二刀流/双刀・双剣

登録日:2011/05/28 Sat 04:09:21
更新日:2024/01/14 Sun 08:12:11
所要時間:約 21 分で読めます




二刀流とは2本のを持つスタイルで

ロマンと実用性の両立!
スペクタクルと結果の共存!
ウォーズマン理論の正当性の証明!

である。モンハンの双剣ならこちら、3本以上を使う場合はあちら、2つの銃を使う場合はそちらを参照で。



【概要】

ゲーム・漫画・アニメ・ラノベ・時代劇・映画で、二本の剣を巧みに操り、ある者は豪快に、ある者は華麗に、
さらにある者は明らかに使い方を間違いながらも色んな意味で絶大なインパクトを与えるロマンに満ちたこの戦闘スタイルはさも当然のように実在する。

戦国室町期、古流の伝書の絵巻物に二刀流の想定のものも書き込まれているぐらいには、想定あるいは周知されてはいた。

日本のメジャーな流派は宮本武蔵が江戸中期に唱えた利き手に本差、もう片方に脇差を持って戦う「二天一流」。*1
この流派に関係ない二刀流も多数存在し、驚くなかれ。現在、実在する二刀流の構えだけでなんと17種類にも及ぶ。深いな二刀流。

徳川時代になっても二刀流の流派が消えることはなかったが、とりあえず藩士は将軍家とがっちり組んだ柳生とか一刀流とかやっておくとよろしかろうと大きく水をあけられていた。
なお柳生にも一刀流にも二刀を使った技法自体はある。
ちなみに、勘違いされがちだが一刀流というのは伊藤一刀斎という人物が開いた流派の名前であって一本の刀だけで戦うという意味ではない。

現代日本の剣道では、右手に大刀、左手に小刀を持つ場合を正二刀といい、左手に大刀、右手に小刀を持つ場合を逆二刀という。

稀にいるこの二刀流は全日本剣道連盟試合・審判規則により男女共に一応は認められているが、規格は大刀は長さ114センチメートル以内、小刀は62センチメートル以内。
重さは男性280~300グラム以内、女性は250~280グラム以内と、通常よりも一回りサイズダウンして有効判定も貰いにくいので優勝は非常に厳しい。*2

当たり前だが海外でも二刀流は存在する。
欧州の二刀流としては右にメインの長剣、左は短剣などを用いるというスタイルがポピュラー。
マン・ゴーシュは利き手のない方でもつ受けが大きい短剣ぐらいのニュアンス。
ソードブレイカー?あれに関しては本当に実在(運用)したかあやしいところがありまして……。
こちらに関しては欧州ではヨーロッパ式の古流剣術を再現、伝承してる方々がYoutubeなどに動画を上げている。
アジアでも中国武術には一つの鞘に二本を入れる、二刀流のための双刀や双剣という武器がある。

運用

攻撃力や攻撃回数が倍になるゲームの影響で攻撃的なイメージが先行している二刀流だが、
現実では一刀流よりも防御的な戦術であり、利き腕に太刀あるいはレイピアやサーベルなどの小振りの主兵装、弱手に小太刀あるいは短剣などの副兵装というスタイルが基本。

二刀流の場合、両手に一本づつ持つため力が分散し、攻撃は簡単に弾かれ、防御は脆くなる……と思われがちだが、
巷の事件を見てもわかる通り、鋭い刃物であれば人に致命傷を与えるだけならそれほど力は要らない。
そして防御の方も軽装備な中世欧州の決闘やスポーツである剣道やフェンシングという前提なら、ある程度の力と技量があれば竹刀やレイピア程度の打突も片手でも十分に防げる(そらせる)。

相手が本気で殺しにかかってくるような実戦の場合については、
相手が軽装だとは限らないし、攻撃の防御・回避もスポーツ以上に難しく*3、ましてや片手でそらすなんて芸当は非常に困難。そのため環境による違いも大きい。

なお、両手にスタンダードサイズの得物を持って左右で別々の動きをさせながら自在に振り回す、というのははっきり言って現実的ではなく、並の人間にはまず無理。
何故なら本気で打ち込んだり突いた段階で体全体(もう片方の腕も含めて)がその動きに引っ張られるため、そこを無理に制御しようとすると今度は力が入らなかったり体勢が崩れる。そのような無理やりな斬撃はどれだけ身体能力に優れていようが身体構造と力学的にいわばへっぴり腰の斬撃になる。
そのため一連の動きに支障をきたさない型・武器でなければ動きがぎこち悪くなり、無理やり動かそうにも力がろくに入らないというざまにもなりかねない。

一応「並の人間には極めて困難」と言う事は逆に言うと「必ず一連の型の範疇で振るい、尚且つ身体能力と技量の双方が優れた人間なら不可能と言う訳でもない」と言う事ではあり、
実戦が多かった時代に書かれた軍記物の中では「パワーと技量を兼ね備えた猛者」の象徴として描写される事も有った。
しかし実戦では大抵がむしゃらに突いたり振るうことになるし、その頃の刀は間合いに優れるが明らかに二刀流には向かない大太刀が多かったとされており、そもそも自分の腕を斬ってしまう可能性も高い(絶対に振りぬけるという条件付きならまだ良いが実際は何かしらの要因で途中で止まりやすいのでそうなりやすい)ため、身体能力に優れているからって現実でもこぞって二刀流無双していたわけではないと思われる。

ただの型ですら思いのままやると脳がついてこないだけじゃなく、最悪肩や腰を壊しかねないし、すっぽぬけや思わぬ破壊や自損に繋がりやすい。
最悪の場合器物破損や人にぶつかって傷害事件になりかねないため、Wiki篭り諸君は気を付けよう。

よくある誤解

  • 「真剣やそれに近い重量の樫の木刀などにもある、刀剣類独特の重心によって、振るった際に遠心力が働き、外側にすっぽ抜けそうな感覚が生じて枷になるため、よほど握力がないと二刀流はまず不可能」
これは、片手で太刀を持って何か物体を斬ろうとする……という想定ならば正しい。
日本刀を袈裟掛けに振り下ろすのならば、握りを軽くすれば指や掌が自然とクッションのような役割を果たして手に馴染むので、練習して慣れれば解消できるものだったりする。
他にも様々な状況下でも急所を狙ったり突くなどができるのならば、もちろん握力はそれほど必要ない。

……とは言えいくら袈裟切りが基本でも、実戦において袈裟切りだけを狙うなど非現実的である。初撃なら拘れるかもしれないが……。
また、二刀流においては構えと動きの流れの関係から、一刀流と比べて袈裟切りを狙うチャンスは少ない。
急所を狙えばよいというのも、実際の戦場で二刀を振るいながら高精度でそれができるのは(相手の装備などにもよるが)人外めいた達人ぐらいだろう。
そもそも一刀流ですら実戦でそれができるならば、剣豪などと呼んで差し支えない…というよりも剣豪でも試合形式ならともかく戦場では十中八九無理。
大振りや体全体を使った攻撃なら握力や腕力をカバーできるが、挙動が分かりやすくて隙も大きくなる(状況によってはそもそもできない)ので、これも実戦向けとは言い難い。
そのため正しくは極一部において誤解だと言えるだろう。
実際二刀流の使い手は両腕がパンパンに膨らんでいる傾向にある。

  • 「日本刀の特性上、引かなければ切れない。だから、片手で刀を操る二刀流は切れ味が落ちる」
これは引いたほうがよりよく切れるというだけである。
刃筋を立てずただ当てる感覚で仕掛けても下手をすれば青竹入りの畳表*4にまともに切り込みすら入れられないが、刀の扱いに慣れている人間であれば片手でも人体に重傷を負わせるくらいわけはない。実戦的な動きから骨ごといけるかはともかくとして。
Youtubeなどには居合道の有段者が片手で畳表を軽々と両断してしまう動画がいくつもアップされているので興味のある人は見てみよう。ただし環境の変化により昨今では青竹入りの畳というのは少ない。

  • 馬上において短めの刀剣(サーベル)が好まれる
「短めの刀剣が馬上に適している」と言うのはある一面でしかない。
これは主要武器のなどでは張り付かれたときの対処が困難なことと、中世ヨーロッパでは弓が敬遠され一騎打ちが流行から騎兵同士の戦いも騎馬をなるべく狙わず騎士のみを狙う特殊な戦文化(なるべく殺さず身代金を稼ぐスタイル)になっていたために発展したものと考えられている。
武器の中心はあくまでも長さと重さを兼ね揃えた槍と弓などの飛び道具であり、短めの刀剣やなどは基本的に副兵装である。

片手打ちと両手打ち

先にも二刀流はいつの間にか廃れていったと述べたが、「片手で剣を振るうことは日本ではなかったのか?」という点については決してそんなことはない。
ただし、それとは別に合戦において二刀流で戦うメリットは限りなく小さく、元々主流ではないという点についても述べる。

まず、戦国期前は馬上戦もよく行われていた背景からある程度重さと長さを兼ね備える必要があり、今でいう大太刀(後に短く打ち直されたものや失われたものが多すぎて現存数が少ない)が主流だったと思われる。

戦国期に日本刀に相当するものはいわゆる太刀で、江戸期のものと比べれば片手で扱いやすいものが多い。
もちろん実戦でも使われている記録がある。
戦国期辺りに短くなっていったのは二刀流が流行ったからではなくて、足軽の集団戦が主流になったことによる運用の違いと、大量生産により生産性や品質が落ちたためとみられている。

合戦において片手打ちについては、有効…というよりは状況に応じて必要になる。
というのも止めを刺すときや武器がない状況など、組み伏せるなりして刺すといった行動も時に重要になる。
……もちろん武器を持つ相手や突撃してくる相手に組み伏せるなどそうそうできはしないので、そればかりを狙うというわけではない。
この対甲冑向けも含んだ武術(甲冑兵法など呼び名は色々)は後に柔術と呼ばれるようになり、東京帝国大学出身の嘉納治五郎が色々な柔術を元に柔道を作った。

話は戻り、近接戦のメインウェポンは長さ2~3m(戦国期などの歩兵用なら4m以上)と間合いが優に倍を超える
長物ゆえの短所もあるが、槍に対して刀で勝つには3倍の段が必要とも言われ、女中の振るう薙刀に手を焼いたといった逸話もある。
理由は簡単で、間合いの差が大きい上に突きや薙ぎ払いも強烈なので、ただでさえきついそれを二刀流の片方のみで捌くというのは無茶。
余程の実力差がなければ一時的にでも片手を空けたり両手で対処した方が良く、素早く片方の刀を仕舞うか捨てるかして武器を持ち替えるなどの対策が要る。

他にも片手打ちでも肉ぐらいなら軽く斬れることは確かなのだが、甲冑相手や骨をものともせず力強く攻撃したい場合なども実戦ではかなり多く、二刀流は体勢からしてそれが難しい。
逆手側も盾と違い体で支えて力不足をフォローしたり、多少大雑把な動きで機能させることは難しく、利き手でないほうもかなりの力と精度が要求される。
更に片手打ちは両手打ちよりもかなり負荷がかかるため、長時間武器を振るい続けることも一刀流よりも厳しく、筋力と技量だけを見ても通常より多くの鍛錬が必要になる。
片手で槍等をいなしながら甲冑相手とも渡り合える豪の者や、短剣メインな変人*5などなら話は変わるが…………そういう人はいたのだろうか?

これらのことから二刀流で実際に戦うというのは、「両手を刀で塞いで臨機応変さを欠いてしまう行為」とも言える。
二刀を抜いた状態から納刀するだけでも面倒臭い。足軽が二刀を同時に手にして合戦場に突撃し、更に片手で槍等の一撃をいなしながら甲冑纏った相手とも渡り合う……というのは狂気の沙汰。
使い手が少ないが故の強みはあるが、それに見合わぬ短所がある上に通常より多くの鍛錬が必要になるのでぶっちゃけ二刀流を練習するくらいなら、普通に槍や一刀流等の練習により時間を割くほうがよかっただろう。

余談だが、宮本武蔵が二刀流を使う大前提に
  • 「乱戦になったら両手で刀使うんだから、普段から慣れとけ」
  • 「武器を二つ持ってるんだから死ぬときは脇に差しておきたくない。出せる手は出し尽くしたい」
の二つがある。
彼が伝えたかったのは、二刀流の有用性を記したというよりは、どちらかと言えば日本刀を実戦でも上手く使えるように、
常に出せる手は全て出して悔いを残さないようにという心構えだとも言われている。実際、両腕を鍛えておけばいざという時に役立つことは十分考えられる。
また、片腕を怪我した場合などに備えて片腕でも上手く刀を扱うための訓練のためという説もある。

しかし、二つ持っているのは二刀をバリバリ使いこなすためではなく、武器の紛失や破壊などに備えるためのあくまで補助やバックアップなどのためである。
乱戦になったら両手で刀を使う・脇に差したままでいたくないとか言われても、一刀流で無理な状況では二刀流も援軍が来るかその場から逃げないとどうしようもない。
二刀流も当然ながら1対1が前提であり、複数人と一度に戦うための手段ではない。
それを踏まえると脇差については宮本武蔵はあまり考えていなかったか、逆に深く考えすぎたようにも思える。

主な二刀流の流派

  • 武蔵円明流
  • 天真正伝香取神道流新陰流
  • 心形刀流
  • 柳剛流
  • 影山流
  • 大石神影流
  • 徳永双流
  • 渋川流
  • 神道夢想流杖術
  • 駒川改心流


以下、二次元にリターン。

そんな現実と打って変わって、二刀流キャラは非常に多い。燃え、萌えを問わず、その戦闘スタイルは見る者を魅了してくれる。
もっともこれは創作では利き腕や体力を考慮せず無視することができるケースが多い*6ことが大きな理由の一つであり、同じ得物を二つ持って「攻撃の手数を増やす」ことが多いのだが、一方で一撃必殺に拘った結果二刀流を採用しているなんて例もある。
また、ライトセーバービームサーベル(ガンダムシリーズ)など、 そもそも重さを考慮する必要がない剣 も多い。*7
似たようなものに二丁拳銃もある。

フィクションの二刀流の中には、2本の剣を柄尻の部分で合体させて、柄の上下に刃を持った両剣や双刃の薙刀として使用できるものも存在する。
両剣・槍・斧の二刀流などもあり夢は広がる。また、短剣では割とメジャー。


【二刀流キャラ一覧(極一部)】

ゲーム

ドラクエⅡで初登場した機械モンスター。右手に刀を持ち、左手はまんまクロスボウというメカならではの二刀流。

進化の秘法により変貌し、両手に剣を持った姿の魔王たち。エスタークはドラゴンクエストⅤでも隠しボスで登場する。

ジョブチェンジがあるシリーズでは大体登場するみんな大好き忍者と火力増強アビリティ。特にでは猛威を振るい、「みだれうち」との組み合わせは公式チート。

シリーズ初の固有キャラによる二刀流。

アドベントチルドレンで合体剣という二刀流で戦う。

ダガーを扱う技巧派二刀流。

短剣二刀流で、攻撃力は低いが必殺技ゲージの溜まりが早い。

先にも書いたオーソドックスな二刀流で、本差と利き手の脇差の組合せ。元々は剣と盾という装備だったが、続編とリメイク作品で二刀流のスタイルに変更された。

本差と脇差の組合せだが、持っている手は逆である。使用する技は似ていたり同じだったりするものがある。

テイルズが誇る攻略王。100+100=200のロイド理論のもと双剣を振るう愛すべきバカ。シリーズ伝統の技が二刀流の性質上、動きがスピーディーだったりする。

柳葉刀に似た形状の喋る双子悪魔「アグニ&ルドラ」を二刀流で扱う。舞が如く廻りながら炎と風で切り刻む。柄尻(というか顔)を合体させて炎の嵐を巻き起こす技も。

日本刀「閻魔刀」と洋剣「フォースエッジ」の和洋折衷二刀流。
特筆すべきは、居合で扱うため鞘に納め左手に持つ刀と、背に提げた剣を起用に抜きながらの華麗な連続攻撃で、斬り終えればこれまた器用に両剣を納刀する。
続編では突進しつつ両剣でメッタ斬りにする技が追加された。

機械仕掛けの大剣「レッドクイーン」と上記の「閻魔刀」で怒涛の連続攻撃を仕掛ける。人外存在なんでセオリーガン無視のデタラメ二刀流。ただロマンがある。

同タイトルゲームの主人公。鎖付きの双剣「ブレイズ・オブ・○○(作品ごとに変化)」を振り回し、怪物から神まで容赦なくSATSUGAIしまくる。

『時のオカリナ』ではその屈強な体躯とは裏腹に、たまにグーパンを放つ程度で基本は魔法弾で戦っていたが、『風のタクト』では細身の長剣の二刀流で挑んでくる。
また、ゼルダ無双のガノンドロフはダイゴロン刀もびっくりの重々しい大剣を両手に一本ずつ持ち、力任せにぶん回す。

武器や戦い方には特別な設定はないものの、凄まじい強さの二刀流の(主に)敵でこちらの陣営を蹴散らしたりする。

2振りのキーブレードを武器とするノーバディ。作中でも様々な主要キャラクターを下す強さを見せた。

  • 屍十二(GUNGRAVE OD)
背中に不気味なオーラを宿す盲目のガンブレード使い。瞬時に間合いを詰め、二振りのガンブレードで切り刻む。二丁拳銃使いでもある。

左手にパリングダガー、右手に水銀のショーテルを持つ。デモンズを含めたソウルシリーズはかなりリアリティに気を使っているせいか、
現実に近い左右の役割が分割されたモーションが採用されている。ただし二刀流の苦手とする打撃武器や大剣などが強いこともあり、弱い。

二刀流だが、ダメージ表示は一回のみ。クロスナイト専用の剣もあるが、ナイト用の剣も装備できる優れた奴ら。
小説版では「優れたナイトであればクロスナイトになれるわけではない」と書かれており、ナイトとしての技量とは別に、特殊な才能が必要らしい。

ハクオロを兄者と呼び慕う、トゥスクルの二刀流剣士。
シナリオではある意味ぞんざいな扱いだが、ゲームシステムにおいてはゲーム上の都合で強い。

干将・莫耶」という双剣を愛用する。「アーチャーが弓使う訳ないだろ」というFateネタは大体コピーバカと金ぴかのせい。
あとその構えは逆に隙が大きいだろうとか思ってもスルーして差し上げよう。

鴉殺しのリンクス。乗機オルレアはノーマルモードでは月光一本だが、ハードモードではなんと二刀流になる。
扉をXに切って登場する姿はなんともふつくしい。あと野良メイドではない。

超高熱の火炎と超電圧の稲妻を操る二刀流と表現される女武者。
二刀流とは言っても剣技と呼べるのかは怪しいもので、その威力は恒星級とまで呼ばれ剣の一振りで国や山が消し飛ぶとか。そして恒星を超える総体を持つ。

同ゲームに登場する人物。……えっ、剣すら持ってないって? 男は常に最強の一振りを持っているのです。

XYで初登場した2本の刀剣をモチーフとしたポケモン。
二刀流と言うか2本の刀剣それぞれに魂が宿っているっぽく、図鑑説明によると連続攻撃を防ぐのは至難の業だとか。
連続斬りなど斬撃系の技を覚えるほか、第5世代までコバルオン、テラキオン、ビリジオン、ケルディオの専用技だった「聖なる剣」を覚える。
なお、物理技と特殊技の両方を用いる二刀流の戦術ができるポケモンについてはこちらを参照のこと。

惑星コーラルに伝わる伝説の妖刀4振りのうち3振りを継承し、「豪刀」の異名を取る凄腕ハンター。ただし見た目は何故かレンジャー。
3振りの妖刀のうち、サンゲとヤシャを使った二刀流を基本とし、残りのカムイは脇差として携えている。
これらの妖刀はプレイヤーもアギト(実体剣)系武器として入手可能。
サンゲとヤシャは合成によってムサシ(二刀流)系武器のサンゲ・ヤシャとなり、ゾークのスタイルを再現できる。

クリムゾンという炎を纏った片手剣を扱い、本気を出す時にはツインセイバーとしてこれを二振り持ったツーヘッドラグナスで戦う。
ムービーシーンで幾度か繰り広げた斬り合いにおいてツーヘッドラグナスを使ったのは一度だけだが、その他にイーサンから奪ったバッカニアとの二刀流を披露したこともある。
ゲーム中で敵として出てくる際は常にツーヘッドラグナスを装備しており、普通に斬撃を行う他に、剣を風車のように回転させてフォイエも放つ。
マガシがボスとして登場するフリーミッションは「穿つ双剣の遺産」と銘打たれており、公式からも双剣は彼の象徴として扱われている。

  • バウンサー(ファンタシースターオンライン2)
職業のひとつで、デュアルブレード(飛翔剣)と呼ばれる二刀流の武器を使いこなし華麗な空中戦を得意とする。
また、フォトンブレードと呼ばれる幻影剣……もとい遠距離に剣を放つ攻撃を使いこなし猛攻を繰り出す。
もう一つのバウンサー用武器であるジェットブーツは扱いがかなり難しいので、初心者バウンサーは大体デュアルブレードで戦うことになる。
NPCではカトリがデュアルブレードを使用している。

祖父譲りの脇差「柳緑花紅」の二刀流で戦う忍者。主人公だけあって初心者向けの癖のない使いやすい性能。『閃乱カグラ』の主人公は無個性なのが個性なの!
ちなみにライバルは六刀流。

  • 双剣士(.hackシリーズ)
「The World」のクラスの一つで、カイトハセヲなど、主人公キャラがこのクラス(正確に言うとハセヲは双剣も扱うクラス)。

ゲーム中では一本しか神機を持たないが、とあるイベントにおいて元上官である雨宮リンドウの神機と自身の神機を同時使用した二刀流を披露。
適合していない神機を持つと拒絶反応でたちまち神機に捕喰されるのだが、これまたとある理由で侵喰が軽度に収まったため可能だったとされる。
主人公がムービー中初めて言葉を発したシーンでもあるため、印象に残っているプレイヤーも多い。

剣豪・柳生十兵衛の名を継承した、徳川将軍に仕える隠密剣士。
「柳生新陰流・改」の使い手で、刀と脇差「大和守 虎鉄・助広」を武器に使う。
両の刀で目にも止まらぬ斬撃を連打する「八相発破」、敵の攻撃を刀で受け止めもう片方の刀で反撃する「柳生 心眼刀」などの必殺技を持つ。

  • 暁 武蔵(幕末浪漫 月華の剣士)
嘉神慎之介の呪術により現世に復活した、伝説の剣聖・宮本武蔵その人。
剛力と柔軟さを併せ持つ攻防一体の剣術「二天一流 改」の使い手で、無銘の大小の刀を武器に使う。
両の刀でX字状に斬りつける「十字構え」や、突進して連続で斬りつける「脅かし」「五輪連ね」などの必殺技を持つ。

  • セルバンテス・デ・レオン(ソウルエッジ/ソウルキャリバー)
大航海時代の大西洋を荒らし回った伝説の海賊。略奪で手に入れた邪剣ソウルエッジに操られ、殺戮の限りを尽くしていた。
左手に長剣、右手に短剣を持つ二刀流の使い手。体を回転させながら高速突進したり、瞬間移動しながら斬りつけるなど、人間離れした技も多い。
長剣は『ソウルエッジ』『ソウルキャリバーⅡ』『』では「ソウルエッジ」、『ソウルキャリバー』『Ⅳ』『Ⅴ』では「アーケロン」を使い、
短剣は『ソウルエッジ』では「ソウルエッジ」、『ソウルキャリバー』以降は柄が拳銃になっている「ニルヴァーナ」を使う。

  • ムサシ (ロボットポンコッツ)
その名の通り宮本武蔵をモチーフとしたロボポン。
モチーフ通り二刀流……なのだが、宮本武蔵が巌流島の決闘において「舟の櫂(オール)を武器にした」というエピソードからか櫂を模した武器(鈍器?)を二刀流で使う。
漫画版では昔は刀を使っていたが、ある出来事をきっかけに普段は上記の櫂型武器を用いて刀は封印している。

その名の通り宮本武蔵をモチーフとしたキャラ。リーチは短いが素早い攻撃が可能な雷光丸と、リーチ・威力共に高いが振りの遅いレイガントを扱う。

  • 無双シリーズ(真・三国無双や戦国無双)
双刀・双剣以外にも双棒・双戟・双圏・双錘・双扇・双爪・双鈎爪・双鞭・双鉞・双斧・双銃・双小太刀・双籠手・双槍など、両手に二丁武器を持つユニットが結構いる。

冥界のお屋敷「白玉楼」のお嬢様こと西行寺 幽々子に仕える護衛兼剣術指南役兼庭師。
幽霊十匹分(?)の殺傷力があるという長刀「楼観剣」と、人の迷いを断つ小太刀「白楼剣」を持つ。
楼観剣に斬れないものなどあんまりない!と豪語するが、本人が半人前なのであまり使いこなせているとは言い難い(剣技だけなら達人級だが、剣の本質を理解できていない)。
特に白楼剣の方は「迷いを断つ」ことの意味をよく理解せずに振るっていたせいで、閻魔様に厳しくお説教された。

みんな大好きムラマサの使い手。名称は作品によって武術士、ソードアート、斬術工、等々。
他のクラスも修道士系列(拳法士、ダンサー、etc)や忍者系列(暗術士、忍術工、etc)など大体は可能な(武器を装備できる)ものの、やはり一番世話になるのはこの系譜。
むしろほとんどの作品がこのクラスをサブクラスにしたりそのスキルをセットしないとまともに二刀流出来ない。
主に装備する刀は命中・威力ともに中程度だが、侍は(習得の早い)二刀流スキル(デュアルウェポンなどとも)によって早い段階から両手それぞれに刀を持てるため、合わせての総攻撃力でアタッカーには不足無し。
また刀の多くは片手持ちかつ致命(≒発動すれば即死)が付いており、侍もほとんどの作品で範囲物理攻撃スキルを早くから覚えるため、特性値振りで運を上げておけば大体の雑魚が溶けるように消えていき、致命耐性があっても削り役として十分に活躍できる。
作品によっては(弓(と矢)、投石以外なら)両手持ち武器すら片手で持ち、挙句二刀流できるスキルを習得することも。代わりに防御面が前衛の割に弱く、何ならスキルでさえ「どちらかが死ぬか行動不能になるまで敵一体と殴り合う」なんてハイリスクなものもある。
とはいえその(テキスト上でだが)どでかい武器2つで斬り込み、あるいは潰し合う鬼神の如き戦いぶりは、多くのプレイヤーの死闘(とトレハン)に貢献したはず。
黄泉ヲ裂ク華」「モン勇」においては攻撃スキルこそ単体相手に尖ったが、その他はほぼ据え置き。

「二刀流」は片手武器を補助武器としても(=持ち手不問で)装備できるようになるスキル。
2G以前はこのスキルを覚えても銃の2本装備は出来なかったが、3以降は可能となり二丁拳銃ロールプレイも出来るようになった。
「真・二刀龍」は 弓と矢、飛び道具などの一部除き、 両手武器も片手で装備できるようになる上位互換スキル。高火力武器2本装備で火力が跳ね上がり、デメリットらしいデメリットも無いためアタッカーはぜひ欲しいスキル。
2G以前のこの仕様でも十分強力だったが、3で まさかの上方修正
すべての武器で二刀流可能 となり、文字通り無制限化。従来の両手剣や両手斧などはもちろん、楽器だろうが弓だろうが どれでも 二刀流可能となってしまった。
特に基礎攻撃力が高い弓で最強のサルンガを2本持つサルンガ二刀は強構成の一つとして猛威を振るっている。どうやって攻撃しているかは謎

忍の隠れ里のくノ一にして女ゲッターチームのリーダー・水城茜が操縦するゲッターロボ斬の基本形態。
基本武器は両手に携えた忍者刀・火斬刀で、剣術の達人である茜の技量と烈火の空戦能力が合わさり、立ち塞がる敵を瞬く間に切り伏せる。

  • ネプテューヌ(新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ)
女神ではなく成長した通称大人ネプテューヌ。
どう見ても両手剣にしか見えないほど分厚い大剣2本を軽々と扱う。ただの人間ながらネプテューヌだからか女神にも肉薄する程に実力は高い。
なお女神の方のネプテューヌも、同作でのみ愛用の刀と32式エクスブレイド(本来の使い方は敵にぶつけて爆発させる質量兵器)による二刀流を披露している。

漫画・ラノベ

アヌビス神に乗っ取られている時に「銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)」のレイピアと「アヌビス神」の妖刀による二刀流を披露。
接近戦では最強クラスの星の白金(スタープラチナ)ですら苦戦させる剣捌きを見せつけた。

小太刀二刀流を使いこなす御庭番衆の棟梁。元々は忍者であることから、基本的に忍法剣術の応用と見られる。

どちらも二刀一対の斬魄刀の使い手で、実力は非常に高い。

背中に剣を五本装備し、折られたり相手に突き刺したときなどの代用とする。二刀流以外にもその場にある武器を使ったり、蹴りや投げ技などの実践的な武術を使う。
耳とケツにさしこみゃあ五刀流。

  • シェルティス・マグナ・イール(氷結鏡界のエデン)
主人公が使い手。

1~2巻では特殊スキル、3~4巻では力業、5~6巻では拳銃との二刀流を披露した。色々チートというか無茶苦茶。ラスボスは剣とで二刀流まがいのことやるけど。
なお作品の内外で二刀流が彼の代名詞的に扱われているが、実は彼的には《二刀流》はある理由でできれば使いたくない奥の手中の奥の手で、基本の戦闘スタイルは一刀だったりする。

基本は様々な銃器を状況に合わせて使い分けるスタイルだが、気分が乗ったり場面次第では光剣「ムラマサF9」を使った一刀、または二刀流も行う。ちなみに光剣での二刀は現時点ではキリトもやっていない。
なおアバターの中の人は違う意味でも二刀流。

  • クローディア・エンフィールド(学戦都市アスタリスク)
海上都市「六花」の自他ともに認める腹黒な星導館学園生徒会長も、表立って戦うことはないものの二刀流の使い手。
二振りの長剣型純星煌式武装(オーガルクス)「パン=ドラ」は強力なものの、使用者に彼女自身の死の瞬間をも含めた未来視の能力を与える諸刃の剣でもある。

  • マリア・バルセリート(BACCANO!)
天真爛漫なメキシコ娘。強いけどめちゃくちゃ強いわけでもない。そんなジレンマ。

腐海辺境随一と讃えられる剣豪。超強いというか作中最強。おじいちゃんなのに。
オームの皮から削りだした長剣と短剣を両手に、積極的に相手を突いていくスタイル。
映画版で剣を構えて飛ぶユパ様の場面は超格好良い。

普通よりやや短い長剣を二本操ることから、「双剣将軍(ターヒール)」の二つ名で呼ばれる。
また、鷹を飼って軍事に活用しているため、肩に鷹を止まらせた二刀流のヒゲダンディという大変絵的に映えるキャラクターである。

少年サンデーで連載されていた正当派の剣道漫画。ライバルの乾俊一が試合中に左腕を骨折し、それを克服するため右手で小太刀を持つ「逆二刀流」を極めて、再び六三四と対決する。
ただし、高校生での二刀流の公式試合は禁止事項なので、作中の描写はフィクションである。

二刀流で戦国無双する最強くノ一。
初期は無銘の刀を振るっていたが、森可成から「(女である千鳥が戦わなくてもいいように)早く戦国の世を終わらせるため」として名匠関兼定が鍛えた忍者刀を贈られる。
しかしこれは猛将・真柄直隆との一騎討ちで叩き折られてしまい、関兼定からさらに強く鍛えた新たな忍者刀「風切」(命名・秀吉)を授かる。
信長に頼まれれば果物の皮だって剝く。

ブレード二本を用いた立体機動戦術が全兵士の基本戦術となっている。これは敵である巨人を殺傷するための唯一の手段がうなじを「切り取る」ことであるため。
ブレードは切れ味が高い代わりに損耗率が高く、戦闘中に交換するための予備の刃も常時携帯している。
また、グリップ部分は立体機動装置のガス噴射を調整するリモコンを兼ねている。

ドラグハート・ウエポンという装備カードを2枚装備できるクリーチャー
ウエポンは条件を満たすと裏返してクリーチャーになる(通称、龍解)ため実質1枚で3体分のクリーチャーと捉えることもできる
「双」は軽量ウエポンしか装備できないためイマイチだが、「王」はフィニッシャー級のウエポンを2枚装備できさらに出たターンに2枚とも龍解させ一気にゲームエンドまでもっていくことも出来る強力カードである
ただし10コストと重い。

両腕から伸びる『ダイヤモンドソード』を武器とする。
その切れ味は硬度9のロビンマスクの鎧すら軽く切断し、悪魔将軍と同等の硬度10のダイヤモンドパワーでなければ防御不可能。
この二本のダイヤモンドソードを展開して前回転しながら敵に突撃していく必殺技が『地獄のメリーゴーラウンド』である。
ちなみに弟のシルバーマンも同様の剣を使えるが、兄と異なり試合で用いたことはない。

  • 真上雷桜(我間乱 -修羅-)
右手に三本刃のウルミ"ブラウマー"、左手に分厚い刃のウルミ"シヴァ"を持ち振り回す、ウルミ二刀戦型肆刃開眼で戦う。

  • ロウ=フォーセイン(The Sword)
戦記Web漫画「The Sword」に登場する武将の一人で作中最強の4人、通称「四強」の一角を担う両手に矛を持つ「双矛使い」。
鎧を着ていないどころか上半身にまとうのはマントだけと出で立ちだけ見ればとても戦場に立つ者とは思えない。
しかしそこは作中最強の戦士。初登場時には矢の雨を双矛の一振りで薙ぎ払い、馬止めの柵などものともせず雑兵ごと蹂躙するという無茶苦茶な光景を見せつけた。
策略・戦術などどこ吹く風、矛を振るうだけで戦局を一方的なものにしてしまうが、己の心に留め置く戦士と認めた相手には即座に全力の一騎打ちを申し込むなどの悪癖も持つ。

大業物21工「天の羽斬」と大業物21工「閻魔」を使ったおでん二刀流の使い手で、桃源白滝(とうげんしらたき)(ガン)偽鬼(モドキ)という技を使う。

元レッドベレー所属の軍人で、現在は狂信的な武闘派集団GOLANで新人の教育係を務める軍曹。
ニードルナイフという血を噴き出させる針状の飛び道具を使う他、両手にナイフを持っての二刀流も披露する。
一秒間に十回突き刺すことができるというが、北斗神拳伝承者の前にはまったく敵わず「たわば!」した。

持ち手の先がヌンチャクのように連結された二振りの日輪刀が武器。
片方の刀で鎖鎌のごとく振り回すこともあれば、剣戟を放つ前に刃の切っ先を掴んで残響音で離れた相手を攻撃することも可能。
このトリッキーな技は、宇随の絶対音感と柱になる前に忍び時代から二刀流で戦った技術の賜物と見られる。

ギザギザに刃こぼれした二振りの日輪刀が武器。
最初は自分の縄張りに入った選別試験生から奪ったものを使っていたが、那多蜘蛛山で父蜘蛛との戦いで折られてからは、鉄穴森が打った刀を使用。

  • ブルージェラート/王子野隼人(恋は世界征服のあとで)
氷結戦隊ジェラート5のキザなナルシストも双剣の使い手。
レッドジェラート/相川不動が使用する大剣型ジェラートウェポン(所謂個人武器)よりもサイズはやや小さめで、スピーディーかつ華麗に秘密結社ゲッコーの戦闘員の皆さんを切り伏せる。
必殺技は水のように流れる斬撃を繰り出す「ツインソーダスラッシュ」。

本作の主人公。
白髪赤目で純真無垢、英雄に憧れるかわいらしい少年。でもダンジョンに来た理由は出会い厨。
序盤はナイフや短剣を一本だけ使う戦い方だったが、後に二刀流を主とするようになった。
基本的には自身の主神であるヘスティアから贈られた「ヘスティア・ナイフ」をメインに、もう一本の短剣をサブに使用している。
また、とある防具を手に入れてからはそれをサブウェポンとし、手に巻き付けた上でその硬度と柔軟性を活かして鞭のように使うこともある。

アニメ

ショーテルの二刀流。現実のショーテルと同じく両刃で攻撃可能で熱と重量による溶断が加わり破壊力は高い。
なおショーテルと言う武器は元々盾持ち対策として開発されたのだが、作中には盾を使う量産型モビルスーツがあまりいない。つまりショーテルの形状をしている理由も不明なわけだが……開発者の趣味だろうか?

近接戦闘用の武器であるラケルタ・ビームサーベルを2本装備されており、専属搭乗者であるアスラン・ザラは2本同時に使用する二刀流スタイルを好む。
なお、大抵は連結して使用する「アンビデクストラス・ハルバード」モードを愛用し、これを駆使して多くの有力MSと格闘戦を演じてきた。

ソードシルエットにはレーザー対艦刀“エクスカリバー”が二振り装備されている。
連結して使うこともできるが大振りになってしまうため、両方使う場合は両手に一振りずつ持って使うのが基本。
ただ二本振るだけでなく、片方を投げ付けて隙を作らせるなどの変則的な使い方も行う。

ガンダムAGE-1ソーディア搭乗時は実体剣とビームサーベルの二刀流を行い、ガンダムAGE-2ダブルバレット搭乗時はまさかの四刀流をやらかした。
元々は上官であるウルフ・エニアクルがビームサーベル二刀を用いた高速戦闘を得意としていて、彼に憧れているからそれを真似ている(子供時代に、彼の機体のプラモデルを持っているシーンがある)。
ただ、海賊ごっこをするようになってからはドッズランサー(大型ランス)やアンカーショットなど近接戦闘を主体としているのは相変わらずだが、二刀流にはこだわらなくなった模様。

グリムゲルデグレイズ・リッターガンダム・バエル搭乗時に特殊超硬合金で作られた剣で二刀流を行う。
その理由はかつてバエルに乗り、二刀で強大なモビルアーマーを倒した英雄「アグニカ・カイエル」への憧れからである。

SD戦国伝における二刀流の元祖。……と思われがちだが、実は七人衆仲間の武者農丸から習ったもの。農丸自身は摩亜屈が二刀流を振るうようになってからは何故か封印している。
後に摩亜屈の二刀流もまた弟子の武者百士鬼改へと受け継がれていく。
なお七人衆編には他にも百鬼丸・武者怒武・有邪々など二刀流の使い手は意外と多かったりする。

天宮の武者頑駄無のひとりで、燃える闘志を二振りの刀に込めて円の自を描いた後、×の字に斬りつける「剣風・天驚剣」が必殺技。
裏設定によると、彼が持つ刀は天宮に伝わる五つの「新天地武道刀」の二振りとされており、それぞれ「武」「道」の称号を持つといわれる。

  • ムサシ(からくり剣豪伝ムサシロード)
からくり人の暴れん坊も二刀流で使い手でござるだス。
初期は木刀だったが、名匠ケンモチコテツから与えられた名刀コテツを経て、土蜘蛛が守っていた伝説の脇差「天地丸」とヤマタノオロチが守っていた伝説の太刀「天空丸」を得てに「二天一流」という二刀流に開眼。
「稲妻斬り」「雷斬り」「閃光剣」といった強力な技を繰り出したでござるだスよ。
天空丸と天地丸は両刀にも連結し、この状態からは風車のごとく切り裂く「逆風車」という技が使えるでござるだス。

六つの姿にトランスフォームするシックス族の拙者ではござるが、剣にかけてはスターセイバーに負けてはおらん。
右手に長剣、左手に小太刀の二刀から繰り出す「グレート剣法」で戦い、必殺の「二刀斬り」でデストロンを成敗いたす!

ファフナー本編における後半主役機も大抵ルガーランスの二刀流。
そして『スーパーロボット大戦K』にてまさかのウォーズマン理論を展開した。一騎ェ……

かつての真壁一騎の愛機であるマークエルフの改良版・マークエルフ改 スサノオに搭乗。
自身の持つ天才症候群の兆候「高い格闘技能」(特A++を誇る)に加え、右手にレヴィンソード・左手にルガーランスを携えた二刀流で立ち塞がるフェストゥムを斬り伏せる。

宇宙警察カイザーズのリーダー。
「カイザーソード」と刃物としても扱える弓である「ドラゴンアーチェリー」による剣と弓の変則二刀流を使用している。

宇宙海賊ガイスター首領。
愛用の二刀「ダイノブレード」は柄で合体して「ダイノツインブレード」という双頭刃にもなる。

鳳学園のデュエリスト。
長さの違う二本の曲刀を愛用しているが、七実は実はOPしかまともに運用しておらず、正規に二刀流を使用したのは彼女の心の剣を使用した石蕗のみ。
(1度目の決闘は最初は長刀で挑んだところ即負けし、ルールを破って短刀を持ち出して強制続行した。2度目の決闘は長刀しか使用していない。)

銀河美少年。
タクトは生身で一刀で戦ったときに、『戦いづらそうに剣を交互に持ち替える』と言う面白い描写がある。

髭面と胸毛と尻がセクシーな酒好き女好きダメ親父愛に生きるダンディ系魔戒騎士
二振りの短剣でホラーを倒せるほどの強者であり、ゾロの鎧装着後は短剣が曲刀状に変化する。
剣の柄部と腕輪は鎖で繋がっており、のようにしならせることも敵に突き刺し鎖を戻す勢いで蹴りつけることも合体して突貫することも可能。

ジェイル・スカリエッティに作り出された戦闘機人の一人。インヒューレントスキル(IS)は双剣ツインブレイズ。

バルディッシュ・アサルトのリミッター解除モードであるライオットザンバーに二刀流形態が存在する。ワイヤーで連結されており、魔力運用によりそれぞれの刃への出力比……もとい威力を調整できる。
機動性特化の真・ソニックフォームとの相性が良い。

仁の心を抱き、烈火のヨロイギアを纏うサムライトルーパー。
背中には「烈火剣」という二振りの刀を背負い、それから繰り出す二刀流で妖邪帝王・阿羅醐率いる妖邪衆と戦った。
必殺技は烈火剣を両刀に連結し風車のごとく振り回して放つ「双炎斬」および「超弾動・双炎斬」。
後半は白きヨロイギア・輝煌帝も纏い、烈火剣に代わる「剛烈剣」を武器に「超弾動・剛烈斬」を繰り出す。

聖遺物・天羽々斬の奏者である女を捨てたSAKIMORI。
持ち歌を高らかに口ずさみながらシンフォニックゲインを燃やし、日本刀を振るってノイズを討ち払う。
第一期終盤では二振りの刀を両手に携え、不死鳥のごとく突貫する「炎鳥極翔斬」を繰り出した。
第二期以降は二刀を連結させて両剣にし、灼熱の刃を叩き付ける「風輪火斬」を会得。
以降のシリーズでも二振りの刀と両脚部の刃を利用した技を披露している。

基本的に物理攻撃可能な武器を持つことのないプリキュア戦士の中で数少ない例外にあたり、氷の剣を使用する。
暫くは一振りだけを使用していたが、第43話にて初めて二刀流を披露し、その後も要所要所で二刀流による戦闘を行っている。
彼女の強化技である「プリキュア・ビューティブリザード・アロー」で使用する弓は剣2本を合体させたものなので、そちらへの繋ぎという側面もある。

大赦から勇者部に派遣されてきた中学二年生。自称「完成型勇者」なツンデレヒロイン。
2本の刀を用いてバーテックスをたたっ斬る。元々は前任者のスタイルを引き継ぎ2対の斧を使う予定だったが、機動力を生かす戦い方をする彼女のスタイルとは合わなかったため、刀に変更された。

主人公・九十九遊馬のエースモンスター。
二刀流だが普通の攻撃だと一刀で攻撃し、実質専用魔法カードの《ダブル・アップ・チャンス》で攻撃力を2倍にした時は二刀流でバトルする。
アニメが進むにつれ進化形態も出てくるのだが、
…とどんどん本数と殺意が増えていった(ただし二刀流のままの進化形態もいる)。

特撮・映画

スーパー戦隊シリーズにおける二刀流使いの元祖。
2本の「ダイナ剣」による「ダイナ剣・夢の翼」や「ドリーム返し」などの技を見せた。
剣を柄で合体させて両剣として使用することもあった。

大星団ゴズマの幹部にして、ギラス星最強の戦士。
普段は戦艦ゴズマードで指揮を執るが、戦闘時にはギラス剣によるギラス二刀流を振るい、チェンジマンに戦いを挑む。
ゴーストギルークになったり、スーパーギルークになったりと、しぶとさにも定評がある。
最終的に自ら宇宙獣士ギラスとなった際にも、かつてのギラス剣を思わせる大剣状の両腕が武器。

中国拳法の達人である光戦隊の小さな剣士も双剣の使い手。
両の袖の中に刀を仕込んでおり、変身前は拳法だけでなくこれも用いて地底帝国チューブのアングラー兵と渡り合う。
一応、変身後もレーザーマグナムソードを用いた剣技もレッドマスクに引けを取らないが、個人武器であるマスキートンファーを用いることが多い。

専用のターボカセット(個人武器)「GTソード」とターボレーザー剣モードの二刀流で戦うことが多い。
また、繰り出せば怪人を倒す確率の高い個人技「GTクラッシュ」も二刀流バージョンもある。

シリーズ終盤、命を落とした兄・ドラゴンレンジャー/ブライからドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、そして専用武器の短剣「獣奏剣」を託されて、アームドティラノレンジャーに変身する力を得る。
この時、右手の獣奏剣と左手の長剣「龍撃剣」を振るう二刀流の戦闘スタイルに変化。刀身を発光させて繰り出す「ドラゴンティラノスラッシュ」*8で敵を倒す。
アームドティラノ自体の出番は少なかったが、第43話でドーラアンタイオス内で初変身後、ブライの守護獣だったドラゴンシーザーが再び立ち上がる場面もあってファンの人気は高い。
なお同作では他にトリケラレンジャーが短槍「トリケランス」、タイガーレンジャーが短剣「サーベルダガー」をそれぞれ二刀流で用いている。

五体のブロッカーロボが超重合体して完成するUAOHの三号ロボ。
二振りの長剣・ツインブロッケンソードを武器に、刀身から放つ電撃光線ツインブロッケンサンダーと刀身を合わせエネルギーの刃を形成し一刀両断するツインブロッケンクラッシュでマシン帝国バラノイアのマシン獣を蹴散らす。

ギガギレールは邪電王国ネジレジアのギレールがユガンデを取り込んだことで変化した姿。
自身のサーベルとユガンデの愛剣「ダークサンダー」の二刀流でメガレンジャーに襲いかかる。
マッドギレールはギレールがネジレゲンカプセルの副作用で暴走したもので、体についていたトゲと鎖を流用したと思われる鎖付きの二刀の短剣を使用。

初期メンバー5人は、長剣「スパークベクター」と短剣「アローベクター」からなる「ダブルベクター」を共通武器として使用していた。
時計の針をモチーフにしており、時計の時刻に見立てた二刀流技「ベクターエンド」は「ビート3」「ビート12」などさまざまな種類がある。
柄の部分で合体させた両剣ツインベクターとして使用することもあった。

長短二本のフランベルジュを武器に使う。

両名共にボウケンジャーの好敵手的存在で、二刀流の使い手。
ジャリュウ一族のリュウオーンは二振りの剣を武器にボウケンレッドと幾度となく刃を交え、
第47話では最大の秘技「邪竜転生」で潜入したプレシャスバンクから手に入れた三国覇剣を使った変則二刀流で戦い、さらに「邪竜咆哮」を繰り出しボウケンレッドに大ダメージを与えた。
ダークシャドウの闇のヤイバは折鶴中心の影忍法のみならず、日本刀による二刀流でボウケンブラックを翻弄した。

仲間の「シンケンマル」を借りて二刀流で戦ったことがある。
また、最終幕ではシンケンマルを変化させた大剣「烈火大斬刀」を双ディスクの力で二本にして、大剣による二刀流を披露した。

新たな「天の塔」の礎にマスターヘッドの全ゴセイパワーが一体化して誕生した天装巨人。
巨大戦時には「アルティメットソード」という二振りの曲剣でそのデカい顔面ボディと裏腹な流麗な剣技で悪しき魂と戦う。

ゴーカイジャーは仲間同士で武器を交換して戦う事が多いが、ゴーカイグリーンゴーカイピンク二丁拳銃担当なら、ブルーとイエローは二刀流担当。
また、ブルーは全員からゴーカイサーベルを借りて五刀流を披露し、「五刀流ブルーラッシュ」でザンギャック行動隊長ゾドマスを撃破した。

そんなゴーカイジャーの活動拠点地である海賊船・ゴーカイガレオンをコアに五体のゴーカイマシンが海賊合体した1号ロボ。
両手に携えたゴーカイケンで宇宙帝国ザンギャックの艦隊や行動隊長をバッサバッサと断ち切る。

「斬撃の勇者」の称号が示すように、共通武器であるガブリカリバーと個人武器ザクトルスラッシャーによる無双の剣戟が得意。
司令官である賢神トリンからフェザーエッジを継承されてからは、それをザクトルスラッシャーの代わりに自身の得物として使用。トリンの必殺剣・トリニティストレイザーと斬撃無双剣を同時に繰り出す。

戦場を好む牙鬼軍団の一番槍もまた、二刀流の使い手。
必殺の「牙凌道・雷幻斬り」は刀身に稲妻を纏わせ十文字に斬り裂く技だが、彼が強者と認めた際にしか繰り出さない。
劇場版に登場した牙鬼軍団が侍大将にして蛾眉の師匠たる弓張重三も、弓を二振りの曲刀に分けて二刀流を見せている。
他にも、『ニンニンジャー』本編では要所要所でアカニンジャーも二刀流を披露している。

ホウオウソルジャーが操縦する巨大ロボ。
二振りの長剣「ギガントブレード」から放つ燃える剣技、すなわち炎の剣戟は不死鳥のごとし。
必殺技は両脚部のファイヤーシンボルが燃え盛ることで発動する×の字斬り「ギガントホウオーブレイジング」。

ロボタロウギアを使いロボタロウとなったドンブラザーズ五が合体したロボ。
背中の背負いのぼり状のパーツは「キジンケン」という二振りの長剣に変わり、立ちはだかるヒトツ鬼およびヒトツ鬼ングを斬り伏せる。
必殺技はキジンケンを一つに束ね大剣状にして、海から出てきた無数の桃で相手を捕縛し一刀両断する「一騎桃千・ドンブラパラダイス」。

美と医療の国・イシャバーナを統べる若き女王は、オージャカリバーとキングスウェポン・鎌モードの変則的な二刀流で地帝国バグナラクを迎え撃つ。
跳躍したり、サナギムの攻撃を紙一重でかわしながら回転斬りを繰り出す、二振りの斬撃を繰り出し斬り伏せるなど、その戦い方は華麗にして美麗。

世紀王の証である「サタンサーベル」入手後は、愛用の「ビルセイバー」を用いた二刀流で仮面ライダーBLACKと戦った。

前作ではサタンサーベル一刀流であったが、最終話で失われる。そのため、続編で再登場した際は、自らの力で生み出した「シャドーセイバー」の二刀流となった。

モーフィングパワーによって長い得物を変化させた「タイタンソード」を二振り生成することができ、ゴ・ジャーザ・ギ戦でのみ使用した。2000の技の一つだろうか。

「シャイニングカリバー」という短めの曲刀を生み出す。
強化形態のバーニングフォームでは一本の双身刀として使うが、シャイニングフォームに進化したことで分離し二刀流となり、「シャイニングクラッシュ」という技で襲い来るアンノウンを切り伏せていった。
この形態になる前に一時的に変身可能だったトリニティフォームでは右手にフレイムセイバー、左手にストームハルバードとというムチャクチャな長物二刀流を披露した。そしてスーツアクターの腕が死にかけた。
ちなみに小学館「てれびくん」読者サービスのハイパーバトルビデオでは、フレイムフォームがフレイムセイバーを二本生み出して二刀流を披露している。

『13人目のライダー』を名乗り、神崎士郎の代理人として戦う、正体不明の存在。
使用するソードベント「ゴルトセイバー」は本来二本一対の剣だが、作中ではほとんど1本のみ使っており、仮面ライダーナイトとの最終決戦で本気を出したときのみ2本を使った。
「仮面ライダーラス」名義で登場する海外リメイク版『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』では、ほとんどの場面で2本を使い、二刀流で戦うのが基本となっている。

基本は「醒剣ブレイラウザー」を用いた一刀流だが、第34話のコーカサスビートルアンデッド戦では敵から「オールオーバー」という剣を奪い、それらを使った二刀流を披露。
また、ジョーカーの意識に呑まれて暴走した相川始を止めるためにブレイラウザーとキングラウザーを同時使用して「ストレートフラッシュ」を放った他、
ケルベロス戦でも二刀流で逆転するなど、『剣』本編では「剣崎一真の本気」の表現として度々二刀流が登場している。

両肩に装備されたショーテル型の「ガタックダブルカリバー」を取り外して振るう。
合体させてモチーフのクワガタをイメージさせる鋏状の形態にも変形させられるが、放送時間的にあまりにもエグ過ぎたせいか、残念ながら使用回数は少ない。
これまたかなり短い。平成ライダーの「カリバー」と名のつく武器はどれも短い。

カマキリアーム使用時に装備された「カマキリソード」を逆手に持った二刀流を披露。「やっぱ使いやすいなこれ!」
本人が言っている通り余程使いやすいのか、武装が鉤爪である基本形態時のトラアームからしょっちゅう切り替えられる。
映画『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』に先行登場した時やOPテーマのMVでも切り替えられる。「リストラ」とか言ったやつ表出ろ
また、最終話に登場した真のタトバコンボでは「メダジャリバー」と「メダガブリュー」の二刀流で、完全復活したばかりのウヴァを圧倒した。

初期強化形態に相当するドラゴンスタイル系列特有の戦闘スタイルとして、「ウィザーソードガン」をコピーウィザードリングの魔力で2つに増やして二刀流や二丁拳銃を披露した。
また、ハリケーンドラゴン時には両手のウィザーソードガンを逆手に持つ。

「大橙丸」というくし切りのオレンジを模した刀と、柄が銃になっている「無双セイバー」のニ刀流を基本にした接近戦を中心に戦う他、この二つを合体させてナギナタモードにも移行可能。
また、カチドキアームズでは鎧に装備された二本の旗「カチドキ旗」を使った戦法も取る他、極アームズ時には武器召喚能力を駆使して影松と影松・真の二刀(二槍?)、
ソニックアロー二本、ひいては大橙丸にバナスピアーなどといった変則二刀流を何度も披露している。

投擲して手榴弾のようにも扱うことも出来るノコギリ状の双剣「ドリノコ」を使う。
切れ味こそやや鈍いものの、厚みのある刀身と重量が生み出す斬撃は、その一撃一撃に強烈な威力がある。
鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ』で初登場したキングドリアンアームズも同様に「ギガドリノコ」の二刀流で戦う。

「決闘!ズバッと!超剣豪!!」の変身フレーズが耳に残るフォームで、「ガンガンセイバー」を二振りの剣に分離して二刀流を披露し、眼魔をバッサバッサと切り払う。
ゴーストはこの姿以外にもガンガンセイバーと「サングラスラッシャー」を用いた二刀流を披露。グレイトフル魂では「オメガドライブ グレイトフル」、ムゲン魂では「イカリスラッシュ」、さらにテンカトウイツ魂ではサングラスラッシャーとディープスペクターが使用する「ディープスラッシャー」を用いた「オメガドライブ テンカトウイツ」を必殺技の一つとして用いる。

背中に背負った「風魔双斬刀」という二振りの忍者刀を武器とし、斬撃に竜巻を纏わせる事も出来る他、キメワザの「ハリケーンクリティカルストライク」は、この風魔双斬刀を回転させて強力な竜巻を繰り出す。
ただし、仮面ライダーエグゼイド達が使用するガシャコンウェポンと違ってライダーガシャットとの連動機能は備えていない。

長針と短針を模した2本の剣による二刀流を得意とする。合体させて槍のような武器にすることも可能。
オリジナルである仮面ライダージオウⅡの所持する「ジカンギレード」と「サイキョーギレード」が基になっている。

形態や状況に応じて、普段から使用している「火炎剣烈火」に加えて、それぞれ異なるもう一本の剣を加えての二刀流を披露することが多い。
「大いなる力」=キングオブアーサーワンダーライドブックの力を使う形態・ドラゴンアーサーでは、「キングエクスカリバー」という大剣との二刀流で戦う他、
召喚した巨大キングエクスカリバーを変形させた巨像・キングオブアーサーも同様にキングエクスカリバーと同型の剣「キングカリブル」と、セイバー自身がファイナルフォームライド変形した「セーバーセイバー」との二刀流を披露している。
富加宮賢人が遺したランプドアランジーナワンダーライドブックを使用した形態・ドラゴンアランジーナにおいては火炎剣烈火の他、同じく賢人が遺した「雷鳴剣黄雷」による二刀流で戦う。
それ以外では仮面ライダー最光こと光剛剣最光に認められて以降は火炎剣烈火と光剛剣最光による二刀流で戦った事もある他、
仮面ライダークロスセイバーとセイバー アルティメットバハムート変身時には火炎剣烈火と刃王剣十聖刃との二刀流で戦う姿も見られた。

変身アイテムも兼ねる「風双剣翠風」という1本の剣を2本に『双刀分断』することで変身する忍者ライダーで、風双剣翠風は更に手裏剣モードにも変形させる事が出来る。
ライダーの中でも珍しい、双剣使いであること自体が変身にまで関わっているパターン。

ウルトラセブンの息子である彼は、頭部に施された一対の宇宙ブーメラン「ゼロスラッガー」を短剣に見立てた二刀流戦法が得意。
投擲するだけでなく、「ゼロツインソード」という三日月状の大剣に変化させたり、胸部に装着して強力な破壊光線・ゼロツインシュートを放つなど、用途も多彩。
ウルトラマンジード』では、強化形態であるゼロビヨンドに変化した際にゼロツインソードの強化版である「ビヨンドツインエッジ」を使用。
二刀流でタイラントを滅多切りにした。

頭部の猫耳二本の角から「ルーブスラッガーロッソ」という二振りの短剣を実体化させる。
インナースペース内の 湊カツミ の動きをトレースして素早い剣戟が繰り出される。
歴代ウルトラマンと属性を付加されたルーブクリスタルをセットすることで様々な技を繰り出す。

It show timeな元ラッキークローバーの魔戒騎士。二本一対の魔戒剣を操る。
絶狼の鎧装着後は魔戒剣は「銀狼剣」に変化、それらを合体させることで銀牙銀狼剣となり、ブーメランとしても使用可能。
中の人も双剣大好きで、『三國無双』でも陸遜ばっかり使うらしい。

上記の銀牙騎士の弟子にして、冴島鋼牙の息子たる王子様系魔戒騎士。
普段は徒手空拳と一振りの魔戒剣で魔獣ホラーと戦うが、状況に応じて赤鞘を刀に見立て擬似的な二刀流を披露する。

ダッシュ7・太陽の化身は、「太陽の剣」の二刀流で戦うのが得意。
二刀流による必殺技・レインボー剣の舞は魔女イグアナを倒している。

魔王サイコと魂を分ける存在で、両方とも同時に倒さないと完全に撃破できない厄介な存在。
二本の長剣を振るいシャリバンとギャバンに襲いかかったが、イガクリスタルの力とイガ星の「聖なる剣」の力でサイコ共々葬られた。
他にも、シャリバンこと伊賀電がレーザーブレードと聖なる剣の二刀流を終盤で披露している。

  • ビビューン(超神ビビューン)
アクマイザー3のリーダー・ザビタンの魂を受け継ぐ月村圭が変身する天の超神。
彼も二刀流の使い手で、ベルトの両脇に収納された「スカイ剣」を振るい大魔王ガルバー率いる妖怪軍団に立ち向かう。
必殺技はジャンプした後スカイ剣を交差させ、火の玉となり妖怪に突撃する「火の玉アタック」。

その他

  • 岸田メル(イラストレーター)
アトリエシリーズのアーランドシリーズ担当のイラストレーター。
三作目であるメルルのアトリエ発売時に「メルルのアトリエ、発売おめでとうございます!!発売記念イラスト描きました!!」
との発言と共にtwitter上にアップロードされた画像は、ことごとく作品との関連性を見出せない 氏、本人の謎のコスプレ自撮り画像
中でも 「派手なマスクとタンクトップを身に着けて、蟹股で2本の長剣を掲げる画像」 は特にインパクトが強く「ドヤ顔ダブルソード」として一時期話題となった。

  • エレフセウス(Moira
Sound Horizonの「第六の地平線」における主人公。
コンサート版「死せる英雄達の戦い」にて二刀流となり、クライマックスでは「雷神域の英雄」で槍使いのレオンティウスと決闘した。
立ち回りの都合や古代が舞台な事等からか短めな双剣となっており、まるで作者が後にアニメ主題歌を手掛ける『進撃の巨人』の様な風景にも見えたり。
余談だが、その作者は後にあるライブで調査兵団の双剣の如き二刀流ライトをダンサーに振るわせていた。

ライトセーバー使いの面々にはしばしば二刀流の使い手がいる。
実体は柄の部分しかないため、片手で振り回しやすく、光刃には重さや慣性がなく障害物にぶつかることもあまりないため、光刃の長さを普通の刀と同じぐらいにしてあるのも特徴(ソーラ・バルクのみ、片方の光刃が短く、実際の二刀流に近い)。
ただしライトセーバーは「剣」としてはとにかく扱いにくいので、自分を斬る危険性が跳ね上がる二刀流を好んで使う人物はやはり少ない。
ダース・シディアスドゥークー伯爵など、「二刀流を修めてはいるが、必要なければ使わない」達人もいる。

  • 松平長七郎
改易された駿河大納言・徳川忠長の遺児とされる架空の人物。
里見浩太朗主演の時代劇では庶民を苦しめる悪を大小の二刀流で成敗する。

史実

  • 平教経
源平の合戦で戦った武将。
平家物語では壇ノ浦の戦いで矢が尽きた後、大太刀と大長刀の豪快な二刀流で敵をなぎ倒していき源義経の元へと迫った。
しかし、もう少しのところで義経の八艘飛びで逃げられてしまった。

  • 新田義貞
南北朝時代の武将。
「太平記」では湊川の戦いで敗北し殿を引き受けた時、鬼切と鬼丸二本の太刀の二刀流で飛んでくる矢を叩き落とした。

  • 宮本武蔵
ご存知「二天一流」の開祖。
実際の彼の二刀流に関するスタンスは上記の通りだが、既に「二刀流の使い手」として有名になりすぎたため創作物においてはまず間違いなく最強の二刀流剣士として描かれる。

ご存知『三国志』の主人公。
「三国演義」では「雌雄一対の剣」を得物にしている。関羽張飛と組んで呂布と打ち合う場面もあり、腕には自信があるようだが、仮にも総大将なので前線に飛び出す場面はあまりない。
実際に戦場で二刀流として振るったかは未知数だが、やはり創作物における劉備、並びに劉備をモチーフとしたキャラクターは二刀流になることが多い。


【慣用句】

「二刀流」「両刀使い」という言葉は、本来の意味である剣術の他、「相反する二つの要素を兼ね備える」という意味で、慣用句にも使われる。
古くから使われてきたものとしては、「甘味と酒の両方を好む」という意味もあるが、こちらは現在ではあまり一般的な用法ではなく、もっぱら「相手が男でも女でも興奮できる」=バイセクシャルな性的嗜好を示すことが多い。

この意味で用いられる代表的な例は
  • 投手と野手の両方をこなす大谷翔平(日ハム→エンゼルス)
  • オリンピックの夏季と冬季でメダル獲得を目指す選手(橋本聖子(冬季:スピードスケート 夏季:自転車)、平野歩夢(冬季:スノーボード 夏季:スケートボード)ほか )
  • 芝とダートの両方で活躍する競走馬(アグネスデジタルなど)
あたりか。



追記・修正は両手を使って2つの項目を同時にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 二刀流
  • 双剣
  • 双刀
  • ロマン
  • ロマン項目
  • 男のロマン
  • 宮本武蔵
  • 二天一流
  • バンブーブレード
  • ウォーズマン理論
  • ロイド理論
  • 魔法剣二刀流みだれうち
  • 技巧派
  • スピーディー
  • テクニカル ←全てガン無視のネロ
  • 武器項目
  • 決闘!ズバッと!超剣豪!!
  • スーアク殺し
  • 刃物
  • 一覧項目
  • コメント欄ログ化項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月14日 08:12

*1 『テイルズオブデスティニー』シリーズのリオン(ジューダス)がこれに該当する

*2 団体戦で二刀流による引き分け戦術が横行したという背景も影響している

*3 スポーツの場合は軽いので攻防速度自体は実戦よりも高速だが、一方で有効打にならなければ当たっても無効でダメージも防具に当たれば実戦と比べれば無いようなものという違いが大きい。

*4 斬る際に硬さが人間に近いという経験則から昨今まで利用されている。

*5 リーチの短さから昔においては一般的ではなかった

*6 普通の人間ならともかく、強化人間やサイボーグロボット人外系などであれば、完全に無視しても大した問題にはならない。

*7 厳密に言えば、ライトセーバーは「人体やその辺の障害物は抵抗なく切り裂くが、相手のライトセーバーの光刃と衝突すると抵抗が発生する」という状態になる。ライトセーバーで二刀流を行うなら、相手の剣と打ち合わせない虎眼流のような取り回しが必要になるだろう。

*8 本編ではこの技名はなかったが「スーパー戦隊バトル ダイスオーDX」にてこの技名がつけられた