛ばし、あらゆるものを粉砕する。


◇─ 「不転太殺陵(ふてんたいさつりょう)

宵闇ィよ常闇ィよ ちょいと来い〜

ちょいと顔見せ呑んで行け〜呑めば命も飛んで行く〜

死出の道にも花がァ咲くゥ〜

肴はどこじゃ 真黒に染めて八ツに裂いて

真黒な炎で真黒に炙ってぺろりと喰らおう

喰ろうて残った真白な骨で墓標を立てて弔うてやろう

おんしが二度と生まれて来ぬよう

わしらの贄にならぬよう

の詠唱で発動。
一文字の能力で、百年後のソウルソサエティから夜を百夜奪い創造した巨大な黒い御陵に敵を呑み込む技で、纏う黒までも吸い上げ対象の血も肉も骨も何もかも黒く潰して無に還す。
和尚曰く「転生すらも許さぬ真黒な地獄」
つまり100年後の尸魂界は100日もの間、真っ昼間が続くという異常現象に見舞われる凄まじくハタ迷惑な技。



御先

真黒

真逆様

(BLEACH 67 BLACKより)

 活躍



◇─ 千年血戦篇




今回は霊王の御意思で護廷十三隊を建て直しに来た
まずは黒崎一護 おんしを霊王宮(うえ)へ連れて行く

見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」による尸魂界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻で山本元柳斎重國らが死亡した後、滅却師に対抗すべく一護たちを鍛え直すために霊王宮へと連れて行く。
恋次に彼の卍解の本当の名を教えたり、当初は濃すぎる霊子ゆえまともに動けなかった恋次とルキアが慣れて動けるようになった後は稽古をつけるなど好々爺らしさを見せた。
滅却師達の第二次侵攻中には、少し遅れて修行を終えた一護に王鍵で編んだ外套を与え強硬手段で向かわせた。


()(こころ)も強くなった
一護(あいつ)は本当の死神になったんじゃ

しかし一護を強硬手段で瀞霊廷に向かわせた結果、瀞霊廷と霊王宮の間の幾重もの防壁に一時的に穴が開いてしまい、ユーハバッハが霊王宮に侵入することを可能としてしまう。
結果、ユーハバッハユーグラム・ハッシュヴァルトアスキンリジェジェラルドペルニダら親衛隊を連れて霊王宮へやってきたため、
和尚は「隠」の印で霊王宮を隠し、護廷十三隊はもとより、自分以外の零番隊にも防衛を任せるが、
二枚屋王悦に一度敗れながらもユーハバッハの力で強化復活した親衛隊により零番隊は敗北。
親衛隊には和尚の相手は荷が重いと考えたのか、ひとり自分の元へ踏み込んできたユーハバッハを迎え撃ち、終始彼を圧倒する実力を見せつける。

しかし残念ながら、鰤お決まりの切り札の後出しを想定していなかったためユーハバッハが真の力を解放したことで呆気なく形成逆転。
身体を木っ端微塵にされて敗北する。
それでも肉体が王鍵と化した故か死亡しておらず、後から追いついた一護に名前を呼んでもらい力を少し分けてもらうことでバラバラだった肉体が元に戻り復活。
まだ自身は本調子に戻れていないこともあり、一護にユーハバッハを止めてくれと頼む。



すまんのう人間共
おんしらではユーハバッハには勝てん

…じゃが案ずるな
平和とは全てそういうものよ
のう ユーハバッハよ

しかし凄惨な表情をしながら意味深な言葉を残した。
が、その後の出番はなかった。



◇─小説『BLEACH Can't Fear Your Own World



わしもあの坊主の事は気に入っとる。
話もできんようになるのは(いささ)か寂しいでな

謎の言葉を残したまま漫画は終了したが、本編ラストのセリフの意図について説明。
自身が敗れた後、一護をユーハバッハのもとに向かわせたが、一護がユーハバッハに敗れる可能性を憂慮…むしろ“負けてもらわねばならなかった”と考えていた。
そして敗れて(瀕死となった?)一護を二代目霊王とすることで世界の維持をすることを考えていた模様。
一護を死にに行かせたことから、漫画劇中ラストでは凄惨な顔をしていた様子。一護を霊王とした場合、どのようにしてユーハバッハを処理する気だったのかは不明。

しかし一護に対して悪意があるわけではなく、
「三界に分けつつ後に『地獄』と呼ばれるようになった場所を塞ぐ蓋となった今の世界を、かつての滅びへ向かっていた世界に戻さないよう維持する」
という、彼なりの至善・最善を目指したゆえのものであり、
結果としてユーハバッハが完全に霊王の力を手にしたおかげで、彼の遺体がそのまま二代目霊王として使えたのでそちらですませた。
力をつけすぎた一護が現世に帰れなくなった場合も想定して、
一護の友人たちに総隊長京楽春水が独断で通魂符(ソウル・チケット)を渡した件も中央四十六室と貴族たちには黙っておく配慮をしている。



全滅した零番隊だったが、彼らの血肉は王鍵と化して零番離殿の霊脈と融合しており、
和尚が無事だったこと・零番離殿が無事だったこともあって和尚が名を呼ぶことで全員復活した。
和尚曰く「零番隊は簡単には死なんし、死なせて貰えん。そういう運命(さだめ)」とのこと。

山本元柳斎重國がまだ幼さを残していた頃の時代には、すべてを喰らわんと尸魂界(ソウルソサエティ)に侵攻し霊王宮にまで迫ってきた大虚(メノス)の中の大虚(メノス)と謳われバラガン・ルイゼンバーンのライバルだったとある中級大虚(アジューカス)二枚屋王悦と共に撃破。
その大虚の名を一文字(いちもんじ)で封じて「已己巳己(にたものどうし)で喰らいあう名もなき虚の魂」として新たに『已己巳己(いこみき)(どもえ)』と名付け、その大虚が喰らっていた魂魄の量が行く万幾億とあまりに多すぎたので簡単に浄化もできず、当然滅却でもすれば三界のバランスを崩すので若かりし頃の王悦が斬魄刀の形に封じた。

◇─過去

小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』によれば、後に霊王となる人物とは知り合いだった様子。
世界は元々生も死もなく、進展も後退もなく、途中が人間を喰らい、その虚に対抗する滅却師が生まれるという変化はありつつも、
世界の停滞そのものは避けられず、万年億年かけてただ冷えるのを待つばかりだった。
霊王や和尚と同じように特殊な能力を持ち後の世で五大貴族と呼ばれる人々の祖は、霊王の力で世界を分けることで考えが一致。
だが霊王からの反撃の恐怖に駆られた綱彌代家の者は、霊王を強襲して結晶の中に封じ込めた。
しかし和尚はその時の出来事は直接見ておらず、やがて零番隊として霊王を守る任務に就いた模様。


わしらの役目は世界の『底』が
今の形で在り続けるよう努める事じゃ

それぞれの庭を支配する者が変わろうと、
万象の基礎が変わるわけではないからのう


尸魂界(ソウルソサエティ)の歴史を完現術編の朽木ルキアは「100万年」と述べているので、最低でもそれ以上の年齢はあると思われる。

原作63話にて一護の精神世界で斬月が名を名乗ろうとしてセリフが黒塗りされた箇所があるが、
作者ファンクラブQ&Aによると和尚が名を塗りつぶしたとのこと。
1000年前に初代護廷十三隊に敗れたユーハバッハの名を封印した様子。

◇─アニメ『BLEACH 千年血戦篇』



ただ見ているだけ。それもワシらの務め
そしておんしを鍛えるのもワシらの務め

ゆえにおんしには死神を超えてもらう

原作ではほぼ不明のまま終わった霊王ユーハバッハとの過去や現在の零番隊の描写についていくつかのアニメオリジナルで補完されたり描写が変更されたりした。



始まりありて 終わりなし 名枯れも果てて 声もなし
湧きて逆巻く 叢雲(むらくも)の淵 降りて満つるは (うつろ)の器
あはれ器に能はぬ者は 重きに屈し岩となる
(こほ)石塊(いしくれ)砂利(じゃり)となり 雨に打たれて(ちり)となる
器にあらずば 抜ける道なし  されど入らずば 参る道なし
(いず)れ死ぬるものどもの 呼ばふその名は不入参道(いらずさんどう)

14~17話での霊王宮での一護や恋次達の回復と修行では、一護の特訓の為霊王の赦しがなければ入れない特殊空間「不入参道(いらずさんどう)」へ彼を導くシーンが描かれた。
ここで一護は過去に起きた霊王誕生や初代護廷十三隊といった過去の出来事を幻視して垣間見ている。



その重みこそ おんしの護らんとするもの
おんしの見ているものこそ万事万端万世不朽の記憶と釈解
すなわち…王の力


修行を終えた一護に王鍵の外套を与えて瀞霊廷に向かわせたことで障壁に穴が空き、ユーハバッハが霊王宮侵入可能になったことについては、原作では単純な失策として描かれていた。
が、第21話では涅マユリが零番隊のこの行動に「零番隊め、何を考えてる」と、22話では京楽春水が「あれを撃ち落とさない?本丸に迎え入れるつもりかい?これも筋書通りなんですかね」とそれぞれ憤っており、
和尚はなんらかの考えの元でわざとユーハバッハを霊王宮へ招いたような描写になっている。


24話では1000年以上前、わざわざ霊王宮から下の世界に降りてきてユーハバッハ光の帝国(リヒトライヒ)を訪れていたことが判明。
どういう経緯なのか左腕に『霊王の左腕』の力を宿していた。
女滅却師の銃攻撃に対し、右腕で霊子の弾を静止させて受け止め跳ね返しているので、右腕も霊王のものだった可能性もある。

ユーハバッハを警戒していたようで、尸魂界(ソウル・ソサエティ)侵攻を考えていた当時のユーハバッハに対して「尸魂界(ソウル・ソサエティ)光の帝国(リヒトライヒ)は不可侵条約を結び、尸魂界(ソウル・ソサエティ)光の帝国(リヒトライヒ)による滅却師統一には一切口を出さない」という譲歩案を提示する。
だがユーハバッハは与えた魂と力を吸収する際に民達の苦しみや死の恐怖も吸い込んでおり、それゆえ今の三界の在り方そのものを忌み嫌い拒絶。

「(かつての世界を“永遠の安らぎ”と表現する)ユーハバッハは(霊王と三界誕生のときのことを)何も知らない」と和尚は評し、「世界を生と死に分け死の恐怖をもたらした者は誰だ」というユーハバッハの問いに「霊王様」と返答する。
「三界のどこに安寧がある?」と全知全能(ジ・オールマイティ)の力を見せながら怒るユーハバッハに対して左腕の力で、三界誕生の瞬間や「自身が四肢を失った霊王を抱きかかえる姿」を垣間見せて「わしらは霊王様と共にこの危うき世界を保っておるのじゃ」と説明した。
が、ユーハバッハは「哀れ」「無様」と更に怒り、簒奪の力でその左腕を奪おうとする。和尚はそんなユーハバッハに霊王の左腕を上げる代わりに、ユーハバッハでも見通せない霊王の力をもって『全知全能(ジ・オールマイティ)』を封印。ユーハバッハが死ぬまで未来が見えないようにし、罰を与えた和尚は慈悲のつもりなのか命は取らず「慎ましく生きよ」と言い残し去って行った。
結果、1000年前のユーハバッハは『全知全能(ジ・オールマイティ)』を使うことなく山本元柳斎重國ら初代護廷十三隊に挑んだ模様。

25話にて霊王宮に侵入してきたユーハバッハと対峙。
26話にて瀞霊廷の星十字騎士団を聖別の贄にし敗れたハッシュヴァルトら親衛隊を復活させるユーハバッハが「この世界の全ては私が奪い去るためにある!それが霊王であろうとも…」と述べた際には、ユーハバッハに対して侮蔑とも哀れみともとれるような重い顔を見せていた。



全くおんしは霊王宮には立ち入るは

霊王の眷属たる零番隊の体にも立ち入るは…

アニヲタ風情が不届きも大概にせい

(ばち)を当てるぞ


黒めよ 一文字





そして黒めよ 追記・修正

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最終更新:2023年10月22日 21:32