スエゾー(モンスターファーム)

登録日:2014/08/26 Tue 20:17:41
更新日:2024/02/21 Wed 23:41:16
所要時間:約 19 分で読めます




モンスターファームシリーズに登場するモンスターの一種。
同シリーズを一つでもやったことがあるなら思い出せるであろう、看板モンスターである。

目次



【概要】

その見た目についてだが、はっきり言うとかなり独特。
巨大な黄色い球体にこれまた巨大な目と口、後頭部から生えている一本のしっぽを支えに移動するよくわからない物体。
有り体に言ってしまえばただの目玉のお化けみたいなコイツが、看板というのもどうなんだろう…と思う人も多いかもしれない。

そんな見た目でありながら、シリーズ通して性格はワガママで言うこともあまり聞かない。
声の方もやたらと低音の渋ボイスで、ストレートな可愛らしさなど微塵も無い。

率直に言ってしまえば世の「可愛い」という概念からは遠くかけ離れているような気がしてならないが
コイツの奥底にある魅力に気づけるかどうか、がまずブリーダー初心者卒業の証と言ってもいいくらいである。


慣れてくると段々と愛らしさを覚えてくる仕草の数々に、所々に見られる人間臭い行動に和まされる。立てる効果音も妙にかわいいところがある。
更には頭もよいので、これまた意外なところで活躍を見せてくれることも多い。
故にバトルでも単純な力押しではなく、相手のガッツを奪いつくして行動を封じるという知能派である。
しかもそれでいてちから技もかしこさ技もどっちもいけるという、力押しが苦手なわけでも無い万能なモンスター。

節々のわがままな行動の数々も、その秘められた実力とそこから来る自信故にと思えれば、何となく許せてしまうだろう。
ただし攻めている時は強いが、守りはヤワなので、その辺りはしっかり気を使ってやってほしい。

兎にも角にもシリーズ通して常連であり、間違いなくモンスターファームシリーズの顔と言っていいモンスターである。
そしてそのポジションを2からの新参者であるモッチーと日々争っている。
ちなみに、2の時点だとモッチーとは技の性能や成長適性の違いこそあれど、両者共にガッツダウンを得意としている。
もしかしたらスエゾーは矛、モッチーは盾という立ち位置でも意識されていたのかも…大分苦しいか。


性能としては上述のように攻め方面は強く、かしこさの適性が高めで命中とちからが平均的。
市場のお兄ちゃんは命中に優れる、じゃなくてかしこさが高いって紹介するべきだと思うよ。
反面、防御関連のステータスはどれも伸びづらく、特にライフは絶望的。
性格もワガママ(ふまじめ)で言うことをあまり聞かず、初心者が手を出すと厳しい育成を強いられるだろう。
防御ステータスは派生種選びである程度補えるが、レア種を除くと一族揃ってまじめさは平均よりちょっと下程度の数値で留まっている。
こればっかりはどうしようもないため、あまりストレスを溜め過ぎないように注意。最悪、小屋を壊され逃げられてしまうぞ。

初代』の時点で他にない特徴として全ての技にガッツダウン効果があり、図鑑説明通りこっちのペースにハメれば勝ったも同然。
ちから技にもかしこさ技にも優秀な物が揃っており、単純な力押しでも強いという意外な強さを見せるモンスター。
ただ、本人もガッツ回復は早いとは言えないので、自分が逆にガッツロックをされるとピンチになったりもする。


2』では続投組が下方修正ぎみの中でかしこさの適性を最高まで伸ばしており、命中の適性も高めている。
ワガママなのは相変わらずだが、ヨイワル度の導入によって通常種でもまじめな物が出始めている。
技に関しても大きな仕様変更や使い込み制度の導入が無く、珍しく初代と同じ感覚で使っていけるモンスターである。
さまざまなジャンルの技が、ちゃんとそれに応じた仕事ぶりを見せてくれる点で勝負だ。
ただ、テクモの手n……大人の事情によって一部派生種は外見的な被害を受けていたりするのだが。移植版でもこの壁は越えられなかった。

【主な技一覧】

体を張った技もあれば、超能力を操って攻撃する技など、バリエーションは豊富。
ほぼすべての攻撃技にガッツダウンがついているのも特徴で、CPU操作ではこれが手強さに一役買っている。
一度相手がミスしたところにいろいろ差し込んでやろう。

地味に初代から2にかけてモーション面での下方修正をあまり受けておらず、機敏なペースで技を撃つことができるので、対戦では隠れた強豪。
移植版では初代・2ともに、オートvsオートの環境だと上位に位置している。

  • しっぽアタック(基本技(1)/バランス技(2))
スエゾーと言えばやはりこれだろうという、代名詞とでも言うべき基本技。
自身の支えでもあるその太いしっぽを勢いよく叩きつけて攻撃する。時に上から、側面から、下から。
PS版の初代・2通じて命中は低めだが、動作は早いのが特徴。

PS2以降の世代でも大抵の場合初期に覚えている基本技、バランス技として設定されている。

  • ツバはき(基本技(1)/バランス技(2))
その大口からツバをふきつけて攻撃する、きたない基本技。
しっぽアタックよりは命中させやすいが、受けた相手は滅入りそうである。
ちなみに、初代だとちから技で2だとかしこさ技。

  • テレポート(命中重視技)
瞬間移動をして、相手の死角からしっぽアタックを放つ攻撃。ダメージを決めるのはちからである。
離れた距離からの技だが、命中率が高くそれなりのガッツダウンがあるので、順当に相手の攻め手を削ぐのに使える。
2では短いモーションや、ガッツ回りのシステムの変更と相まって、前作よりも地位を高めている。

  • サイコキネシス(命中重視技)
超能力で相手を直接攻撃…するのではなく、超能力で相手を持ち上げ振り回し、地面に投げ落とす。
テレポートに比べて威力はあまり上がっていないが、命中補正が大幅にアップし、信頼性が増している。
また、通常育成だと適性の高いかしこさ技なのも心強い。

  • かみつき(大ダメージ技)
その大きな口と歯は伊達ではなく、相手にかじりついてダメージを与える。
それなりの消費にそれなりの威力、相手が初手でしくじった隙を狙うと効果的。
対人戦だとそれなりのガッツダウンも結構効く。

初代に限り、クリティカルした時の威力が高いという特徴がある。見れたらラッキー。

  • ベロビンタ(大ダメージ技)
その巨大ベロで往復ビンタを放つ攻撃。
初代ではちから技ながら、その威力は他のモンスターの超必殺技並と凄まじいものを秘めている。
2でも数値設定は変わらず強力で、スエゾーの技の中では最大威力。とにかく当たれば強い。

PS2以降の世代では「ひゃくぜつけん」に魂が継がれ、某世紀末救世主の如く連続突きを行ったりする。

  • なめる(ガッツダウン技)
しっぽアタックに次ぐ、スエゾーのもう一つの代名詞。
巨大な舌でベロンと舐め上げて相手に精神的なダメージを与える恐怖の技。
シリーズ通じて、高いガッツダウン性能が付属していることが多い。

  • キッス(ガッツダウン技)
相手をしっぽでとっ捕まえて、いい音を立てて強烈なキッスを放つというインパクトのある技。
技内容からして当然、なめるを凌駕するガッツダウンが相手に襲い掛かる。相手の数だけドラマの生まれそうな技である。
吸いつく効果音も強烈なのだったが、初代→2になる際に威力は少し下がっている。

  • テレパシー(遠距離攻撃技(1)/クリティカル技(2))
目を見開き相手に精神攻撃を行う。テレパシーと言いつつ何処かの「ねんりき」に近いのだろうか。
初代の遠距離攻撃技としては全モンスターの中でも意外と癖が少なく、Cランク以降のメインウェポンにもなりうる。
2でも数値設定はほとんど変わらない。D表記だがC表記に近い命中補正なので、割と気軽には撃てる。

ちなみに初代だとかみつき同様、クリティカルのダメージ増加量が多い。

後のシリーズでは「さいみん」名義の催眠術による音波攻撃が存在する。

  • 熱視線(遠距離攻撃技(1)/クリティカル技(2))
ある意味王道、目からの熱線で相手を撃ち抜くかしこさ技。
初代・2ともにスエゾーのかしこさ技の中では最も攻撃力が高い。反面命中率は怪しめ。
2ではクリティカル率のぶんか消費は上がっている。

ウルトラ怪獣モンスターファーム』では、目玉の化け物つながりということでかガンQの技としても登場している。
また、種別が基本技に降格となっている。

  • 食う(超必殺技)
あまりにもストレートなネーミングセンス過ぎる技。
頭部を巨大化させて相手を丸飲みし、文字通り食ってしまう。
ただ、咀嚼した後はちゃんと吐き出すので、試合にならないなんてことは無い。
性能としては初代・2通じて威力と命中を両立しており、「歌う」よりは使いやすいかもしれない。

PS2版以降は「いただき」名義でやっぱり相手を食べてしまう。

  • 歌う(超必殺技)
スエゾーは歌にも超能力的な機能が備わっている。
まあ見る限りだと、ジャ○アンボイスの亜種みたいなもんなんだろうけど。
当然喰らった相手はライフもガッツも消耗する。特にガッツダウンがひどく、逃げ切り用としてはキョーレツ。

  • いんせき
PS2以降に登場。
数あるスエゾーの技の中でもトップクラスのインパクトを放っている。
空中高く飛び上がり見えなくなったと思ったら、炎を纏いながら巨大化したスエゾーが激突してくるというぶっ飛び技。
いんせきを落とすとかではなく自分がいんせきになって落ちてくるという辺りがスエゾーらしいというか。

【主な派生種たち】

一つ目の独特なフォルムはほとんど崩さず、派生元の特徴を体表か目つきのいずれかに反映させることが多い。

スエゾー派生のモンスターになると、たいてい目つきに特徴が出るようになる。目力が出たり、数が増えたり、単眼になったりと様々。
多くの場合かしこさ適性を得るのだが、初代では変化の仕方が色々と囚われていないのが特徴。
特にライフが曲者で、ある種族だと激減したり、逆に大幅に増えたりするなど、なんとも不安定だった。

【初代から】

  • メロンボ
ディノロードランナー派生。
両種特有のウロコ模様が、メロンの皮の様に見える外見からその名が付けられた。
本人的にはメロンに限らず果物好きで、頻繁に果樹園を食い荒らすが、満腹になるとすぐ寝てしまうので捕まりやすいというマヌケな一面も。
初代の時点では純血の適性に加えて命中が一段階足されただけと、悪くはないが地味なポジションのモンスター。
2ではかしこさの適性が削れた代わりに、走り込みが得意で気持ちライフを上げやすく、成長タイプが早熟から普通になり、案外育てやすくなっている。

  • イワゾー
ゴーレム派生。
体を丸めるとただの岩にしか見えなくなるが、うっかり座ってしまうと噛みつかれる。
重い身体にはパワーも込められている一方、乾燥肌を気にする一面がある。
初代の時点では回避を犠牲に、最高のちから適性を獲得。ちから押しで圧倒するスエゾーを目指すことができる。
2ではバグの所為で適性が純血と変わらず、没個性なモンスターになってしまった。
スエゾーと全く同じ適性と寿命で、成長タイプ晩成、性格も改善されているので基本的には育てやすい。

移植版では本来の適性になり、純血からかしこさと命中の適性が落ちて、ちからと丈夫さの適性が増した。ガッツ補正と高いちから・かしこさによるKO狙いも悪くなさそうだ。

  • ツノマル
ライガー派生。
獣のような瞳と名前の通りの鋭いツノが特徴で、ブリーダーでも注意しないとケガをしてしまう。
初代では、純血種よりは僅かに真面目で回避適性が伸びたものの、丈夫さ適性がダウン。回避型として頑張ろう。
2ではツノが無いツノマルもいるという矛盾した事態が起こっている。
寿命が減った代わりに、移動速度と回避適性が上がり、また育てやすくなった。
初代Eランクに登場する「バールラ」の種族としてもなじみ深い。
彼は2のニ大大陸対抗戦ではDランクに昇格している。名前が「バルーラ」になっているのはIMaとFIMBAの言語の差異なのか単なるミスなのかは不明。

  • ピンキー
ピクシー派生。
頭の横についている小さな羽で昔は空を飛んでいたらしいが現在は飾りでしかない。
かしこく、ピクシーゆずりで誇り高いためか、人間と同じように扱われないといじけてしまう。
初代ではちからを捨てた代わりにかしこさについてはピカイチで、命中と回避適性も上がっている。スエゾーの中ではまじめな方。
2ではツノマル同様、特徴的だった翼がなくなってツルツルになってしまっている。
基本的にはツノマルと同じ適性なので、ワルが好きならピンキー、ヨイが好きならツノマルという感じで選ぼう。
初代Cランクの双璧の一つ、回避特化の「クオーティー」や
2のAランクに登場する攻撃特化の「カタリーナ」など、敵モンスターとしても強力。

移植版では崩れた相手のペースに色々刺し込める性能から、初代の第2回甲子園ではトップメタとして3体も決勝に名乗りを上げ、2でも地味にベスト8に登場している。

  • ムシメ
ワーム派生。
ワームが虫ということで、茶色いからだと虫のような複眼を持っている。
虫の複眼と同じように世界が多重に見えるし、3つ以上のモノを識別できないという。尻尾にはワーム譲りの針がある。
初代ではさすがに図鑑を反映して命中ダウンはしていないのだが、利点もライフ適性がDだけと意外と寂しい。
2ではかしこさ適性を削り、ライフ適性Cを獲得。スエゾー種の中では耐える方になった。

  • スケゾー
ゲル派生。
ゲル派生らしく、複雑な反射で体が透けている。
しかし、目や口の部分は何故透けてないのか…よくはわかっていない。
とっても食いしん坊だが歯磨きはマメにやってるので、歯は真っ白である。
初代では純血種の適性に、丈夫さ適性が一段階プラス。頑張って鍛えれば耐えれるようになっている。
2では丈夫さ一段階上昇、丸太受け得意、成長タイプ普通と、おそらく純血種よりは育てやすい。

2のニ大大陸対抗戦の隠しボス「マッドキャップ」の種族として登場。Fimba最強だったブリーダー・テスカのシロゾー「ポリトカ」を軽く凌駕する実力を持つ。

  • ガンバ
ハム派生。
動きが素早く木の上がお気に入り、冒険心のあるモンスター。名前の由来はあるネズミかららしい。
ちなみにモンスターファーム2マニアでのガンバの解説は、もろに名前の元ネタのネズミの解説である。
初代では攻めが強いスエゾーとハムの混血だけあり、ちからもかしこさも命中も全てB以上と高水準だが、防御は回避D意外壊滅している。
移植版ではちからと回避の適性と引き換えに、かしこさ適性がCにまで下がってしまった。ちから型を目指すことになりそうである。
初代の「ミッシェル」や2の「ガンバーン」など、ライバル選手として目にする機会は多いはず。

2ではMAXの「MAXIMUM II」から歌うを初期修得したガンバが再生できる。

  • オリオン
ガリ派生。
その黄金の瞳の奥には宇宙が広がっており、ずっと見ていると眠くなってしまう。
実はこれ、オリオンの催眠術でこの方法で獲物を捕食するのだという。
初代ではピンキーと同様に、ガリの血を取り入れたことでかしこさを更に高めている。こちらはちからを維持している。
2ではスエゾーとガリの適性が似ていることもあり、純血と全く変わらない適性。
性格が良く成長タイプは普通なので、寿命が縮んでる点を差し引いても育てやすい。

  • アカメ
モノリス派生。
漆黒のボディに赤い瞳のスエゾー。黒い体はつやつやしてるように見えて実は細かい毛がびっしり生えている。
因みに目が赤いのは単に夜更かしのし過ぎ。夜空に瞬く星とかを見るのが好きらしい。
初代ではスケゾーの適性に加え命中まで上がった代わりに、スエゾーの中ではまじめさ30と、最もふまじめなのが難点。
2では純血種からかしこさと命中の適性を引いた代わりに、モノリス派生らしく丈夫さが高まっている。
だが、例のごとくプールバグの被害者でもあり、利点は大きくない。
移植後では修正され、丈夫さを命綱にする機会は出てきた。

  • ノリゾー
ナーガ派生。
ナーガ派生らしく高い攻撃力を持つが、スエゾーもナーガも不真面目、ということで不真面目の権化。
気分屋なのでブリーダーの期待を裏切ることも多いし、本気を出すのは恥ずかしいと考えてるなど、色々困った奴である。
初代ではガンバ同様、攻撃に関する能力の成長適性がオールBと高め。あちらより丈夫さはマシで、両刀型も目指せる。
2では賢さ適性の大幅ダウン、短命化、早熟そのまま、性格悪化と単純に弱体化しているため、あまりおすすめはできない。
スエゾー種自体要求なしおねだり無しで元から寿命が長めの種族であり、ナーガ派生の中ではまだ育てやすい方かもしれないが…。

  • プラムラー
プラント派生。
バトルは好きでなく攻撃力に欠けているが、性格は優しいので育てやすい方。プラント派生らしく太陽の下にいるのが好き。
光合成も可能だが、べろを出して陽の光の中にいなければならない。極限状況でなければやらないことである。
プラムラーという名がつく前には「葉っぱべろ」と命名されかけたこともあるが、「それはいくらなんでもあんまり」と突っ込みが入ったとか。
初代ではちから適性は下がったものの、ライフ適性とかしこさ適性が上がっており、善戦できるモンスター。
2でも似たような適性だが、さすがにかしこさ適性はBどまり。

  • エステシャン
初代のレア種。
モンスターの間で最も美しいので、他のモンスターから熱い視線を集めている。
確かに、誰が何と言おうと美しい。反論は……ごめんやっぱり大いに認める。
集めてるのは絶対注目じゃなくて、奇異の視線だろとツッコみたい外観をしている。
ただ、メディアミックスを見るに彼女らの図鑑解説だけスエゾー種視点で書かれてる可能性も否定はできないのだが。

久保田利信withナオミ・キャンベルの「LA・LA・LA Love Song」から再生可能。

移植版ではMISIAの「つつみ込むように…」、山内惠介の「唇スカーレット(唄盤)」等からも再生可能。

  • ワクセイ
初代のレア種。
その名の通り惑星のような、非常に美しい模様をした珍しいタイプのスエゾー。
これは体毛の模様で、「マニア」ではライガーとハムの隔世遺伝ではないかという見方もされている。

桑田佳祐&ミスチルの「Act Against AIDS Special Single 奇跡の地球」から再生可能。
移植版ではD12の「D12 ワールド」「D12・ワールド」のいずれでも、BUMP OF CHICKENの「天体観測」、ランカ・リーの「星間飛行」、スピッツの「惑星のかけら」等から再生可能。
一方で「D12・ワールド~スペシャル・エディション」からは全パラメータが「12」、欅坂46「世界には愛しかない(TYPE-A)」からは全パラメータが「46」な個体が再生できてしまう。

  • アンコウ
初代のレア種。
深海魚のような瞳をしていて、視力が退化してほとんど何も見えないらしい。
頭の先端に生えているツノは発光機能がある。ビーム攻撃も得意だが、初期修得はしていない。

ミスチルの「深海」から再生可能。
移植版では「TVアニメ『ガールズ&パンツァー』あんこう音頭」や、坂本真綾「奇跡の海」、そしてダジャレなback numberの「アンコール」から再生可能。

【2から】

  • キンゾー
レア種。
全身が金色に光っているとても珍しいモンスターで、貴族の中でも知性を兼ね備えた者しか入手できない。
例え形がそうだからとキ○タマ呼ばわりしてはいけない。ダメ、ゼッタイ。
ギンゾーとブロンズゾーを合体させて産み出さなければ手に入らないモンスターだったが、
後に「モンスターファーム2 オリジナルサウンドトラック付録CD」から再生可能にもなっている。
適性やヨイワルはオリオンに準ずるが、円盤石経由だと「歌う」持ち。

移植版では直訳極まりない「007/ゴールデンアイ」のサントラ、呼ぶなというのにつぼイノリオの「太の大冒険」、
映画「20世紀少年」のオリジナル・サウンドトラック Vol.2、もうPVからしてキンキラの、松平健の「マツケンサンバII」等からも再生可能になった。
ちなみに完全な余談だが、つぼイノリオ氏はアニメ版モンスターファームにおいてツノマル役を演じており、20年越しに再びスエゾー種と縁が生まれた事に…。

移植版で追加された長寿個体は上記の円盤石再生経由がベースになっている。
合体産なら、多少状態変化に手を加えられるのはレアモンとしてもレアケース。

  • ギンゾー
レア種。
全身が銀色に光っている珍しいモンスターで、本物の貴族にしか入手できない。
「モンスターファーム2 秘密のCD」から再生可能。
今となっては初代のヴィゴール並に入手が難しいと言っても過言ではない。
適性はアカメと同様で「キッス」持ち。

移植版ではデータベース形式になった事で「限定」のCDが容易に再生できるようになり、再生難易度が大きく下がった。
更には、「」バージョンの看板ポケモンらしく「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕 オリジナルミュージックコレクション」や、
そらるの「の折誓」等から再生が確認されている。意外とキンゾーより発見例は少ない。

前作でギンギライガーが再生出来た、近藤真彦「ミッドナイト・シャッフル」からは特別な個体の再生が確認されている。
関連作・銀狼怪奇ファイルに登場する「不破狼」のIQ220になぞらえ、かしこさ220でスタートできる一方、他の能力は発売年にあわせて「96」である。

  • ブロンズゾー
レア種。
全身がブロンズ色に光っているモンスターで、貴族にしか入手できないと言われている。
金色はガリ派生由来でよく見つかっているが、銅色や銀色のモンスターはかなりレアらしい。
「影牢~刻命館真章~サウンドトラック」から再生可能。
適性やヨイワルはノリゾー準拠。

移植版では上記に加えブロンズの「ブロンズ」、10円玉とえば銅だから八代亜紀「心をつなぐ10円玉」等に加えて、
何故か東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.からも再生可能。カードイラストの傘や目玉から、同作の登場人物であるすきま妖怪を連想したものだろうか。

  • ベタピン
レア種。
ゴルフボールのような外見のスエゾーで、古代のスポーツに影響を受けたスエゾーが進化したと「2マニア」では書かれている。
目標に向かって着実に進んでいく性格であり、ナイスショットは褒め言葉。舌は芝生のような爽やかな緑色になっている。

イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」からはヨイワルや適性がガンバで、テレポート持ちの個体が、
実にゴルフなPSゲームソフト「みんなのGOLF」からは中身がバグったままのイワゾーな個体が再生できる。

移植版では安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」、どう考えてもスポーツが違う「テニスの王子様」のオリジナルサウンドトラック等から再生可能。
移植版の追加個体は適性が純血種のままだが、テレポート持ちでしゃてきが得意になっている。

  • すえきすえぞー
特殊派生。
モンスター甲子園の予選相手としてお馴染みのサンドバッグモンスター。
初代の時点では、そこそこの強さに育ったスエゾーにタパウリン*1を投与しまくることで作られた純種のスエゾーだった。
2では初代のゲームソフトを円盤再生することで誕生させることができる。
最先端の研究で人工的に生み出されたモンスターだが、それ故に極短い間しか生きられないという設定。
初期能力値がライフ、丈夫さMAX、ちから、かしこさ、命中300超え、回避は1ととんでもない数値になっているが1週しか生きられない。
序盤の金稼ぎの為にコイツの屍の山を築いたというブリーダーも多いだろう。
ジェミニ杯蹂躙、ヒールズ杯制圧、対戦モードで腕試し、モック解禁狙い、チャッキーへの生贄、ゴーストへの布石など過酷な目に遭わせた経験者は多いはずだ。
それ以外の使い道としては、ステータスの適性順が純血スエゾーと同じであるため、ライフや丈夫さの適性が低いモンスターと合体させることで初期能力を上げるのにも使える。

移植版2ではPS版モンスターファーム以外にも再生できるCDが増えた。
…が、ラインナップは『俺の屍を越えてゆけ』『まだ生きてるよ』『一週間フレンズ(のサントラ)』『フリージア』『みんなでワイワイ!スペランカー』『千の風になって*2等、滅茶苦茶よくわかっている充実させすぎたラインナップであると同時に、人によっては「悪意に満ちたものが多い」と感じさせてしまうものとなっている。*3

なお、移植版においてはステータス合計2997(AUTUMNの公式レギュレーション)のモンスターでランダム対戦に挑むと、仕様上ステ合計が近いすえきすえぞー(合計3062)とマッチングするケースが頻発する。レギュ違反かつ乱発される「すえき」「あ」などにうんざりしたプレイヤーもきっといる…はず。

  • シロゾー
特殊派生。
レジェンド杯の対戦相手2種のうちの一体、FIMBAリーグからの関門「ポリトカ」の種族。全身が真っ白の珍しいスエゾー。
その珍しさから大切に育てられてきたが、ある日存在しない母親を探して家出したという悲しい裏設定がある。
ただ、モンスターカードでは「ママなどいないのだが」と書かれているあたり、円盤石に封印する前の記憶が根強く残っているか、頭がいい故の言い訳か、どちらかの可能性の方が強そうだ。
シロモッチーのモストと同じ実質的なラスボスなのだが、あちらに比べるとまだ倒しやすい方。
ちなみにブリーダーがホリィの師匠「テスカ」のため、名前の由来は「テスカトリポカ」だと思われる。その影響かGBAでは「コアトル」という名前のスロスエゾーが登場する。
詳細は「ポリトカ」も参照に。

【PS2から】

  • ウサゾー
ブリリア派生。
イタズラ好きなのに自分も臆病なウサ耳スエゾー。目が赤いのは驚かす時に自分もビックリしてしまった所為。
「4」ではハム派生。

  • フカゾー
ゴート派生。
ヒレがついた水中特化の青いスエゾー。間違えられてもしょうがないのにサメと間違えられると怒る。
「4」ではレシオネ派生。

  • モンゾー
カララギ派生。
噂話大好きな巨大な猿耳付きのスエゾー。が、その耳の所為で自分が一番噂になっているのは知らない。

  • タヌゾー
モークス派生。
タヌキ耳付きのスエゾー、大人しい性格で木の実が大好物で逃げ足が速い。

  • スエチヨ
レア種。
全身白ボディでちょんまげ付きのバカ殿風スエゾーで見た目通りワガママで子供っぽい性格、じいやがいるらしい。
郷ひろみwithHYPERGO号の「なかったコトにして」から再生可能。

【GBAから】

  • ワカゾー(アースアイ)
モギィ派生。
大きな帽子が自慢のスエゾーだが本人的には重くてとっとと脱ぎ捨てたいとか思っているらしい。あとウ○コとか言うなよ。

  • ザンゾー
ザン派生。
アカメによく似た黒い体と赤い瞳を持つ。その名の通り目にも止まらぬ速さで残像を生み出すのが得意技。
「4」でも見た目はモノリス派生のレッドアイに近い。

  • ネコメ
ニャー派生。
猫のような縦形の瞳をクリクリさせる愛好家にはたまらない一種。

  • モチマル
モッチー派生。
モッチ―種と同じ質感の肌を持つらしいが触られるのは大嫌いとのこと。

  • アカマル
ドラゴン派生。
スエゾー種の中でも人気急上昇中なんだとか。

  • エビゾー
アローヘッド派生。
アローヘッドのように鋭い牙を持つスエゾー。歌舞伎役者はたぶん関係ない。

  • ツカレメ
ダックン派生。
ダックンの謎の特徴を取り入れた結果、眠れなくなってしまったらしい。

  • タコノメ
タコピ派生。
その大きな口で吸いついてくるのは親しみを込めた挨拶の一種とのこと。

  • ハジケダマ
サイローラ派生。
スエゾー種の中で一番ハジけているらしいが空回りも多いとのこと。

  • メタルスエ
デュラハン派生。
一説では宇宙人が作ったロボットとか言われている。もちろん特徴であるワガママな性格も健在。
設定上ではむしろメタルナー派生っぽい。もし実際にメタルナー派生として、2に登場していたら、かしこさこそ平均まで落ちてしまう…というか、適正としては落ちこぼれの部類になってしまうが、ガッツロックがメインとなるスエゾーと、ガッツの軽量化は相性がよく、意外といい線いってたかもしれないだけに残念である。

  • アクダマ
ジョーカー派生。
その瞳の奥に宿る深い闇に引き込まれてしまいそうな言いようのないナニカがある。

  • ブラウンアイ
モモ派生。
スエゾー種の中でも瞳がオシャレだそうだが褒めると調子に乗る。

  • ギリメカラ
アントラン派生。
瞳には不思議な力が込められているらしく要注意とのこと。

  • ジャガンジ
レア種。
生まれた時から他のスエゾーとは違う特殊な目を持っていたらしく、邪な光が宿っている。

【GBA2から】

  • チェリー
スズリン派生。
ピンクの体が可愛いと評判で、本人も肌の手入れに細心の注意を払っているとのこと。

  • トリメ
ライデン派生。
鳥のような羽毛と小さな羽の生えたスエゾー。黄色い唇も実は横に大きく伸びたクチバシで何でもペロリとたいらげる。

  • ルナボール
レア種。
月明かりをずっと浴びていたらいつの間にか全身がキラキラ輝き始めた美しいモンスター。

  • ナイトビジョン
レア種。
夜になると美しく輝くとのことだが正直言ってその見た目はあんまり目に優しくない。

【4から】

  • アイズビー
ビークロン派生。
ムシメっぽい外見だがツノが生えている。虫の複眼で何でも見えてしまうことにちょっとウンザリしてるんだとか。

  • ヤキューコゾウ
4のレア種。
白い球体に野球ボールのような縫い目、野球帽と……もう何といったら言いかわからん外見のスエゾーである。
PS2ゲームソフトの「実況パワフルプロ野球9」、プロ野球中継「THE BASEBALL2003」のテーマ「FULL JUMP/愛内里菜」から再生可能。

【5から】

  • スエセイジン
5のレア種。
銀と赤のツートンカラーブーメランになりそうな飾り……言わなくてもわかるな?
元ネタと同じく正義感に溢れており長時間戦えないのも共通。まあコイツは単にスタミナが無いだけなんだが。
PS2ゲームソフトの『モンスターファーム』から再生可能。

そして後年、まさかパロディ元と正式にコラボすることになるとは誰が想像し得ただろうか。

  • トロゾー
5のレア種。
トロピカルな見た目……ではなくあの癒し系猫キャラの見た目をした白いスエゾー。耳が外れるらしいが本人はノーコメント。
PS2ゲームソフトの「どこでもいっしょ トロといっぱい」から再生可能。

ウルトラ怪獣モンスターファームから】

  • ガンQスエゾー
ガンQ派生。
単眼の怪獣繋がりでのコラボ実現で、あちらのレア種も「スエゾーガンQ」である。

  • ウインダムスエゾー
ウインダム派生。
彼方がロボット怪獣なのもあって、かなりメカメカしくなっている。

  • ダダスエゾー
ダダ派生。
ダダのダズル迷彩色を受け継いだスエゾー。本作のスエゾー種では一番ガッツ回復と移動速度が速くなる。

  • 科特隊スエゾー
怪獣ファームのレア種。科特隊モッチーとは違い、此方は通常入手可能。
ちなみにこの種族、いわゆるG-2と呼ばれるガッツ回復が通常より2速い種が楽曲から見つからなかった種族の1種。

  • 流星スエゾー
怪獣ファームのレア種。
限定特典で、楽曲からは再生できない。

【LINEから】

  • ヒガンバナ
ヒノトリ派生。この名前ではどちらかというとプラント種である。
かみつきが専用の赤オーラのかしこさ技になっている。

【大会に出場する敵スエゾー】

モンスターファームの「顔」だけあってエントリー数は多い。
低ランクのうちからガッツダウン技を駆使して、ねちっこく追い詰めてくる隠れた強豪。
半面防御面は放棄している者が多い。

ここでは初代と2に出てきたものを取り扱う。

【初代編】

  • バールラ、バルーラ(初代、2)
グレードEのツノマル。
初代のグレードE公式戦で大半のブリーダーが初めて戦う相手。
同時期の中でも意味不明を出しやすい上に一際打たれ弱いので、さっさとK.O.してしまうのが得策。
2の二大大陸対抗戦に「バルーラ」という名のそっくりさんも登場。

  • ミッシェル、ミッチェル(初代、2)
共にFIMBAモンでグレードはDのガンバ。
バールラより丈夫さが少し高いくらいのものでやはり耐久面は壊滅しているが、「かみつき」で痛い目に遭わせてくる。
2の二大大陸対抗戦にも登場するが、グレードDとCの中間点みたいな能力に加えてなんと超必殺技「食う」持ち。速攻しないとまずい。
そして別口で「ミッチェル」なるそっくりさんも登場。この枠でワールウインドやイグニスを出してはやれなかったのだろうか…。

  • マクムトフ(初代、2)
グレードCのムシメ。
本家ワームに先駆けてのワームSUBだけあって、初のライフ300超え。パンチ力のあるモンスターでないとKOが難しい。
賢さはミッシェルと実質変化がなく、ここに関しては同ランクのクォーティーとは雲泥の差。

  • クォーティー(初代、2)
エンタウと双璧をなすグレードCの強豪。種族はピンキー。
グレードCで数少ない300超えの回避を持ち、それでいて攻撃面も他のCの攻撃型のメンツと同等の数値。
タチの悪いことにCOMの強さレベルまでもが高く、全勝してくることも多いため棄権でかわして他の相手と決勝戦、という戦略も取り難い。
忠誠度も高いので命中と攻撃面を鍛えて真っ向勝負する他ない。
ガッツダウンだけでなく「テレパシー」の破壊力もあるため、追いつめられる前に思い切りが試される。
そんなこいつの数少ない弱点は、貧弱なしっぽアタックしか無い距離1の弱さ。
早いガッツ回復に任せてバンバン撃ってくるが、当たっても大した威力ではないし、むしろ意味不明を誘発させるチャンス。この距離を死守してガッツを溜めるべし。

2では破壊力がなくなった代わりに、400台の回避とそれなりの丈夫さとガッツダウンで逃げ切りかねない敵へと変貌した。
更に移植版では底力を発動したり、かしこさ346からの「歌う」「キッス」まで使ってくるため、退くも進むも難しい強敵。

  • ブライルド(初代、2)
ライフと命中に定評があるグレードBのプラムラー。なんと公式戦にしか顔を出していない。
ユノウやリストン、コウテツの陰に隠れて目立たないがライフと命中に優れ、安定した能力を持つ。かしこさは低いが全距離に技を所持している。

2においても能力傾向は変わらず、単純に強化されている。特に命中が高く、サイコキネシス以外の技を使用する。
ただ、他のメンツに比べて火力が低めな点も変わってないので、リストンやユノウと当たるよりはマシか。

【MF2編】

※二つ名はファンブック…多分、ファンブックの「モンスターファーム2マニア」の各紹介コーナーからの抜粋。
  • ロンター
IMaグレードEに出場するプラムラー。
耐久面、能力合計値は最低クラスだがガッツダウン技の「なめる」が高めのかしこさとマッチしており、誕生直後の重量級だと思わぬ苦戦を強いられることも。

  • ガンバーン
グレードCのガンバ。超能力兵器。
名前に何のひねりもない奴だが、攻撃面は高水準でバランスがとれており、回避も低くはない。
各距離に火力の高い技を搭載しており、持ち前のガッツダウン能力の高さも相まって非常に厄介な相手。
相棒のタイプによってはザンバーら強豪よりも苦戦を強いられる可能性がある。
育成序盤の使い込みの時はあまり顔を見たくない相手である。
装甲は御多分に漏れず薄いので速攻を狙いたいが、回避を全く放棄してるわけでもないので着実に仕留めたいところ。

  • カタリーナ
グレードAのピンキー。最凶ピンキー。
攻撃特化型であり、バランス技の「しっぽアタック」を持っておらず、賢さ特化型であることがうかがえるが、ちからも高めで力タイプの大ダメージ技を持つので安全な距離は無い。
同じく攻撃特化型のシヴァと違い命中が高くてガッツ回復も早いなど攻撃面に穴はないが、防御面をほぼ捨てているため短期決戦でケリをつけたいところ。
文字通り「殺るか殺られるか」の戦いになる。初代のクォーティーといい、敵として登場するピンキーは強い。

  • ポリトカ(2)
レジェンド杯でプレーヤーの前に立ちふさがるシロゾー。伝説の白い目玉。
スエゾーが覚えるすべての技を所持しており、「根性」「余裕」「本気」を発動する。その能力も、
ライフ:555
ちから:575
かしこさ:925
命中:744
回避:558
丈夫さ:549
と、かなりとがった攻撃面を持つが、モストほど耐久面に優れないため、「モストに比べれば楽」という評価が一般的。
攻撃特化型でありながら、かしこさはともかくちからと命中は四大大会で顔を見飽きるほど戦ったカーマインに劣るのもあまりパッとしない原因だろうか。
戦う場合はライフ555、回避558と低い点を突いて、命中重視技や超必殺技などでKOを狙った方が良いだろう。

移植版ではレジェンド杯で戦った後に、カードを獲得するとシロゾーを再生できる権利を得ることが可能になった。
再生CDはモンスターカードの内容を意識した「母をたずねて三千里~アニメーション・ヒーロー・フォーエバー・シリーズ~」、
「テスカトリポカ」のもじりを意識したと思われるアステカの「アステカ」等。

シロゾーはシロモッチーと対を成す激ワルモンで、かしこさと命中の適性が最高値であり、
ガッツ回復はピンキーを抜いて最速になり、その他の適性も平均値のCにまで上がって伸ばしやすくなったというスエゾー界の王様みたいな性能をしている。
耐久力がつけられ、下がった能力を取り返しやすいプールが得意なのでフルモンも視野に入れやすく、マニュアル操作では最強クラスのスエゾーだろう。*4
ポリトカの再現で「根性」「余裕」「本気」と、波に乗れば強いスエゾー種を体現したような状態変化がついているのも魅力的。
唯一の欠点は寿命350週、成長タイプ晩成をいかして一世代で仕上げないといけないところくらい。激ワルなのは逆上用と思って大目に見よう。

  • マッドキャップ(2)
アキレール、ハメッド、アバーレルと並ぶ、二大大陸対抗戦グレードSにおける隠しボス。
手強さはアキレールと大差なく、前述の表のラスボスの一角であるポリトカを大きく上回る総合力を持つにも関わらず、何故かあまり話題に上がらない。
当然安定して倒すためにはモストをそれなりに余裕をもって倒せるくらいの実力が必要。
因みに内部データでは善悪度−99と、ジョーカー以上の極悪モンスターでもある。CPUが逆上を発動しない仕様上、戦闘に全く影響はないが。
あまり知られていないが、実はこのマッドキャップとハメッド、アキレールに関しては、初代の内部データに没データとして存在している。
つまり我々はとてもロマンシングな連中を相手にしていたようである…。

移植版では、THE MAD CAPSULE MARKETSの「FLY HIGH」から、マッドキャップをイメージした特別なスケゾーが再生可能。
初期でサイコキネシスを覚えており、圧巻の初期ヨイワル度-100が特徴であり、普通に各能力が強い。
もっともこれだけ低いと、育成方針が「ふつう」から乱れた途端にナメられだす。忠誠度上げはしっかりと。

また、移植版では逆上してくるようになったので、怒られたら覚悟をするか残したガッツで強烈な一撃を見舞おう。

アニメでのスエゾー一族】

当然シリーズの顔なのでモッチーと共に純血のスエゾーがレギュラーメンバーとしてしっかり登場。CVは高木渉
ホリィと出身地が同じで、ムーの打倒とホリィを守り抜くことを誓っている。
関西弁でビッグマウスだが本質は小心者。でもいざという時はしっかり戦う。
ホリィと同じ苦しみを味わっている影響から少々ホリィに対して過保護な一面も。
続編ではゴーレムと共に大道芸人として各地を放浪していた。
ピクシー派生のピンキー(CV.長沢直美)がスエゾーの姉貴分として登場しており、関西弁は彼女から移った物。

他、ライガー派生のツノマル(CV.つボイノリオ)が名古屋弁の海賊団の頭領としても登場している。

更に続編ではシロゾーことポリトカ(CV.相沢正輝)も登場。
ゲームと同じレジェンド杯の覇者だが同じポジションのモストと違って他者を見下す傲慢な嫌味金持ちモンスター。
必殺技は高速回転させながら繰り出す三連続のしっぽアタック。







追記・修正はポリトカを倒して殿堂入りし、スエゾーマニアに転生したい方にお願いします。

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最終更新:2024年02月21日 23:41

*1 モンスターの皮膚を固くする薬物アイテムで、寿命-2、回避-10と引き換えにライフと丈夫さをそれぞれ+10する。

*2 歌い出しが「私のお墓の前で泣かないでください」。「千の風になって〜一期一会〜」からはツームストーン(墓石)が誕生。

*3 一応フォローしておくと、移植版の再生CDは殆どユーザーからの投稿を採用したものである。

*4 オートの場合、初期で覚えている熱視線とサイコキネシスを切れないので、ガッツを温存させにくい点がネックとされている。