エクサランス

登録日:2014/07/20 Sun 20:18:36
更新日:2023/03/01 Wed 03:55:56
所要時間:約 25 分で読めます




エクサランスはゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するオリジナルメカ。
初出はGBA『スーパーロボット大戦R』の主人公機。後にPS2『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
及び続編のスーパーロボット大戦OG外伝第2次スーパーロボット大戦OGにも参戦。

メカニックデザインは大輪充氏。本機は氏がデザイン担当した最初のスパロボ主人公機である。

◆概要◆

土星圏で時流子及びそれを利用した永久機関の研究をしていたチーム・エクサランスが設計開発した試作型機動兵器。
フレーム開発担当はミズホ・サイキ。エンジン部分はラージ・モントーヤ
テストパイロットはR主人公(OGではグレーデン兄妹)がそれぞれ担当する。
ツインアイに鼻梁の無い素朴な雰囲気のフェイスデザインと、ポップなパステルカラーの塗装が特徴。

彼らの研究成果『時流エンジン』を搭載しており、半永久的な活動が可能。
コアブロックシステムを採用し、「運用する地形や用途に合わせてフレームを使い分ける」
というコンセプトによりフレーム換装システムを擁する。場合によっては空中換装も可能。

元々は人命救助=レスキューを目的に開発されたものだったが、
研究資金援助を軍から受ける必要があった故に止むなく機動兵器として開発された経緯を持つ。

ゲーム内のコンセプトとしてはガンダムシリーズのコアブロックシステム
機動戦艦ナデシコエステバリスのフレーム換装をオリジナルで再現したもの、といったところで、
実際Rは7つのデータウェポンを装備するGEAR戦士電童や空陸海で3段変形するゲッターロボ
装備の仕様を変更できるガンダムX等、ユニットに細かい差分が生じる作品が多く参戦しており、
それに合わせたものとも考えられる。

これにより最大計6種という通常のスパロボなら考えられないバリエーションの主人公機を
出撃するステージの特性・あるいはプレイヤーの嗜好に合わせて自由に選択することができ、
なおかつ多様性を重視するために個々フレームの性能は思い切り尖った仕様にできるという他に類を見ない楽しみ方ができるようになった。
また、この仕様に合わせてRのインターミッション時は次ステージのマップを確認できるという多作品には無いメニューが存在する。

しかし、実のところゲームシステムの関係上、強化パーツ(ミノフスキークラフト等)で地形適応を簡単に補える為、
「地形に合わせてフレームを使い分ける」必然性自体はさほど高いものではない。
イベントで敢行される一回を除けばマップ内での換装も不可能で、
通常時はアージェントファイターへの分離のみがマップ内で可能という仕様になっており、
正直Rの時点では設定をフルに活かしきれてはいなかった感が強い。
これらの問題は『OGS』・『OG外伝』にて解決しており、母艦の近くならマップ内でも自由に換装することが可能となった。


名称のエクサランス(Excellence)は、英語で『優秀』の意。
エクサランス・ライトニングならスグレモノ・マタタキくらいの意味となる。


◆各作品における扱い◆

◆SRW-R◆

本機が月面で連邦軍の新兵器トライアルを受けるところから物語が始まる。
R世界では既にフレーム換装システムを持ったエステバリスが5年も前から存在するため、
「独創性がない」とトライアルの受けは微妙であった。
アージェント・ファイターによる脱出システムも「ガンダムタイプのコア・ファイターと被っている」
と主人公たちが自分達の技術の独創性の無さを嘆く描写がある。

しかし、ミズホは既にある技術をさらに昇華させる才覚には頭抜けたものを持ち
タイムスリップ後も凄まじいスピードで新型フレームを次々と完成させていき
(合間に壊れたフレームの修理や戦闘用フレーム新規設計までしている)、
他作品の腕利き技術者の支援があったとはいえその開発スパンは超人的な次元に達している。
なお、モビルスーツやエステバリスの部品も転用が可能らしく、5年前へタイムスリップ後の修理時にパーツを流用していた。

最悪でも『時流エンジンとパイロットが無事でありさえすればよし』ということを逆手に取ってか
主人公機にしては異常に大破するシーンが多く、

  • デュミナスの攻撃と5年前の世界へのタイムスリップにより、トライアル用の機体(コスモドライバー)が大破。
  • 残ったストライカーも空中換装の見せ場づくり電童を凰牙のファイナルアタックから庇って大破。
  • 新規設計した戦闘用フレームが開発途中の敵襲により指パッチンで真っ二つにされ大破。
  • 元の時代に帰還する際、証拠湮滅の為万丈さんに依頼して全フレームは惑星アルクトスにて爆破処理
  • 最終フレームもダメージの蓄積/しつこくついてきたデュミナスにパージして特攻爆発四散。

と最終的にはきれいさっぱりなくなってしまった。Rはエンディングがいくつか分岐しているが、そのどれもが
彼らの研究が平和利用されることになるので、兵器としてのエクサランスの末路は新たなスタートを切るための通過儀礼だったのかもしれない。

改造段階は全フレーム共有。ある程度改造しておけば2周目以降の序盤は単機でクリアも可能。
また、主人公がラウルでナデシコルートの場合、レスキューが開発されることが示唆されている
(ラー・カイラムルルートの場合は「ネオ・エクサランス」という新型が運用されている)。




◆SRW-OGs~◆

PS2版のOGsにてまさかのサプライズ参戦。
ラウル達はA主人公と同じ「向こう側」の世界の住人で、
エクサランスも並行世界で開発されたマシンという設定になっている。

こちらでは当初から時流エンジン含めて2機が存在し1号機にフィオナ、2号機にはラウルが搭乗。
本機の換装システムに着目したシャドウミラーに狙われることとなる(実際はヴィンデルレモンが時流エンジンの方に着目していた)。

なお、「向こう側」ではヒュッケバインの開発がテクネチウム基地におけるブラックホール・エンジンの暴走事故以降凍結されており、
フレーム換装機能や脱出システムなどが類似するヒュッケバインMk-Ⅲが存在しないため、
「前例のない機能が満載」としてRとは真逆な評価を受けている。…自虐ネタだろうか。

OG2編冒頭から登場するが、本格参戦は終盤になってから。
据え置き参戦やOG世界の情勢に合わせて、多様だったフレームはストライカーコスモドライバーフライヤーの3種類に絞られ、
ガンナーダイバーはリストラされてしまった。先述した通り本機の特徴である換装を最大限に活かせるようシステムが改良され、
ユニットとしての個性そのものは上がっている(無論、強化パーツで地形適応を補う戦術は本作でも有効)。さらに時流エンジンの無限エネルギーを再現したのか初期状態からEN回復を持つ。

続編のOG外伝ではライトニング、エターナルの2種類の最強フレームが使用可能になる。
前作に登場した3種類のフレームは、ラウル機とフィオナ機の一方が使用しているともう一方が換装できない仕様になっている。

修羅の乱終結後、ラウル達は時流エンジンが悪用されるのを阻止するため、
エンジンや各フレームの解体・破棄を決定。時流エンジンに関わる全てのデータの消去をマリオン・ラドムとカーク・ハミルに依頼し、
その後、新たに開発した救助作業機体「エクサランス・レスキュー」で、本来の役目である人命救助や戦災復興に活躍することとなる。

OG参戦に際して機体設定が全高は低く、重量は重いものに変更されている。





◆各フレーム・武装◆

▲アージェントファイター ▼

エクサランスのコクピットとなる小型戦闘機。略称は『AF』。時流エンジンは本機に搭載されており、
文字通りエクサランスの核となる存在である。

青地に黄色いアクセントが入ったやや寸詰まりのボディが特徴。
エクサランスが撃墜された時の緊急脱出艇(機体名のアージェントとはUrgent=緊急の意)としての性質が強く直接戦闘には不向き。
OGシリーズではエクサランスが不採用になった時の保険として、単体でも軍に売り込めるよう
偵察用UAV(Unmanned Aerial Vehicle=無人航空機)としての運用できる設計となっている。宇宙でも航行可能。

各フレームに換装時はエクサランスの頭部『アージェント・ヘッド』形態に変形する。
驚くべきことにこの状態でも独立した活動が可能な上、武装を使って戦闘も可能。
とはいえ、AFに比べある程度の攻撃力はあるものの運動性が著しく低下するため、換装時以外にこの形態になるのは無謀の極みである。
なお、主人公がこの形態で戦闘した際、鑑査を務めた連邦兵の感想は『空飛ぶモアイ』。ひでぇ…
「鼻はついてない。」「あんなの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!」

強い印象が残ったためか、Rではイベント時以外は変形しないが、OGシリーズでは任意で変形できるようになっている。
ただし、ヘッド形態では『換装』コマンドが使えない。

まんまガンダムシリーズのコアファイターであり、特に変形して機体頭部を構成するという部分はヴィクトリーガンダムのそれらしい。
オリジナル系だとMk-Ⅱ以降のヒュッケバインシリーズに採用されているパーソナルファイターという前例がある。



【武装】

ソリッドバルカン
グレネイドアタッカー
ビームショット
すべてAF時のみの武装。それぞれ機首・胴体・翼端から発射。
御多分に漏れずどれも弱い。使うくらいならさっさと母艦に搭載するべきである。


ソリッド・レーザー
アージェント・ヘッド形態で唯一使用できる武器。Rではイベント専用武器でプレイヤーは使用不可。
名称も不明だが、内部データの解析によると『目からビーム!』とある。
Rではその場に浮いた状態で両目からビーム(マジンガーZの光子力ビームと同じエフェクト)を発射。

OGシリーズでは何を血迷ったか敵機に一直線に突進し、連続頭突きを叩き込んだうえ
両目がキュピーン★発光(この時目から出る光が一瞬だけカタカナの「エクサランス」の文字になっている。プレイ中は絶対気付かない)。
クルクルシュピーン★と華麗に上空へスピンしながら退避し、昭和のアニメのようなビリビリした怪光線を発射するという
異常に気合の入った戦闘アニメに進化している。

空気になりがちなエクサランス全般でネタ要素という意味では間違いなく最強の武装。


通常フレーム

レスキュー仕様のフレームを戦闘用に転用・開発されたもの。計5種。後にそれとは別にエクサランス・レスキューが開発される。



▲ストライカー・フレーム▼

型式番号:EXF-01/02S  
全高:30.2 m(R),20.4 m(OGシリーズ)
重量:24.5 t(R),70.1 t(OGシリーズ)


エクサランス陸戦用フレーム。加速性能が高く、それを活かした突撃戦法を身上とする。

赤とオレンジに染め抜かれたマッシヴなボディと両足の爪先・額に配されたブレード、
右腕に装備した巨大クロー『クラッシャーアーム』が特徴。
なお、右腕の武器は戦闘用のアームウェポンシステムの1バリエーションであり、着脱も可能という設定。

『デカイ右手でぶん殴る』という見ただけで判る明快なコンセプトやパッケージイラストでも描かれていることなど、
全フレームの中では特に存在感が大きく、Rの前期主人公機(特にラウルの)として見られることも多い。

ゲーム内での性能は攻撃力と装甲値が高く最大射程が短いという、典型的なスーパー系のように見えるが、
運動性もさほど低いわけでなく、避けて当てるスタイルでも十分運用可能である。

Rにおいてラウルの特定のエンディングでは新型エクサランス(ネオ・エクサランス)の
耐熱ストライカーフレームとして生まれ変わり、本来の用途である救助用メカとして運用されていることが語られている。



【武装】

プラズマ・ビーム
アームウェポンに内蔵されたプラズマ・ビーム砲。
クローを展開したアームで敵機を捕捉し、接射を行うことも可能。



スマッシング・キック
爪先に装備された刃を使った蹴り技。Rはスピード感のある2段蹴り。
短足SDのグラフィックでもきちんと『蹴っている』ように見える演出が光る。
OGでは連続蹴りに加え、爪先のブレードの角度が水平になり、
上方から飛び蹴りで突き刺すアクションが追加された。


チェスト・スマッシャー
胸部から青白いビームを放つ。Rの頃は
漠然と胸から発射され、威力はせいぜい削り技、
射程が短いうえに移動後にも使えず、ENだけはいっぱしに喰う
…という演出的にも性能的にも微妙すぎる武装だった。
OGでは胸部両サイドのハッチが観音開きに展開し、ビーム発射口になると
シークェンスが詳細に描かれるようになった。


クラッシャーアーム
突撃し、閉じたままのアームウェポンを衝角に見立てて打突を叩き込む。


ギガント・クラッシャーアーム
Rではクロー部を展開したアームを高速回転させて敵機を破砕する。
OGシリーズでは定番の全武器コンボに演出が変化し、
突撃して突き→スマッシング・キック→頭部の角で敵を上空に飛ばす→プラズマ・ビーム二連射→アームを展開してガリガリ削り大爆発
の流れ。アーム展開時はクロー部を時粒子でコートしている。




▲ガンナー・フレーム▼

型式番号:EXF-01/02G
全高:30.2 m
重量:29.2 t


エクサランス砲撃戦用フレーム。遠距離からの攻撃を得意とする。
パステルグリーンのどっしりした体型と背面から伸びる長い砲身が特徴。
色遣いやエクサランスの顔つきも相まってどことなくGet Ride! アムドライバーランドバイザーっぽい。

時流エンジンを応用したビーム兵器を中心に、実弾兵器も導入しており通常フレーム内ではトップクラスの火力を持つ。
しかし、結果的には本来の救助用としては大きく異なる機体となってしまい、開発者のミズホにしてみれば不本意なフレーム。
Rでの初運用時には大破したストライカーフレームから空中換装を行った。

ゲーム内では移動力と運動性は低いが重装甲・長射程・高火力を誇る。
機体自体は宇宙に対する適応も高いが、武器の適応はそれほどでもない。
…が、上述の通りそのような欠点は強化パーツ次第でどうとでもなり、
なにより反則的性能の『ガイダンスマイン』が空中の敵にも使用可能になるという点で
最低でも大気圏内のステージはガンナーのまま放置していて問題なしという圧倒的な強さを誇る。

OGでは『宇宙ステージが多い』という理由で参戦を見合わせてしまったが、
案外本当の理由はコイツを出すと「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態になって
エクサランスのウリが活かせなくなるからだったりして……



【武装】

ヒートナイフ
刀身から高熱を発して対象を焼き切るナイフ。戦闘ではほぼ出る幕は無いが、
切り払い用に『つけてある』感じの装備。


ガイダンスマイン
本機といえばこれ。両肩から地中潜航弾を発射する。
発射された潜航弾は地下を掘り進み、敵機の足元から飛び出して炸裂する。
一体どういう発想で生まれたのか謎の凶悪兵器。

ゲーム内では射程3~7、なおかつ移動後使用可能という常軌を逸した性能を誇る。
陸以外に地形適正が無いということでバランスを取ったつもりなのだろうが、
ミノフスキークラフトを装備すると対空にも使える。


3連ミサイルランチャー
バックパックに設置されたミサイルランチャー。特にこれといった特徴の無い地味な武器。


6連ガトリングビームガン
本機の携行武器。移動後使用可能なビーム兵器。
ゲーム内ではビームしか撃っていないように見えるが、実はエネルギーと弾薬の両方を消費するという設定。
ある意味ツイン・マグナライフルの延長線上にしてタクティカルアームズの先取りな武装。
実はよーく見ると6連なのに砲門が5つしかない。


ロングレンジプラズマカノン
バックパックに2門装備された長射程プラズマ砲。
単体での使用以外にも、ファンネルやメガランチャー等、長射程攻撃の援護にうってつけ。



▲フライヤー・フレーム▼

型式番号:EXF-02F
全高:30 m(R),24.9 m(OGシリーズ)
重量:20.1 t(R),75.3 t(OGシリーズ)


エクサランス空戦用フレーム。通常フレームの中では唯一大気圏内での飛行能力を持ち、高速一撃離脱戦法を得意とする。
群青色と白のツートンカラーに斜め上に広がったウイングスラスターが特徴の機体。
剣と銃を主体にしたスマートな戦いぶりはまさに天空の騎…おっと…飛べなかったな、あれは。

ゲーム内では移動力・運動性が高い反面、最高攻撃力・装甲値は低いという典型的なリアル系。
しかし、最強武器が解禁されるまでは最長射程が3しかないという極端な武装体系を持つため、
気力の上下によって運用方法を大きく使い分ける必要の出てくるピーキーさも持っている。
Rの参戦作品的に言うなら『ツインバスターライフルを持たせたネオゲッター2』。
また、地上の移動はホバー扱いである。

OGでは射程が大幅に改善され、飛行可・高運動性・長射程・全体攻撃持ちと優秀なリアル系ユニットに強化された。
使えないガンナーの分、射撃戦が得意になったのかもしれない。

【武装】

マシンキャノン
手首に内蔵された牽制用の武装。OGでは両腕から撃つ。小さい前ならえ!


プラズマソード
近接戦闘用の携行武器。本機唯一の格闘武器でもある。
Rでは蒼く細長い刀身を持ち、残像を引いて斬りかかる。
OGではソードの刀身がビームソードに近いやや幅広な形状に変更され、色も金色に。
靴紐を通すような左右交互の斬り上げで敵機を上空に運んで行き、
とどめに敵機の上に着地し、逆手に持ち替えたソードで急所を貫いて離脱する。

フライヤー「残像だ」
敵機「はい?」


ディストラクションライフル
時流エンジンのエネルギーを使用する携行火器。破壊!破壊!右手のガンに炎が走る!
Rでは射程3と射撃武器としては射程が短い。OGでは両手で保持してのバースト連射を使用。


ディストラクションライフル(MAX)
ライフルをエンジンに直結し、最大出力で発射する。ゲームでは『DライフルMAXモード』という表記。
発射時銃身が上下に展開しスパークを走らせるのが特徴。
OGでは全体攻撃となった。




▲コスモドライバー・フレーム▼

型式番号:EXF-02C
全高:30.2 m(R),21.8 m(OGシリーズ)
重量:25.1 t(R),72.6 t(OGシリーズ)

エクサランス宇宙戦用フレーム。大型ブースターを装備し、運動性が高い。高速による集団戦を得意とする。
機体カラーは青紫色だがOGではパステルな発色のせいかフライヤーと変わらない色に見える。
前に向かって90度曲がった角と各部に配した緑色のセンサーが特徴。
敵機のビーム兵器対策を警戒してか、実体剣・実体弾メインの武装に加え、遠隔操作兵器『フェアリー』を装備している。

Rではエクサランスの試験場が月面にあり、
序盤が逆シャアor劇ナデの宇宙戦主体のルートであるためか、プレイヤーが最初に使用することになるフレームであるが、
タイムワープの際に大破。再び使えるのは中盤以降となる。
終盤は宇宙戦の機会が増えるので活躍が見込める反面、地上では適応が大きく下がる。



【武装】

マシンキャノン
胸部から発射する牽制用の武装。


ハイコートマグナム
腰にマウントしている実弾装填式の2丁拳銃。外見は大口径のリボルバー。
オサレな曲撃ちを期待してしまうが、
実際はR-1のG-リボルヴァーのようにごく真面目に撃つ。


高周波ソード
肘に内蔵された高周波振動で対象を切断する実体剣。
取り回しの問題上、真っ向からの剣戟というよりも、交差気味に斬りつけたり相手の死角から貫くといった使い方をする。


フェアリー
通称『破壊の妖精』。無人誘導兵器で8基装備。
使用時に頭部のツノと両耳のアンテナが立つように可変、メインカメラの光が消え、上部のカメラアイに切り替わるという演出が入る為、
エクサランスのフレーム側AIによる遠隔操作に切り替わるイメージと思われる。
※ニュータイプでもないのにビット兵器?…と各所でコメントが見られるが
OG世界にミノフスキー粒子(電波障害を引き起こし通信や遠隔操作を妨害)相当のものは存在していないので、あらゆる遠隔操作が可能である。

OGではリフレクターによる反射機能も備えている。
ラウル曰く『この妖精は、性格悪いぞ!』との事。



▲ダイバー・フレーム▼

型式番号:EXF-01/02D
全高:29.0 m
重量:24.1 t

エクサランス水中戦用フレーム。本来の海難救助用として耐圧仕様が為されており、非常に強度がある。
背部に水中用大型ブースターを装備しており、水中での機動力と航続距離を飛躍的に向上させている。
水色のボディが特徴。実は全体的なシルエットは通常フレームの中では最もライトニングフレームに似ている。

Rでは水中のマップで強制的にこのフレームで出撃することになる。…つってもたったの2回だけだけどな!!
水中戦が得意な機体は貴重なので、該当マップでは輝けるがそれ以外では倉庫番という極端なフレーム。そのせいかOGでもリストラされてしまった。
しかし、OGシリーズは意外と海戦が多いので、参戦さえして入ればひょっとすると原作より使いどころは増えていたかもしれない。



【武装】

ファントムトーピードー
機体各所に設置された魚雷発射管。魚雷のグラフィックはここでしか見られないレアなもの。


アクアハープン
携行している長柄のビーム銛。非展開時はボートのパドルのような形状。
穂先は三叉に分かれ、金持ちが侍従に煽がせる団扇のようにデカイ。
穂先から先を独立して飛ばすこともできる。…というか戦闘アニメでは飛ばす以外の使用法を見られない。
水中でも威力の減衰しない遠隔ビーム兵器という何気に画期的な武器。


スワールファントム
腹部に内蔵されたタービンから、渦とエネルギーを纏った集束砲を発射する。




▲エクサランス・レスキュー▼

型式番号:EXF-03R
全高:25.4m
重量:140.1t

修羅の乱(OG外伝)後に純粋な救護用マシンとして設計・開発された、『本来の姿のエクサランス』とも呼べる機体。
自分たちの研究が悪用されることを恐れたチーム・エクサランスが時流エンジンを破棄したこともあり
アージェントファイターとフレームの合体方式は採用されず、過去のエクサランスとは完全に別の機体である。
フォルムも人型を逸脱したもので、下半身はそのまま救助艇のような形状をしており、
『白とオレンジで塗られたゲッター3』といった印象。

コクピットは複数人がくつろげる広いキャビンとなっており、レスキュー任務を請け負うベンチャー企業『L&Eコーポレーション』の移動社屋としても機能している。
ちなみに社員は社長ラウル、営業フィオナ、開発ラージ&ミズホ、社長秘書デスピニスという構成。
別に公園から出動はしないし、デスピニスがお菓子を作ってくれるわけでもない。

高速・長距離移動の際は脚部が折り畳まれた高機動モードになる。
前述のように最初からエクサランス本来の開発目的であるレスキュー用として作られており、
修理装置や小型救助艇『エクスフェアリー』を搭載しているが、
障害物除去用を名目とした武装での自衛も可能ではある。
戦闘時はラウルがメインパイロットを、フィオナとデスピニスがサポートを担当する。

ゲーム内では、かつてのような派手な暴れ方こそできないが、
・下手なスーパー系以上のHPと装甲
・有射程の修理・補給機能
・3人分の精神コマンド
・並以上の火力+有射程P武器
・超低燃費の全体攻撃
を兼ね備えたOGどころかシリーズ屈指の超・優良支援機体である。まさにエクサランス!!


【装備】

消火装置
ボディ上部両側に装備された、消化用の砲塔。

エクスフェアリー
コスモドライバーのフェアリーの発展型であり、消火・救助・捜索・修理・補給と、本機のサポート機能の大半をこれで賄う。
3機搭載されており、それぞれミズホ、ラージ、デスピニスが操作する。
円錐形のスラスターユニットを持つ半人型で、作業用として両腕に高周波ブレードを装備しているほか、
胸部には最大4人まで収容可能なカプセルを搭載する。
このカプセルは人間を収容すると特殊ジェルで満たされ、対ショック防御及び応急措置を行う。
場合によっては収容した人間を仮死状態にすることもできる。


救護ポッド
こちらも装備の一つ。8人乗りの小型艇で、バックパック下部に収容されている。
機体左右のブースターは可動式。自衛目的なのか、ソリッドバルカンを機首下部に装備する。


ウェイスト・スマッシャー
両腰部に設置されたビーム砲。単体攻撃版と全体攻撃版の2種類がある。
この場合の「ウェイスト」は、廃棄物や障害物などを意味する。
威力はそこそこだが両方とも消費がたったの5。しかも全体版はW属性までついているスグレモノ。


ギガント・クラッシャー
フィールドを展開しての突撃。移動後攻撃可能かつバリア貫通を備えており、燃費もそこそこである。
この時展開されるフィールドは腕部のフィールド発生装置をフル稼働させることで機体を覆うフィールドを形成している。
この装備は通常は機動兵器などのコックピットをフィールドで包んで救助したり、エンジンや爆発物をフィールド内で爆破処理するためのもの。
ゲーム中には見れず設定のみであるが、アーム展開すると通常の5本指マニュピレーターが配置されており細かい作業も可能な様子。



戦闘用フレーム

度重なる激戦に対する備えに加え、チーム・エクサランスが元の時代に戻ろうとした際、
孤立無援の状況下でデュミナス一味と独力で戦い確実な勝利を収めることができることを
前提として当初から戦闘用に設計・開発されたフレーム。
ベースとなっているのはレスキュー用に構想されていた「オールマイティ(万能)フレーム」である。
その割には完成したときのフォルムがラウル/フィオナで随分と違うが…


Rでは1度建造中にデュミナス一味の手で破壊されてしまうが、主人公や仲間の技術者達の手により修復され完成する。
OG外伝ではラージとミズホの設計図を元にテスラ・ライヒ研究所に集まったカーク・ハミル、マリオン・ラドムらの手によって完成。
その際、マ改造請負人マリオン博士は設計図を徹底的に見直し、時流エンジンの高出力を活かすよう改修案を出しており、
良くも悪くもATX計画風の影響が色濃く見られるフレームとなった(つまりRとOGでは若干仕様が異なる)。
またキサブロー・アズマから提供を受けたコンパチブルカイザーのパーツも流用されている。
もう少しパーツを多く頂いていたらライトニングがバリバリになったりエターナルが爆乳化していたかもしれない。

時流エンジンから出力されるそのパワーは従来のフレームの比ではなく、
理論上は無限のパワーを持つとされているが、それは通常稼動時の話であって、
戦闘のようにフルパワーで運用する場合はフレーム側がもたないためそうはならない。

あくまでこれも換装できるフレームのひとつにすぎないので、
強制出撃回以外は入手後も従来のフレームを使い続けることは可能である。
全スパロボでもこうした仕様は非常に珍しく、換装機である本機ならではの特色といえるかもしれない。

なお、修羅の乱終結後、チーム・エクサランスが設立した会社『L&Eコーポレーション』の社名は
ラウルとフィオナの専用フレーム名、“LightningEternal”から取られている。



▲ライトニング・フレーム▼

型式番号:EXF-02L
全高:25.9 m
重量:85.1 t

ラウル専用の最終フレーム。Rでは男主人公選択時の後継機となる。
白・赤橙色に塗り分けられた力強いシルエットのボディ、
胸部装甲全面に施された黄金のエンブレム、鋭角的に伸びたマントのような形状の翼に
額の環状のブレードアンテナとヒーロー然としたフォルムのスーパーロボット的外見をしている。
ファンからは『エクサランス顔の勇者ロボともよく評される。

設定画をよく見ると股間にも顔があるようなデザイン。

改造の度合いは従来のフレームとも共通しているので、順当に使っているなら入手した時点でかなり強化されているはず。
なお、HPが少し高い点と剣装備である以外、女主人公のエターナル・フレームと能力は全く一緒。
燃費が非常に良い為、無双プレイが可能というよりは継戦能力に優れているというべき形態。
とはいえ、R自体のゲームバランスが温いのもあるが、周回後は誇張抜きで単機クリアも可能となる。

OGでは時流エンジンフル稼働の賜である『EN回復(大)』により燃費が恐ろしく良く、最強武器を連発可能。
特にボス戦では高い援護レベルを活かした援護攻撃の連発が非常に重宝する。
後半はミズホとラージがサブパイロットとなるため爆発的に強くなる。

機体名の“ライトニング”は『一瞬』もしくは『閃光』を表す。
“一瞬の積み重ねが時間の流れとなる”という意味を込めてミズホが命名した。



【武装】

ブラック・サン
胸部緑色のクリスタルから黒いエネルギーを放出。外見はスピンストームっぽい。
ラウルが技名を叫ぶたびにギリアム少佐反応しそうなネーミングは決まってネタにされる。
もしそうなったらゴルゴムの仕業だ!


クラッシャー・スパイク
両肩の大型クリスタル状パーツ・『増幅メタル』から放出したエネルギーで巨大な球を創り出し発射する。
エネルギー球は途中で6つに分裂し、多方向から相手に殺到・炸裂する。
Rではタイミングが同時だったが、OGではSRX念動結界・『ドミニオン・ボール』のように時間差で着弾する演出に。


ディメンション・スラッシャー
直訳すると次元斬
胸部のエンブレムの一部を取り外して柄にし、そこからエネルギーソードを形成、
次元ごと敵機を叩き斬る。OGでは黄金のビームソードに見えるが、
Rの頃は虹色の刀身の実体剣っぽいエフェクト。後のバンプレイオスとかヴァルザカードに受け継がれるノリの技である。



リアクター・スマッシャー
時流エンジンをフル稼働させ、両肩の増幅メタルから時流エネルギーを
緑の極太ビームにして放出する。
OG外伝では全体攻撃。


リアクター・クラッシュ
時流エンジンの出力を120%引出して放つ、ライトニング最大の攻撃。
Rの頃は単にディメンション・スラッシャーで相手をめった斬りにするだけの技だったが、
OGでは漲るパワーを込めた猛然たる肉弾攻撃で相手を真っ向から押しまくり、クラッシャー・スパイクと同様のエネルギーボールを形成。
そのエネルギーと一体となって体当たりし、敵機を貫通した上で
最後は最大出力のディメンション・スマッシャーで空間ごと縦に真っ二つにする。
フィニッシュの一閃時、時流エンジンの影響か『一瞬』であることからか、
まるで時間の流れが停止してしまったかのように背景が灰色に染まる演出がある。

ラージの開発したエンジンミズホの設計したフレームそれを操るラウルの操縦と、
チーム・エクサランスの三位一体の尽力と信頼が結実した単純な全武器コンボに留まらぬ熱い必殺技である。




▲エターナルフレーム▼

型式番号:EXF-01E
全高:24.3m
重量:68.4t

フィオナ専用の最終フレーム。Rでは女主人公選択時の後継機となる。
くびれた腰や突き出た胸など(飾りでなく胸は増幅メタルである。揺れないけど光るよ!)
女性的なプロポーションを持つスーパーロボット

純白をベースにした機体ゴールドのアクセントをあしらい、
頭上には天使の輪を思わせるパーツが輝くなど神聖な雰囲気を 持つ。
ボディは優美な女体なのに顔がのっぺりとしたエクサランス顔のままなので、そのことを巡りデザインは賛否両論。
また、R版では通常時のユニットカラーが何故か緑色系(実際は白)にされている事もあってか魔装機神シリーズノルス・レイに似ているという意見も見られた。
腰から伸びる先端部に増幅メタルの付いた2本の触手ケーブルのようなものは時流エンジンからエネルギーを伝導させるコネクターであり、
戦闘時は多機能な武器となる。

OG外伝ではライトニングと同時期にカーク、マリオンらによって完成している。

Rではシステム上の性能はライトニングと同等であるが
HPが若干低い・剣を持たず切り払い回避が不可・フィオナは射撃値が高いが最強武器は格闘系…等の諸問題により、
総合的には若干劣る(それが響くほどのゲームバランスでもないが)。

OGでは最強武器『ファイナル・グランドクロス』が射撃系となり改善された。
サブパイロットが付かない点はライトニングに比べて劣るが、こちらも燃費の良さは抜群。
また、遠距離戦闘用である分、最大射程10を活かした援護攻撃で縦横無尽に活躍する。

“エターナル”は「永遠」の意味で、“永遠の時の流れ”からラージが命名。



【武装】

テンプテイション・アイ
両眼から発射するビーム。アージェント・ヘッドの頃から使える『目からビーム!』
だが、フレーム換装後も使用するのはエクサランスではエターナルのみ。
和訳は『誘惑の眼差し』…………魅入られるかぁ~~~…!?


コズミック・ストライク
コネクター先端の増幅メタルから、巨大な光球を発射する。ライトニングのクラッシャースパイクに相当する武装だが、
OGでは一端敵機に命中した上で6つに分裂・再度時間差攻撃でダメージを与えるという風に順序が差別化されている。


スラッシュ・ディメンジョン
ライトニングのディメンション・スラッシャーに相当する武器。
なぜかこっちは『ディメンョン』。切り裂く瞬間に次元の隙間が発生する。
Rでは発光する手刀での攻撃だったが、OGではコネクターの増幅メタルからエネルギーの刃を形成、
それを両手に持って有線式ビームソードの二刀流として用いる武器に演出が変更されている。

なお、劇中フィオナが本武装を格闘戦仕様として使っていた事をラドム博士に指摘された際、
「射程が長い武器ばかりだと心許なくて……」と返答したところ、ラドム博士は「いい心がけですわ」と高く評価した。
以上のエピソードから、本来は有線式ビーム砲のような射撃用の武器だという事が分かる。



リアクター・フラッシュ
時流エンジンをフル稼働させ、2つのコネクターから時流エネルギーのビームを放出する。
ライトニングのリアクター・スマッシャーに相当する武装。
OGSでは全体攻撃。


ファイナルグランドクロス
時流エンジンの出力を120%引出して放つ、エターナル最大の攻撃。
十字架を模したように両腕を広げたフォームで宙に浮き、全身の機体前面から十字架状の時流エネルギーの奔流を放出する。
Rでは敵機を貫いた光線が明後日の空に吸い込まれていく演出だが、
OGでは成層圏を飛び越えて雲海越しに放ち、地面に巨大な十字架を刻み付ける。
また、Rでは射程1の近接武装だったのが、遠距離戦仕様となったOGからは長射程武器に。




ガンストライカー・フレーム▼

全高:21.5 m(OGシリーズ)
重量:119.4 t(OGシリーズ)


OGMDにおいて登場した新たなるエクサランス。次元転移事故の危険性から一度は解体・封印された時流エンジンであったが、フューリーの時間兵器「ラースエイレム」に対抗するための手段として、ラージとミズホが記憶していた設計データから再生されることになった。
組み込まれている時流エンジンは完全に前と同じという訳ではなく、可逆性タービンと言うエネルギーを使って時粒子に干渉する機構が意図的に組み込まれている。
時粒子からエネルギーを取り出すだけではラースエイレム発動と同時に結局停止してしまうため当然と言えば当然の改良なのだが、これにより多少だが暴走の危険性が生まれてしまっている。

ちなみに、レスキューはデスピニスがメインパイロット、ラージ・ミズホがサブパイロットになって続投。

経緯からして完全戦闘用であるため、ミズホはライトニング・エターナルの復活を想定していたが、時間がかかり過ぎるために作業の時間短縮を優先。
また当然ステイシスフィールド内では戦闘中の換装や他の機体との連携は望めない為、単騎であらゆる敵に対応できるようストライカー・フレームに設計図のみが存在したガンナー・フレームの武器を組み合わせ、急造した。これがガンストライカー・フレームである。

テスラ・ドライブの搭載により単体飛行が可能になっている他、バックパックの砲塔「ガンフェアリー」はコスモドライバーのフェアリーの技術が入れ込まれており、フローティング・タンク・モードとなって独立機動が可能。ダイバーの要素こそないが、まさにエクサランスの集大成というべき機体に仕上がっている。外見はストライカーの要素が強いが、内実としては「ストライカー・フレームの腕を取り付けたガンナー・フレーム」と言える。
単純に合わせただけではなく、頭部ブレードと右腕のクラッシャーアームの大型化(バスターアーム)などの、より攻撃的な改良もなされている。

ラウル用の赤い1号機と、フィオナ用の緑の2号機が存在する。EN回復(大)も健在で燃費もよく、ガンナーの武装によりロングレンジにも対応、と尖った部分こそないものの最強フレームに負けず劣らず優秀な機体。ただし、第2次OG以降の地形適応見直しの煽りをしっかり食っており、飛べるのに適応B(しかも登場マップは海戦で相手がジュア=ム)。

実は、OGMDでこのフレームにおける注目の強化ポイントはもう一つある。それはパイロットのエースボーナス。
ラウル:パートナーがフィオナだと、プレイヤーフェイズ開始時に一度だけ覚醒がかかる
フィオナ:パートナーがラウルだと、プレイヤーフェイズ開始時に一度だけ修行がかかる
何だ、この小指が赤い糸で結ばれてるコンビは。
精神コマンド及びW精神コマンドの中でも高めの消費を誇るこれらを一度きりとはいえノーコストで発動するというのである。つまりはスキル枠を消費しない2回行動+α。
元々OGにおけるこの二人はかつての恋人と全く進展しないのだが、公式は戦闘時のパートナーで異性を選択する自由さえ与えない気らしい。
ちなみにOGMDでこの手の「フェイズ開始時に」というボーナスは開幕1ターン目のPPには発動しないのに注意。
Zのダンクーガノヴァやガンバスターも似た能力を持っていたが、こちらは手間はかかるが発動タイミングを操作できるというのが最大のメリット。
それにしても、妹と組んで「覚醒」する兄…これだけ聞くと重度のシスコンである。妹は妹でPPが倍になるほど頑張ってるし。
…もう、この二人がカップルでいいんじゃないかな。結婚できないけどメインヒロインが妹だったゲームとかあるし。

【武装】

ガイダンス・マイン
Rで猛威を振るった武器も今回はMAP兵器。
ガンフェアリー下部から射出されたミサイル型のドリル機雷(削岩用レーザーを装備)をコントロールして敵だけを爆破する。
空適応がデフォルトでAだが宇宙適応はB。


ミサイル・ランチャー
両肩に搭載されたミサイル。ALL攻撃。
ガンナーフレームでは3コンテナ×2(両肩)であったが、2コンテナ×2となっている。


5連ガトリング・ビーム・ガン
ガンナーの武装。ちなみにこっちは5連なのに砲門が6つ


クラッシャー・アーム
ストライカーのクラッシャーアームの大型改良版。
ロケットパンチよろしく射出が出来る様になっている。右腕でブン殴った後吹き飛ばし、ヒート・ナイフで切り裂く。


ロングレンジ・プラズマ・カノン
ガンナーの武装。バックパックから伸びるキャノンでALL攻撃を行う。なお、地上マップの地上で使用した場合、リアルカットインが入る。


ギガント・バスター・アーム
恒例の全武装攻撃。ガンフェアリーをパージしてフローティング・タンク・モードに変形、砲撃させたところに本体がクラッシャー・アームで殴り飛ばし、背後からフェアリーが砲撃、トドメに展開したアームで粉砕する。
通常時はガンナーフレームに見えるデザインだが、この技でバックパックのガンフェアリーと分離、本体背面に隠れていたブースターユニットが展開されストライカーフレームに見えるようになっている。

◆余談◆

◎アージェントファイターの綴りはコンセプト上Urgent-fighterが正しいがゲーム内の略称はAF。
Argent-fighterだと読みは同じでも『銀色の戦闘機』である。…アイビスでも乗せるか?


◎当初第2次OGでは時流エンジンが解体されているため、R勢は戦闘には参加しない予定だったが、
それもどうかという事で後付けの形でエクサランス・レスキューが登場することとなったと、『ボイススパログ』にて語られている。
事実、キャラクター図鑑については通常の順番で登録されているのに対し、エクサランス・レスキューは
ラスボスの機体よりも後ろに登録されている。
…まさに最後のエクサランス。まあ、最後じゃなかったんですが。




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最終更新:2023年03月01日 03:55