聖母マリア

登録日:2011/12/24(土) 00:00:06
更新日:2024/03/21 Thu 21:05:46
所要時間:約 6 分で読めます




聖母マリアはイエス・キリストの母である。

マグダラのマリアとは関係無い。

またキリストが登場する作品の作者が同じ別の漫画に出てくるドS女や、ピチピチの人とは全く関係無い。
というか元ネタである。

聖母はカトリック教会、聖公会で最も一般的な称号である。
また、神の母、処女マリア、童貞マリアとも呼ばれる。

勿論最後は画面の前でドキッとしてる誰かさん達とは関係無い。

彼女はヨセフと婚約していながら、まだ男女の交わりをしておらず処女だった。

そんな中、「神の言葉を伝える天使」ガブリエルが
ガブリエル「あなたは神の子を宿しました。」
マリア「え?私まだえええ…えっちな事してないんですけど?」
ガブリエル「あなたは聖霊によってイエスを身篭ったのです。」
マリア「なん…だと……?」


因みに夫となるヨセフには受胎告知をしてなかった為、当時では妊娠を知ると本来世間に暴露した上で離縁するところだが、そうせずひそかに縁を切ろうとした。
ただ説によっては夢に受胎告知があったから離縁しなかった説もある。

この場面は多くの画家の題材にされてるが、マリアが読書の最中で、また百合が近くに生えてるか、天使が持ってきてるかという絵が多い。

因みにガブリエルは百合(意味深)なんかを手にして、大概美しく見えるが無性か男性である。
おなごの聖性(地母神信仰)なんぞ認めてやるかい!……という思想によるもの。

絵だけ見て百合+美女2人=キマシタワー!!!

とか判断したら罰当たりである。
ぶっちゃけ、『同じ女同士だから安心して話を聞いた(意訳)』と解説してる例もある……そりゃそうだ。

因みにマリアはこれにより人間が本来持つ原罪を免れてるとされる。つまり超人の一人に選ばれたという事である。

これを聞くと不死身とか超常現象を起こしたとか聖書に残るんじゃないか?と思われるかもしれないが、筆者が探した文献には

特に載ってない
設定の無駄遣いである(※マリアが古の女神信仰の代行とされた後付け設定だからである)。

因みに、ガブリエルが如何に細身であどけない少女風で、
場合によっては豊かな胸が分かる様に描くのが“基本”になっててもキリスト教徒なら女の子と言ってはイケナイ。
やっぱり元ネタは古代宗教の女神だったとする説が有力。

何故なら、原始キリスト教に於いて女子は汚れた物で存在自体が救われないと考えられていたからである。

しかし死だけはしっかりと残されており「聖母の被昇天」として聖母マリアは人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰として残っている。
実際、当初は女神の神性剥奪を目論見、マリアを『ただの女』扱いしてた教会だが、地母神信仰がある地域では布教に抵抗された為に、地母神(おらほの女神さま)をマリアの姿に仮託して取り込むことで信仰を受け入れてもらったりと本末転倒なことをしていた。結果として、マリアの名は女神の名となってしまい、後には正式に聖人として認めなければならなくなったという話である。イエスも処女懐胎なんてめずらしい生まれかたをしていながらも、元々、大事にされてたのはユダヤ的にダビデ王の子孫の証明=父親のヨセフの息子であること……だったのだから尚更意味がわからないが、ここにはユダヤ教→キリスト教への教義体系のシフトの理由が見える。救世主自体を信仰の主体とする為に、イエスは直接的に『神の子』とされなければならなかったのかもしれない。

因みに聖母マリアが人々の前に現れたんじゃない?というかのような偶然を聖母の出現という。

よくあるのはマリア像から涙が流れるという現象を出現としている。
と聞くと誰かの悪戯でもバレなかったらそれになるという考える人もいるがその通りである。

しかしまだ非公認ではあるが、日本でも聖母像に助命を懇願した子供が救命される等の事態が起きている。


とりあえず困ったら聖母マリアとは限らず何かに祈れば助かるかもしれないという事である。

勿論某自称新世界の神のように死神とかに助けを求めても何も起こらないことも多いので悪しからず。



さて、くっそ真面目な解説はここまでとしよう。

なんでリア充共がウハウハする日にこんな項目が建てられたかと訝しむ人も多いだろう。

しかしこの項目はまずこのサイトにはいないだろう人達への警告である。

前述した通り、マリアはヨセフの婚約者だったが、処女のまま生まれているのである。そしてクリスマスはキリストの生まれた日である。


これが意味するのは

クリスマスにセックスするのは彼女やキリスト教への最大限の侮辱である。

また、処女受胎という関係上、クリスマスに処女を奪うという人の手で血を流させる汚染のような行為は実に相応しく無いとも言える。

何ふざけた事を言ってるんだと思った方もいるかもしれないがこれについてはローマ教皇も言及している。

「…(省略)現代の消費社会の中で、この時期が商業主義にいわば『汚染』されているのは残念な事です。このような商業主義による『汚染』は降誕祭の本来の精神を変質させてしまう恐れがあります。降誕祭の精神を表すのは、精神の集中と落ち着きと喜びです。この喜びは内面的なもので、外面的なものではありません。」

つまり、クリスマスに合わせてホテルの値段を釣り上げて「儲かったぜヒャッホイ!!」と外面的な喜びをしたりする連中に金を出したり、
腰を落ち着きなく女性の中へハッスルさせたりするのはローマ教皇がいう「汚染」にまず入るだろう。


この項目を読んだ諸君はクリスマスイブからクリスマスにかけては精神を集中し、落ち着き、喜ぶべきである。

また、この日にかけては「リア充爆発しろ」ではなく「反逆者よ裁きを受けろ」とでも書き込もう。

仏教徒やらイスラム教徒はたまた18歳教徒でもクリスマスを祝う日本だからこそやはり敬意を払うべきでは無いだろうか。


追記・修正は精神を集中し、落ち着き、様々な項目がアニヲタWikiに誕生する事への喜びを思いながらお願いします。

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最終更新:2024年03月21日 21:05