“ニッカリ”青江貞次(装甲悪鬼村正)

登録日:2014/05/02 Fri 01:38:33
更新日:2022/01/03 Mon 21:18:22
所要時間:約 3 分で読めます







村正ァ!!
妖甲の名は貴様より、我が劔冑にこそ相応しいィィィ!!





装甲悪鬼村正』に登場する劔冑の一つ。第五章【宿星騎】に登場。
CV:空乃太陽

銘:青江貞次
所属:‐
生産国:大和/備中國
種別:真打/重拡装甲
時代:南北朝
兵装:太刀
仕様:汎用/白兵戦
合当理:熱量変換型単発火箭推進
独立形態:蛾
陰義:幻覚
誓約の口上:不明
仕手:名もなき殺人鬼
諸性能
甲鉄錬度:3
騎航推力:3
騎航速力:2
旋回性能:3
上昇性能:3
加速性能:2
身体強化:3


劔冑鍛冶・青江一門に連なる真打劔冑。
ニヤついたような顔面装甲が特徴。右肩には気色の悪い大きな笑顔の面が取り付けられておりその異様な姿から”ニッカリ青江”と呼ばれる。
他の劔冑同様GHQに接収されていた。


鍛冶師である青江貞次が生来の狂人であったことから、その妖しい外見に違わず「仕手の心を惑わし女子供ばかりを殺す殺人鬼へと変貌させる特性」を秘める殺人嗜好劔冑。
青江自身この特性を誇っているらしく”妖甲”の名を自ら欲するなど狂った思考回路を持つ。

人間だったころは三世村正と同じ時代を生きたらしいがその行い故彼女からは「青江一門の面汚し」「希代の駄作」と評されている。

陰義は対象に幻覚を見せる能力。自身が思い描いた情景だけでなく対象の過去のイメージなどを見せることもできる。
呵!呵!呵呵呵呵呵呵呵呵!!」という笑い声のような呪句と共に発動する。


本編に登場した際には名も知れぬ快楽殺人者を主としているが仕手と劔冑の精神が惹かれあい融合を果たした状態となっていた。ある意味ダメ心甲一致。
また、銀星号の卵を植え付けられており寄生体になっている。



【宿星騎】

とある夕方の空。
青江とジャーナリストの時田から協力を得て青江の居所を突き止めた村正が交戦していた。
陰義により地獄、悪夢の幻覚を見せる青江だったが普段から自身が見るそれに苦しむ景明には通じず一方的な攻撃を受ける。

追い詰められた青江は苦痛ではなく安息の幻覚を見せ景明を惑わそうとする。




ははははははは!何が見えた!?何が見えたァ!

それは貴様の安らぎだ!!
地獄の冷たさには耐えられようと――その温かさには抗えまい!?

沈め!安らぎの夢に沈んでしまえぇぇェェェ!!




以下、ネタバレ















景明にとっての安らぎ―――それは二年前、と共に過ごした日々。しかしその安息は景明自身の手で断ち切られたモノ。
心を通わせながら死に別れた山賊の首領、病身から殺戮者銀星号へと変貌した妹、そして自らが手にかけた義母の姿。
過去の幻覚を振り払った景明は青江に致命傷を与え、電磁撃刀によりトドメを刺す。
「銀星号が六波羅に関わっているらしい」ことを言い残した青江はそのまま空へと散っていったのだった。



以下、更にネタバレ
















【魔王編】における景明は青江の幻覚の中で自身の過去だけでなく村正の記憶を垣間見る。
南北朝の戦いや村正一門の過去、世に和をという願いから生まれた善悪相殺の始まりを知った景明。一方、村正も自分のせいで奪われた景明の過去を知る。
ようやく互いのことを知った二人は互いの関係を見つめ直すことになるのだった。


以上のように青江本人は只の敵でしかなかったが物語の展開上必要な役割を担うキャラクターであり重要な存在といえるだろう。





追記・修正は奇怪な笑い声と共にお願いします。

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最終更新:2022年01月03日 21:18