クインケ(東京喰種)

登録日:2014/04/26 (土) 07:20:52
更新日:2022/01/18 Tue 23:15:43
所要時間:約 3 分で読めます




概要


クインケとは、喰種に対抗するために喰種対策局(CCG)が開発した武器。

刃物や銃弾を通さない喰種の身体を簡単に切断する事が可能で、普段はアタッシュケースの様なものに収まっている。

展開する時はどこに詰まっているんだと思える様な大きさになり、銃や刀剣、鈍器等形は様々。

その製造過程は極秘であり、一般には知れ渡っていない。

一方で展開時には喰種の出す赫子に似ているのだが…?

まあ、なんにせよ喰種への対抗手段を持たない一般市民にとっては正しく「正義の武器」である。


この武器があればあなたの家族や友人を守れます! 新人でも人生経験や戦闘経験が豊富な先輩がフォローしてくれます!




                      正義の心をお持ちの方は是非喰種対策局へ!







追記修正よろしく


















   *   *
 *   + うそです
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`) E)
      Y   Y  *








この武器の正体は、喰種の出す赫子を武器として使用できるようにしたものである。ぶっちゃけるとゴッドイーターの「神機」と同類。

喰種から摘出した赫包を加工し、アタッシュケースに収納している。
持ち手がスイッチになっており、アタッシュケース内に入れた喰種の赫包を電気信号で刺激する事で赫子を再現する。
なので、赫包が激しく損傷しているとクインケに加工することができなくなってしまう。

喰種に使用されるのを防ぐ為に生態認証機能も持たされている。
本来ならば使用者として設定された人物にしか使えないが、喰種側にはこの認証を解除する技術を持った者もいる。


使用する赫包は当然駆逐した喰種の物で、性能も使用した赫包に依存する。


外見も素材とした喰種の赫子に準ずるのだが、中には羽赫の様に一定の形を持たないものや激しい戦闘で赫包にもある程度の損傷を受けた物もあり、
製造する人間の手によってかなり変化する事がある。


何が起きるか分からない上に身体能力でも圧倒している喰種との戦いに備え、独自の機構を組み込んだクインケも存在する(変形のしやすさから、鱗赫のクインケに組み込むケースが多い)。
例)

[IXA(イグザ)](甲赫) :モードによって攻撃と防御を切り替えられる。

[クラ](甲赫):外見はモンハンの大剣みたいなものだが、持ち手を分割して刀身に接続する事で二刀流に変化できる。

[ハイアーマインド(高次元精神領域)/天使の羽ばたき(エンジェルビート)](羽赫):前者は衝撃波のような赫子を発生させ、後者は銃口に槍状の赫子を発生させて双頭の槍になる。後述の補給機はこいつに付いている。

[13's(ジューゾー's)ジェイソン](鱗赫):クインケの刃から更に赫子を展開して追撃を加える。


名前も駆逐した喰種のものが使用されるが、黒磐や彼の流れをくむ捜査官は独自に命名している。


基本的にかなり頑丈で、赫子の優劣関係にあっても並の喰種では破壊できない。
一方で現時点の技術力では赫子の発現過程を完全に再現することはできず、赫子に比べれば形状は一様に限られ柔軟性に欠ける。
また、生体部位である為に破壊されると修復が困難もしくは不可能という欠点を持つ(逆に喰種は体内で治せる)。



種類

○羽赫
基本的な形状は「銃」だが、本物の銃とは異なりかなり有機的な外見をしている。また、銃は銃でもロックバスターのような見た目になてしまっているものもあれば、ハイアーマインドのように「どうしてそうなった」と言いたくなるような形状までさまざま。この他、[ナルカミ]のようにモードチェンジして近接でも戦えるように作られているクインケも登場している。
中距離戦が得意で雑魚の掃討にも役に立つが、こちらも燃費が悪いという弱点が受け継がれている。ただし、途中でRc細胞を補給する事は可能なので羽赫よりは継戦能力がある(後に補給機を取り付けたものが登場した)。
集団戦を基本とする捜査官にとっては近接で戦う捜査官をサポートする重要な役割も担っており、一班に一人はほぼ確実に使用者がいる。しかし、改造してあるとはいえ赫子なので、当然ながら誤射すると危険。
例)[エメリオ][ナルカミ]など


○甲赫
基本的にこん棒や段平などの「鈍器」。あるいは「大剣」。大きさ故に使える人間は少ないが、逆に使いこなせれば非常に強力な武器になる。
とにかく硬度と重量がウリ。火力も防御力も高い為、非常に安定した使い勝手を誇る。しかし、その重量が足を引っ張り真戸呉緒のように肉体面で優れていない捜査官には使えない。作中のもう一人の主人公ともいうべき亜門は逆にこのクインケを得意分野としている模様。
表面積が大きいのと高い硬度から盾として使用できる。
例)[フエグチ弐][クラ]など


○鱗赫
基本的に鎌や鞭、中には両手剣の様な「刀剣」。
クインケでも高い攻撃力を有するが、加工のし易さから独自のギミックを搭載する事が多く、独特の癖があるので上級者向け。
また、火力が大きい分、結合が脆く防御力は絶望的。その為、防御に使えそうなクインケは全く登場していない。大体は独自ギミックで補うか、[イフラフト]と[アブクソル]のようなナイフ状の武器となる。
例)[フエグチ壱][13's(ジューゾー's)ジェイソン]など


○尾赫
機動隊が使うような盾、包丁、ナイフなど形状は様々。安定的な性能を誇るので、主に新人に配給される事が多い。
癖や妙な特徴が無いことからキメラクインケの素材としても良いのか、劇中では瓶兄弟の赫子を[ドウジマ]の修理素材、及び改造素材として活用している。この他、これまで劇中で登場した三種のキメラクインケ([ドウジマ・改][アマツ][ナッツクラッカー(正式名称不明)])は全て尾赫を含んでいる。
例)[オニヤマダ壱][サソリ1/56]など


○赫者
基本的に「鎧」で外見も使用した喰種に近づく。
元々赫者の討伐数自体が少なく(そもそも赫者との戦いは赫包を潰して「ようやく戦えるレベル」なので赫包を無傷で得る事はほぼ不可能に近い)、現時点で保有する赫包が[アラタ]のみとかなり希少なうえに、技術も不完全なので下記の様にバージョンアップ方式になっている。
初期型は装甲が不揃いで、全身を覆っていない。使用者の肉を喰わせて性能を上げるという狂気の沙汰とも言える機能があり、しかも暴走する危険性を孕んでいる(つか暴走した)。
例)[アラタproto][アラタβ0.8]など


○キメラクインケ
二種類の赫子を組み合わせたクインケ。二種類の赫子がある為、複数の喰種相手でも優位に立ちまわれるが、赫子の融合が困難であるため数は極端に少ない。また、扱いも難しいようで実践運用技術が高かったアキラはそれを認められて一等に昇進している。
複合型喰種の赫包は天然でキメラクインケが出来上がる模様。
例) [アマツ](尾赫、甲赫)など



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最終更新:2022年01月18日 23:15