超爆裂異次元メンコバトル ギガントシューター つかさ

登録日:2014/04/19 Sat 18:45:00
更新日:2022/12/03 Sat 02:42:07
所要時間:約 9分で読めます




『超爆裂異次元メンコバトル ギガントシューター つかさ』とは、2014年から2015年まで放送されたアニメである。
1話につき9分で全32話。

ストーリー原案と監督は『Peeping Life』の森りょういち。
製作はアスミック・エース、ファンワークス、NHKエンタープライズ、ブシロードからなる「ギガントプロジェクト」。
…NHK?ブシロード!?

トレーディングカードゲーム「ギガントシューター(メンコ)」が題材。
見た目とタイトルはテレビ東京の夕方か土日の朝に放送されているようなホビーアニメの体裁をとっているが、
放送局はNHK教育テレビ(Eテレ)。
ニコニコチャンネル他でも配信されているが、何をトチ狂ったか3話以降は有料である。

内容のカオスさや、ブシロードがいろんな意味で関わっている事から「カブトボーグ の再来か」「ミルキィホームズの再来か」と騒がれている。
だがそれらと違う本作の特徴は主人公に特殊な能力実力主人公補正もなく、
そもそも販促するアイテムが実在せず、そして今後も商品化の予定は一切無いという点であろう。

…と思ってたら、2014年10月にブシロードの版権TCG『ヴァイスシュヴァルツ』に参戦決定。
ラブライブやミルキィホームズ、艦隊これくしょんと同列で戦う羽目に陥った。
しかもカードパック「ギガントブースター」にはヴァイスのカードに加え、実際に遊べるギガント(メンコ)が一枚付属する
ゲームに関係ない玩具が付属するカードパックは、おそらくヴァイスどころかTCG界においても史上初である。

ちなみに裏番組はバンドを組んだぜ!


しょうもない登場人物たち


面道つかさ
CV:山口勝平
一応主人公。顔が四角い。
ギガントバトルを楽しみ、相棒のギガント(メンコ)であるキングメンガーを「命と引き換えにしても惜しくない」と言う典型的熱血漢。
……一応嘘は言っていない。

全てがギガントシューターを中心に回る「ギガント脳」とでも言うべき言動を連発するが、その数々の言動の影には「授業を受けたくない」「嫌いなおかずが出る給食を食べたくない」などといった小賢しい欲望が見え隠れしている。本当に主人公か?

そのクズぶりが祟ってか、現在までの勝率は0割。母親はホビーアニメにあるまじきごく普通の冴えない主婦である。
EDでは主人公っぽい顔に作画崩壊し、そして飛ぶ。


小出ミル子
CV:徳井青空
一応ヒロイン。目がショボい。相棒のギガントはシャリースメンメンコ。
公式にツンデレと言及されている、にっこにっこにーと言い出しそうな声も相まってヒロイン力の高い紅一点。
……多分嘘は言っていない。
第2話では主人公を差し置いて敵に対して初勝利を飾った。
EDではホビーアニメのヒロインっぽい顔に逆作画崩壊している。


沼田マナブ
CV:橘田いずみ
一応親友。服の丈が短い。相棒のギガントはグラスホッパー。
いわゆる「解説役」だが、ギガントポイントだの空気圧だの大仰な事を言う割に中身はただ普通の事を言っているに過ぎない。
よく見るとメガネの左右のレンズの色がほんの少し違っている。(水色と白)
実は普段かけているのは「ギガント特訓用の眼鏡」であり、とてつもなく重い。
EDでは優等生キャラ風に逆作画崩壊しているが、相変わらず服の丈は短い。


堂本あたる
CV:愛美
一応親友その2。「錦」の字が入った服が特徴のアイドル志望なデブ。相棒のギガントはグレートバイソン。
いわゆる「ツッコミ役」だが、作品世界に準拠してツッコむのではなく「ただのメンコだろ」「第1話から無くしてやがる」
アリかよこの展開……」など、現実的・メタ的な視点からのツッコミが異常に多い。
例によってEDでは逆作画崩壊しているがやっぱりデブ。


桐谷.M.キリト
CV:山口智大
一応ライバル枠。謎のクラスメイト。
つかさが巻き起こすドタバタを「貴重なデータ」として見守っているが、つかさはろくに勝ってないので何がどう貴重なのか不明。
つかさ達と面識はなく、意味深なことをポツリと言って去っていくだけのキャラ。
相棒のギガントはキザ。このギガントだけDVD4巻の初回生産分の封入特典として付属していた。
EDではイケメンライバル風に逆作画崩壊している。


高橋イナズマまもる
CV:潘めぐみ
つかさが通う学校のサッカー部のキャプテン。
……名前を見ればわかると思うがどこをどう見てもアレのパロディキャラである。
つかさに乗せられる形でギガントバトルし、化身を出して勝ったのに負けた挙句「サッカーは宇宙でやれ!」と罵倒された。
シリーズが終わったと思ったらこんな所に。


高橋愛堂センチ
CV:橘田いずみ
「カードファイトをメンコと一緒にしないでくれ」
カードファイト有名なプレイヤー。まもるの弟。
……ブシロードが製作に関わっているだけあってまさかの自社パロディである。
ドックの組み方を懇切丁寧に教えるが結局ギガントバトルを行い、勝ったのに負けた。
元ネタと比べ横柄で可愛げが無い。
行方不明になったと思ったらこんな所に。
なお元ネタの主人公も、最初期はつかさ以上に負けっぱなしで「補正の無い主人公」 として有名だった(過去形)。

専門用語

  • 超爆裂異次元メンコバトル ギガントシューター
この世界で爆発的に流行っているという設定のホビー。
要するにメンコ。メンコ自体のことは「ギガント」と呼ぶ。
大人も子どももギガントを持っている程度には普及している模様。
これを使ったバトルを「ギガントバトル」と称し、ギガントバトルをする者を「ギガントシューター」と呼ぶ。
ルールは今のところ相手のギガントをひっくり返せば勝ち。勝敗の決する瞬間の現実感は非常にシュール。
なお、ブシロードが携わっているにも関わらず現実世界での発売予定は今のところない。(ヴァイスのオマケとしての商品化は決定)

  • ファーストギガント
要は「先攻はもらったぜ!」である。ただメンコを置くだけ。そして負けフラグ。
メンコの特性上先にメンコを置くという事は後攻でひっくり返される可能性が高い、非常にリスキーな行為。
ここまで先攻不利なホビーが他にあるだろうか。
一応示威的な何かを発揮するかもしれないという効果はある模様。
公式ルールでは「ギガントカウンター」なる謎のマシンでファーストギガントを決める。

  • ギガントポイント
「どうやったらそういうの見えるんだよ!うっせーよ!お前もううっせーよ!!」
ギガントバトルが始まると展開される謎空間の中で上昇していくポイント。ただしマナブにしか見えていない。
惑星クレイに降り立つ自分をイメージするようなものである。

  • 第1回ギガントシューター選手権
街で開催されるギガントシューターの大会。
つかさは世界中の猛者が集まるのを妄想したが、実際は町のオモチャ屋、
それもメンコなので店先で行われる「アットホームな戦い」である。
とはいえ人数的にはかなり集まっているのは一安心である。
ヒュペリオンみたいに流行ってなくて人が居ないというオチを危惧していたが。

主題歌

OP「ギガントシューターだっちゅーの!」
歌:サイキックラバー
盛大なサイラバの無駄遣い。作風に見合わず無駄にカッコよく無駄に疾走感のある曲。
ただし歌詞は「目からビーム!」が入っていたりとやや確信犯。

ED「キミが一番つたえたいもの」
歌:Gigant Girls(徳井青空、橘田いずみ、愛美)
盛大なミルキィホームズ(の一部)の無駄遣い。
通常アニメ風に逆作画崩壊したキャラクターが流れて行ったあと、つかさが飛ぶ。

うおぉ~!ファースト追記、もらったぜ!
ギャラクティカ修正!(ただコメントを書くだけ)

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最終更新:2022年12月03日 02:42