ロックマンエグゼ(アニメ)

登録日:2010/10/04 Mon 04:13:01
更新日:2023/12/23 Sat 21:20:42
所要時間:約 12 分で読めます






プラグイン!

ロックマン・エグゼ

トランスミッション!



カプコン製作のゲーム『ロックマンエグゼ』シリーズを原作としたテレビアニメ。


【概要】

テレビ東京系列にて2002年から放送(ローカルでも放送)。
アニメーション製作はXEBEC。

ロックマンシリーズのアニメーションは、ゲーム内やCMにおけるアニメ、アメリカの『MEGA MAN』等が制作されてきたが、
日本で全国放送されたテレビアニメとしては本作が初となる。

◆シリーズ

タイトル 放送期間 話数 ベース
第1シリーズ『ロックマンエグゼ』 2002年3月4日~2003年3月31日 全56話 1、2
第2シリーズ『ロックマンエグゼAXESS』 2003年10月4日~2004年9月25日 全51話 3、4
第3シリーズ『ロックマンエグゼStream』 2004年10月2日~2005年9月24日 全51話 3、4、5
第4シリーズ『ロックマンエグゼBEAST』 2005年10月1日~2006年4月1日 全25話 6
第5シリーズ『ロックマンエグゼBEAST+』 2006年4月8日~2006年9月30日 全26話 6、トランスミッション、P.o.N

の計5シリーズが放送された(無印は月曜夕方、以降は土曜朝)。無印はDVD等で1~25話を『ファーストエリア』、26~56話を『セカンドエリア』と分けている。
このうち、『BEAST+』は「おはコロシアム」内での10分番組であり、キャラクターデザイン担当が石原満から足立慎吾に変更されている。

なお、展開時期の関係で『ロックマンエグゼ レジェンドオブネットワーク』関係は出ていない。


◆映画

『Stream』の時期に『劇場版 ロックマンエグゼ 光と闇の遺産』が公開(海外では未公開)。
本編『Stream』とは連動しており、お互いに伏線を回収する場面やリンクする場面がある。
バレルのPETの状態も連動要素のひとつである。
同時上映の『デュエル・マスターズ(アニメ)』と共演しており、ゲームのエグゼ5ではコラボのギガチップが、TCGデュエマには勇騎恐皇フォルテが登場した。

◆特徴

主要登場人物は原作を踏襲しているが、ストーリーはほぼオリジナル。原作を踏襲した話の方が珍しい。
これに伴い、 登場人物の性格や役どころも独自の者が多く、原作では憎めないタイプの人がゲスになったり、逆に最後まで悪役だった人物が改心/最初から善人として登場することも
4クールアニメかつ1~2話で1エピソードが完結することから、「1人の悪役が1つの事件を起こして、後はボスラッシュ以外出番なし」だった原作に対し、敵味方の再登場が多い。

ゲーム中では描かれないプラグインやバトルチップ転送時の熱斗たちの動き、PETの操作などが細かく描かれているのも特徴の一つ。
プログラムアドバンス」実行にはただチップを組み合わせるだけでなく、タイミングよく転送することが必要である、
ナビが(デリートされない程度で)一定のダメージを受けると強制的にプラグアウト(これをログアウトと呼称する)されPETで修復を受ける*1等、原作ゲームからアレンジが入った設定もある。

第2シリーズである『AXESS』からは、アニメオリジナル要素として「クロスフュージョン」が登場した。
ディメンショナルエリアと呼ばれる特定の空間内でシンクロチップをスロットインすると、その名の通りオペレーターがナビと合体したような姿になれる。
電脳世界から実体化したダークロイドやアステロイド、ゾアノロイドに対抗するべく使用される。
『AXESS』序盤は熱斗とロックマンのみだったが、のちに炎山とブルースが使用可能になり*2、『Stream』からライカとサーチマンや、メイルとロールなど多くのキャラクターがクロスフュージョン可能になった。

完全に変身ヒーローアニメだが評判はよく、ストーリーを盛り上げるのに一役買った。
ちなみに、初変身時から変身バンク映像を切られたりしている。
戦隊シリーズでいうところの電脳世界戦=等身大戦、クロスフュージョン戦は巨大戦ということである。
またプログレスPETに変えてからは初期組であるロックマンとブルースのクロスフュージョン時のデザインが変更されている。
Stream序盤はアドバンスドPETによるクロスフュージョンだったため、違いがわかりやすい。

劇場版とのタイアップとして、ゲームのスタッフもクロスフュージョンロックマンを描いている。


『R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』『ロックマンエグゼ オフィシャルコンプリートワークス』『R20+5』には、アニメスタッフの描き下ろしイラストも寄稿されている。



【あらすじ】

西暦200X年。
コンピュータネットワークが高度に発展し、ネットワーク技術が様々な分野に利用されるようになった社会。
人々は携帯情報端末「PET (PErsonal Terminal)」と擬似人格プログラム「ネットナビ」のサポートによって、
専門的な知識を持たずして数々のネットワーク技術の恩恵を受けられるようになっていた。

しかし、生活が便利になっていくその一方でネット犯罪も増加し、特にネット犯罪集団によるウィルス被害も身近なものになっていた。

明るく元気な小学生、光熱斗とそのネットナビ、ロックマンは事件を日々解決しながら、裏で暗躍する組織に立ち向かっていく。


【主な登場人物】

◆主要人物

CV:比嘉久美子
本作品の主人公。
秋原小学校に通う明るく前向きな性格の少年。
勉強は不得意だが、ウイルスバスティングで才能を発揮し、ロックマンと共に世界の危機を救う事になる。

原作では一応チャーハンが好物だったが、本作ではカレーマンゴーが大好き。カレーネタの話になると暴走するカレーの申し子。

態度も良く目上の人物には敬語で接する等、ゲームや漫画(鷹岬版)よりも礼儀正しく優しい子。
また、原作では呼び捨てにしていたメイルとやいとを『ちゃん』付けで呼んでいる。

CV:木村亜希子
熱斗の所有するネットナビ。
青いボディカラーが特徴。
原作ではどのオペレーターもプラグインの時にはナビの名前の後に「.EXE」を付けていたが、アニメではロックマンのみ「エグゼ」と付く。

生真面目な性格で、原作とは異なり熱斗と同じく異性からの好意に鈍感。ロールを怒らせてしまうこともしばしば。
何故か幽霊が苦手。

主な攻撃方法はロックバスターとバトルチップ。
スタイルチェンジソウルユニゾン獣化といった他のナビにはみられない、様々な能力が発現する。

スタイルチェンジは一部原作と異なる性能を持ち、特にアクアカスタムはチート級の性能を持つが反動も大きい切り札的スタイルとして運用された。
スプレッドガン×5は最早ビーム砲
バグスタイルはうん…もう…なんなんだろうアレ……
しかし、『AXESS』ではクロスフュージョン推しの都合によりスタイルチェンジ能力を剥奪される憂き目に……

ゲーム版とは出自が違い、普通の(?)ネットナビ。具体的に言うとパパがマッドサイエンティストじゃない。
ただ、アニメ内ではあまり詳しくは語られなかったが、「究極プログラム」という特殊なプログラムを持っており大きな潜在能力はそのためであるらしい。


CV:水橋かおり
熱斗の幼なじみ。ピアノが得意だが、ゲーム同様滅多にひかない。
危険に飛び込んでゆく熱斗をいつも心配している。
性格は原作よりも少しキツイが、熱斗のことを恋愛対象としてかなり意識しており間違いなく正ヒロインの立ち位置。
プリンセス・プライド等のほかの女の子が登場する話でヤキモチを焼くことが多い。
シューねえちゃんが熱斗にピッタリくっついた時や熱斗がジャスミンの話ばかりした時もツンツンしていた。
本作のサービス要員でよくコスプレする。

原作と違い熱斗やデカオからはちゃん付けで呼ばれている。
原作だと『4 レッドサン』以外は事件に巻き込まれたりロールのナビチップを提供するのがお仕事だったが、本シリーズではロール共々レギュラーとして活躍する。
『AXESS』では一回だけクロスフュージョンすると思いきや夢オチでした。
『Stream』にてラッシュシンクロチップを使い正式にクロスフュージョンメンバーとなる。

ロックマンシリーズ25周年である2012年において、メイルちゃん達ヒロインがアイドルユニットを結成してCDデビューするというエイプリルフールネタがあった。
イラストは後述の『R20+5』にも収録されている。

CV:城雅子
メイルのナビ。
戦いはあまり得意ではないが、一期では原作でフルボッコにされたカラードマンを倒したり、ロックマンと共闘したりと結構がんばっている。

原作ではロックマンを『ロック』というあだ名で呼んでいたが、アニメでは『ロックマン』と呼んでいる。

ロックマンに恋愛感情を抱いているのは原作と共通。
しかし原作とは違ってロックマンが女性の気持ちに疎いため、時折デリカシーのない発言をするロックマンに激怒し、喧嘩に発展することも。
頬を膨らませて怒る姿はとても可愛らしいが、原作より精神的に幼く見えることもある。
『Stream』ではメディをライバル視し、時に修羅場を繰り広げた。

無印のとある話で女王様と化す。

◆熱斗のライバル

CV:斎賀みつき
政府公認の腕をもつオフィシャルネットバトラーのエース。
初期は誰に対してもイヤミで失礼な一面が目立ったが、次第に真面目で素直な性格に。
基本的にはクールで熱斗のライバル的存在。
初期からプログラムアドバンスを自在に発動し、当初は熱斗とロックマンを圧倒していたが、彼らの成長によりライバルと認めるようになる。
原作と違い熱斗のことは名前で呼ぶ。

巨大企業、I.P.C (伊集院PETカンパニー)の御曹司でもある。
頭はカリメロ。
何故か災難にあったり、浮世離れした人物に振り回されることが多い。

君のハートにプラグイン!
というキャラに合わないPETの宣伝文句を言わされ、熱斗たちに爆笑されたことも。

CV:松風雅也
炎山の持ちナビ。
ロックマンと対照的に赤いボディカラーが特徴。
バイザーで目元を隠しており、その素顔は明らかになっていない。
ロックマンと同じく「究極プログラム」を持つ。

炎山が母を亡くしたばかりの幼いころに父親から貰ったナビで、彼と同じく常にクールな剣士。
炎山のナビである事を誇りに思っている。

手段がなかったとはいえダークチップを使ってしまいネビュラの手駒にされ、さらにチップの中のダークロイド因子によりダークロイド化したが、紆余曲折の末元に戻る。
ダークロイド化したブルースのデザインはアニメオリジナル。

シャキーン!!

余談だが原作では悲しみや優しさなどの感情はプログラムされてないという設定があったが、アニメの彼はいろんな意味でそうは見えない

CV:結城比呂(現・優希比呂)
シャーロ国の軍人にしてネットセイバー。
訓練を積んでるためか冷静沈着な性格で、バイク、スノーモービル、戦闘機の操縦が出来る。

原作では(本筋ではレッドサン、チームオブブルースのみの登場のため)そこまで目立つキャラではなかったがアニメでは出番が多く、
Stream以降は熱斗、炎山と並ぶメインキャラとなる。サーチマンの色や能力が他の二人とちょうどよく纏まっているのも大きいか。
しかし、3人そろった場面は存外少なかったりする。

CV:福山潤
ライカのナビ。
検索能力や狙撃が得意。
冷徹に見えて仲間想いである。

◆熱斗の友人

『AXESS』以降は準レギュラーに。

  • 大山デカオ
CV:沼田祐介
熱斗の同級生でガキ大将タイプ。
面倒なことを熱斗などに押し付けることもあるが、実は弟思いで友情に厚い性格で、いざというときは頼りになる人物。
シリーズを追うごとにメイル以外の同級生組の出番が減る中、後述のマハ一番で働くという形で一定の出番をキープ。
当初は熱斗を倒すための修行目的での住み込みだったが、次第に身も心もカレー屋になってしまい、三度の飯よりカレーを作ることが好きになる。

原作ではメイルには友人以上の感情は抱いていなかったが、アニメでは好意を抱いている。
しかし、他の女の子にも好意を持つなど惚れっぽい。

  • ガッツマン
CV:下山吉光
デカオの持ちナビ。
力が強いが頭は弱い。そしてデカオ共々何かと不憫な役回りが多い。
こちらはロールに惚れており、ファラオマンの罠から身を挺して彼女を守ったことも。
口癖は「~でガッツ」「~でガス」。
ギャグ的な役回りが多いが、『BEAST+』では彼の素直さがゼロを変えていくこととなる。

  • 大山チサオ
CV:石村知子
デカオの
ゲーム版と異なり普通にいい子。
無印ではアメロッパに留学中の天才児。
オペレートも上手く、ガッツマンと組んだ時にプログラムアドバンスを発動させたり、騙されてマハ一番に襲撃に入った際には彼らのナビを蹴散らしていた。
AXESS以降は日本に戻り、兄に変わりレギュラーキャラとなるも天才児設定を忘れたのか、ただのリアクション要因と化した


  • 綾小路やいと
CV:芳野日向子
熱斗の同級生で大企業ガブゴン社の社長令嬢
ピカピカのデコがまぶしい。
上記の3人より2歳年下だが、IQが高いため特別に飛び級している。
手が小さいためPETの操作が苦手。
トイレに行けなくて困る展開が何故かやたら多い。

原作では熱斗のことは「光くん」と呼んでいたが、アニメでは「熱斗」と呼んでいる。

金持ちっぷりが限度を超えたレベルになっており屋敷が日本ではありえない豪邸なのは序の口。
ヘリコプターや潜水艦、地底戦車に宇宙船、巨大ロボまで用意したことがある。
ちなみにヘリコプターは無印最終回などでちゃんと落ちてる
メイドさん達がとても美人だが、鬼龍院桜子(CV:笹本優子)という幼いドジっ娘もいる。

炎山とは先祖代々関係があり、反目しつつもフラグを立てまくっている。
アネッタとは炎山を巡るライバルのような関係に。

  • グライド
CV:川津泰彦
やいとの持ちナビ。
分析力に優れ、身の回りの世話を任されている執事的存在。
彼女の行動に振り回される事多数で、本人も時折それをぼやいている。
ゲームと異なり、空を飛びロックマンを乗せたり一緒に戦ったりすることも多いが、基本的にはレアチップ頼みで本人はそんなに強くない。

グライドキャノン!

  • 氷川透
CV:渡辺久美子
熱斗の友達。
物事を冷静に判断し、冷めた視点で何かと突っ込むことが多い。
温泉部部長。
『BEAST+』ではスケートをしながらバイオリンを引く妙な習い事をしていた。

ちなみに、原作では登場はするがグラフィックがモブだったので、実質アニメオリジナルキャラ
そのためか良くも悪くも特徴のないモブイケメン顔。
後にゲームのスタッフがイラストを描いており、後述の『エグゼ OCW』にも収録されている。

  • アイスマン
CV:野田順子
透が使うお子ちゃまナビ。原作では透の父・清次のナビ。
雪や氷を操るのが得意。
やや臆病だが、基本的には心優しく常識人。

アニメオリジナルのソウルを出す案もあったらしく、OCWにはアイスソウルのスケッチが収録されている。

◆熱斗の両親

  • 光祐一朗
CV:永野広一→川島得愛
熱斗の父。
科学省でネットナビの研究をしている。
ただ一期では冒険家として世界を回っており、AXESSから科学者としての活動を増やしていった。
緊迫した場面でも好物のはる香のスパゲッティを食べたがるなどかなりマイペースな性格だったが、次第にゲーム同様の真面目なイメージが強くなっていった。

やることやったらまた冒険に戻ると言っていたが、最終的にいろいろ忙しかったのもあってか、『BEAST+』になっても冒険に戻ることはなかった。
ロックマンや疑似人格プログラムを搭載したネットナビの生みの親。

正義感が強い性格は息子の熱斗に受け継がれているようだ。

映画では子ども達にトラウマを植え付けた。

  • 光はる香
CV:城雅子
熱斗の
仕事で留守がちな夫に代わり光家を守っている。
料理が得意。

度々危険に身を投じる熱斗を心配しているが、任務の名目で旅行に行く熱斗と祐一郎を羨ましがることも。

◆熱斗の周囲の大人

  • 大園まりこ
CV:日髙のり子
明るい性格の教師。熱斗たちのクラスの担任。
時として優しくも厳しい一面も見せる。
余談だが、ゴスペル首領と同じ声なので不穏な想像をしたファンもいたのでは?
『AXESS』と『Stream』では、顔のよく似たゆりこと共に物語のキーパーソンのひとりとなる。


  • 名人
CV:藤原啓治
伝説の69連勝を誇るネットバトル名人。このアニメには100連勝とか出てきたりするけど
当初は高い技術力を持った謎の人だったが、次第に車の運転や作戦指揮など熱斗たちのサポート役に徹するように。
ミニカーや食玩のコレクションが趣味。
アニメでは熱斗達に「名人さん!」と呼ばれて「さんはいらない!」と返答するのがテンプレ
『Stream』以降ではディメンショナルエリアを発生させるのが主な仕事になる。

なお、科学省の人なのかネット警察なのかいまいち所属がはっきりしない人。
作中でも突っ込まれてるが本人は曰く「私は名人、それだけだ。」

  • 魚屋のマサ
CV:堀川仁
主な人となりはゲームと同じだが、インターネットや横文字に疎くPETを所持していない変人。
まりこ先生に惚れておりしばしば恋敵の日暮と争っている。


  • サロマ
CV:南央美
ゲームの弁当屋と異なり、花屋を経営する自然を愛する女性。

  • 黒井みゆき
CV:氷青
骨董屋ではなく占い師の女性。
クールで冷徹な性格。

  • ラウル
CV:飛田展男
アメロッパの貧民街に住む大柄の男。
サンダーマン(CV:中村大樹)をオペレートする実力者。
実直な性格で熱斗ともすぐに打ち解ける。
『AXESS』以降も何度かゲスト出演しており、そちらでは炎山と組むことが多く、相変わらずの実力を発揮していた。
が、少しネタキャラ化もしている。

  • 貴船誠心
CV:中嶋聡彦
ネット警察の警視総監。禿で太った偉い人。
やや厳しいが根はやさしい。

  • 真辺鈴
CV:山口由里子
ネット警察に勤める女性。階級は警視。
総監の補助や前線で仕事をする。
のちにバトルチップゲートで戦闘補助もしてくれるようになる。
『Stream』では敵の馬鹿な作戦のせいで体重を増やされてしまったこともある。

  • 岬悟朗
CV:松本大
ネット警察所属の刑事でプリズマン(CV:小野大輔)をオペレートする。
クロスフュージョンのテスト1号に選抜されたが、シンクロ率の低さからクロスフュージョンを維持できなかった。
ネットバトルの腕自体はかなりのものでグラビティマンも楽々封印するほど。
正義感が強く、精神的にも成熟していたが、騙されてダークシンクロチップを使わされてしまいプリズマンもろともネビュラの手先にされてしまう。
知り合いであるため本気が出せなかったとはいえ、クロスフュージョンした熱斗を追い詰め、PETを破損させた隠れた強敵。
敗北後は刑事として復帰。
『AXESS』終盤にゆりこと共に一度生死不明になるも生きており、streamにも登場している。
ネットナビ共々アニメオリジナルキャラ。
ゲームに出たらプリズマンは名前的にプリズムコンボきめてきそう?*4


◆ヒグレヤ

  • 日暮闇太郎
CV:うえだゆうじ
ナンバーマン(CV:うえだゆうじ)のオペレーターで原作と同じくヒグレヤの店主。
ゲームと違い、WWWには属しておらず、むしろWWWを「あんな品のない犯罪者集団」と批判している。
学校で立て籠り事件を起こしたのも「レアチップの使い方の下手な子供達にチップの使い方を指導するため」という理由から。
その後、原作と同じようにナンバーマンがロックマンに敗れた後、熱斗やまりこ先生に叱咤されて改心してヒグレヤを開業する事になった。
無印では実況者になったり、大金持ちになったりと忙しかったが、『AXESS』以降は出番が減っていく。
しかも、エグゼ5の時期に当たる3期ではナンバーマンとトードマンの代わりにロールとニードルマンがクロスフュージョンメンバーに選ばれたため、原作と異なりメインメンバーには入れなかった。

CV:能登麻美子
ツインテールの薄幸美少女。アクアマン(CV:千葉千恵巳)をネットナビとする。
不幸を呼ぶ女を自称し、実際運も悪いのだが、オーバーに嘆くためぶっちゃけ鬱陶しい(弟たちも姉は大げさと認めている)。
日暮にそのことを一喝されて以降、感謝してヒグレヤで働くようになる。

◆ネット犯罪組織WWW(ワールドスリー)

CV:長克巳
ネット犯罪組織WWW(ワールドスリー)の総帥。
かつてはロボット工学の第一人者だったが、自らの研究場所を奪ったネットワーク社会そのものを憎み、壊滅させるためWWWを結成した。
悪人ながら人望は高く、それゆえWWWには有能な人材が集まりやすいとも言われている。

ゴスペル編の後に姿を消し、『Stream』でいつの間にか改心して再登場。
空き缶をリサイクルしながら生計を立てる世捨て人となった。
本人曰く「地球が無くなったら美味いものが食べられなくなるから」という理由で熱斗たちをサポートする。
とんだツンデレジジイ……と見せかけて、その裏には彼なりのけじめや義理があった。

『BEAST』では別の世界であるビヨンダードの彼が、電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザーを操る黒幕として立ちふさがる。

CV:小西克幸
原作同様、WWWの一番手。
ファイアマン(CV:加藤木賢志)/ヒートマン(CV:二又一成)を相棒とする。
WWW壊滅後は、バイトをしながら世界中で熱斗を追いかけていたが、紆余曲折を経てMaHa壱番の店員となり、個人的に熱斗たちをライバル視しつつもなにかと協力するようになる。

CV:三宅健太
エレキマン(CV:鈴木千尋)をナビとする。
WWW壊滅後は、MaHa壱番の店員となり(ry
原作ではWWWの中でもかなりの外道だったが、本作では他のWWW組同様にコメディリリーフに転身。
後述の「兄」との対決ではエレキマンやWWWメンバーとの絆を垣間見ることが出来る。
他にもアニメオリジナルの母や妻など家族関係の話がやたら多い。

CV:野田順子
カラードマン(CV:うえだゆうじ)を相棒とする。
WWW壊滅後は(ry
原作ではマハ同様1作目以外影も形も無かったことを思えば彼女もかなりの出世組。
「女同士の戦い」を描くうえで動かしやすいのか、メイルちゃんややいとちゃんとの絡みが多い。
歳なのを気にしている様子。

  • マハ・ジャラマ
CV:園部啓一
マジックマン(CV:小西克幸)を相棒とする。
ある意味原作との違いを象徴するような男で、「ラスダンの中ボス」から準レギュラーに大出世した。
…のだが、やたらと咬ませ犬になる事が多く作中の戦績はパッとしない。
WWW壊滅後も一度は熱斗たちにリベンジを挑むが、その後は改心(?)しカレーショップ「MaHa壱番」を開く。
以降は熱斗たちにも協力する姿勢を見せるが、ゴスペルの黒幕がワイリーと知った際は即手を引く冷徹な一面も見せた(曰く、ワイリー様には逆らえない)。
しかし、ネオWWW台頭時には率先して妨害をし、熱斗たちを補助するなどやはり優遇気味。

ゴスペル

無印に登場。WWW壊滅後に台頭したネット犯罪組織。

  • ゴスペル首領
CV:日髙のり子
ゴスペルの首領。

CV:千葉進歩
エアーマン(CV:千葉進歩)のオペレーター。
彼のエピソードはこのアニメには珍しく原作再現度が非常に高い。

CV:梅津秀行
ゴスペル幹部。マグネットマン(CV:河野智之)をナビとする。
実は前述のエレキ伯爵の兄で、彼と1VS1の戦いを繰り広げるエピソードも。
ワイリーを気持ち悪いほど信奉していたり、女装趣味持ちになったりと変な扱いを受けることが多いが、ゆりことまりこ先生を間違えた際にはガチで先生を殺そうとするなど悪辣な面も持ち合わせている。
Stream以降は脱獄の礼として娘にこき使われるようになるが、娘をうまく誘導しているような一面もあったり、クロスフュージョンメンバーを出し抜いたりとギャグキャラだが食えない一面は最後まで健在であった。

CV:岡野浩介
クイックマン(CV:茂木優)をネットナビとする。
経緯や心情が詳しく描写されており、ゲーム版にあった愉快犯的な一面がほとんど描写されないため、悲しい悪役という印象を強くしている。

CV:田中総一郎
首領の命令を忠実に実行するゴスペル司令官。自立型ネットナビ。

◆ダークロイド

『AXESS』より登場。電脳世界深部で自然発生したデータ生命体。
ダークチップを求め、シェードマンとバブルマン以外は中盤以降はネビュラの配下になってしまう。

CV:中村秀利
ダークロイドの首領。くせ者揃いのダークロイドを束ねるだけの器と実力を持ち、ロックマンとブルースの二人がかりでも歯が立たない強さを誇る。
Dr.リーガルと腹の探り合いをするも、彼に出し抜かれ部下を奪われた挙句封印されてしまう。
終盤フォルテの手で復活するもクロスフュージョンしたリーガルにデリートされた。

CV:芝原チヤコ
シェードマンを慕うおっちょこちょい。
他のダークロイドと異なり、ダークチップを最後まで使わなかった。
半分ギャグキャラだが、シェードマンへの忠誠心は本物で最後まで彼に従った。
はじめは力を得るために近づいていたが、アイスマンやアクアマンとは友情で結ばれていくようになる。
ダークロイドの中では長生きして『BEAST+』まで登場している。

CV:松本大
最初に現れたダークロイド。
『AXESS』OPで爪をふるってるやつ。
何度もロックマンの前に現れるも最後はダークチップで暴走状態になってしまい、デリートされた。

CV:保村真
町の電力供給のバランスを崩すなどをしたダークロイド。

CV:吉野裕行
データを養分にして花を咲かせたダークロイド。

CV:梁田清之
ダークチップ製造工場の護衛などをしたダークロイド。

  • バーナーマン
CV:三木眞一郎
炎に関係した作戦をすることが多いダークロイド。
アニメでは火村アツキとは無関係。
狂暴かつ残忍な性格だが、ロックマンがバーナーマンとの決闘に赴いた時は、腕にアクアマンとロールがくっついていたため、彼女連れと思い込んでブチキレる大人げない一面も。

CV:西村知道
映画館などで事件を起こしたダークロイド。
ソードも受け止めるテープやビデオ映像からコピーを作る能力など間違いなく強敵なのだが、視聴者に話しかけてきたり、ビデオテープ故に湿気や磁気に弱いことをネタにされたり半分ネタキャラ。

  • ビッグ・ブラザー
  • リトル・ブラザー
ダークロイド「マスクドサンダー」をオペレートする謎のアフロの二人組。
片言の日本語を使い、ノリノリで戦うが、ソウルユニゾンしたロックマンが全く敵わなかった強敵。

◆ネビュラ

『AXESS』より登場。
Dr.リーガルを首魁とし、世界征服(とデューオの撃退しその技術力を得る)を目的とする。
ダークチップを製造し、ばら撒くことで世界を混乱させた。

CV:中多和宏(現・中田和宏)
光祐一朗とも交流のある科学者。
実際はネビュラの首領であり、ダークチップやディメンショナルエリア発生装置を作り出し、ダークロイドやネット警察を手球に取り続けた。
『AXESS』、劇場版、『Stream』と長期にわたって暗躍し続けた。

CV:中多和宏(現・中田和宏)
リーガルのナビらしき存在。リーガルがレーザーマンを介して話しかけるような描写も存在する。
『AXESS』中盤以降はダークロイドたちの指揮官になるほか最終版ではリーガルとクロスフュージョンし巨大化。
圧倒的力を見せつけた。

  • 大園ゆりこ
CV:日髙のり子
リーガルに仕えている女性。
ニードルマン(CV:土屋利秀)をナビとし、ダークロイドたちの活躍できない現実世界で暗躍した。
まりこ先生とはとても良く似ている

CV:釘宮理恵
自分のネットナビをデリートしたブルースへの復讐のためにネビュラに協力し炎山に接近しようとした少女。
デリートの真相を理解した後は炎山・ブルースと和解。以降、炎山に好意を抱く。

CV:木村亜希子
『Stream』に登場。シェードマンがロックマンに埋め込んだダークロイド因子からリーガルが生み出したダークロイド。
知識も戦闘力もロックマンと同じだが、性格は冷酷かつ凶暴。
だが自分を作り出したリーガルには忠実。
初めはオリジナルのロックマンをバカにしていたが、次第に熱斗との絆を信じる彼を妬み、余裕がなくなっていく。

CV:陶山章央
スキーをする雪だるまのような姿をしたダークロイド。
リーガルがダークロックマン配下として生み出したダークロイドの一体。
なぜか4人の中で1人だけ短命であった。

  • クラウドマン
CV:志村知幸
雷様のようなダークロックマン配下のダークロイド。

  • スワローマン
CV:谷山紀章
ダークロックマン配下のダークロイド。
ゲーム版と異なり普通に悪い奴。

CV:田中総一郎
『Stream』に登場。大層な名前のコロコロ応募ナビ
ダークロックマン配下のダークロイド。
なぜか4人の中で1人だけちょっと長生きした。

◆デューオ

『Stream』に登場。

CV:乃村健次
争いを繰り返す危険種族『人類』を滅ぼすか否か審判を下しに現れた地球外ネットナビ。
もともとは他星でのネットの管理者として作られたが、暴走の末、自らの文明を滅ぼしてしまった。
人間とナビの融合である『クロスフュージョン』に強い興味を持ち、熱斗ら一部の人間に『紋章』を授け、人類が存続に足る存在かどうか見定めるべく様々な試練を与える。
その技術力はまさに規格外であり、時空すら自在に超える。

  • スラー
CV:渡辺明乃
デューオの忠実な配下である地球外ネットナビ。
アニメ版オリジナルキャラ。
デューオの指示を受けて人間達に試練を与える役割を持つが、まだ見定めているデューオと異なり、彼個人は人間を下等な存在と完全に侮蔑している。
人間たちにアステロイドを与え、世界を混乱の渦に落とした。
その戦闘力はフォルテを一蹴し、ロックマン、ブルース、サーチマン、カーネルらトップクラスのネットナビが4人がかりで挑んでもまるで歯が立たないほど。
その後もダークロックマンをデリートするなど猛威を振るい続けたが、『Steam』最終盤に復活したフォルテの前に呆気なく敗れ去った。

  • アステロイド
スラーが人間たちに与える特殊なネットナビ。
過去のデリートされたネットナビやダークロイドをスラーが再構築したもの。
人間の欲望をエネルギーとしており、そのエネルギーをデューオの彗星に与える役割も持つ。
各々が特殊能力を持ち、ディメンショナルチップをスロットインされると3mほどの巨大な姿で現実世界に実体化する。

なお、欲望といっても発言を拡大解釈したり、何気ない発言を真に受けたりもする上、行動を取りやめるように言うと逆切れしオペレーターを襲うなどかなり身勝手なナビが多い。
逆にネオWWWのメンバーのように最後まで邪悪であったアステロイドたちはオペレーターと友情を結んだような描写となっているのはなかなか皮肉。

なお、ヤマトマンのみ過去作に登場がないがアステロイドとして登場している。

◆クロスフュージョンメンバー

『Stream』以降に登場。デューオの紋章に選ばれたメンバー。
全員が己のネットナビと適合率が高く、ディメンショナルエリア内でのネットナビとの合体によるクロスフュージョンを可能とする。

CV:川上とも子
クリームランドの王女。
無印でゲストキャラとして初登場。原作と異なりゴスペルの一員ではない。
おしとかやで芯がある性格だが、お忍びであちこちに忍び込むなどお転婆な一面も。
ナイトマン(CV:堀川仁)をナビとする。熱斗が大好き。
『Stream』以降はライカとも行動を共にすることが多かった。

  • チャーリー・エアスター
CV:松本保典
腕利きのヘリコプター操縦士で、ジャイロマン(CV:岸尾だいすけ)のオペレーター。
隙あらば美女に声をかける軟派な一面があったが、最終的にはテスラといい感じに。

  • バレル
CV:千葉一伸、樫井笙人(老年期)
アメロッパの軍人で、アステロイドとの戦いに突然現れるナビ・カーネル(CV:安元洋貴)*5のオペレーター。
しかし、当人は『Stream』中盤時点で50代の筈なのに老衰死している、という謎の人物。
出番は少ないが、『Stream』の影の主人公とも言える存在。

  • ディンゴ
CV:山口眞弓
ジャワイ島に暮らす少年。トマホークマン(CV:阪口大助)のオペレーター。
来日してからはマハ壱番で働く。原作での頭の回る一面はどこへやら、超方向音痴のコメディリリーフになった。
『Stream』初出メンバーでは唯一『BEAST』以降でもレギュラーとして続投する。

  • ジャスミン
CV:千葉紗子
チョイナから来た薬剤師。
流石に原作のような問題行動はとらず、秘薬のレシピを悪徳企業に狙われたことが切っ掛けで熱斗の仲間になった。
後半ではクロスフュージョンメンバーに加わる。

持ちナビのメディ(CV:かかずゆみ)は本作では亡くなった友人から受け継いだ設定になっている。
天然なジャスミンと異なりロックマンに露骨なアプローチをかけてロールを交えた修羅場を披露したことも。
メディがアプローチでを当てた(あててんのよ状態)際はポヨンという効果音が何度も鳴った。

CV:西村朋紘
花火職人。
ひょんなことから、アステロイドナパームマン(CV:坂口候一)と信頼関係を築き、後にクロスフュージョンメンバーに選ばれた。

CV:小野健一
依頼と報酬を受ければ殺しも引き受ける仕事人。己が仕えるに足る主を探し求める忍者
本作でのシャドーマン(CV:伊藤健太郎)は当初オペレーター不明のナビとして登場しており、
AXESSでデリートされた後ワイリーが再生させた彼を渡されて意気投合、義兄弟の契りを交わしている。その為ミヤビはゴスペルとは無関係。
意外と間抜けな姿をさらすことがあったり、マハ壱番のカレーを食べるのが好きになったりとギャグ的な一面も。

ネオWWW(ワールドスリー)

テスラが人類に恐怖と混乱をもたらすために設立した組織。
メンバーはテスラ以外はアステロイドをネットナビとして活動を行う。
中盤あたりはテスラをおだてる仲良し集団のイメージになる

  • テスラ・マグネッツ
CV:根谷美智子
ガウス・マグネッツの娘。29歳。
とてつもなくわがままな性格をしており、30歳より上の扱いをされたり「おばさん」と呼ばれるとぶち切れて暴走する。
父の手によってシンクロチップを手に入れ、マグネットマンとクロスフュージョンするようになる。

CV:梁田清之
サファリパークで動物をいじめていたが炎山に解雇された飼育員。
スラーによって生み出されたアステロイドビーストマンをナビとする。
動物を使った作戦を主に主導した。

CV:成田剣
テレビマンだが、アステロイドでワイリー関連の芸術品を集めていた。
アステロイドデザートマンをナビとする。
空気の読める性格で、それゆえにかなり地味。

CV:檜山修之
もともとはレースのマシンを作る技術者かつサラリーマンだったが、自分を見出したネオWWWにつく。
アステロイドフラッシュマンをナビとする。
こちらもかなり空気の読める性格。

CV:神谷浩史
アステロイドビデオマンをナビとする。
もともとは映像畑の人間だったが、すくる映像が自意識過剰で身勝手すぎたため解雇されそうになったところを砂山にスカウトされネオWWWに。
ネオWWWでトップクラスに奇行が多く、作戦も「町中をピンクに染める」「燻製チップをトーテムさまで作る」などおかしいものが多い。
中の人の熱演もあり、ビデオマンがかすんでしまうほどのネタキャラ。

◆ビヨンダード

「BEAST」において鍵を握る、熱斗の世界から見た並行世界(逆に、ビヨンダード側の住人から見ると熱斗の世界がビヨンダードである)。
並行世界のため、熱斗の世界と同じ見た目の人物も一部存在する。

  • トリル
CV:下屋則子
アメロッパ軍の旧軍事施設内で(20年ほど凍結されていたバブルマンと一緒に)発見されたナビで、赤ん坊の姿をしている。
当初は泣きわめいていたがロックマンに懐きトリルと命名され、3話で成長して喋るようになった。
ウイルスを圧縮して保管したり、融合することでロックマンを獣化させる能力を持つ。

アニメ版ではビヨンダードから襲来したという設定。
「ゾアノロイド」を従え本能のままに戦争を繰り広げ、ついには熱斗たちの世界に襲来。
獣化能力を得たロックマンのことを知ると、その力の根源であり、両軍にとって脅威かつ最終兵器となりうるトリルを狙うようになる。

  • ゾアノロイド
グレイガとファルザーの獣化因子によって彼らの支配下に置かれてしまったネットナビたち。
主である電脳獣のため、熱斗たちの世界でも戦いを繰り広げる。
過去に登場したネットナビたちと同じ姿をしているが別人。(いわゆる並行世界の同一人物)
そのため、ガッツマンやナンバーマンのゾアノロイドも登場した。
区別や本人たちの希望のためゾアノ〇〇マンと呼ばれる。
全員獣化し自身を強化する能力を持っている。

こちらにもゲートマンやパンクなどゾアノイドとしてしか登場していないナビがいる。

  • アイリス
CV:仙台エリ
熱斗たちの前に現れる謎の少女。
トリルのことを知っており、度々トリルを助ける女性形ナビは彼女がオペレーターとおもわれる。

  • バレル
ビヨンダードのバレルであり、同様にカーネルを保有している。
ただしこちらでは老人ではなく、所属もアメロッパ軍ではなく対電脳獣のレジスタンス。

  • Dr.ワイリー
ビヨンダードのワイリーで、電脳獣同士の戦争を引き起こした黒幕。
肉体的にはすでに死亡しており、電脳獣を新たな肉体としての世界征服を目論んでいる。

  • 鉄国男
CV:菅生隆之
チャージマン(CV:最上嗣生)のオペレーターで、蒸気機関車の運転士。

  • パクチー・ファラン
CV:大原さやか
スラッシュマン(CV:杉田智和)のオペレーターで料理人。
過去に雇われていた豪華客船がゾアノホエールマンに襲われ沈没した過去を持つ。

  • ダーク・キリサキ
CV:甲斐田ゆき
キラーマン(CV:大西健晴)のオペレーターで、レジスタンスの一員。
かつては金で動く非情な性格だったが、ビヨンダードのマサさん謎の覆面隊長に命を救われたことから考えを改め、抵抗勢力と共に戦っている。

  • 堀杉土太郎
  • ミスター・プレス
CV:近藤隆、吉野裕行
それぞれグランドマン(CV:遠近孝一)、ダストマン(CV:武虎)のオペレーターで、コンビで穴掘り&リサイクル業者を営んでいる。
『BEAST+』でも熱斗の世界に迷い込む形で登場。穴を掘り続けていたらこちらの世界に来てしまったらしい……

  • キャプテン・クロヒゲ
  • チロル
CV:石井康嗣、神田理江
それぞれダイブマン(CV:川田紳司)、サーカスマン(CV:川津泰彦)のオペレーターで、グレイガに利害の一致から味方していたが、後に見限りワイリーの手下に。
『BEAST+』では熱斗の世界に流れ着き、バブルマンと手を組み騒動を起こす。その後も熱斗の世界のワイリーにクロスフュージョン目当てで付きまとうが……?

◆その他のキャラクター

CV:中川亜紀子
女性アナウンサー。
N1グランプリの実況者。
トードマン(CV:中川亜紀子)をネットナビとするが、トードマンは今作では本当にちょいキャラ。
『AXESS』以降は脇役になり、時々ニュース番組のナレーターとして登場している。

  • ラッシュ
CV:木村亜希子
祐一郎がロックマン再生の際に熱斗達に託した犬のような見た目の無害なウィルス。
ロールに懐いている…が微妙にぞんざいな扱いをされている。
調子のいい性格だが、自由自在に穴を開け、様々なウィルスを呼び出すことができる。
猫ウィルス事件の際に現実に出現する能力を手に入れてしまい、普通に熱斗の家でくつろいだり、カレー食ったり、温泉浸かったりするようになり准レギュラーとして熱斗一行の仲間となる。
レース回で優勝扱いになったりと変なところで得をしている。
『AXESS』終盤でシェードマンにつかまりラッシュシンクロチップに変換されてしまうも、事件後にバブルマンによってロックマンたちに返される。
『Stream』では名人の手によりラッシュシンクロチップに自由に変身する能力を手に入れ、メイルのクロスフュージョンを実現させる。…ただ、これでクロスフュージョンするとフュージョン中のダメージがそのままラッシュに行くようで本人は嫌がっている。
ちなみにロックマンと同じ声。

  • ファラオマン
CV:藤原啓治
無印前半のラスボス
裏ボスから一転、原作のプロトとフォルテ(本物)を複合したような設定と立ち位置になった。

熱斗の祖父・光正が開発した「究極プログラム」を組み込まれたネットナビだったが、疑似人格の欠陥により封印されていた。
ロックマンとブルースの死闘に呼応して目覚め、起き掛けにロックマンをデリート。記憶を取り戻した後はネットワークの支配を目論む。
最後は人類を排除すべく人工衛星を落とそうとするが、復活したロックマンとブルースに敗れて弱っていた所をワイリーに捕獲される。
その後ワイリーに服従を迫られるも受け入れず、彼を道連れにしようとWWWのアジトを巻き込むように自爆した。

CV:根本圭子
ファラオマンの持つ二つの究極プログラムの片割れから生まれた。記憶は引き継いでいないため、人類との確執は特にない。
勿論コサック博士は登場せず、ゲームと違ってロックマンとの絡みも少なめ。
只管力を求める原作『4』以降のような行動をとる。
『AXESS』では現実世界を観察していたようだが、彼にとってはあまり興味のあるところではなかったらしい。
ロックマンとブルースの二人係で互角に戦えるなど強いことには強いのだが、最強クラスというイメージの強いゲーム版と異なり、ゴスペルに吸収されたり、スラーに負け裏電脳世界に落とされたりとどうにも黒星が目立つ。
最終的には裏電脳世界のバグ*6を吸収し復活。
パワーアップし、スラーとの雪辱を果たした後に宇宙に旅立った。

CV:三宅健太
『AXESS』に登場。城のようなスペースデブリで暮らす野良ネットナビ。
自立型ナビだが、ダークロイドとは無関係。
ゲーム版のような悲しい末路にはならないので安心を。
萌えキャラ。

  • アン・エレキテル
CV:松岡由貴
エレキ伯爵(ジャック・エレキテル)の妻。これ自体は『6』と同じなのだが、境遇の違いからか
  • 原作と違い若い女性で、服装も継ぎ跡などが無い
  • 夫が逮捕されていないため原作と対照的な浪費家
  • 電気を放出できる特異体質
と、別物と言っていいキャラ造形になっている。

CV:渋谷茂
元WWW団員の「教授」が獣化ウイルスに現実世界での実体化能力を持たせて作りだしたウイルス。元ネタは『トランスミッション』。
教授の命令に従い超電脳獣復活のために行動するが、ロックマンたちを見るうちに医師が芽生え始める。
更にはロックマンやガッツマンとの関わりで心を育んでいくが…。

  • 教授
CV:喜多川拓郎
元WWWのメンバー。ちなみに教授はあだ名で本名は不明。
ワイリーを信奉しており、ワイリー失脚後に姿を消していたがビヨンダートの事件で獣化ウィルスを回収し、彼のために超電脳獣を復活させるために暗躍する。
というかそれはビヨンダート側のワイリーの仕業なのだが…。
「ウィルスなぞ使い捨ての道具」と堂々公言する非道な男。
超電脳獣復活の際に行方不明になるも実は生きており、ロックマンやゼロへの復讐を目論み、心を持たない新型ウィルスゼロワンを差し向けるが…。
典型的なクズ悪役だが一人称が俺様、隠れ蓑にしたのが寿司工場、実際に寿司も食ってる、飛行要塞の形がどう見ても巻寿司、寿司屋の名前が「和伊里」などネタ要素も多い。

  • ファントムナビ
『BEAST+』後半に登場する普通のナビそっくりの偽物のナビ。
本物と同じ記憶と能力を持つ。
唯一の違いはドワォなぐるぐる目。
その正体はキャッシュデータから再現された存在。
そのためか、小さな傷でも致命傷になり消えてしまう。

  • ジャミングマン
キャッシュによって送り込まれたナビ。
名前の通りのジャミング能力によって電脳世界と現実を切り離した。
キャッシュデータをまとうことで別人になりすます能力も持つ。
このせいで『BEAST+』の最終盤はトラウマ展開がある。

  • キャッシュ
CV:山崎たくみ
ファントムナビを操っていた黒幕。元ネタは『ファントムオブネットワーク』。
データを蔑ろにする人類に憎しみを持ったキャッシュデータそのもの。
ファントムナビやジャミングマンを利用して世界を混乱させる。
最終回ではデータを吸収し巨大化。現実世界も電脳世界もデータ化し、自身の一部にしてしまった。
アニメ『ロックマンエグゼ』シリーズのラスボスと言っていい存在。

【エピソード項目】


【その他】

無印におけるゴスペルとの最終決戦の後編(ちなみに最終話ではない)は、非常に全体の作画に気合が入っている。
前編はところどころ作画が怪しかったので、より際立って見える。
特に、ロックマンに抉られるような腹パンをされて目を見開きながらツバを吐くマグネットマンの描写に驚いた人もいるはず。

アニメスタッフの一部がHENTAIだったようで、作画によってメイルちゃんが巨乳になったりロールが女王様になったり、
水着回ではまり子先生の水着が眩しかったり、シューねえちゃんにスク水メイド服を着せてみたり、画面いっぱいにメイルちゃんのを映したり…
ラッキーアイテムとして尻尾(とケモミミ)が女の子や女の子ナビの間で流行ったこともある。スタッフが描きたかったのか、この姿のシューねえちゃんも数秒映されている。
これらの要素は『流星のロックマンシリーズ』にもしっかり引き継がれた。
いいぞもっとやれ!!



未来へと PCを取れ!

どこまでも 書けるよ

wikiを 突き抜けて キミと


wiki中にはびこる荒らし

アニヲタのハザマに潜む手掛かり

ジッとしてられない たった今書きたい

勇気の 修正 飛び込んで

迫り来る ロックを解け!

Oh ロックマン 二人で 項目 見つけ出すのさ

ギリギリの 追記でも

あきらめず 編集する キミがいる限り 詳しく!

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最終更新:2023年12月23日 21:20

*1 原作や鷹岬版マンガでは手動でプラグアウトするか、デリート後にバックアップから復旧

*2 ただし中盤からブルースが敵に回ったため実質序盤と最終版しか出番がない

*3 熱斗も無印で一時期勘づいていたのだが、その場を何とか乗り切った結果別人と信じ込まれていた

*4 実際アニメではプリズ厶を使うシーンがある

*5 余談だが、安元洋貴氏の声優デビューがこのカーネル役

*6 恐らく、劇場版のネビュラグレイの残骸