正妻戦争(ましろ色シンフォニー)

登録日:2014/10/30 Thu 20:32:06
更新日:2023/07/29 Sat 03:40:11
所要時間:約 4 分で読めます





――時は来た。

参加するサーヴァントは×人。

彼女らサーヴァントは複数のクラスに分かれ、たった一つの正妻の器を巡り、相争う。

それが――





正 妻 戦 争(ドンッ)





正妻戦争とは、アニメましろ色シンフォニーで行われていた主人公の正妻の座を巡るヒロインたちのバトルロイヤルの一種である。
基本、この手の原作のジャンルはアニメ化の際に当たる問題に、原作の段階で、ほとんどの場合は個別ヒロイン一本道という構成をとっており、
あらゆるニーズを持つ視聴者さんに流れを一本化させないため、ヒロイン全員に「○○回」という個別回で魅せ場が与えられることが多い。

2011年秋アニメである、ましろ色シンフォニーのアニメと全く同時期に、本家本元の第四次聖杯戦争Fate/zeroが同時に放映かつ配信されていたため、
ネット掲示板や動画のコメントから伝わっていき、物語に変化を見せるごとに使われ、そして広まっていった。

特に、「だれと結ばれるのか?」「どうせ~いつもと同じ」等と思っていた人が多い中、ただのネタやパロディめいたコメントから始まった正妻戦争は文字通り、
始まりの男正妻を巡る本当の戦いにふさわしい様相を現していくようになっていった。


ただのコメントに過ぎなかった正妻戦争を意識していたのかは定かではないが、話が進むごとにヒロインのアプローチは激化し、舞台となった各務原は正妻争奪戦の戦場と化していく。
(実際は、修羅場のような血みどろの争いではない)
ルート確定を密かに漂わせながらも先の読めない展開に、毎回の期待度は高まっていった。
特に、メインヒロインはいつも通りにメインディッシュだろうと後半に見せ場があるのだろうと思っていた人も多いだろう。

特に最高潮への盛り上がりに合わせて大百科記事に作成された「正妻戦争」が非常に秀逸であり、原作者ライターが自ら閲覧・絶賛したとも言われている。
当時は同じ百科内記事の聖杯戦争以上に充実しており、宝具・スキル&レベルといった全くバトルとは関係のない内容を世界観を合わせてまとめ上げていた。
こちらも話数が進むごとに記事内容も充実し、MAD動画まで作られるなどでちょっとした二次創作ブームが巻き起こり、より洗練されて完成されていくようになっていく。


そして、来る2011年12月8日 正妻戦争の終戦


運命の勝者が決まった夜……
長きにわたって期待していた争いにも、ついに決着の瞬間が訪れる。流血の如く果汁が飛び散るほどの激戦を制し、未来が確定した終戦の知らせはネット内を駆け巡った。

その日の深夜は全板縦断ランキングで1位を取るほど前代未聞の盛り上がりとなった。
普通ならニュー速といった記事が1位を取ることが多いので、これは異例中の異例ともいえる現象である。

勝者が決まり、その後の世界を作り変えても、正妻戦争はまだ完全に終結してはいなかった。
今回の正妻戦争の余波は大きく、後にネット用語を生み出すほどの影響を与えることになる。
その時の会話には、主人公以外の男は生涯選ばないと言うような内容で、主人公の正妻になるために争ったことが明確に描写され、
意図したかは知らないが、まさかの一致という結果になったのには驚きを隠せない。

本家でも聖杯の謎が継承されたように、正妻を巡る大戦は他のアニメ界へと受け継がれることになっていく……



追記・修正は正妻を巡る争いに参加してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 正妻戦争
  • 聖杯戦争←じゃない
  • ましろ色シンフォニー
  • バトルロイヤル

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年07月29日 03:40