アカシックオージャ

登録日:2011/10/26(水) 11:10:14
更新日:2022/08/31 Wed 13:01:33
所要時間:約 6 分で読めます




TAKARA TOMY

『あいつか?』



『ああ、知ってる。話せば長い。』



Wizards of the Coast


彼はステロイドウィニー使いと呼ばれた男。かつてのボルバルマスターズの元凶。


『今のデュエル・マスターズの勝ち方は3つに分けられる。マゾロマで4キルする奴、キリコでずっと俺のターンする奴、ハンデスでなにもかも台無しにする奴、この3つだ。あいつは……』





『よう相棒。いい眺めだ。』

『ここから見ればどれもサファイアと変わらん。』

私は、トップメタを追っている。

『あれはトップメタの溢れる、青い冬だった』


《運営より全地雷使いへ、殿堂入りリストの変更は許可出来ない》

『だろうな。パワフル・ビーム上乗せだ』

『こちら赤白のジョバンニスコール。可能な限り遅延する!』
『引き分けるなら大会運営が滞らないように頼む。』

キリコ・マスターズには謎が多い。

誰もがトップメタとなり、誰もが地雷となる。

そして誰が殿堂入りで、誰が無罪放免なのか?

いったい、『クソゲー』とは何か?


《ネクラヴォルグ急接近!》

《クリーチャーを増やし、ライブラリーの安全を確保せよ!》

『フルクリホーガンでお出迎えだ!』

東京ビッグサイト、通称『全国大会』

トッププレイヤー達に与えられた舞台。


『キリコ狩りだ』

『あいつアナカラーだ!油断すんな!』

『全国大会がなんだ!トリーヴァでやってやる!』


『デュエル・マスターズにルールはない。ただ殲滅するだけ……』

『戦いは相手のアドバンテージを根刮ぎ奪っても終わらない』


『受け入れろ小僧、これが理不尽ゲーだ』

変化する殿堂入り


錯綜するメインメタ

『アカシックの犬が!』


突如降りかかる地雷。

『除去れよ!臆病者!』



Duel Master's
the akashic war






新感覚アルバイト
山札めくって究極火焔乗せるだけ








アカシックオージャとはデュエル・マスターズのデッキのひとつ。構築は主に青緑黒赤で構成される。



  • 簡単な勝ち方の説明

イモブレ張ってアカシックサードで相手クリーチャーを殴るだけ。通れば勝ち。


意味がわからない?
それじゃ実際の流れを見てみよう。

(´・ω・)『キサナティック・X詠唱!アカシックサードとお前のグレート・チャクラを選ぶ。おい、デュエルしろよ!』

(´^ω^`)『おまえのクリーチャーのパワーは1000しかないぉ。いくらイモブレでスレイヤーが付いてたって次のターンにはまた覚醒しておしまいだぉ!』

(`・ω・)『何を言っているんだ?このターンで終わらせてやんよ』

(´^ω^`)『ひょ?』

(`・ω・)『アカシックサード効果!バトルしてる時にクリーチャーが出るまで山札をめくり、出たクリーチャーに変身する!』

(´^ω^`)『ひょーっ!?』

(`・ω・)『バイスホール、エナライ、デモハ、海底、イモブレ、スパゲ……』

(´^ω^`)『何をする気だぉ!デッキからバカスカ呪文とクロスギアばかり…まさかっ!』

(`・ω・)『究極火焔!アカシックサードはめくれた究極火焔になりきる!そしてイモブレでスレイヤーを持ったチャクラとバトル!』

(´^ω^`)『ンァアアアアアアアアッー!(迫真)』


ざっとこんな感じになる。
まだわからない?OK、1枚ずつ説明していこう。
実際の細かいテキスト等は上のネタでスペースがカツカツなので本家Wikiでどうぞ。

  • 電磁無頼アカシック・サード

青緑のサイバーロード/ビースト・フォークの小型クリーチャー。バトルをしている時に山札をクリーチャーが出るまでバーサーカー・ソウルし続け、めくれたクリーチャーにそのターン終了まで『なりきり!アミュレット(ry』する。なりたい自分になれるかは運次第……と言いたいところだが、なりたい自分をひとつに絞ればバトルするだけでいつでもなりたい自分になれてしまう。ついでにアカシックサードになりきるともう一回!と再び変身する。

  • ケンゲキオージャ〜究極火焔〜

アカシックサードでなりたい自分。ぶっちゃけ赤で触るのはケンゲキ3〜4枚だけ。こいつが相手の除去で死んだらデュエルに勝つというちょっと自演っぽいエクストラウィン効果を持つ。『なりきり!アミュ(ry』して退かされれば勝ちなのだが、問題はこいつになりきってもそのターンに退かさなければまたアカシックサードに戻ってしまうのである。

さて、この2枚の問題は『バトルしなければいけない』『そのターンに除去されなければいけない』という2点となる。

それを解決するために以下のカードが採用される。

  • イモータル・ブレード

場に置けば全てのクリーチャーがスレイヤーを得るクロスギア。相手のクリーチャーにスレイヤーで究極火焔を斬らせれば勝利条件を満たせる。

  • キサナティック・X

クリーチャー2体選んでバトルさせる呪文。攻撃を介さず、しかも除去にも使える。アカシックサードをバトルさせる条件もこれで満たせる。要するにイモブレ張ってから『おい、デュエルしろよ』と言って究極火焔がめくれたら勝ち。

デッキ構築は上記のカードの他にはドロソと他の手段でも勝てるように超次元呪文をいくらか、手札に来てしまった究極火焔をデッキに戻す手段などを満載する。

え、クリーチャー?究極火焔とアカシックサードだけですがなにか?

最速を狙うとこんな構築となってしまうので条件さえ整えれば瞬殺となるが、今は亡きヴォルグ・サンダーは大の天敵だった。クリーチャーを増やしてヴォルグ・サンダーに対抗することも出来るが、最速は不可能となりノロノロしているとキリコ等に蹂躙されてしまう。ただでさえアカシックサードは変身してなければ貧弱!貧弱ゥ!なクリーチャーなのでバカスカ除去されてしまうのだ。最速を狙うほうが確実だろう。

そして、その最速での究極火焔は相手を唖然とさせることが出来るのは間違いない。

かつてはアカシックサードを集めるのが少々面倒だったが、2022年にはDMEX-18にてアカシックサード及びケンゲキオージャが再録され、大幅に集めやすくなった。プレイングも割とシンプルなので、このデッキで始めてみてはいかがだろうか?

追記修正はなりたい自分になりきってからお願いします。
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最終更新:2022年08月31日 13:01