健全ロボ ダイミダラー

登録日:2014/04/24 Thu 00:00:38
更新日:2021/07/15 Thu 23:20:47
所要時間:約 9 分で読めます






唸るリビドーを力に変えろ!


健全ロボ ダイミダラー


\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/
\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/

「ダイミダラー!発進!」

\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/\ミダラ!/

ダ イ ミ ダ ラ ー !






(ナレーション:小山力也)『健全ロボ ダイミダラー』とは、人類恐るべき進化を遂げた鳥類との壮絶な戦いを描く健全なる漫画である!

突如として現れた怪ロボットに対抗する為に作り出されたロボ・ダイミダラーの活躍を描くロボット活劇であり、健全の名の元に不健全な行為は許さない。

ダイミダラー乗りに最も相応しい漢・真玉橋孝一は今日も平和と両手の中の感触の為に戦うのだ!

これは、お色気と涙と笑いとペンギン愛に満ちた、熱き戦いの物語である!


追記・修正お願いします。













健全とは

心身が正常に働き

健康であること






*   *
 *   + うそではないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


『健全ロボ ダイミダラー』は、なかま亜咲の漫画。
『Fellows!』にて連載されていた。全4巻。

作者で分かる人も多いと思うが、ギャグとお色気要素が多分に含まれたロボット漫画。
前作『火星ロボ大決戦!』とは違う世界の物語だが、ある理由からリンクしており、向こうのキャラも何人かゲスト出演する。
連載が続いていくにつれて、作者の画力が大きく向上していった事も見どころの一つ。そしてメカデザインを細かく変えていたりもする


2014年4月から6月までアニメも放送された。

「今のアニメ界の状況に、熱い男の魂をブチ込んでやらねば!」
「宇宙空間で銃を撃ちあうようなロボットではなく、大地にドッシリと足をつけて殴りあうようなロボットを描きたくないか?」
「キャラクターのおっぱいを揺らすくらいなら、その分おっぱいミサイルを飛ばせ!!」

というスタッフ達の暴走信念と情熱により生み出されただけあり、戦闘シーンは無駄に力が入っており、なかなかのクオリティ。
反面、おっぱいアニメ『ハイスクールD×D』のスタッフが大半を占めており、ぶっちゃけ原作よりエロい
アニメのメモリアルブックは半ばエロ本か薄い本と化している。
アホだこの人達

原作が中途半端かつ若干バッドエンド気味に終了した為、オリジナル展開が多めになった。
そもそも原作通りの展開だと序盤で孝一が居なくなっちゃうし

主題歌は遠藤正明率いる遠藤会。
相変わらずの熱い歌声と曲で誤魔化されそうになるが、よくよく歌詞を聞いてみると腹筋崩壊ソングでもある。
一度フルを聞いてみるといい。
お前らは一体何を叫んでるんだと言いたくなる事請け合い

ナレーションは小山力也が担当。とんだ声優の無駄遣いである。
シリアスな展開であっても台詞で全て台無しにしてしまう。

公開前イベントでは何の関係も無い江頭2:50が登場し杉田を混乱させた。



◆あらすじ

突如として地球に現れた謎の生命体《ペンギン帝国》と対ペンギン専門の秘密組織《美容室プリンス》の戦いが続く中、
《美容室プリンス》は《ペンギン帝国》が操る巨大ロボ《ペンギンロボ》に対抗する為に開発した対ペンギンの最終決戦兵器《ダイミダラー》のパイロットを探していた。

女性が持つ豊かな双丘に夢中な熱血男子高校生・真玉橋孝一は、その身に宿す未知のエネルギー《Hi-ERo粒子》の因子保有者(ファクター)である故に、《ダイミダラー》のパイロットに選ばれるのだが……。



◆登場人物

○真玉橋孝一(まだんばし こういち)
CV.島﨑信長

女性の持つ豊かな双丘に夢中な少年で、ダイミダラー2型の操縦者に選ばれる。
年齢は16歳→17歳。
Hi-ERo粒子の因子保有者で、発生要因は性欲
もっぱら乳揉みでHi-ERo粒子を活性化させるが、後にあらかじめ発生させたHi-ERo粒子を体内に溜めておけるようにもなった。
ダイミダラー乗りに相応しい、どうしようもないスケベ野郎。
目つきが悪く、着崩した学ラン姿。スケベな上に口も態度も悪いが、根は一本気で熱い性格という昭和テイスト全開のキャラクター。
原作では1巻のラストで消息不明になり、4巻(最終巻)の終盤で復帰した為、実は出番はそれほど多くはない。
流石にアニメでは少し出番が増えている。


○楚南恭子(そなん きょうこ)
CV.日笠陽子

美容室プリンスの構成員で孝一のパートナー。年齢は23歳→24歳でHカップ。
孝一のHi-ERo粒子を発生させるために乳を揉まれたり脱がされたりする苦労人。
父はペンギン帝国へ親善の為に国連が派遣した使節団の一人だったが、
彼らの前しっぽダンス(一応歓待のつもりだったらしいが)によってバナナに恐怖するほどの前しっぽ恐怖症に陥ってしまい、ペンギン帝国を憎んでいる。


○喜友名霧子(きゆな きりこ)
CV.石上静香

美容室プリンスに所属する18歳の女子高生。ダイミダラー6型の操縦者。
ペンギンコマンドによると、トップ85・アンダー66の高低差19センチのEカップ、ウェスト57、ヒップ85との事。
Hi-ERo粒子の因子保有者の一人で、発生要因は情愛、平たく言うとドキドキする事でHi-ERo粒子が放出される。
当初はHi-ERo粒子の発生が不安定だったが、将馬と付き合いだしでバカップルになった事で、安定したHi-ERo粒子の発生が可能になった。
最初の内はキスで発生するなど純真な娘だったが、徐々に慣れてきた事で汚れキャラになった。


○天久将馬(あめく しょうま)
CV.花江夏樹

霧子のパートナーであり恋人。年齢は18歳、短小(本人曰く「最大でも7センチ」)。
爽やか系のイケメンで、入学式の時から霧子に片思いをしており、告白して相思相愛のバカップルになる。
Hi-ERo粒子発生による霧子の発光を、抱きしめる事で中和させられる特異体質を持つ。
社会の窓から腕と指を突き出し、あたかも本物のチ●ポであるかのように錯覚させる「ガリバーチ●ポ」という父親直伝の必殺技を持っている。
これは霧子のHi-ERo粒子を急激に発生させる事が可能な技だが、あまりの衝撃に酔わせてしまう諸刃の剣でもある。
一種の催眠術だろうか?
原因は不明だが、4巻において突如ペンギンコマンドになってしまい、そのままペンギン帝国に寝返った
ちなみにアニメ版では最終回で元に戻ったが、原作では依然そのままである。
「ざまあ」とか思った奴、表へ出なさい。すり潰します
その後の彼がどうなったかは続編『OGS』を読もう!


○又吉一雄(またよし かずお)
CV.子安武人

美容室プリンスの戦闘教官(アニメでは長官)。
強面で一見厳格そうに見えるが、実は孝一をも凌ぐムッツリスケベのド変態。
孝一からは師匠と呼ばれ、そのエロへの知識から孝一のHi-ERo粒子の発生を的確にサポートする。
一応正義側の筈だが、言動も見た目もほぼ悪人。
「ペンギン帝国を滅ぼす為ならパイロットなど見捨てる(要約)」と堂々と言い放ったり、
「仲間を助ける為に撤退するから、攻撃を中止してくれ」というペンギン帝国の要求も
「この低脳ペンギンめら!誰がそんな申し出を受けるか!」あっさり突っぱねた
くどいようですが、この人は正義側の人間です


○三博士

ダイミダラーの開発・運用・メンテナンスを行う三人の博士。

「知的で妖艶な美女」というイメージをそのまま形にしたような友寄もり子(ともよせ もりこ)(CV.大橋彩香)。
時折意味ありげなことを言う、そり子曰く「行き遅れキャラ」。

白衣の下にレオタードを着ている細身の美女が真境名そり子(まじきな そりこ)(CV.木戸衣吹)。
真面目な性格のようで、よく長台詞でダイミダラーの解説をしている。(他のキャラはガン無視して他の事を話していたりするが)

幼い外見で何故か常に鼻にティッシュを詰めているのが呉屋せわし子(ごや せわしこ)(CV.田所あずさ)。
その場の状況を半ば無理やりいやらしい健全な言葉や表現を使用してカットされるのがお約束。

彼女らは原作には登場しないアニメオリジナルキャラ。
お色気メインなのに男ばっかりな美容室プリンスへのアニメスタッフによるテコ入れ(予想)で追加された。
名前の元ネタはマジンガーZの三博士(もりもり・のっそり・せわし)から。


○リカンツ=シーベリー
CV.洲崎綾

ペンギンをこよなく愛し、人間でありながらペンギン帝国に所属する少女。年齢は13歳→14歳。
愛称はリッツだが、必殺技を使って乗り物酔いして嘔吐した為つわリッツとも呼ばれる。
天才的な操縦技術の持ち主で、彼女の駆る南極シリーズは遠隔操縦のものとは比べ物にならない。
間違い無く作中最強のパイロット。
アニメ版ではHi-ERo粒子の因子保有者。というか原作でもそうだったのだが、作者がすっかり忘れていたらしい
日々ペンギン共とエロい事を行うエロ担当。色んな所でフンボルトとキャラが被っている。
特技は「ゴッドスクラブ」。


○ペンギン帝王
CV.堀秀行

ペンギン帝国の帝王。御年95歳→96歳。
基本はすけべだが、ちょっと年を取って落ち着いたのかリッツとペンギンコマンドの不健全行為に制裁を加えるようになった。
ぶっちゃけ前作と同一人物…いや同一ペンギン。
前作終了後にこちらの世界に一人で流れ着いたらしい。


○ペンギンコマンド

ペンギン帝国の雑兵。
股間についた前しっぽがトレードマーク。
あくまでもしっぽであり、常に全裸(マッパ)でも放送コードには引っかからない
ぶっちゃけ生殖機能もあるらしいが、あくまでもしっぽなので大丈夫

陽気で明るいグッドペンギン、マイケル(CV.村田太志)
沈着冷静なクールペンギン、デニス(CV.浅沼晋太郎)
武闘派で自信家のフューチャーペンギン、ジェイク(CV.伊藤健太郎)
悟りの境地に達したラブリーペンギン、ジム(保村真)
お調子者で人なつこいミラクルペンギン、ネルソン(CV.福島潤)

以下割愛

の総勢2000人が存在している。
また、原作ではこれに加えて前述の通り将馬改めショウマが加わっている。

○ヘンリー(CV.中村悠一)
アニメオリジナルのペンギンコマンド。Hi-ERO粒子で身体が強化された被検体6号
6号なのでコマンダー・シックスと呼んでいるが、案の定コマンダー・セッ○スと呼ばれた
粒子の副作用で人間の心が分かるようになった
実は原作第3話にも「ヘンリー」という名のペンギンコマンドが居るので、あながちオリジナルキャラというワケでもない…のかも…。
(リッツ初登場時に、アッサリやられたヤツ)



◆登場機体

○ダイミダラー2型

美容室プリンスが開発したスーパーロボット。
操縦者は真玉橋孝一と楚南恭子。
頭部の髪の毛のようなケーブルの束。ギョロリとした目に、目以外何も無いのっぺらぼうの頭部。異様に巨大な左腕と極端に小さい右腕。ガッシリとした上半身に対してやたら細い腰回り。
前作に引き続き、とても主役機とは思えない気持ち悪いデザインの機体だが、動くと案外評価が変わる。
起動させるには大量のHi-ERo粒子が必要であるため、ファクターにしか操縦できない。
操縦席は複座になっており、「フロントアタックモード」によってHi-ERo粒子の充填に効率の良い体勢、つまり孝一が恭子の乳を揉みやすいようにシートを対面させる機能が付いている。
武装はほとんどが左腕に集約されている。
というか右腕はなんか適当な腕がくっついているだけなので戦闘には使えない
必殺技は左の掌から放出する「指ビーム」、Hi-Ero粒子を纏った左手で殴りつける「指パンチ」など。
指から出てないじゃないかとか、タダのパンチじゃないかとかのツッコミは禁止


○ダイミダラー3型

2型の量産タイプ。
Hi-ERo粒子ではなくプラズマ駆動なのでファクターでなくとも操縦出来る。
相変わらず右腕のデザインはやっつけだが、機銃が内蔵されているので飾りではない。
続編では主人公機になった。


○ダイミダラー6型

超南極Humboldtに大敗した美容室プリンスが新たに開発したスーパーロボット。
操縦者は喜友名霧子と天久将馬。
2型よりも圧倒的にカッコいいカラーリングとデザインで、右腕もちゃんとしたのが付いた。
普段がバイザーを被っているが、大量のHi-ERo粒子を多段チャージすることで特殊武器・ディスガイズの装着が可能になり、装着時にはバイザーが開いて2型に似た顔が露わになる。
必殺技はディスガイズを装着した左腕から放つ「CPスラッシュ」


○ダイミダラー超型

超南極Humboldtのエヴォルトによって別世界に飛ばされたダイミダラー2型に超火力発電システムを搭載した機体。
超火力発電を機体の動力に回す事で孝一のHi-ERo粒子を全て武装のエネルギーに回し、以前とは比べ物にならない攻撃力を獲得した。
超火力発電って凄かったんだなあ……
ただし、近接戦闘用の「指パンチ」などはオミットされている。
言うなれば汎用性を削って攻撃力にステータスを全振りした改造。


○南極8号
(※南極1号~7号は前作に登場)

ペンギン帝国によって開発された8番目の戦闘ロボット。
ペンギンの形を模しており、股間には巨砲「ティンポバズーカ」が搭載されている。
なんか前作と比べてデザインがやっつけになっている気がするが、これは帝王のセンスが歳によって衰えてきているかららしい。
それにしたって、前作からすると適当過ぎるデザインである


○南極9号

ペンギン(コマンドじゃなくて普通のペンギン)を模して作られたロボット。
原作では日照権を侵害するためだけに作られたため武装が無かったが、アニメでは色々と武装が追加された。
原作者曰く「ただのかき氷機」
続編『OGS』にも登場………どころか地球滅亡の危機を救うという、まさかの大活躍をする。

○南極10号

記念すべき南極シリーズの10番機。
でも原作の登場はわずか3コマだが、アニメ版では偽ダイミダラーとして登場。


○南極11号

愛くるしいフォルムのペンギンロボ。
しかし美丈夫形態に変形するとペンギンの体に腕と足が生えた気持ち悪い物体になる。
しかしそんなアホな外見のくせに結構強い。
ただし変形するとエネルギーを使い切ってしまう為、帰りは徒歩となる。
(ちなみにペンギン帝国の基地であるペンギン城は南極にある)


○南極8号リッツカスタム

南極8号をリッツ専用にカスタマイズした機体。
しかし無理矢理搭乗式に改造した為に操作性は悪化、せめて見た目だけでもカッコ良くしようと付けたツノで重量が増し、機動性も下がった欠陥機
だが、そのハンデをものともしない程にリッツの操縦技術が凄まじい為、ダイミダラーを圧倒する程の力を発揮できる。


○超南極 Humboldt改

リッツによる愛称は「アラタメ」
南極8号を依代にして別世界から転送されてきた機体。
前作のフンボルトの専用機であり、「もう使ってないから別にいいよ」とアッサリ譲ってもらった。
必殺技は烈風正拳ペンギン突き


○ダイケンゼン

アニメ最終話に登場したアニメオリジナル機体でラスボスを勤めた。
自衛隊所属のダイミダラー3型に搭載した「WXシステム」を発動し、全ての3型がパーツとなり合体した超大型ロボ。
(ぶっちゃけ何処ぞの真ドラゴンだが、見た目はDG細胞でもブチ込んだのかと思う程おぞましい外見をしている)
圧倒的な攻撃力と自己修復で考一達を苦しめるが、三博士が遠隔操作通信アンテナを破壊し暴走。
最後はHumboldt改の烈風正拳ペンギン突きで空いた穴に、Wダイミダラーの合体攻撃「ダイミダラー・インサートブレイク」で撃破された。



◆用語

○美容室プリンス

ペンギン帝国に対抗するために結成された民間兵器開発ヘアサロン。
元々はただのヘアサロンだったが、ロボット工学系の民間シンクタンクとして積極的に活動するようになり(何故かは知らん)、
優れた頭脳を持った美容師達が世界中から集まって(何故かは知らん)ダイミダラーを開発した。
腕前は確かなようだがデザインセンスは壊滅的。

ダイミダラーが発進するたびに道路や地面が破壊されている。ある意味ペンギン帝国より迷惑。
実際、作中の人々が逃げ惑うのはペンギンロボが出てくるとダイミダラーが地面を突き破って出てくるから


○ペンギン帝国

突如として現れた知的ペンギン軍団。
怪ロボットを率いて人類に多大な迷惑をかけている。
新ペンギン計画なる計画を完遂させるため、Hi-ERo粒子を狙っている。
ちなみに公式ホームページがあり、そこで作戦のお知らせも公開されているが、やたら重い動画と無駄に多い広告でお知らせページまで容易にたどり着けなくなっている。なんて迷惑な!
アニメの公式ホームページもこれを反映してやたらと見辛くなっており、ある者を笑わせ、ある者を苛々させている。

帝王からコマンドまで、仲間想いのいい奴ばかりなホワイト企業でもある。


○Hi-ERo粒子(ハイエロりゅうし)

ダイミダラーを動かすために必要である、保存則に定義されずヒトの情念をエナジー化する特殊粒子。
アニメ版の設定によると、宇宙にあまねく存在する全ての生命体が宇宙の創造主からもたらされた、種を繁栄させるための命のエネルギーであり、Hi-ERo粒子を物理的をパワーに変換、増幅し発揮できる能力を持つ特異体質者が因子保有者であるらしい。
つまり個人差があるだけで誰もが持っているエネルギーであり、アニメのペンギン帝国は人間の子作り本能を刺激することで大量のHi-ERo粒子を入手しようと画策している。
が、基本鳥類なので人間の行動パターンがよく理解できておらず、あまり上手くいかない。


○ペンギン装置

物質の転送を可能にする装置。
亜空間を超えた転送や、次元間通信さえも可能にするハイスペックっぷり。
ただし、分子構造が単純な無機物と違い、生物を転送すると転送された生物の「大切なもの」が失われる。
例えばペンギンの体の黒い部分とか、意識とか、勃○力とか。
ちなみに、こちらの世界に召喚したマカロニはブラジャーを失って召喚されており、帰った時は服を失っていた。
逆に言えば、たったそれだけのリスクで平行世界間の移動をも可能にしているのだから、他の作品から見ればトンデモない代物である
まして前述の通り無機物の転送はノーリスクで行えるのだから凄い装置としか言いようが無い。



◆その後の展開

無印完結後、漫画雑誌『ハルタ』にて続編『健全ロボ ダイミダラーOGS』が連載された。こちらも単行本全4巻。
しかし、いきなり突然変異を起こしたペンギンに人々が食い殺されるというグロ展開、目がやばくなってる霧子、新たなる敵に撃墜されるリッツや大敗する孝一など
やたらシリアスな展開(まあお色気もあるけど)が繰り広げられており、アニメのノリで読むと混乱必至なので注意。
2巻辺りから比較的従来のノリに戻ったが、やはり読者受けが良かったとは言えず、作者も最終巻後書きで『OGS』序盤の路線変更を後悔する意を示している。
実際、殺人ペンギンとの戦いは3巻目で決着しており4巻目はペンギン帝国とのエキシビジョンマッチといった趣きである。


「AnimeJapan2014」で配布されたパンフ「ダミ通」には、スーパーロボット大戦シリーズの寺田貴信の応援コメントが掲載されている。
ダイミダラーのスパロボ参戦については、「いち視聴者としてダイミダラーには期待している」と前置きしたうえで、
「どなたか私の代わりにバンナムを説得して下さい」「色々とクリアしなければいけない問題が…ペンギンの前シッポとか」と濁している。そりゃそうだ
寺田は前身作品の「火星~」でも、「(火星ロボは)スパロボ参戦できますか?」と聞かれて、「聞かれても困る」としている。

この発言があったためか分からないが、「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」の中断メッセージで
主人公機Hi-Oru粒子(原文ママ)を注入しようとする声優ネタがあった。

そして2018年、ソーシャルゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』の翌年1月の期間限定枠として『ダイミダラー』のスパロボ参戦が決定した。どういう事かエネルギーチャージ繋がりのロボットであるゼオライマーと直接対決したり、元ネタのひとつである『闘将ダイモス』とも共演。
さらに『スーパーロボット大戦DD』では、なかま氏がデザインを手がけたオリジナルの女性キャラも登場する。ワールド6の作品的に『鉄機のダン』を彷彿とする?気のせいだ



長官「追記・修正は子どもの遊びじゃあないんだよ!」


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最終更新:2021年07月15日 23:20