曙光王ディルクルム(神羅万象)

登録日:2014/05/03 (土) 03:57:11
更新日:2022/06/17 Fri 15:40:48
所要時間:約 5 分で読めます



神羅万象チョコ』に登場するキャラクター。
第5章・王我羅旋の章の敵キャラであり、シリーズ初の女性のボスキャラである。


【詳細】


「羅震帝サン・モルテの名のもとに、羅震王筆頭たるディルクルムが宣言する!
この地上界を第二の羅震獄として我々王我血族が支配することを、諸君らに約束しよう!
王我血族が支配することを、諸君らに約束しよう!邪魔する者は誰であろうと容赦するな!」


名前:曙光王ディルクルム
No:王我009
LEVEL:29
種族:羅震鬼(王我血族)
必殺技:聖天光覇ルシファーゲート
統治:王我血族



◆能力

  • 蛇鬼眼(ゴーゴン・アイ)
視線があった者の身動きを短時間だけ封じる事が出来る。ただし効果の持続時間は固体差があり、強大な魔力を持つ者には効き目が薄いらしい。
特に羅震鬼に対して絶大な効果を発揮し、羅震王クラスでも最低5秒近くの時間を拘束できる 。


  • 捕食鬼手(プレデター・ハンド)
手の平で触れた羅震鬼を体内に吸収し、己の魔力として変換することが出来る。
非常に強力な能力だが、羅震鬼に対してのみ有効で、天界、魔界、地上界の生物には一切通用しない。




羅震鬼の特権貴族「王我血族」の1人で、先帝サン・マナフの死後、羅震獄の実権を握る宰相であり、最上位の羅震王。
平素は常に目を閉じており、その真の能力が明らかにしていない。
同じ羅震王のルキアとはお互いに嫌悪感を抱いており、常に監視して牽制し合っているらしい。
マナフの遺言に従い、王我血族を率いて唯一の皇位継承権を持ち、羅震獄の”象徴”であるサン・モルテの保護に動き出すが、
野心家であった彼女は、密かにモルテを皇帝に据えて傀儡政権を目論んでいた。
同時に、天変地異によって崩壊の一途を辿る故郷の羅震獄を捨てて、新天地を求めて浮遊島を拠点し、
神羅世界を征服すべく、侵攻を開始する。


だが、モルテの保護には成功したが、その戦いで王我血族屈指の実力者であった凱騎王オデオンが
鬼吼神マキシウスの手で戦死してしまい、陣営に動揺が走る。
そのため、ディルクルムは次の手として神羅世界の人類の象徴である「聖杯の塔」占拠を、絶大な信頼を寄せる部下である蛮力王バラガンに命じた。
だが、かつて新天地を探すべく派遣されて封印されていた一般羅震鬼達が神羅世界の連合軍に加勢し、
ベルゼビュート&アスモディエス兄妹の予期せぬ乱入によってバラガンも破れてしまう。


同時にディルクルムはモルテを洗脳し操り人形にしようとするが、間一髪で気付いたルキアの手で救出され逃走される。
そして、追撃部隊も、王我血族の伝説の戦士であるホウセンの手で壊滅させられる。
相次ぐ有能な武将の戦死に加えてモルテまで逃がしてしまい後が無くなった
ディルクルムは羅震獄内でも最大級の兵力を有している屍鬼王ネクロミノスを派遣し、
一般羅震鬼も含めた神羅世界連合軍への大虐殺を開始するが、
連合軍にモルテ・ルキア・ホウセンが加勢し、さらにオデオンとの闘いの代償で弱体化していた
マキシウスの復活という事態に直面し、ネクロミノスも敗北する。
ディルクルムは有力な部下を次々と失ったことで、ついに自ら戦うことを決意する。












「今更こんな事を言っても信じられぬだろうが・・・私とて羅震鬼の未来を案じているのだよ!」



名前:黎明王ディルクルム
No:王我088
LEVEL:50
種族:羅震鬼(王我血族)
必殺技:ゴールデン・ドーン
敵対者:超煌神マキシウス







手始めに浮遊島を聖杯の塔跡地に落下させて動揺した連合軍に対して、曙光王親衛隊による奇襲攻撃で大打撃を与える。
だが、皇導十二星卿がモルテを真の王と承認し、連合軍に加勢したため、敵を全滅させるチャンスを逃したばかりか、
モルテの意志に逆らう自身を逆賊と認定されてしまう。


これに対して、ディルクルムは真の能力「蛇鬼眼」・「捕食鬼手」を解放し、皇導十二星卿を次々と吸収し、
その魔力を曙光王親衛隊に与えて強化させ、マキシウス、ゼロニクス、ホウセン、ルキアと戦わせ、彼らを消耗させる。
敗北した親衛隊をも吸収した後は、モルテに的を絞って攻撃し、それを阻止しようとするルキア、ホウセン共々モルテを吸収。
最後まで抵抗していた四羅震将をも吸収し、自分以外の全羅震鬼を吸収したことで、究極形態「黎明王」へと超進化する。
この姿は露出が大幅に上がっておりなんかエロい


圧倒的な力で人間、神族、神魔族の神羅連合軍を打ちのめし、勝利したかに思われたが、
最後まで立っていたマキシウスがジーク・ルキア・ゼロニクス・ベルゼビュート・ホウセンの5本の剣を託され、
仲間達の想いによって「超煌神」へと昇華して立ちふさがり、互いに全身全霊をかけて戦うことになる。
長い闘いの後、互い必殺技を放った末に敗北して力尽き、吸収した全ての羅震鬼を吐き出して静かに崩れ落ちた。

自分以外の全てを踏み台にして無理矢理力を得た君主が、仲間に支えられて力を収束させた神に敗北したのは至極必然だった。






そして、戦後に全ての罪を赦されながらもそれを良しとせず、自ら宰相の地位を辞任して王宮を去り、
贖罪としてゼロニクスの下に仕えるが、彼の人柄に惹かれて結構幸せに暮らしているらしい。









「ゼロ様とはぐれてしまった…うぅ、私を置いて行ってしまうなんて酷いです!
…はぁ、泣き言を言っても仕方ない!早くゼロ様に合流して任務のお手伝いをしなくては!!」



No:天地 SP3
Power:40
種族:羅震鬼「王我血族」<巫女>
属性:魔、光、闇、火、木、土、風、雷
宝物:黎明の宝冠
敬愛:白銀無頼神ゼロニクス
特技:ゴールデン・ドーン


第十章「天地神明の章」で久々のカード化を果たす。さらに、なんとゼロニクスとの間に息子を儲けていることが判明した。
以前とは打って変わったゼロニクスへのゾッコンっぷりにファンを驚愕させた。




【余談】
人気投票女性部門で10位に入るなど、ファンからの人気は高い。


上記の発言から、過激な思想の持ち主ではあるが、
一連の行動は本人なりに真剣に羅震鬼の未来を考えた末での行動だった模様。
また、親衛隊も「全員が羅震鬼の行く末を案じており、前羅震帝サン・マナフの滅びを享受したかのような態度に疑問を持ち、
過激でありながらも羅震鬼存続の為に尽力するディルクルムを心から慕っている」と明かされているほか、
前皇帝の崩御、後継者不在、故郷が地殻変動を常時引き起こして崩壊への一途を辿るという状況で、
手段を選ばず王我血族を纏めて道を切り開こうとする行動から、指導者としては決して無能ではないことがわかる。
だが、目的はあくまで「羅震鬼の未来」であり、それ以外のことは欠片も配慮していないばかりか、
必要があれば同じ羅震鬼はおろか、次期皇帝のモルテすら利用するなどやってる行動はとても褒められたものではなく、
侵略された神羅世界の人間はもちろん、一般羅震鬼はおろか親衛隊を除く同胞の王我血族からも多数反発されており、
カリスマの塊であるベリアールを凌ぐカリスマで死後も忠臣を維持していたマステリオンや、事情があるとはいえ、
敵対していた主人公達からも色々と配慮されていたデストールなどの歴代のボスと比較しても、戦後に反省するまでは
敵味方問わず周囲から立て続けに糾弾されまくった最も孤独なボスであった。




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最終更新:2022年06月17日 15:40