LORD of VERMILIONⅢ

登録日:2014/10/27 (月) 15:28:57
更新日:2022/08/23 Tue 09:10:14
所要時間:約 9 分で読めます





古に塔の伝承あり

煉獄と呼ばるるその塔
頂に至りし者 未だ在らず
塔を極めし者あらば 創世の神と出会い
無限の支配者とならん
その王の姿 紅蓮なるが故に
異世界の言葉にてかく呼ばわる

ロード・オブ・ヴァーミリオン〈紅蓮の王〉」と―



LORD of VERMILION(ロードオブヴァーミリオン)Ⅲとは、2013年8月稼働のスクウェア・エニックスのアーケードゲームである。
LORD of VERMILIONの後継にあたる。



★基本システム

モニターを用いて、リアルタイムでバトルを行う。
ゲームモードにはストーリーモードこと「運命の扉」と、オンライン対戦モード(つまり全国対戦)モードの「闘技場」が有る。今作ではどのモードでも、4vs4での対戦になる。自分は、味方3人は、敵4人はで表記される。
また、「カスタマイズ」というその名の通りプレイヤーキャラをカスタマイズする機能もある。
カードの種類にはプレイヤーカードと使い魔カードの二種類。
プレイヤーカードはプレイヤーの分身であるキャラクターを、使い魔カードではイラストに描かれているキャラクターを動かして戦闘を行う。
今作のプレイヤーキャラは男女8人ずつの16人の中から1人を選べる(最初のプレイ時に選び、しばらく変更不可)。また、使い魔は召喚コスト(後述)によらず一度のバトルで最大7枚まで登録出来るようになった。
お互いのプレイヤーはこの使い魔カードを集めてデッキを組み、相手のアルカナストーンと呼ばれる施設を破壊する事を目的に戦う。その他にもゲート、マナタワーという施設がある。

まず、ゲームモードについて多少の説明を加える。



★ゲームモード

ゲーム開始時に選択。
前述したように「運命の扉」、「闘技場」、「カスタマイズ」、それと「ゲーム説明」(チュートリアルモード)がある。

●運命の扉
全9話。最初は選べず、下記の闘技場をプレイする毎にゲージが溜まっていき、ゲージがMAXまで溜まると1話開放される。
プレイヤーキャラの過去へと遡り、歴史を変えていくという体になっている。
舞台となるレムギア大陸に突如現れた「紅蓮皇帝」を倒す事が目標。
今作のプレイヤーキャラは全員右目か左目に「紅蓮の隻眼」といわれる赤く光る目を持ち、「紅蓮の子」と呼ばれる。また、右目が赤い者(ex.ギデオン)と左目が赤い者(ex.アンジェラ)には二人一組になる縁がある様子(同じ神殿で働いていた、暗殺組織の裏切り者とその組織で働く者、盗賊団の頭目とその友といった具合)。
プレイヤーキャラは各自で紅蓮皇帝をトップとする皇帝軍所属か、紅蓮皇帝に歯向かう反乱軍所属かが設定されてはいるが、ストーリーモードでは自分の選んだプレイヤーキャラは反乱軍「レムギアの牙」の頭領となる。
今作では難易度設定は無い。また、最初は最新話しかプレイ出来ないが、5話までをクリアすると、1~5話が再プレイ可能になる。

●闘技場
全国にいる、自身の階級と同程度の相手とマッチングし、戦う。
階級はブロンズリーグEから始まり、ブロンズのDからA、その次がシルバーリーグのE――というふうに、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ミスリル、オルハリコン、ヴァーミリオンリーグと上がっていく。自分がブロンズのBなのに相手の一人がゴールドリーグの人、なんて事も稀に起こる
今回は冒頭で述べた通り4vs4であり、ブロンズリーグDまではCOMも混じるがブロンズCからは敵味方8人全員がリアルを生きる人間である。一度ブロンズCに上がるとブロンズDには戻れない。つまりこのゲームは運命の扉を進展させる仕組みも相まって、他者との協力が前提となる。
最も初期は「高い順位を目指すことが昇格の条件」であり、勝利をしたらポイントがもらえるものの4位以下は昇格条件にならなかったり、勝利度外視で敵をせん滅したら上位に入ったりと「仲間を利用する」側面の方が強かった。
世界設定的にも、闘技場で戦って自分より順位が下のプレイヤーのソウルを吸収する描写がある。
チーム協力ゲームとしては最初期の為色々と問題が多かったが、このゲームの評判と反省をもとに、同じようなゲームが登場して行く事となる。


●演習場
基本的なルールは闘技場と同じだが、リーグの垣根が無く勝敗が記録に残らないので昇格も降格もしない。
リハビリや新しいカードを試す時におすすめ。

●ゲーム説明
これはスターターパックに入る5枚の使い魔を過不足なく登録する事でしか行えない。
したがって、初心者がゲームを始める時(もしくはバージョンアップ直後など手早くカードを集めたい時)くらいしか出番は無い。後者は運命の扉1話の方を利用する人も居る。

●カスタマイズ
プレイヤーキャラの武器を作る・髪型や服装を変える・バトルの際に表示される称号を変える・チャット(後述)の台詞を買う&変えるなどの事が行える。
武器はバトルの際に必ず装備せねばならず、プレイヤーキャラのATK値(つまり攻撃力)を決める。その値は15~30で、最初から所有する武器は最低値の15である。
また、武器には、戦闘を有利にする特殊能力「アビリティ」が必ず3つ付き、初期武器はそれが「召喚」「覚醒」「超覚醒」(『システム』としての覚醒、超覚醒については後述。アビリティとしてのこれらはそれぞれ「このカードを○○出来ますよ」というものである)となっている。しかし、アビリティを3つ持っていると覚醒も超覚醒も出来、また武器につくアビリティにはマイナスの効果を持つ物は無い。
結論を言うと、初期武器は所有できる武器の中でも最底辺の武器。
また、髪型と服装に称号は個人の好みで良いが、チャットはゲームを始めてしばらく経ったらある程度考えて設定する事が推奨される。



次に、戦場における施設と、一緒に説明した方が早いであろうマナ、チャットの説明である。説明の後に一応図解もしてみる。

●ゲート
対戦時のプレイヤーのスタート位置。戦場の下の位置に自分&味方4人、上に相手4人分のゲートが表示される。両軍とも左端、中央よりやや左と右、右端に1つずつである。原則どころか鉄則として、中央より左側に居る二組と右側に居る二組で分かれて、その二組で連携を取ってバトルを進めていく。
ゲートに「駐留」する事でプレイヤーや使い魔の回復が可能である。またゲートを囲む青い魔法陣上にて使い魔の召喚が出来る。ゲートに駐留しているユニットは自軍制圧下のマナタワーからも出撃が可能。
相手に制圧される事は無い。

●マナタワー
味方と敵のゲートの近くに2つずつ、戦場中央に1つ有る。
開戦時は5つ全てが黄色の中立状態であり、自分か味方が制圧するとに、敵が制圧するとに染まる。また、敵のマナタワーを制圧する事で自軍のマナタワーに出来る。ただし逆も然り。
プレイヤーが開戦時にまず行う事は大体自ゲートに近いマナタワーを
自軍マナタワーを囲む青い魔法陣上ではゲートと同じく使い魔を召喚でき、他にもプレイヤーキャラや使い魔によるマナ吸収を行う事が出来る。

●マナ
バトル中の使い魔の召喚などに使用する。プレイヤーはバトル開始時に一定量のマナ(最大35マナで、デッキによって変動する。詳しくは後述)を持っている。バトルの時間経過かマナタワーでのマナ吸収でしか自分のマナは増えていかない。
基本的に貯められるのは最大90マナまでだが、使い魔のアビリティ(後述)によって120マナまで貯める事も出来る。だが特定の使い魔とのコンボでない限りそうする必要は無い。

●アルカナストーン
敵、味方側にあるマナタワーと大体横並び一列になるように、左、中央、右に置かれている。アルカナストーンをどこまで攻撃出来たかが勝敗を決める(ストーリーモードにて一部例外あり)。

●チャット
このゲームは、バトル中にプレイヤーキャラに特定の台詞を喋らせられる。
デフォルトで挨拶「よろしく」、「了解」、「ありがとう」、「すまない」(キャラによって台詞は微妙に変わる)と作戦「○○(施設)を自分が攻める」、「○○(施設)を自分が守る」、「〇〇(施設)を守ってくれ、頼む」、「(マナが溜まったら)□□(使い魔)を召喚する」の計8つのチャットボイスを持つ。
そしてカスタマイズからも最大6つ選んで、バトルに使う事が出来る。
プレイヤーキャラによっては台詞がわかりづらかったり(ex.「ありがとう」の意味で「悪いな……」という台詞を用いるキャラが居るが、これが「すまない」の意味に取れる)、全キャラ通してデフォルト台詞では伝えづらい事柄が有ったりする(ex.敵マナタワーやアルカナストーンなどに行かせていた使い魔を撤退させる時)。その為、カスタマイズを使って、デフォルト台詞でカバー出来ない部分を補う必要も出てくる。
最初は使う必要もあまり感じなかったり使いこなせなかったりする機能だが、味方と連携する為には重要な機能である。

元々のゲームデザインが「仲間を利用して勝利をし、高い順位を目指そう」という協力をしながらも最終的に勝ち残るというものの為、明らかに協力ゲームに向いていないチャットも多かった。テオちゃんとかアルスとか。



※門:ゲート、塔:マナタワー、石:アルカナストーン
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アバウトだが戦場を図にするとこんな感じである。



★筐体

メインユニットとサテライトの二種類の筐体がある。

●メインユニット
自販機。ゲームをプレイするのに必要な物が詰まったスターターパック、データを記録するカードの入ったNESiCAカードパック、カードを保護するスリーブだけ入ったスリーブパックが買える。
また、モニターにはPV、全国のプレイヤー達や店内でのプレイヤー達の対戦リプレイやランキング、使い魔、US(後述)の使用率が映し出される。

●サテライト
実際にゲームをプレイするのはこの筐体。
モニターは正面の「タッチモニター」と、カードを置くテーブル状の「プレイスクリーン」の二つ。
テーブル右側にある「NESiCAリーダー」にNESiCAカードをかざす→タッチモニター右下のコイン投入口にプレイ料金を入れる(この手順は逆の順に行ってもよい)→テーブル右上の黄色いボタン(スタートボタン)を押す事でゲームが始まる。
タッチモニター上で実際にマップ上の施設などをタッチする事で操作するというのが、このゲームの特色である。
プレイスクリーンはバトルごとのデッキの登録に使う他、バトル中でも使い魔のスマッシュ攻撃(後述)の操作や、スタイルの切り替え(これも後述)に使う。



★プレイヤーキャラ

データ作成時に選択した16人の主人公の内の一人。
戦闘中は使い魔同様に操作するが、細かい所で違いある。
設定では「ある事情で不完全ながらにロードの力を得た存在」とされ、先述した紅蓮の隻眼と使い魔を使役する能力を持つ。

なお、ストーリーでは選んだキャラクターがギデオンの、相棒キャラがアンジェラの立場となり、代わりにギデオンアンジェラがそのキャラの立場と入れ替わる。
喋り方は違う者の言動が熱血気味な主人公となるため、テレーゼやアルスがプレイヤーキャラだとちょっと違和感を感じるかもしれない。
ここではギデオンをプレイヤーにした場合の紹介をする。

4になってからは彼らの姿を受け継いだ「王の器」である16人が新たな主人公として登場していたが
2018年1月末のアップデートでようやく使用できるようになった。

●スペック
最も攻撃力の高い武器を装備した状態でATKが30でDEFが30で超覚醒まで可能。
これをコスト比で見るとコスト30に相当するがゲーム開始時点で既に戦場に出ており、死滅後再度召喚する場合にもコストは必要としない。
序盤では敵マナタワーに向かわせてマナ採取を妨害したり逆にマナタワーに置いてマナ採取しつつタワー防衛に用いる等デッキに応じて柔軟に使い分ける事ができる。
前作のレベルのような成長の要素は無い。

●アバター
どちらかと言えば着せ替えと言った方が分かり易いだろうか。
主にマッチングやランキングで披露する事ができる。
自分の主人公の服装や髪型を変更したり、付けヒゲや眼鏡、ネコミミといったアクセサリーを付けて自分流のスタイルを追求できる。
期間限定のイベントや大会でしか入手出来ないものもある。
どんな格好をしていても強さには反映されない。



★―使い魔カード―

ゲーム終了時にプレイ回数分筐体より排出されるカード。
様々なイラストレーターによりイラストが描かれており、美しいイラストが多い。
ゲーム内でのステータスが書かれている。

以下では使い魔カードに書かれる事柄の他、必要に応じて関連するシステムの話をする。

表面
●名前
そのまんま使い魔名。
オーディン、ティアマト等神話、伝承に登場する人物やクリーチャーが沢山いる。
アレイスターなどの実在の人物モチーフの使い魔も居る。そのアレイスターのように実在の男性が度々女体化するのは仕様です。

●召喚コスト
緑色の水滴のような形で表示され、水滴一つで10マナを示す。
最低10マナ、最高90マナを召喚する際に消費する。当然、コストが高くなるほどステータスが高くなる。また、マナタワーで行うマナ吸収の速度などもコストが大きい使い魔ほど高い。

●種族
使い魔の属する種族。前作に引き続き人獣、神族、魔族、不死、海種の5種類。
プレイヤーキャラの種族と同じかつ登録した使い魔の種族の数が少ない程試合開始時点での所有マナが25→30→35と増える。
10コス×3体+主人公で最寄りのマナタワーを制圧するのがセオリーのこのゲームにおいては最低でも30は確保しておきたい所(一部例外はある)。
ver.3.2からは2種族で登録した場合でも初期マナが35となった。
種族によって3つのジョブの内得意なジョブが2つ、苦手なジョブが1つづある。
LORD of VERMILIONの種族一覧も参考に。

●タイプ
種族とはまた別の括り。〈守護者〉、〈精霊獣〉などが存在し、こちらには制限は無い。
種族の枠を越え特定のタイプを強化する、自デッキから召喚された特定のタイプの使い魔の数だけ自身を強化するといったアビリティと関係してくる。

●クラス
ハーピー、ドワーフといった、使い魔の種別。

●ジョブ
武器と使い魔にはアタッカー、ディフェンダー、マジシャンの3種のジョブが有り、どれか1つが自身のジョブとして設定されている。
それぞれ三竦みになるように得手不得手が設定されている(アタッカーはマジシャンに強くディフェンダーに弱い、そのディフェンダーに強いのがマジシャンといったふうに)。
プレイスクリーン奥のオフェンシブゾーンにおいている時と手前のディフェンシブゾーンに置いている時とでジョブ毎にスタイルが変わる。
基本的にはオフェンシブゾーンに置いた状態のファイタースタイルで操作する。
また、カードに特定の動作を加えるとジョブ毎のスマッシュアタックを行う。

○アタッカー
剣のマークが付いた丸いシンボルが特徴。移動速度が3つの中で最も速い。
スマッシュアタックはダッシュアタック。ショートダッシュしつつ通常攻撃にスマッシュダメージを上乗せした攻撃を行う。
唯一ターゲット無しで出せる為移動に使える。
発動には攻撃可能な状態である事に加えて一定の距離を移動している必要がある。
ディフェンシブゾーンに置くとフリッカースタイルになり、攻撃力が下がる代わりに攻撃を当てた敵を後ろに弾く事ができる。

□ディフェンダー
盾のマークの四角いシンボルが特徴。移動速度が最も遅い。
スマッシュアタックはスロウアタック。スマッシュダメージ上乗せに加えて攻撃した敵の移動速度を下げる効果がある。
コストの高いユニット程効果が大きい。効果は重複せず最後にスロウアタックを当てたカードのものを適用する。
ディフェンシブゾーンに置くとガーディアンスタイルになる。攻撃力が下がって防御力が上がる効果に加え、自軍の施設が近くにあるとその施設にバリアを張る。
このバリアの中にいる敵ユニットは施設制圧力を下がり、バリアの効果はそのカードの召喚、覚醒、超覚醒に使ったマナに比例して上がる。
敵のコストを大きく上回っていると完全にシャットアウトできるが逆の場合、施設を守る事はできない。
なお、このスタイル時のみ敵施設を制圧できない。

△マジシャン
杖のマークのシンボルが目印。スマッシュアタックはスプレッドアタック。通常攻撃より威力が落ちる唯一のスマッシュで、1度の攻撃で複数の敵に攻撃できる。
攻撃範囲を3段階まで広げる事ができ、それに比例してダメージは下がる。タイマンを仕掛ける時には使えないが敵マナタワーを攻める時や自軍ストーンに攻撃中の敵を倒す時に真価を発揮する。
ディフェンシブゾーンに置くとシュータースタイルになる。攻撃力が下がる代わりに射程距離が伸び、攻撃間隔が短くなる。効果はそのユニットのコストに依存する。

●レアリティ
UR(アルティメットレア)/SR(スーパーレア)/ST(ストレンジャー)/R(レア)/UC(アンコモン)/C(コモン)の全6段階。

●アビリティ
使い魔の持つ特殊能力。前述のようにプレイヤーの武器にもついてくる。
召喚時から発動する「召喚アビリティ」、覚醒させた時に発動する「覚醒アビリティ」、超覚醒させた時に発動する「超覚醒アビリティ」が有る。
この使い魔を『召喚・覚醒・超覚醒出来る』というだけのアビリティも有れば『召喚すると戦場に居る間発動し続ける』ものや『覚醒(超覚醒)出来る&覚醒(超覚醒)すると戦場に居る間(ry』というものがある一方、覚醒アビリティを持っていないので覚醒以降の事が出来ないという使い魔も居る。
武器にはデメリットアビリティは無いが、使い魔にはデメリットとなるアビリティを持つ者も居る(ex.「スロウヒール」はマナタワーやゲートに駐留させた時のHP回復が遅くなる)。そのかわり覚醒無しやデメリット持ちの使い魔は、素のコスト比スペックが高く設定されている。

●覚醒・超覚醒(システム)
プレイヤーキャラは20マナ、使い魔は当人の召喚コストと同じマナを払う事で、戦場に居る使い魔を強化出来る。単純にパラメータを強化する他、覚醒することでアビリティが発動したりする。

●HP
使い魔の体力。
0『未満』で死滅。
HPはコストによってある程度固定されているが例外も有る。

●ATK
使い魔の攻撃力。今作では前作までの攻撃属性は無くなった。

●DEF
使い魔の防御力を表す。当然ながら数値が高いほど硬い。

●アーツ
マナを消費して放つ、前作までの特殊技。敵にダメージを与えたり、味方を徐々に回復したりする。ただし序盤に使用するとその分使い魔の召喚、覚醒が遅れる。大体は自軍の態勢を整えてから打つべきものである。前作とは違いアーツ発動時にはカウントが止まらない、アーツ毎にウェイト時間が異なるなど、細かい所で差異がある。

●トランス
バージョン3.2から追加されたシステム。「TRANCE」と書かれた最終段階まで覚醒した使い魔のみ使用可能(覚醒、超覚醒できない使い魔は召喚、覚醒状態で良い)。20マナを消費する事でトランスができる使い魔に憑依する(憑依される使い魔が覚醒可能でも覚醒している必要はない)。憑依された使い魔はATKとDEFが30上がり、憑依した使い魔のアビリティを受け継ぐ。トランスは1体に対し1回のみ使用でき、憑依した使い魔は憑依している使い魔が死滅するまで使う事はできない。

裏面
●フレーバーテキスト
作中世界におけるその使い魔の逸話などが短く載せられている。DATEと合わせて元ネタへの言及などにも利用される。
また、その使い魔の持つアビリティやアーツの大体の効果もこちらで説明される。

●DATE
その使い魔の身長、体重などが一言にまとめられている。



★ゲスト

使い魔の中には、スクエニのゲームを中心に他メディア作品のキャラクターがカード化したものも居る。
『LORD of VERMILION』の頃から参加しているFFモンスターズ、ロマンシング サ・ガドラッグオンドラグーン3スターオーシャン2聖剣伝説3BLAZBLUE東方Projectや、今作から加わったとある魔術の禁書目録FINAL FANTASY TACTICSGUILTY GEAR Xrd拡散性ミリオンアーサーなども。
Ver3.2では上記の作品と一緒に以前コラボしていたMagic the Gathering、そして新しく進撃の巨人selector infected WIXOSSFate/staynightが参加。



★その後

続編の稼動に伴い、現在はネットワークサービスを終了。
以降、設置店舗があったとしてもオフラインでの稼働となる。
プレイデータの一部は続編に引き継がれている。

☆続編

  • LORD of VERMILION Re:3
2015年11月19日より稼動。
下記『IV』稼動に伴いネットワークサービスを終了。

  • LORD of VERMILION IV
2017年7月13日より稼働。
2019年8月31日にネットワークサービスを終了。






ミリア「追記修正されちゃったあ……」


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最終更新:2022年08月23日 09:10