佐倉千代(月刊少女野崎くん)

登録日:2014/08/10 (日) 09:57:10
更新日:2023/08/06 Sun 00:54:29
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佐倉千代、16歳。好きな人に告白したらサインを貰いました。





平凡で突っ込み上手な恋する乙女

佐倉 千代         




▼概要▼


ガンガンONLINE連載の漫画・『月刊少女野崎くん』のヒロイン(一応)である。
※このヒロイン(一応)扱いは公式である。
原作4巻のカバーでもわざわざ(一応)と明記されている。

●目次

▼声優▼


TVアニメ版の声優の小澤亜李さんは今までモブキャラの役をする事が多く、メインヒロイン役は初めての経験。
だが、1話からその才能を遺憾無く発揮し、一躍、アニヲタ達から注目の声優となり、その期待に応えて活躍中。

同じく、モブキャラ役が多いドラマCD版の声優の西明日香さんも2013年に鬼畜コケシ……もとい、大宮忍役(きんいろモザイク)という主役級の役を演じる等、人気を集めている声優さんの一人。



▼基本データ(原作コミック4巻より)▼

学年クラス…高2 A組
誕生日…3月27日(桜の日)
血液型…O型
身長…145cm
部活…美術部
趣味…かわいい小物集め
得意な事…水彩画
苦手な事…チームでやるスポーツ(たまに足を引っ張るので)
服の趣味…かわいい系
家族構成…父・母・弟(中学生)
好みのタイプ…野崎
好きな食べ物…チーズケーキ・お菓子
苦手な食べ物…グリーンカレー
得意科目…美術
苦手科目…科学・物理
選択教科…美術
野崎アシの担当…ベタ
胸のサイズ…一般的


▼作中での活躍▼

野崎に恋する少女。
創刊号(第1話)で告白しようとしたが、「ファンです」と言ってしまい、サインを貰ってしまった。


「好きな人に告白したらサインを貰いました」


そのまま、美術部としての技術に目をつけていた少女マンガ家の野崎にスカウトされ、ベタ塗りのアシスタントをすることになってしまった。

基本的には真面目な性格で、作中屈指のツッコミ役であるが、真面目すぎる性格と野崎LOVEなせいで、ボケにもなる。

そもそも、物語の舞台の浪漫学園の生徒が変人揃いなのでツッコミになることが自然と多い。

……が、野崎くんLOVEがどんどんと悪化しているのか、原作5巻では悪魔になったり、
(下半身裸の男子達に対して)いじめっ子の気持ちをなんとなく理解してしまったり、野崎の浴衣を下からめくろうとしたりしていた。
さらに、告白する前には使用済みのストローに手を出そうとしたり……。
ファンブックの没設定ではかなりノンストップであった……
逆に本編の正式千代ちゃんはすごく低燃費。少ないごほうびでグングン走るよ!とのこと。
それでも野崎がかじった食べかけのリンゴ飴を防腐剤を使ってでも維持し保管しようとする(それも笑顔で)など野崎絡みとなるといろんな意味で危うさを見せる。


基本的に野崎シンパなので、野崎がなにをしても「好き!」ってなる。(公式設定)
ただ、盲目的なだけではなく、野崎に対してツッコミもバシバシ入れるし、セーラー服のコスプレを頼まれた際には拒否している。

だが、その分、野崎と一緒にダブルでボケた時は収集が着かない。
本人は真面目に話しているのに、野崎がマンガ家だということを知らない人から影からツッコミを入れられる事もある。

仮に結婚して名字が変わると野崎千代→のざキチよ!となる。まさに名は体を表す?

美術部に所属しており、主に水彩画を手掛けている。
野崎が目をつけるだけあって実力はかなりの物で、スケッチやポスターの出来栄えはかなりのものらしい。
半面、模写は得意だが応用が利かないという欠点がある。

作中の人物の中では最も小柄であり、高校生どころか下手すると小学生並に小さい。

頭に付けている赤い水玉のリボンがチャームポイント。

リボンにはこだわりがあり、家には色々な種類のリボンがあるとのこと。変な柄のコレクションもあるらしい。
赤のドット柄以外の柄のリボンを付けている事は少ないが、浴衣回の第40号や入学式回の第50号では別の柄のリボンを付けていた。

ちなみに、胸の紺色のリボンも自前であり、同級生のキャラクターと色が異なるのはこの為である
(ちなみに学校指定の色はは3年…青、2年…赤、1年…緑)。

しかし、こだわりがある半面、リボン集めは無意識にしており、趣味には分類されていないとのこと。

靴下は黒のニーハイを着用し、原作サブタイトルやアニメで時折素晴らしい絶対領域を見せてくれる。

制服着用時ではあまり見られないが、胸については「一般的」とのこと。
145cmという小柄の身長の割にはそこそこあるらしい。
原作のサブタイトル絵でそこそこあることに衝撃を覚えた読者も多いとか。

他にも、公式設定として、
  • 全体的にどんくさい
  • 少女マンガは好きだが、特定のファンはいない(ライトな読者だった)
……だが、今は野崎の連載マンガ“恋しよっ!”のグッズを愛用しているので、野崎=夢野 咲子の大ファンだと思われる。

初登場時(原作1話)には16歳だったが、御子柴の合コン練習回(原作21話)の際には17歳と自己紹介している。(アニメでは16歳と言っている)
というかそもそも、3月27日生まれで高校2年生ならば16歳が正しいのだが。
誤植なのか、満17歳という意味で言ったのか、直前に自己紹介した野崎梅子につられたのかは不明。
単行本3巻では16歳と言っているため、誤植の可能性が高い。

▼余談▼

▼他の椿いづみ作品のヒロインとくらべて

椿いづみの他の作品(少女マンガ)のヒロインの“東宮 千愛”(親指からロマンス)、“黒崎 真冬”(俺様ティーチャー)は、
  • マッサージを極めすぎて複数の男を一瞬で戦闘不能に出来る
  • 埼玉統一を果たした元番長
だったりと規格外な人達ばかりなので、おそらく椿いづみ作品のヒロインでは最弱と思われる。

……少女マンガのヒロインが少年マンガのキャラより強いって、どういうことなの……?

ちなみに、椿いづみ作品のヒロインの中では一番背が低い。

明言はされていないが胸囲は、
千愛<越えられない壁<千代<真冬と思われる。
※この中では千愛はBカップにすら届かないと公式設定がある(親指からロマンス43話)
※項目内で記したが千代は「一般的なサイズ」と公式設定されている。

バストサイズが長らく不明だった真冬は『千代と同じぐらいか』と多くの読者が予想していたが、
俺様ティーチャー100話の水着回にて、谷間がクッキリする程に持っている事が判明。
実はそれ以前から、扉絵等で胸が大きく描かれていたりする。

真冬や千代に限らず、着痩せするキャラが多過ぎです椿いづみ先生ェ……。
だが、近年は画力向上しており、意図して胸の大きなキャラも登場している。


勉学面はどれ程出来るのかは不明だったが、公式ファンブックで「ノリはいいけど成績はイマイチ」とのこと。

他のヒロインの千愛や真冬は学業面で良い成績をあまり取れていない(ケアレスミスが多い/単純におバカさん)が、
そこまで千代の場合勉学面に焦点が当たったことがないので、成績がイマイチという事は目立った点はない。
※千愛の場合、物でつられた場合は100点をたたきだしたこともあった。


さらに余談。
親指からロマンスのヒロインの千愛は“ちあき”と読み、俺様ティーチャーのヒロインは真冬は“まふゆ”。
千代の苗字の佐倉は“さくら”
と若干変則的だが秋・冬・春を連想させる名前が入っている。
少女マンガのキャラではないからか、千代だけ四季をそのまま使わず、春を連想させる“さくら”が使用されている。

ちなみに、俺様ティーチャーでは真冬が男装した際に夏男“なつお”と名乗っているので、四季が揃っている。



▼野崎くんLOVE

野崎に対して明確な恋愛感情を抱いている。
ちなみに、野崎に対しては、最初は背の高さと男らしい性格にひかれたとのこと。

さらに御子柴の合コン練習時には好みのタイプは
  • 身長190センチ
  • 黒髪
  • 短髪
  • 鋭い目つき
  • 同い年でちょっとぼんやりしてるけど男前!!
それ以外の人には正直興味ありません!!
……と明言している。
だが、野崎は公式で“顔は別にモテない”“平均的な顔”“デカイから邪魔”と散々な評価を受けている……。恋は盲目という事か。

なお、全く隠していないため当然ながら周囲も野崎Loveを認識している。とはいえ結構認識差はある。
クラスメイトや友人は完全に知っている。みこりんや堀先輩も理解している。若松は好きなのは知っているがイマイチ理解していない。
美術部は微妙。野崎は言うまでもなくわかっていない。



▼時系列で語る野崎への愛▼
※これより先、ネタバレ注意






入学式に遅刻した際に、野崎と出会い、抱き抱えられたり、ギャップにひかれ、片思いスタート。
(原作50話)

1年生のバレンタインにチョコを渡そうと決意するも、(マンガのネタの為に恋愛話を収集しようと奔走する野崎をつかまえられなくて)断念。
(原作28話)

野崎への想いがヤバい方向に行きつつあり、野崎が使用した物を集めている事をクラスの友人にカミングアウト。
出会った頃を思いだし、告白しようと決意。
(原作50話)
同日、放課後に告白。サインを貰う(1枚目)
野崎のマンガのアシスタントになる。
その後、このままでいけないと思い、再度告白しようとして、「ファンです!!!」サインを貰う(2枚目)
※詳しい時期が不明だが、この時点で16歳と言っているので3月27日以降。
さらに、作中で春休みの描写が無いことや、アニメでの野崎のネクタイの色から推察するに、2年生に進級後という事は確定。
(原作1話)

冷蔵庫の奥で見覚えのない食べ物(野崎に渡す予定だったチョコを発見)
ちなみに購入後4ヶ月越えとの事なので、この時点で2年生の6月の中~後半頃の時期と推測される。
結果、床に落ちたチョコレートを野崎に食べさせたので、結局は渡すことに成功。……成功?
(原作28話)

ふと、片思いしていたことを思い出し、悪魔になる。
(原作41話)

はたして、千代ちゃんの想いは届くのだろうか……?

一方の野崎は、彼自身が天然である事もあり、全く想いに気づけていないが、
  • 「一緒に帰りたかっただけ」と一緒に帰宅したり
  • 祭で千代の食べかけのりんご飴をかじる
  • 休日に遊ぶ際に、着飾った千代の服装を「かわいいな」と評価
といずれも無意識に発言、行動している。

他にも、千代に食事を提供したり、お弁当を作ったりしている。
さらに、お茶を注いでくれたり、おかわりをよそったり、デザートまで用意してくれている。

もうちょっと頑張れよ千代ちゃん…!!!


フラグかは怪しい所だが、野崎はマンガのキャラ水着の柄の話の際に、
可愛いさを狙う為に“赤いドット”をチョイスしている(言及されていないが千代のリボンの柄と同じ)。
また、千代を象徴する柄として千代のリボンの柄と同じ柄のスクリーントーンを「佐倉」と名付けたりしている。

深読みすれば、「千代=赤いドット柄=可愛い」と言う解釈ができるが……?



▼マミコ

野崎のマンガ“恋しよっ!”のヒロイン。
キャラの性格のモデルは御子柴と明言されているが、
野崎自身モデルがいないと同じ顔のキャラクターばかり描いてしまうという伏線(?)があったが、
実はマミコの外見にもモデルがいた事が原作50話にて明らかになった。

徹夜明けで疲れきった野崎は入学式に遅刻。
その際に、出会った千代から「入学おめでとうのメッセージ」と白いリボンを貰う。

別れ際の一つ括りの髪型の千代を見た野崎は、出会いこそ全く覚えていなかったが、
なんとなく千代の後ろ姿をイメージのままマミコに使用したのだった。

その為、マミコ=御子柴+千代という事である。



▼二次創作

某イラストサイトでは月刊少女野崎くんのキャラでは、
作者がもともと少女マンガ家という事もあってか、男女問わず人気が高く、数多くのイラストが投稿されている。

その場合、御子柴と一緒に並んでいる事が多く、“Wヒロイン”や“ヒロイン(一応)&ヒロイン”状態である。
もちろん野崎と一緒のものも多い。安心しろ千代ちゃん。



▼パラス!?

2014年8月初旬頃、ネットにてあることが話題になった。
アニメの千代ちゃんのリボンの柄や髪の色から「ポケモンのパラスに似ている」と言うのだ。

8月中旬にはもはやかなりの範囲で広まっており、上記の某イラストサイトなどでもパラスと千代の画像が多数投稿されている。
というか、某イラストサイトだけでなく、いたるところで画像検索際に、
「パラス」で検索すると千代の画像が、「佐倉千代」で検索するとパラスの画像が出てくる始末。
……なにこの浸食。

また、パラス擬人化の際に高確率で千代ちゃんっぽくなる。

公式ファンブックではリボンが育っているような気がするとのコメントがある。
(パラスはキノコが成長してパラセクトになる)

挙句、月刊少女野崎くん最終回先行上映イベトークにて
小澤さん(千代役)「パラスじゃねーし!」
中村さん(野崎役)「パラスのことちよちゃんて呼ぶのやめて!」と言いながら自分はポケモンGOでパラスに「佐倉」と名付ける鬼畜
岡本さん(御子柴役)「キノコのほうしとか使っちゃうから」
というやり取りがあり、もはや半公式である。

しかし、ポケモンのパラスに対して「キモい」「ウザい」などの悪いイメージを持つ人も少なからずおり、
ネタとしてならともかくあまりしつこく言うのはあまり好かれていない風潮がある。




佐倉千代16歳
好きな人に告白したら追記・修正を貰いました。

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最終更新:2023年08月06日 00:54