仮面ライダードライブ(登場キャラクター)

登録日:2014/11/17 Mon 00:00:56
更新日:2023/10/21 Sat 02:44:50
所要時間:約 38 分で読めます






ひとっ走り、付き合えよ!



仮面ライダードライブとは、『仮面ライダードライブ』の主人公・泊進ノ介が変身するヒーロー。

声:竹内涼真
スーツアクター:高岩成二




概要


進ノ介が『ベルトさん』こと『ドライブドライバー』を腰にセットし、
左腕の『シフトブレス』に自我を持ったミニカー『シフトカー』を装填して変身する仮面ライダー。

劇中では『戦士ドライブ』もしくは『仮面ライダー』と呼ばれる。
なお後者はロイミュード幹部・ブレンにより名付けられた通称である
(以前はドライブ(進ノ介)の前任者であるプロトドライブに対して名付けられていた)。

基本的には徒手空拳で戦うが、シフトカーを組み合わせることで様々な攻撃を生み出す。


決め台詞は「ひとっ走り、付き合えよ!」

普段は無気力な態度が目立つ進ノ介だが、変身時にはなぜかキザなジョークをロイミュードに言い放ちながら戦う。


「どこのカントリーボーイだ、お前?なってねぇな。レディのエスコートの仕方も知らねぇのか?」(第2話)
「あんた無口だねぇ!デートの時とか、間が持たなくて困んない?」(第4話)
「は?俺がピザ屋にでも見えんのか?」(第5話)
「おい!そんなに俺が好きなら、サインしてやるから帰れ!」(同じく第5話)

変身前、進ノ介が事件の『ピース』がすべて繋がった後ネクタイを締め直す際に「脳細胞がトップギアだぜ!」と叫ぶ癖があるあたり、
『ギアが上がる』とキザな台詞回しを言うようになるようだ。


余談ではあるが、仮面ライダーアクセルと能力や姿がかなり被っている。
基本形態の体色が赤色、ボディにタイヤが付いている、刑事で仮面ライダー、
強化フォームが青でスピードアップでトレーニングが必要などなど……もしかしたら狙っているのかもしれない。

後にVシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』において共演が実現している。



変身資格


ドライブの正確な変身条件は明言されていないが、第1話にて霧子が「なれるものならなっている」と発言しているため、
誰でも変身できるわけではないらしい。これまでに判明している情報は以下のとおり。

◆警察官でなければならない
第33話にて、ベルトさんと共に変身者の選別に携わった本願寺課長の発言から。
変身者は警視庁の人間の中から選び抜いて決めたとのこと。
任務を任せるにあたって最低限クリアしていなければならない、立場的な条件と思われる。

◆知力が優れていなければならない
同じく本願寺課長の発言から。
「体力」と共に持ち得ていなければならないものの模様。

◆身体が優れていなければならない
『シークレット・ミッション type TOKUJO』第1話「特状課はどうやって集められたのか」にて霧子が過去に実際にドライブへの変身を試して失敗しているが、
映像を見る限りはタイヤの装着に耐えられる強靭な肉体を持っていなかったことが不適合の理由として特に大きいようだ。

◆心が優れていなければならない
映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の『仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状』にて、ベルトさんが進ノ介を選んだ理由の一つとして「不屈の精神」を挙げている。
また、コア・ドライビアが使われているドライブシステムだが、変身者の感情や精神の成長に合わせて進化する特性を備えるため、心の伸びしろが無い人には向かない。

◆その他
本願寺課長の発言からは、優れた体力や知力だけが条件ではないと読み取れるので、他にも関門があると考えられる。
進ノ介がこれまで幾度か自分の命を省みない行動を取り、代わりの変身者を探せばよいだろうと言っても、
その度に「代わりなどいない」とベルトさんや仲間たちから言われている。


テレビ本編の後日談を描いた後述の『ファイナルステージ』では、ライダー側3人とロイミュード側3人が同時変身し、タイプスピード~タイプトライドロンが一堂に会している。

映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』では最終決戦後、ベルトさんが封印されている状態の為、
剛がハーレー・ヘンドリクソン博士から貰ったマッハドライバーでデートヒートドライブ、10年前の世界にタイムスリップした際にゼロドライブに変身。
現代に戻り剛、天空寺タケル深海マコトと同時変身した際にベルトさんがいないため進ノ介だけ変身できなかったが、ベルトさんが復活しドライブに変身している。

Vシネマ『ドライブサーガ 仮面ライダーハート』及び『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ』では、ベルトさんが封印された状態のため進ノ介が変身するドライブは登場しないが、
復活したハートが変身したタイプスピードワイルドテクニックが登場する。

映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』では上記の理由もありドライブには変身できず、
進ノ介は「変身さえできれば」と悔しがっていたが、終盤でかつて共に戦った仮面ライダー鎧武が地下深くまで向かい、ベルトさんを持ってきたため再びドライブに変身している。





START YOUR ENGINE!



装備



ドライブドライバー
CV:クリス・ペプラー

通称『ベルトさん』。
人類に牙を剥いた機械生命体・ロイミュードの襲撃を受け殺された天才科学者、
クリム・スタインベルト(演:クリス・ペプラー)の頭脳と人格を移植したベルト。(このデータ化技術、凄いのだがどういうシステムなのか正式名称が不明なままだったりする)
進ノ介とは半年前に面識があったようで、彼に『超人』としての素質を見出し、特状課に配属させドライブに変身させる。
口調は日本語と英語が入り混じりながらも、流暢なもの。

ベルトのバックルに施された下部カバーの最深部には『コア・ドライビア-D』というグラビティドライブエンジンが内蔵されており、
クリム・スタインベルトの記憶・意識の維持に使われている。
その豊富な知識を維持することで進ノ介と彼の相棒たる詩島霧子に的確なアドバイスを行うが、
睡眠状態の際に、ロイミュード襲撃時の記憶が時折『悪夢』としてフラッシュバックする模様。
このフラッシュバックに関しては、ベルトさん自身も「面倒な性質が残っているな」と一人自嘲気味に評価している。


普段は進ノ介およびドライブの愛車『トライドロン』の運転席のフロント内でカーナビとして機能。
ボディ代わりのトライドロンの自動運転、自身の手足・目としてシフトカーの遠隔捜査を行う。
また、進ノ介の意志と関係なく『ドライバーウェビング』という、
柔軟性に富んだ金属繊維で成り立つ伸縮自在なベルト部分を彼の腰部に装着させる機能を持つようだ。
ちなみに実は何気にファイズギア以来となる「ベルト一式を持ち運ぶ必要がある変身ベルト」だったりする。

変身する際はベルトの右斜め上にあるイグニッションキー『アドバンスドイグニッション』を回し、
シフトレバー状態に変形したシフトカーを操作する必要がある。

ベルトの中央バックル部にあたる『セントラルフェイス』というモニターは普段は喜怒哀楽豊かな表情パターンを見せるだけでなく、
ドライブ変身時にはシフトカーに対応したタイプおよび装備タイヤのデータを視覚的に表示、
更には必殺技発動時のエネルギーチャージ状況をスピードメーター状に表示させる。


特状課の存在する久瑠間運転免許試験場の地下にある秘密基地『ドライブピット』内では、
トライドロンの運転席から外され、専用のクレードルで自己整備、進ノ介と霧子、そしてメカニックの沢神りんなと同じ目線で会話する。

更になぜか自分の技術と全く無関係な時間改変行為に対する記憶保持、耐性、事前察知能力などを有しており、一体なにがそこまでさせるのかと言えるほどの時間改変に対する多彩な反応をしている。
ドライブ自体は時間干渉がデフォルトで横行しているタイプの仮面ライダーではないのだが、警戒心のなせる技なのだろうか。

第47話では最後の一人となったハートの消滅を以ってロイミュード108体の殲滅が確認された後、
彼は技術の悪用を防ぐ為に仮面ライダー及びロイミュードの技術を封印することを決意。進ノ介からシフトブレスを受け取ると、
未来での再会を約束してライダー関連の装備(シグナルチェイサーは剛が持ち出した)及びメカを自身と共に地下深くで眠りについた。

『超MOVIE大戦ジェネシス』で10年前にタイムスリップした際、なぜか大天空寺の庭に落ちており、後に相棒となる進ノ介とは面識がないため「誰だね?君は」と問いかける。
この時にダヴィンチ眼魔の暗躍を知った為か、現代では最終決戦時にトライドロンと共に進ノ介のもとへ駆けつけ、事件解決後は進ノ介に結婚の祝福をしてから再び地下深くに戻って行った。

『平成ジェネレーションズ』では眠りについていたが、終盤で鎧武が地下深くまで行き持ってきたため再び登場。事件解決後は再び眠りについている。



シフトブレス
進ノ介がドライブへの変身時およびタイヤ交換時に使用するブレスレット型デバイス。
レバー形態で『シフトランディングパネル』にシフトカーを装填し、各シフトカーの能力・情報を読み取り、
ブレス上部のセンサー『シフトリンクトランスミッター』からドライブドライバーのバックル上部にある
『シフトリンクレシーバー』というセンサーにデータを送信、ドライブの変身・タイヤ交換・必殺技発動の信号を伝達させる。

変身用のシフトカーなら「ドライブ!!タイプ・○○!!」
タイヤを生成するシフトカーなら「タイヤコウカーン!!」というベルトさんの音声が鳴り響く。

タイヤ交換時のタイヤは、例えばタイプスピードなら胸部装甲『ブレストカウル』を貫通して交換されるのではなく、
タイヤ装着部分にある小型の転移ポータル発生装置を通過して交換される。つまりワープのようなもの。他のタイプでも同様に行われる。


必殺技発動の要としても使われ、ブレス左下部に施された『イグナイター』
というボタンを押すことで「ヒッサーツ!!」という音声が発せられた後、
シフトレバーを1回動かすことで「フルスロットル!!(シフトカー名)!!」の音声と共に必殺技が発動する。

シフトレバーを3回動かすことで特殊能力を発動できる。
音声も「スピ・スピ・スピード!!」「フレ・フレ・フレア!!」のように3回繰り返される。
1回シフトレバーを動かすパターンも存在する。

ただしシフトデッドヒートに関してはレバー操作ができないので、
上記の音声がなく、イグナイターを1回押した際の「デッドヒート!!」のみ。


このように、ベルト若しくはブレスのどちらか片方をつけているだけではドライブに変身できない。
そして、シフトカーの力がないと重加速の中で動けられず、ロイミュードとまともに戦うこともできない。
かといって、シフトカーだけでロイミュードの肉体を破壊はできても、コアの完全破壊は困難に等しい。
ドライブとして戦うのに、この三者の関係はまさに切っても切れない関係なのだ。

なお、このブレスには通信機能も備えており、進ノ介がシフトカーを呼び出す時にも使われる。



ベルトさん「シフトカーを変えればタイヤの能力も切り替わる」

進ノ介「いいね、走りに幅が出る!」

タイヤコウカーン!!

シフトカー
ドライブへの変身、およびタイヤ交換する際に使用する自我を持つミニカー。
変身用シフトカーはドライブドライバーの端末も兼ねている。
また、単体でもロイミュードとの戦闘に対応できるよう、小型の防御フィールドを展開し、道路を生成しながら自走する機能を持つ。
仮面ライダーマッハ魔進チェイサー/仮面ライダーチェイサーも使用できる。

詳細は項目参照。



シフトカーホルダー
ベルトさんの電気信号を受け、シフトカーが指定した人物の右腰に装着されると共に生成されるホルダー。
基本的に進ノ介が腰に装着しているドライブドライバーの右側に装填されるが、
プロトドライブに助けられた霧子も右腰に装備している。

シフトカーは三両しか装備できないが、一両でも装備できると重加速空間の中で自由に動く事ができる。
逆に言えば一両の状態でホルダーを攻撃されればシフトカーがはじき出され、
『どんより』(ロイミュードによる重加速現象)の虜となってしまう。



トライドロン
仮面ライダードライブである泊進ノ介の愛車であり相棒。正式名称は「TRIDORON-3000」




「来い、ハンドル剣!!」

ハンドル剣
りんなが制作した、ドライブが使用する剣。
進ノ介が呼べばトライドロンを通じて射出される。

青い刀身は新開発の圧縮SO-1合金で生成され、鍔部はその名の通り運転席のハンドルになっている。
鍔部にあたる『ターンアクションハンドル』を回転させることで運動エネルギーが注入され、
「ターン!」「Uターン!」の音声と共に斬撃の威力が上昇。
そして、ターン後に鍔部の中央に位置するクラクション装置『ターンエンダー』を押すことで、
「ドリフトカイテーン!!」の音声と共に敵の周囲を高速回転しながら斬撃を発動させる。


グリップ上部にはシフトブレスと同じ『シフトランディングパネル』が配置されており、
そこにシフトカーを装填することで、その能力に対応した幻影を纏わせながら敵を連続で斬り裂く
必殺技『ターンスラッシュ』を発動する。
また、後述のようにクラクションを鳴らして『ドリフトスラッシュ』を発動する。
こちらではシフトカーを装填しない。

いずれも基本的にタイプ・シフトカーの種類を問わず使用可能。
『フルスロットルトリガー』を引くことで必殺技を発動するためのエネルギーが解放される。


なお、タイプワイルドでは両手持ち、タイプテクニックでは逆手持ちと言った具合に、変身するタイプによって持ち方がそれぞれ異なる。


能力や演出は前々作主役ライダー最終フォームを髣髴とさせる。



「完成したか、ハンドル銃! ん…? 違う、これは…ドア銃!!」

「…そろそろ、そのネーミングセンスから離れないか?」

ドア銃
りんなが制作した、ドライブが使用する銃。
その名の通り銃身が車のドアになっている。

SO-1合金製のドアの形をした『SO-ドアパネルシールド』を開閉させることで、
空気中のエネルギーを圧縮・チャージし、銃口の『D-ショットマズル』からエネルギー弾を発射する。
このような仕様になっているのは、エネルギーの流出を防ぐためで、
ドア部分が完全に閉まっていないと「半ドア!」の音声と共にエネルギーの補充ができなくなる。
そのため運用の際には、細目な再装填が必須となる。

なお、SO-ドアパネルシールドはその名の通りとしても使用可能で、オーラであらゆる攻撃を受け止め、ドライブの身を守る。

上部にはシフトブレスと同じ『シフトランディングパネル』が配置されており、そこにシフトカーを装填することで、その能力に対応した弾丸を発射する。

基本的にタイプ・シフトカーの種類を問わず使用可能。
こちらも『フルスロットルトリガー』を引くことで必殺技を発動するためのエネルギーが解放される。

ドライブは基本的に斜めに構えた「センター・アクシス・リロック(通称「C.A.R」)システム」を彷彿とさせる構えを取る他、戦いによってはハンドル剣と同時に使用することもある。



「来た、あれが新兵器だ!」

「大型トレーラーか?」

トレーラー砲
タイプフォーミュラ及びタイプトライドロンで使用する大砲。
その名の通り砲身がトレーラーの外観をしている。
シフトカー同様自律行動が可能で、車体前部からは弾を連射できる。

通常はシフトカーを運搬するトレーラー型のトレーラーモードとして運用し、
戦闘時には車体前方をトリガーに変形させることで大砲モードに移行する。


バレル上部に配置された認識スロット『シフトランディングスロット』にシフトカーを装填することでそれに合わせた攻撃を放つ。

装填するシフトカーにより砲撃が変化し、音声も「フォーミュラ砲!」「フレア砲!」のようになる。
交換用のホーリークリスマスやカラフルカラフル、シフトレジェンドカー、
そして変身用のシフトネクストスペシャルのスペシャル側は「スペシャル砲!」になる。
また、ハイスピードやメガマックスフレアは元のシフトカーと同じで、トライドロンキーもデッドヒートと同じ。
その他、ダークドライブのネクストシフトカー3種には音声が用意されていない。

『フルスロットルトリガー』を引くことでコンテナ型砲身『シフトコンテナバレル』に備わった、
ハッチ型砲口『ハッチゲートマズル』から収束した砲撃エネルギーを高速射出する。


バレル上部にあるコンテナ部分のスライドパネル『シャッターゲートパネル』にシフトカーを二台装填することで必殺攻撃を発動
(シフトトライドロンに限り一台だけでも可)。
ハーフミラーに『FULL』の文字が表示される。装填するシフトカーは特に決まりはない。

必殺技の音声は「ヒッサーツ!フルスロットル!フルフルフォーミュラ大砲!!」
こちらもシフトカーによって「フルフル◯◯大砲!!」と名前が変わり、
シフトフォーミュラ以外の変身用シフトカーを装填した場合は「フルフル◯◯!ビッグ大砲!!」になる。


シグナルバイクやバイラルコアにも対応している。

シグナルマッハは「マッハ砲!」(シフトネクストスペシャルのネクスト側も同じ)、交換用バイクは「シグナル砲!」
シグナルチェイサーは「チェイサー砲!」、バイラルコアは「バイラル砲!」
仮面ライダールパンが使用するルパンブレードバイラルコアは「ライダー砲!」
シグナルレジェンドバイクは「レジェンド砲!」のようになる。

必殺技では同じく「フルフル◯◯大砲!!」になる。



ところで、上記3つのあまりにも直球すぎるネーミングの名付け親は進ノ介だが、

例)ハンドル剣
ベルトさん「いや、見たままだね…もう少しエクセレントな名前つけないか?」

進ノ介「いや、ハンドル剣!決定、よし!」

…と言った具合に、どうやら彼はどこかの不運な特異点君に似たネーミングセンスの持ち主のようで、
これにはさすがのベルトさんも呆れ気味である様子…まあ、こんな奇抜すぎる外見の武器を制作したりんなもりんなだが。*1

しかしベルトさんも次第に慣れてきたのか、進ノ介がトレーラー砲と名付けた際には、
「どうせ、そういうネーミングだと思っていたよ」と納得した模様。



主要形態


タイプスピード


ベルトさん「君は過去に大切なものを失った。
だが、今なら…救える。
私と仲間たちがいれば…この重加速の中でも誰よりも速く動ける。
それが、戦士ドライブだ!」

進ノ介「だったら…今、この場から走り出してあの人を救えるなら…!
もう考えるのはやめだ!!


変身!!


(R)


ドライブ!!


(S)


タイプ・スピード!!


身長:199cm
体重:102kg
パンチ力:6.0t
キック力:10.4t
ジャンプ力:ひと跳び32m
走力:100mを5.7秒 ※加速時の走力:100mを1.8秒


シフトスピードで変身した、ドライブの基本形態。
スポーツカーにも似た真紅のメタルボディに左胸に襷のごとく装着されたタイヤが特徴。
格闘戦に優れており、シフトレバーを3回動かすことで『タイプスピードタイヤ』を高速回転させ反重力フィールドを形成。
一時的にそこが重加速空間下であろうとその鈍化を無視した高速移動・加速攻撃を可能とし、また加速状態の連撃はスピードメーター状の赤いエフェクトがかかる。

右胸の外部装甲の中にあるグラビティドライブエンジン『コア・ドライビア-N』はドライブの動力源で、稼働エネルギーを生み出す役割を担う。
更にエンジンの回転と震動を利用することで重加速を打ち消す波動を放つことが可能。


○必殺技

シフトカー固有の必殺技、各武器に付加されるシフトカーの効果についてはリンク先を参照(他のフォームも同様)。

児童誌やその関連書籍では、以下に記述する各タイプの劇中未使用の技もイメージとして写真が掲載されている。
実際に披露された技のイメージもあるが、映像とは異なるパターンのものも少なくない
(フレアストリームが火炎弾ではなく炎をまとい突撃、ジャスティスマッシュがパンチではなくジャスティスケージによる打撃、等)。


スピードロップ
四方に大型のタイプスピードタイヤを展開させロイミュードを弾き出し、
トライドロンの高速移動の反動を利用した連続キックで倒す。かなりカッコいい。
タイヤが出現せずに、敵を掴んだトライドロンと連携してキックを放つパターンもある。

基本的にどのシフトカーでも使用可能。
MOVIE大戦フルスロットル』ではマックスフレアで使用。
映画よりも前にDX玩具のCMで先に披露している。
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』ではミッドナイトシャドーで使用し、分身を駆使してロイミュード102を撃破した。

ターボスマッシュ
タイヤ型のエネルギーで加速した後、超高速の鉄拳を叩き込む。
この技自体は劇中未使用だが、派生技である『ジャスティスマッシュ』はジャスティスハンターで使用している。
このことから、どのシフトカーでも使用可能と思われる。

オールタイヤアタック
シフトカーに対応したタイヤを連続発射し攻撃する。
他のタイプでも使用可能と思われる。

ターンスラッシュ
先述のようにシフトカーの能力に対応した必殺技を発動する。
劇中ではタイプスピード+ドリームベガスのパターンで初使用。

◆射撃(名称不明)
ドア銃を用いた必殺技。
劇中ではシフトスピードを装填して初使用。

ドリフトスラッシュ
『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』にて披露した。
『スーパーヒーロー大戦GP』でも使用。

ヒッサツフルスロットルスペシャル ハンター&モンスター
シークレット・ミッション type TV-KUN『ハンター&モンスター!超怪盗の謎を追え!』で使用。
変身した順番はモンスター→ハンターで、劇中では後者の時に発動。
音声は「ヒッサーツ!フルスロットルスペシャル!ハンター&モンスター!」
いつもの檻でロイミュード005を閉じ込めた際、モンスターの上顎が自主的に飛んできて上に被さり、両方の特徴を持つ緑色の檻に変化。
その上に飛び乗って必殺技の一連の動作を行い、檻を高速回転させながら右足にエネルギーを集中させて圧殺した。

シュリケンジン・トライドロロンフィニッシュ
『スーパーヒーロー大戦GP』で使用。
発動の際はシュリケンジントライドロンの中でシフトスピードのシフトレバーを1回動かし、
ハンドル剣を使って手裏剣戦隊ニンニンジャーと共に操縦する。
タイヤ状のエネルギーを飛ばして拘束し、手裏剣状のエネルギーで攻撃した後に忍法剣ドラゴソードで斬りつける。


タイプワイルド


チェイス「命を拾っても、愚かさは変わらないな…
『人間に守るべき正義などない』と知ったはずだ」


進ノ介「そうだな。確かに、お前の言う通りかもな。

人間に悪人がいねえなら、そもそも警察官なんて必要ない。
右も左もずるい奴で、うんざりする事ばっかりだ。だが…

だからこそ、まっすぐ生きてる人が光って見える。
正義じゃない、俺は市民を守るんだ!!


変身!!


(R)


ドライブ!!


(W)


タイプ・ワイルド!!


身長:197cm
体重:123kg
パンチ力:8.1t
キック力:14.1t
ジャンプ力:ひと跳び21m
走力:100mを7.2秒


シフトワイルドで変身した、ドライブの派生形態。変身者に強いパッション(情熱)があれば変身可能となる。
大型ワゴン車(4wD)に似た漆黒のボディに右肩に配置されたタイヤが特徴で、それを利用したタックル攻撃や肉弾戦を得意とする。
基本形態であるタイプスピードと比較すると、スピードを殺す反面パワーがさらに向上している。
そのためタイプスピードとは相性が悪かった、ランブルダンプなどのパワータイプのシフトカーやタイヤなどを装備することができる。
外見もタイプスピードと比較すると、ベルトとシフトブレス程度しか共通点がないほど大幅に変わっている。

名前でこの曲を思い浮かべたファンも少なくない様子。
ちなみに没音声として、これの強化型と思しき「タイプゲットワイルド」が確認されている。


○必殺技

ワイルドロップ
キック技。劇中未使用。

パイルブレイク
パンチ技。タイプスピードのターボスマッシュに相当する。
この技自体は劇中未使用だが、ランブルダンプの必殺技である『ドリランブル』はドリルを装備したパンチ技になっている。

オーバーワイルド
タイヤを回転させながら敵にショルダータックルをかます。
必殺技としては劇中未使用だが、1回シフトアップによる攻撃としては8話にて使用している。

ドリフトスラッシュ
ハンドル剣のハンドルを数回回転させた後、クラクションを鳴らして発動する。
激しく高速回転しながら相手を複数回斬りつける。
フルスロットルではなく、シフトカーは装填しない。
劇中ではタイプワイルドで初使用。

ターンスラッシュ
シフトワイルドを装填して発動。
ドリフトスラッシュと特に大きな差異は無い(そのため『仮面ライダードライブ 超全集』や『オフィシャルパーフェクトファイル』ではドリフトスラッシュとして紹介)。
本編よりも前にDX玩具のCMで先に披露している。
19話ではシフトブレス側のフルスロットルでドリランブルを発動した際にハンドル剣にもエネルギーを送り、
ランブルスマッシャーとハンドル剣を併用した回転攻撃でジャッジロイミュードを撃破した。


タイプテクニック


進ノ介「お前らは逃がさねぇ…」

ボルトロイミュード「じゃあ、子供を見捨てるのかね?」

進ノ介「助けるに決まってんだろ!
驚きだよ。怒りで頭がシーンと冷えることもあるんだな…」

ベルトさん「おぉ!」

進ノ介「お前らを思いっきりクールに裁く…


変身!!


(R)


ドライブ!!


(T)


タイプ・テクニック!!


身長:203cm
体重:110kg
パンチ力:7.2t
キック力:11.2t
ジャンプ力:ひと跳び26.1m
走力:100mを7.4秒


シフトテクニックで変身した、ドライブの派生形態。変身者にクール(冷静)な心があれば変身可能となる。
作業用トラックに似た緑色のボディに胸部に横向きに配置されたタイヤが特徴。
危険物解体、情報処理などの精密な動作・処理を得意とし、それを格闘戦に応用することで正確に攻撃を叩き込む。
また、頭部の『テクニカメット』に装備された分析装置『ヘッドライトアナライザー』で対象を捕捉・解析することで、
危険物を解体しながら後方のロイミュードに対してドア銃で正確に射撃する、といった芸当を熟すことも可能。
更にタイヤでの作業とドア銃での射撃を同時に行ったこともある。

実はこのタイプテクニック、本編ではタイプワイルド以上にワイルドなことを度々やってのけている。
没音声にはこれの強化型らしき「タイプウルトラテクニック」の存在が確認されている。


○必殺技

テクニドロップ
キック技。この技自体は劇中未使用だが、『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』にて派生技である『レスキューダウン』はファイヤーブレイバーで使用している。

パーフェクショット
ドア銃を用いた精密射撃。
攻撃方法は他のタイプと変わらないが、テクニックで発動する場合はこの名称になる。
劇中ではタイプテクニック+ファイヤーブレイバーのパターンで初使用。
DX玩具のCMではシフトテクニックを装填している。劇中未使用。

パンチ技の詳細は不明。


タイプデッドヒート


進ノ介「そうだ…来い、デッドヒート!」

ベルトさん「えっ!? おい、待て進ノ介!」

進ノ介「ベルトさん。これ、名前からしてハートに対抗するためのシフトカーだろ?」

ベルトさん「ああ!現時点での最強装備だ。しかしまだ未完成だ!
思い出せ!あの時のハートと同じようになるぞ!!」

進ノ介「俺もそう思ったがね、考えるのはやめた!
止め方は走りながら見つける!!」

ベルトさん「やむを得ない…このままでは剛が危ない!」


行くぞ!!


進ノ介「かっ、く、ぐぅぅ…!」


(R)


ドライブ!!


(D)


タイプ・デッドヒート!!


身長:200cm
体重:107.1kg
パンチ力:15.3t
キック力:23.7t
ジャンプ力:ひと跳び36.5m
走力:100mを3.2秒


シフトデッドヒートで変身した、ドライブの強化形態。
白と黒のスーツに、タイプスピードと同じく真紅のメタルボディに左胸に襷のごとく装着されたタイヤが特徴。
ハートの特殊能力『デッドゾーン』に対抗するために、ベルトさんの恩師でありマッハの開発者であるハーレー博士が開発した。
右肩に備えた『DH-コウリン』は、シフトデッドヒートに蓄えられたエネルギーを爆発・燃焼させ莫大な稼働エネルギーと熱を生成し、
それを全身に循環させることで、タイプスピードの実に2倍以上もの強大なパワーを作り出す。
初戦闘の時点で同質の力を持ったハートと戦った際は一撃を交わすごとに周囲で爆発が炸裂したが、やがてハートを圧倒、彼を大岩が粉砕する勢いで叩きつけ療養が必要となるほどのダメージを与えた。
が、DH-コウリンに備えられたメーターがレッドゾーンに達すると、タイヤがバーストを起こし進ノ介にも制御できない暴走状態に陥る。

このようにハートのデッドゾーンと同じ能力を持っているがために、
ハートに匹敵するほどの強力なパワーと味方さえ攻撃してしまうほどの暴走状態を併せ持った、
良くも悪くも両極端な形態であると言える。
ちなみにこうなってしまったのはベルトさん曰く、シフトデッドヒートがまだ未完成の状態にあるからだとのこと。
17話でハーレー・ヘンドリクソン博士の手によって完成され、
18話にて再び変身した時は、チェイスの妨害にてタイヤがバーストしてしまった時も暴走を起こさなくなっていた。

なお実際に見ていたただければお分かりになると思うが、進ノ介が「ちょっとマッハっぽい」と語ったように、
このタイプデッドヒート、全体的にタイプスピードマッハがごちゃ混ぜになった外見をしている。
特に『D-バーンメット』の後頭部にはなんとマッハの顔が逆さまについている。
これはシフトデッドヒートがマッハとの兼用を前提として開発されたためで、
マッハドライバー炎にこれを装填することでマッハもデッドヒートマッハに変身することができる。

なおこの形態でもタイヤ交換は可能で、20話にてマックスフレアを使用した。
タイヤ交換時に胸部にタイヤが装着されるのはタイプスピードと同じである。




試してみるか……!


シグナルバイク・シフトカー!


(D)


変身!


ライダー!


Dead heat!!



超MOVIE大戦ジェネシス』では、「仮面ライダーデッドヒートドライブ」という名称で登場した。
とは言ってもベルトがマッハドライバー炎である点とシフトブレスを付けていない点を除けば、見た目とスペックはタイプデッドヒートと同じであり、
一部では「デッドヒートドライブ」ではなく同じ名称が用いられる。
(劇場版の公式サイトやパンフレット、Blu-ray / DVDコレクターズパックに同梱されている特典ディスクのDATA FILEでは、タイプデッドヒートのままで記述されている)

このように、変身アイテムの異なる別ライダーではあるが以前とほぼ同じライダーという特殊で曖昧な立ち位置にいる。
また同じドライバーを使うデッドヒートマッハと比較すると、頭部を除けば姿は瓜二つとなっている。
劇中では第47話でベルトさんがシステムを封印しドライブに変身出来なくなった進ノ介の為にハーレー博士が進ノ介用に調整したマッハドライバー炎とシフトデッドヒートで変身した。


○必殺技

シフトレバーの操作はなく、イグナイターを押した段階で発動する。
タイヤ交換用シフトカーを装填した場合は従来と同じ動作を行う。

デッドヒートドロップ
全身に熱を纏った状態で、飛び蹴りを叩き込む。
初使用の際は発動前にアドバンスドイグニッションを回して前方にタイプデッドヒートタイヤを模したエネルギー弾を出現させ、
それを蹴り飛ばして敵を翻弄した。

基本的にどのシフトカーでも使用可能で、20話にて『タイプデッドヒート フレア』でも使用した。
火炎を操るマックスフレアと相性が良かったのか、通常時よりもさらに高温の炎を纏っていた。

『超MOVIE大戦ジェネシス』では、ヒートキックマッハーと同様の手順で発動した。

◆名称不明
拳に熱を纏わせ、パンチを連続で叩き込む。
デッドゾーン状態のハートをも圧倒し、彼は再びメディックの治療が必要となった。
後に再びハートに対して使用したが、自分の行く末に迷っていたチェイスのスパイダーによる攻撃により防がれ、進ノ介は腕を負傷してしまった。



タイプフォーミュラ


進ノ介「あのトレーラーがいれば、フォーミュラで決められるのか?」

ベルトさん「りんなを信じよう!」

進ノ介「ああ、ベルトさん!」


ひとっ走り、付き合えよ!!


OK!!


(R)


ドライブ!!


(F)


タイプ・フォーミュラ!!


身長:202cm
体重:111.1kg
パンチ力:16.0t
キック力:28.6t
ジャンプ力(ひと跳び):47.1m
走力:100mを0.2秒※加速時:100mを0.12秒


シフトフォーミュラで変身した、ドライブの超強化形態。
空気の渦を発生させる「風の戦士」。
青と白のスーツに両腕に小型のタイヤが装備されており、F1カーを思わせる頭部のシルエットが目を引く。
さらに全身にF1カーのスポンサーのロゴを彷彿させる様々なシフトカーの名前が刻まれている。

基本性能はデッドヒートを上回っており、フォーミュラの名に恥じず100mを僅0.2秒で走り抜く高速移動を有しており、
デッドヒートでも苦戦した魔進チェイサーの超重加速でも影響を受けていなかった。
全体的にタイプスピードをさらに強化した形態だと言える。

その反面、進ノ介にかかるGが凄まじいため、デッドヒート以上の負担が強いられ、長時間の戦闘は難しい。
この問題を解決するために、ハーレー博士のプレゼントに隠されていた数式や設計図を基に、
りんなが新たな武器とサポートシフトカーの開発を進めていた。
そして22話にて大型銃の「トレーラー砲」、23話にて3つの「ピットクルー」が完成したことで、
メンテナンスを受けつつ安定した戦闘を行うことが可能になった。

また通常時、加速時共に音速突破のスピードを誇る*2フォーミュラだが、23話ではシュート・ロイミュードの放つ爆破武器「ブラストダート(長距離ミサイル型)」への追撃戦で、
車や人間が完全停止するほどのスロー視点に切り替わってもなお一瞬で雑踏をかいくぐると言う、明らかに音速の数十倍数百倍出ていないと不可能な長距離高速移動を互いに行っていた。
(ただしその後しばらくして速度が落ち「そろそろGが厳しい」と疲弊し倒れてピットクルーのメンテナンスを受けたため、システムの限界以上に無理をした可能性はある)

没音声では強化型らしき「タイプダッシュフォーミュラ」の存在が確認できる。

○必殺技

フォーミュラドロップ
超高速で近づき、その勢いで飛び蹴りを叩き込む。
『仮面ライダー4号』にて初使用。

◆名称不明
青白い光と共に超高速で近づきパンチを叩き込む。
初変身時に魔進チェイサーに対して使用したが、その際に進ノ介は身体を痛めている。

トレーラーインパクト
トレーラー砲を用いた砲撃。
シフトランディングスロットにシフトフォーミュラを、シャッターゲートパネルにシフトカーを二台装填することで発動。
劇中で初使用した際には、ゲートパネルにシフトスピード+シフトワイルドを装填。魔進チェイサーの原子分解エネルギー砲「デッドリベレーション」と互角に競り合い、吹き飛ばしている。
その後は主にピットクルーを装填している。

『春休み合体1時間スペシャル』ではコラボ相手が『手裏剣戦隊ニンニンジャー』ということで、シフトスピード+ミッドナイトシャドーを装填。
「シュリケン忍法 やぐら忍旋風」に乗りながらの射撃を繰り出した。


タイプトライドロン


進ノ介「いい笑顔だ。帰ってきたかいがあったよ」

ベルトさん「後は任せたまえ、霧子」

霧子「はい!」

フリーズ「何だ?何故生き返った… 今何が起こった!?」

進ノ介「爆発の直前に変身できたんだ。だから霧子も救えた…
もう一度、よく見せてやる!


ファイヤー、オールエンジン!!


変身!!


(R)


ドライブ!!


(R)


タイプ・トライドロン!!


身長:198.5cm
体重:108.0kg
パンチ力:18.0t
キック力:31.0t
ジャンプ力:ひと跳び45.0m
走力:100mを0.643秒


シフトトライドロンで変身した、ドライブの最強形態
りんな曰く本来はタイプフォーミュラがドライブの最強タイプであるとしてこの姿は想定されていなかったが、
超進化したフリーズロイミュードの攻撃から進ノ介を守るためベルトさんが自分のデータを進ノ介の心と一体化させ、
そこにトライドロンとすべてのシフトカーのエネルギーを一つにしたことで生まれた。
詳細は個別項目を参照。



番外形態


主に劇場版などで変身する特殊な形態。
また、劇中未登場だがシグナルマッハの「タイプネクスト」やシグナルチェイサーの「タイプゲットネクスト」といった音声も存在している。タイプネクストに関してはダークドライブに近い形態の可能性もあるが。


タイプフルーツ



変身!!


(R)


ドライブ!!


(◎')


タイプ・フルーツ!!オンステージ!!


身長:202cm
体重:111kg
パンチ力:15.3t
キック力:17.4t
ジャンプ力:ひと跳びを30m
走力:100mを5.4秒


劇場版『MOVIE大戦フルスロットル』においてシフトフルーツで変身した、劇場版限定タイプ。
タイプスピードがオレンジを模した網笠『ダイダイガサ』を被った時代劇の渡世人のような異様な姿が特徴で、
進ノ介本人も「編笠…和風だねぇ、こりゃ」とまんざらでもない様子。
前作の主役ライダー・鎧武オレンジアームズの状態で使用する大橙丸と共通装備の無双セイバーを武器にした二刀流のスタイルで、
究極の機械生命体・ZZZメガヘクスと戦う。

一見奇抜な外見をしているが、スペック上では基本形態の3タイプを大幅に上回っている
(パンチ力にいたってはタイプデッドヒートと同等レベル)。

なお、この形態では網笠が邪魔になって愛車のトライドロンに搭乗できないため、
両者共に通常形態にフォームチェンジし直す必要がある。

没音声ではこれの強化型(カチドキアームズの力か?)と思しき「タイプウルトラフルーツ」の存在が確認できる。

○必殺技

◆名称不明
輪切りのオレンジ状のエネルギー体に乗って敵を斬り裂く。
劇中では鎧武に教えてもらった無双セイバー・ナギナタモードの状態で発動した。

キック技およびパンチ技の詳細は不明。
『ガンバライジング』では1回シフトレバーを動かしキック技を披露している。


タイプハイスピード


にせドライブ「お前…さっきの仮面ライダーか!?」


START YOUR ENGINE…

ロイミュード!本物の力を、見せてやる…


変身…!


(R)


ドライブ!!


(S)


タイプ・ハイスピード!!


身長:199cm
体重:102kg
パンチ力:6.0t+1g
キック力:10.4t+2g
ジャンプ力:ひと跳び32m+3mm
走力:100mを5.6999995秒 ※加速時の走力:100mを1.8秒


シークレット・ミッション type HIGH-SPEED!『ホンモノの力! タイプハイスピード誕生!』においてシフトハイスピードで変身した、
ハイパーバトルDVD限定タイプ。
タイプスピードの強化形態で、ロイミュード027が化けた『にせドライブ』に対抗するためにハイクラスを目指し用意された。

進ノ介もハイクラスの男になりきるために高級な銀色のスーツを身に纏い、運転手の霧子に導かれ高級車から現れて変身した。

高級車がモチーフなので、全体のカラーリングが高級感溢れる銀色になっている。
装着される『タイプハイスピードタイヤ』も木目調になり、右胸の『コア・ドライビア-N』にダイヤモンドが付いている。
また、額の『R-エンブレム』に翼の意匠が施され、両肩の『G-ディフレクター』にRマークが付いている。

劇中ではドリームベガスを使用した他、
マックスフレアが強化された『メガマックスフレア』も使用して『タイプハイスピード フレア』になった。

しかし、りんなから実はタイプスピードと全く同じスペックということが明かされた。
つまり進ノ介の強い気持ちにより勝利できたのである。
『仮面ライダードライブ 超全集』には上記のタイプハイスピードのスペックも記載されており、一応はタイプスピードより性能が上である様子。本当に申し訳程度ではあるが。
後に『仮面ライダー図鑑』にて変身時の心理状態がベガスと相性がいいため当たりを引きやすいという予想外の方向からの強化が成立していることが明らかになった。

○必殺技

ハイスピードロップ
高級感溢れる銀色のオーラを纏った状態で、飛び蹴りを叩き込む。


タイプスペシャル


「『変身!!』」


(R)


ドライブ!!


(SP)


タイプ・スペシャル!!


進ノ介「俺の息子のドライブ、返してもらった!」


「未来の分の怒りもくらいやがれ!!」


身長:199.5cm
体重:108kg
パンチ力:24.0t
キック力:40t
ジャンプ力:ひと跳び50m
走力:100mを0.446秒


劇場版『サプライズ・フューチャー』においてシフトネクストスペシャル(黄色)で変身した、劇場版限定タイプ。
デザインはダークドライブと酷似しているが、マスクがよりドライブらしい形状になっていたり、装着するタイヤや全身を走るラインなど一部の相違点を持つ。
腰のシフトカーホルダーには、シフトスピード・シフトワイルド・シフトテクニックの三台が装填されている。

ハンドル剣やドア銃は勿論、シンゴウアックスやゼンリンシューターなどのネクストシステムの武器も使用可能。
「宇宙船」の特写ではドア銃とゼンリンシューターを構えた二丁拳銃スタイルが大きく掲載されたが、
劇中ではタイプスピードが2つの武器を使用している。

現代と未来のドライブが融合したといえる特殊なボディで、同等の存在と言えるパラドックスロイミュードが起こす超強力な重加速でも影響を受けず、驚異的な戦闘力を発揮できる。
また、パラドックスロイミュードの鉤爪攻撃を胸元に喰らっても分解(吸収し返した?)し弾くという謎の技を使っている。

なお、この形態ではダークドライブの愛車であるネクストライドロンが起動し、左前方のタイヤ側面からタイヤが生成・射出されている。


この時進ノ介が用いたドライバーとシフトカーは、ダークドライブ=ロイミュード108が放棄したもの。
これら2点とネクストライドロンの本来の所有者は息子の泊エイジだが、108に強奪されてしまった。
しかし108が放棄したドライバーにトライドロンキーのデータを再インストールした結果、
『未来のドライブドライバー・inベルトさん』状態になったために、ユーザー権限がドライブ=進ノ介へと移行した。

加えて同じく108が放棄したシフトネクストスペシャルを霧子が回収し、マッドドクターでチューニングを施したことで
現代のドライブに適応させ、それを手にした進ノ介が使用することでタイプスペシャルへの変身に成功した。

なお、霧子が進ノ介に手渡す際にエイジの声がしたり、変身の際にエイジの幻影と共に変身を行い、
変身完了時にその幻が進ノ介に重なるなど、エイジのことをオーバーラップさせているシーンがある。


テレビ放送終了後に開催された『仮面ライダードライブ ファイナルステージ&番組キャストトークショー』では、再びパラドックスロイミュードと対決している。

ドライブドライバーの没音声では強化型らしき「タイプスーパースペシャル」の存在が確認できる。


○必殺技

ライダーキック(正式名称不明)
ネクストライドロンが相手を特殊な空間で拘束した後、真下から飛び蹴りを叩き込む。
パンチ技の詳細は不明。
『ガンバライジング』では「スペシャルドロップ」の名称で登場。


タイプミラクル(仮面ライダーハート)



ファイア…オールコア…!


ドライブ!


タイプ・ミラクル!


ハート「―――変身」


(R)


ハート・ザ・カメンライダー!


ドライブサーガ 仮面ライダーハート』に登場した形態。
一時的に復活したハートが、専用のシフトカー型コア集束装置「シフトハートロン」と、ベルトさんの声に似せたAIを搭載したドライブドライバーを用いて仮面ライダードライブに変身した姿。
ドライブのフォームとしては「タイプミラクル」が正式名称だが、変身者が異なることや変身の特異性から「仮面ライダーハート」と呼ばれ、基本的に別のライダーとして扱われる。

基本の形状はタイプトライドロンに準ずるが、その上からハート・ロイミュードを模した追加パーツが装着されており、仮面ライダーというよりはハート・ロイミュードを仮面ライダーに似せたような外見をしている。
そのためか戦闘スタイルもロイミュードとしてのハートと全く同じ近接格闘であり、ハート自身に加え取り込んでいるブレンとメディックの力を引き出す「バイラルカキマゼール」で戦う。

ディスプレイに表示されるクレストはタイプトライドロンと同様。
デザインの大本は三条氏が作った「ハート・ロイミュード下半身のアーマーをタイプトライドロンに装着させた」コラージュ画像であり、これを元に竹谷氏がデザインしている。


例外形態


変身アイテムが違ったり、イレギュラーな条件下で変身する形態。
進ノ介が変身するのは共通するが、基本的に番外形態までのドライブとは別ライダーとして扱われている。
先述のデッドヒートドライブも(一応は)別ライダーとされる場合がある。
またこのほか、変身者の異なる別形態が3つ存在する。


仮面ライダー超デッドヒートドライブ


二度と世界を止めさせるか…!


変身!!


シグナルバイク・シフトカー!


(D)


ライダー!


超 Dead heat!!



身長:199.0cm
体重:101kg
パンチ力:4t
キック力:5.6t
ジャンプ力:ひと跳び26m
走力:100mを6.5秒


進ノ介がチェイスから借り受けた『マッハドライバー『トライドロンキー』を装填して変身する仮面ライダー。
劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場する。

メインカラーは黒と赤で魔進チェイサーに似たメカメカしいボディにタイプスピードを基調としつつ、
左半分が黒く機械パーツが露出している頭部と、まるでジャンク品を寄せ集めた様な外見をしている。
設定上の全身の機能もこれまたタイプスピードと魔進チェイサーを混ぜたようなもの。

魔進チェイサーよろしく怪力を駆使したりタイプデッドヒートのように高熱を纏いながら戦うほか、
ブーストイグナイターを連打することで全身から蒸気を噴出させつつ打撃技の威力を高めることが可能。
ただシフトカーなどを用いて変身したわけではないからか、戦闘能力は低い(ダークドライブからは「急場しのぎの力」と称された)。

新たなライダーを試作する拡張機能が施されたマッハドライバー炎を用いているため、
厳密には「ドライブのような姿をした別の仮面ライダー」である。劇中の描写から立ち位置としてはこれに近い。
ヘッドはプロトドライブを、スーツは魔進チェイサーのものを改造し(リペイントなので構造の変化はなく、後に魔進チェイサーに戻された)、
マッハドライバー炎は劇中同様チェイサーのものを使用しているため、スーツは全てチェイスに関連したものになっている。
ちなみに一部シーンでは進ノ介役の竹内氏が実際にスーツを装着して演じている。

『仮面ライダードライブ 超全集』では「ドライブ超デッドヒート」とも記述される。

トライドロンキーをシフトブレスに装填した場合の「タイプスーパーデッドヒート」も存在すると思われる。

『ファイナルステージ』では、魔進チェイサーとの夢の対決が実現している。


○必殺技

キックマッハー、チェイサーエンドと同じ動作で行う。

ライダーパンチ(正式名称不明)
全身を赤熱化させつつ拳に熱を纏わせ、パンチを叩き込む。
ゲーム『仮面ライダー バトルラッシュ』では「バーニングスマッシュマッハー」の名称で使用。
キック技の詳細は不明。


仮面ライダーゼロドライブ



ベルトさん「No!!エンジンをかけちゃいかん!」


進ノ介「ベルトさん、ひとっ走り、付き合えよ!


変身!!


(R)


(S)


進ノ介「まだこういうタイプね」


ベルトさん「変身か!実に興味深い…」


身長:199cm
体重:99kg
パンチ力:3.9t
キック力:5.8t
ジャンプ力:ひと跳び27.5m
走力:100mを6.2秒


劇場版『超MOVIE大戦ジェネシス』においてシフトスピード プロトタイプで変身した仮面ライダー。
装甲の形状はタイプスピードと変わらないが、装甲の色は黒を基調としており、一部に赤色が塗られている。
またブレストカウルにはプロトドライブのアーキタイプギアを赤く塗り潰したようなパーツが装着されている。

変身時にはタイプスピードと同様のメロディが流れるが、「ドライブ!!タイプ・○○!!」の音声は無い。
また、必殺技を発動する際にも、「ヒッサーツ!!フルスロットル!!」の音声こそ流れるが、その後のシフトカー名は発声されない。

この形態で使用するドライブドライバーは劇中でワームホールに吸い込まれて、
10年前にタイムスリップしてしまった進ノ介と天空寺タケルが出会った「まだ進ノ介と出会っていないベルトさん」である。

よって、時系列的にはこれが「歴史上初めて現れたドライブ」だと言うことになる。
想定外の形態であるためか、本来の始祖であるプロトドライブよりもスペックは低いが、
超デッドヒートドライブ時と同様、進ノ介自身の闘志とこれまでの戦いで培った経験値でスペック差を補っている。


○必殺技

ライダーキック(正式名称不明)
右足に赤い電撃を纏わせて、飛び蹴りを叩き込む。
ゲーム『仮面ライダーストームヒーローズ 新たなる覚醒』では「ゼロドロップ」の名称で使用。
パンチ技の詳細は不明。




Wiki篭りども…追記・修正、付き合えよ!



画像出典:仮面ライダードライブ 第35話『ろう城事件はなぜ起きたのか』
© 2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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最終更新:2023年10月21日 02:44
添付ファイル

*1 ちなみにこの2人、時間、記憶、家族、メカニカルなデザイン、バイク以外に(も)乗る、仲間に強い女性がいる等々、細かいところで共通点が多い。

*2 通常時100mを0.2秒=時速1800km=マッハ1.47、加速時100mを0.12秒=時速3000km=マッハ2.45