亜門鋼太朗(東京喰種)

登録日:2014/04/29 (火) 05:16:41
更新日:2022/12/27 Tue 22:33:08
所要時間:約 2 分で読めます




変える、変えてみせる……。間違ったこの世界を!

【概要】
東京喰種』に登場する人間。CCG側の狂言回しを務める人物。
アニメでのCVは小西克幸、実写映画版の俳優は鈴木伸之。
登場当初は一等捜査官だったが、アオギリの騒乱後からは上等捜査官に昇進する。

アカデミーを首席で卒業するほどの秀才だが、身長191cm、体重94kgの偉丈夫で常にトレーニングで体を鍛えている。
クインケなしでも力の無い喰種が相手であれば対処できるほどの格闘能力を持つ。

涙もろく正義感にあふれた好青年ではあるが、喰種が歪めた世界は間違っていると考えており、使命感からしばし暴走して倫理や規則を無視した行動を取ることがある(特に登場序盤は顕著で、喰種の証拠を掴むために墓荒らしまでやっている)。この正義感は彼の過去が起因している。

真戸とパートナーを組んでおり、彼から喰種の対策法やその信念を聞き、尊敬している。真戸からも深く信用され、また高い評価を受けており、二人の師弟関係はかなり良好だった模様。しかし、ラビットの一件で彼を殉職させてしまった事は今でも気に病んでいる。
アオギリの騒乱後に何の因果か真戸の娘である真戸アキラを部下に持つ。父親と同じく自由奔放な彼女には手を焼かされるが、嘉納教授の事件やその後の飲み会で彼女の人間性が分かるようになる(フラグが立っているとも言う)。
ただし、彼女に対しては張間をその姿に重ねている節があり、アキラ本人からはそのことを指摘されている。

カネキとは笛口親子追跡のとき、ヒナミとトーカが真戸と戦っている間に足止めとして現れた彼と対峙する。
別れ際の言葉に衝撃を受けてから、彼を眼帯と呼び気にかけるようになった。

【過去】
元々は孤児で孤児院を営んでいるドナートの元で暮らしていたが、実はドナートは「喰種」であり、彼は喰種に育てられたという経歴がある。

本性を知る前はドナートとは特に仲が良く、子供を好んで食べる彼も亜門にだけは手を出さなかった。そのため彼には複雑な感情を抱いている。

その後は喰種捜査官になるべく、アカデミーの門をたたく。篠原曰く、当時は教官のしごきに耐え切れず泣き出すことも多かったようで「ベソかき亜門」と今でも彼にからかわれることもあるようだ。
この頃には張間という親友を得るが、彼女は後に「モグラ叩き」に参加し殉職。その遺品、[ドウジマ1/2]は彼に相続されることになる。
この一件も亜門が喰種を憎む理由に影響している。


これらの経緯から彼が少々行き過ぎた正義感を持つことになるのだが、真戸や自分を喰らわなかった『眼帯』との出会いを経てその考えは少しづつ変わり、嘉納教授の事件で暴走する眼帯に『「ただの喰種」でいいんだなッ!!??』と問いただし、その返答を聞いて一般的には非常に危険な喰種とされる彼を敢えて見逃した。
それはドナートが何故自分を食べずに置き続けたのか理由を知る為で、眼帯なら何かわかるかもしれないという期待があったからである。

高槻泉からある秘密を告げられたからCCGに疑念を持ち、ある真実に気づいてしまう。しかしウラが取れるまで周囲に話していない。

【クインケ】
肉体が優れている上に剛腕である為、クインケでは重い部類に入る甲赫を好んで使用する。

○[ドウジマ1/2](甲赫)
金棒状のクインケ。クインケの存在を知らなかった金木にとっては脅威だったが、相性の悪さもあって最終的に破壊された。
張間の遺品でもある。

○[クラ](甲赫)
でかいプレートの様なクインケ。元々は真戸の物であり、[ドウジマ1/2]が壊れてしまった事と自分では使えない(真戸は重量級のクインケと相性が良くない)という理由で亜門に譲渡した。
振り回すだけでも喰種の身体を切り飛ばすほどの威力を持つが、持ち手を分割し、刀身に接続する事で即座に二刀流に変化する。
クインケの特徴である「変形」に最も力を注いでおり、一本を遠投しても「崩壊フェイズ」で直ぐ手元に戻るため、手元から武器が離れた時のリスクを可能な限り解消している(上記の二刀流はこれの副産物に過ぎない)。




最新話のネタバレ
○[アラタ・弐<proto>](甲赫)
赫者のクインケとして完成した[アラタ]の量産モデルとして開発されたもの。元々は特等の[アラタ]が壊れたときの予備だったが、ムカデと交戦する任を受けた彼に渡された。[アラタ<proto>]の持つ肉体のブースト機能が常時発動し、捕食される危険性も無い。ただし、その分肉体への負担は増大しており、肉体的に優れている亜門ですら全身から血を流しながら戦っていた。
特徴として全身だけでなく、狼の様な装甲で頭部も覆われており、正面から見るとベルセルクのガッツを思わせるようなデザインをしている。

○[ドウジマ・改](?赫)
破損していた[ドウジマ]を修理・強化したもの。馬上槍のような形状をしており、装甲の隙間から[ドウジマ]が見え隠れしている。
その正体は、[ドウジマ]を芯にして瓶兄弟の尾赫を纏わせたキメラクインケ。
攻撃の際に尾赫が飛び出すギミックが組み込まれており、本来[ドウジマ]が苦手とする鱗赫の喰種に深いダメージを与えることができる。
恐らく改造段階からカネキ戦を想定されているものと思われる。





【結末】
カネキとの死闘の末に、カネキに深いダメージを与えるが自身も彼に腕をもがれ瀕死、相討ちとなる。
そのとき、両親ではなくドナートの姿が思い浮かんでおり、どんなに憎んでも捨てきれなかった義父への思慕が明かされた。
それでもなお、カネキを人殺しにしてしまわないよう気力で奮い立つが、直後にアオギリの襲撃を受ける。

彼がタタラに攻撃を仕掛けた後の詳しい経過は不明だが、少なくとも彼が[CCG]に帰還することは無かった…。

内部報告書によれば既に死亡扱いを受けている模様。
しかし、最終回ではアオギリが喰種捜査官の身柄を人造喰種の素体として利用するために回収したような描写があり、アキラの勘も彼が生存していることを告げているため、実際には生存している可能性が非常に高い。
ただし、前述のとおりアオギリは人造喰種の素体として回収しているので、恐らく彼が再登場するとしたら…。



東京喰種:re


一応、ネタバレにつき閲覧注意





始まるのか……




半喰種 失敗作(フロッピー) 「A-OWL」

Based Ghoul:Non-killing Owl 「Kuzen Yoshimura」

Rate:?

Rc type:羽赫

Rc count:10181

Unique Status:赫者






重傷を負った後半喰種実験の被験体であり、槍状の武器を持つ白装束の半喰種となり再登場。
喰種となった亜門は共食いをしており、エトとカナエが仕掛けた白スーツ戦などに度々登場していた。
アオギリの樹からフロッピーと呼ばれているとおり、実験のRc値が高くなりすぎ嘉納によって廃棄されてしまい、現在に至る。
その戦闘能力は通常の喰種を遥かに凌駕するとはいえ、安定した完全体である滝澤には及ばなかったものの、
その右腕から出る赫子のポテンシャルは非常に高く射撃、格闘に併用できる上、
流島戦に参じた時にはウリエの銀喰を取り込んで「隻眼の梟」を思わせる赫者となる。

しかし、かつて庇ったサイコの赫子を受け、彼女を人殺しにしないために自ら押し潰され、現在は生死不明。


また、安久姉妹と面識があるらしい。




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最終更新:2022年12月27日 22:33