三葉ムツミ

登録日: 2014/11/16 Sun 10:54:09
更新日:2024/03/06 Wed 22:51:27
所要時間:約 5 分で読めます




三葉ムツミとは、「生徒会役員共」の登場人物の一人である。




【概要】

桜才学園1年生→2年生。1年次からタカトシと同じクラスであり、2年次には萩村スズや轟ネネも加わる。
柔道部の創設者にして部長。当初はムエタイ部を作ろうとしていた程の格闘技好き。
原作第1話では背景として登場したが、同4話から準レギュラーに昇格する。
明るく活発な元気娘で、男女分け隔てなく接する、本作の天使。

容姿は黒髪のポニーテール。たまにサイドテールっぽく見えることもある(アニメではサイドテールで統一)。
同じ柔道部員で親友の中里チリによると、「ムツミの胸はカタチがいい」らしい。実にけしからん……
子供の頃は身体が弱かったらしいが、その後鍛えたおかげで現在は丈夫かつ健康。
見かけによらず物凄い大食いであり、よくカツを食べている(痩せの大食い)。大食いチャレンジにもよく挑戦しているようだ(もちろん余裕でクリア)。
反面乗り物酔いが激しく、騎馬戦の上に乗っただけで酔うほど。部員からは「ムツミの最大の敵は遠征バス」と評される。

柔道二段の実力を持つ。創設2年、部員全員が48kg以下という条件で、柔道部を桜才学園運動部初となるインターハイ出場へと導いた。
柔道以外の分野も得意科目で、英稜高校空手部との異種格闘技や、空手経験者の時と入部をかけた対決を行った時も勝利している。
一方でその他の勉強は得意ではなく、スズに「薔薇」の漢字を書かせる問題を出し、わざと間違えたスズの答えを見抜けなかった。

お菓子作りが得意なようでバレンタインにはタカトシにかなり手の込んだチョコレートを渡していた。


将来の夢は「お嫁さん」。
タカトシのことを「タカトシ君」と呼び、部の創設にも協力してくれた彼のことが気になっているようである。
しかし本人もタカトシも超ド級の鈍感である為ムツミの気持ちには気付いていない。
前述のチョコレートを渡した際タカトシに手作りで手間がかかっていることを指摘されると、
「だって好きだから……おかし作り」と満面の笑みで言っていた。(それを見守っていたチリは脱力)
その一方最近では「最初は普通に触れ合えてたケド最近はなぜか照れくさい」などと思うようにもなっており、ムツミ自身は徐々に自覚が芽生えているかも?
本人はあくまで「友人」として接しているつもりらしいが、周りにはその好意がバレバレになってしまっている。




【人物】

ムツミの人柄を語る上で決して外せない要素がある。それは


 ピ ュ ア 


である。

「生徒会役員共」といえば登場人物のほとんどが下ネタボケを連発し、タカトシがそれにツッコむのが王道パターンである。
しかし、ムツミは下ネタに関して全く明るくなく、しかも天然であるためそれらのボケを全く理解できていない。
純朴で真っ直ぐすぎる性格のためか、シノアリアのエロボケを真に受けて行動してしまうこともある。
どのくらいピュアかというと…

  • アリアの「柔道する時はヒモパンがいる」というアドバイスを真に受けた。
  • 「男の子をオカズにすると身体が満たされる」というアドバイスを受け、タカトシを見ながらおにぎりを頬張る。
  • シノの「チェリーボーイが百戦錬磨のお姉さんをリードすることはできない」という言葉への反応→「何言ってるのか分からないけど、会長だから凄いこと言ってるんだろうな」
  • 格闘技に興味を持ったきっかけは、両親の夜の営みを「プロレスごっこ」と勘違いしたため。
  • スズの「10桁の暗算は朝飯前」という発言に、1000000000+1000000000の計算を想像する。
  • 畑さんの取材で「将来の夢は」と聞かれ、「はい!お嫁さんです!」と眩い笑顔で答える。
  • 部の目標は「全員でオリンピックに出て金メダルをとること」(全員同じ階級)。
  • タカトシに対する恋愛ネタを振られると、裸絞めをかけて誤魔化す。
  • 体調不良で休んだスズのためにタカトシが「ノート貸して」というと、「体育の授業はバッチリ」と返す。
  • 防犯演習で暴漢役のタカトシを投げ飛ばす時、頬を赤らめてしまい投げ飛ばすのを忘れた。
  • 時の入部をかけた試合で、「自分が負けたら主将の座を譲る」と発言(時曰く「逃げ道がねえ」)。


……等々、ネタに事欠かない。
しかし彼女のピュアさに癒される者も多く、日々ハードな練習に耐えている柔道部員たちが続けられているのも彼女のおかげといえる。
恋愛ボケに走ることも多く、その際は同じく恋愛に疎いタカトシがツッコミとして機能しない*1ため、チリが代役を務める。


一方で、純朴で真っ直ぐな性格のためか強引な一面があり、柔道部創設の際には規定人数に達していないのに部の申請をしたり、
時を柔道部に引き入れるため、技をかけたまま強制的に連行したこともある。

[体力オバケ]
当初は「格闘技が好き」くらいの気持ちで柔道部を設立したが、連載が伸びるにつれて凄まじいフィジカルを持つようになり、
  • 10キロ(の重りを背負って)マラソンや校内階段うさぎ跳びなど過酷なトレーニングを積むが、息切れ描写なし
  • パンチングマシーンで軽く殴って150キロオーバー
  • スチール缶をなんなく握り潰す
  • 映研部のオーディションで身体能力を披露し、スタントマンに抜擢
  • 泳ぐ速さを魚に例えられる
  • 大人しく椅子に座ってると思ったらずっと空気イスしてた
  • 空手の有段者たるトッキーに辛勝。「✳︎」では第1話、とんでもないぬるぬる作画で経緯が描かれた
  • 高校総体優勝
  • TV出演歴のある天才柔道少女に対抗心*2もあって辛勝
etc.
ちなみに天才少女に勝った際に部員から胴上げされたが、大食漢にもかかわらず「体重軽っ!」と驚かれた。




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最終更新:2024年03月06日 22:51

*1 柔道部内で天然ボケが発動するとそもそもタカトシがいない場合も多々ある。

*2 苗字が「津田」