アーマード・ドラゴン(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/04/13 Sun 20:44:14
更新日:2023/07/19 Wed 21:03:25
所要時間:約 4 分で読めます






デュエルがつないだ俺たちの友情は永遠だろ?




アーマード・ドラゴンとは、TCGデュエル・マスターズ」の種族の一つである。
火文明に属するドラゴンであり、デュエマにおける重要な種族の一つである。


概要

デュエル・マスターズにおける最初のドラゴンカテゴリの種族。
取り扱うTCGが『Magic the Gathering』から『デュエル・マスターズ』に変わった時の勝舞の「最初の相棒」であるボルシャックの種族であり、同TCGにおける看板種族・花型種族である。

ボルシャック・ドラゴン 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
W・ブレイカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。

ボルシャック・ドラゴン》をはじめ、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》《超竜バジュラ》《無双竜機ボルバルザーク》《超竜騎神ボルガウルジャック》《ボルシャック・大和・ドラゴン》《ボルメテウス・武者・ドラゴン》《超聖竜シデン・ギャラクシー》《神羅ドラグ・ムーン》《爆竜GENJI・XX》《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》と、様々な形で勝舞の切札であり続けた種族である。

しかしエピソードシリーズに入ると、主人公が切札勝舞から切札勝太に変更されたこともあって、主役級クリーチャーの座をヒューマノイドレッド・コマンド・ドラゴンアウトレイジに取られてしまっていた。
もちろんそんな時期でも敵側や味方側に絶えず登場を続けており、この時期に登場した優良カードも《超銀河竜 GILL》《ボルバルザーク・エクス》《偽りの名 バザガジー・ラゴン》《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》《無双竜機フォーエバー・メテオ》《紫電左神ヴィタリック》など数多い。
ドラゴン・サーガでもレッド・コマンド・ドラゴンやガイアール・コマンド・ドラゴンが気になるが、《爆竜勝利バトライオウ》などアーマード・ドラゴンのフィーチャーも行われるようなので期待したい。一応《ギャノバズガ・ドラゴン》《爆竜バトラッシュ・ナックル》《霊峰竜機フジサンダー》など強カードも登場している。

豪快なパワーカードも多く、中には《インフィニティ・ドラゴン》や《超竜バジュラ》《ボルバルザーク・エクス》のように殿堂入りしてしまったカードも存在する。
それどころかプレミアム殿堂が2種も該当し、《無双竜機ボルバルザーク》や後に殿堂解除されたが《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》は環境を破壊し尽くしたカードであると言える。
環境を破壊しない良カードも多く、シールド焼却で長らく火入りコントロールを支える《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》や二回攻撃がヒーロー性を持っている《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》、連ドラの顔である《竜星バルガライザー》にインフレに次ぐインフレでもそのポジションを失わない《爆竜GENJI・XX》、銀河を焼いた魔弾が竜となった《超銀河竜 GILL》、軽量ながらWBの「闘う世界遺産」《霊峰竜機フジサンダー》などは高く評価されている。

一方で、メディア展開に恵まれた華々しいイメージとは裏腹に初期は一部を除いて苦しい性能のカードばかりだった。
なにせ《フレイムバーン・ドラゴン》の登場がようやくまともなcipを持ったアーマード・ドラゴンが出てくれたと喜ばれたレベルである。
やたらcipではなくアタックトリガー持ちにされたり、準バニラファッティばかりだったりとファイヤー・バードとの連携を前提としたデザインをされていた時期が長く、今日のようにヒロイックで使いやすいカードが出始めたのは極神編以降からである。

命名法則は見ての通り、「〜・ドラゴン」。他のTCGでは様々な種族(系統/クラン)のクリーチャーに「〜・ドラゴン」がいるが、デュエル・マスターズでは《ミラフォース・ドラゴン》とかいう半端者を除いてはこの種族のドラゴンのみが名乗る。進化クリーチャーは「超竜〜」、アンノウン複合は「偽りの名/真実の名 〜・ラゴン」。複合は「竜機」「龍機」「龍騎」のいずれかであり、くっつく種族によって変わる(サムライ複合は「竜鬼」になる)。フレイム・コマンドとの複合のみ特殊で、「爆裂竜機」とはならず「爆竜〜」になる。
デザインにも法則性があり、基本的になんらかの武器を装備したドラゴンになっている。
進化クリーチャーは初期は複数の頭を持つ、というルールがあったが後期になるにつれてなくなっていった。

代表的なカード

あたりは上記項目を参照のこと。

竜星バルガライザー 火文明 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サムライ 7000
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せる。そのカードが進化以外のドラゴンであれば、バトルゾーンに出してもよい。
W・ブレイカー

他のドラゴンを呼ぶ《紅神龍バルガゲイザー》のリメイク。ボルケーノ・ドラゴンからアーマード・ドラゴンに変更され、非進化限定になったが、ドラゴンは非進化に強いカードが揃っているので問題ない。むしろ連ドラをやるなら非進化のほうが都合がいい。
自身も打点を有するため非常に強く、バルガゲイザーの入らないライゾウ連ドラでもこっちは打点確保の目的で入る。つまり呼び出すにしても呼び出されるにしてもおいしい。バルガライザーがバルガライザーを呼び出したりすると、相手は絶望まちがいなし。

爆竜 GENJI(ゲンジ)・XX 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 7000
K・ソウル
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
W・ブレイカー

ヒーロー性が高いカードであり、主役級としてこれほどまでにかっこいいドラゴンもいないのではなかろうか。
洗練されたフォルムに二刀流、赤くサムライらしいドラゴン。

見た目はヒーローながら、その実態はブロッカーデッキにはとんでもない凶悪さを誇る。
なにしろ選べる限りどんなブロッカーでも破壊できるからである。《信心深きコットン》ちゃんを無慈悲に破壊するかと思えば《白騎士の精霊アルドラ》などの大型まで破壊できる。こいつを止められるのは《光器パーフェクト・マドンナ》や《我々の精霊 HEIKE・XX》くらいである(後者はそもそもそのために作られたのだが)。
SAWBP7000という「おかしくないかな」と言えそうなスペックも注目である。

『ビギニング・ドラゴン・デッキ 熱血の戦闘龍』付属のGENJIはフルフレームイラストになっており、非常に映える。

紫電左神ヴィタリック 無色 (7)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァ/アーマード・ドラゴン 7000+
このクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。
W・ブレイカー
左G・リンク

どちらかといえばゴッド・ノヴァとしての優良カードなのだが、2回攻撃でき《破界秘伝ナッシング・ゼロ》との相性がよい。
また右神の能力を2回起動できるなど、元になった紫電の能力をうまくリメイクしたと言える。

しかし…ロマノフといちゃいちゃしてギャラクシーと敵対するとか紫電さん何やってんすか。

余談

  • いつも主人公の種族として扱われがちなアーマード・ドラゴンだが、戦国編エピソードシリーズでは敵としても登場している。
    特に戦国編は《超聖竜シデン・ギャラクシー》と《暗黒皇グレイテスト・シーザー》が対決するという、アーマード・ドラゴン同士の闘いで最後を飾った。
    エピソードシリーズは味方側のアーマード・ドラゴンは少なく大半が敵としての登場だった。


追記・修正・ドラゴン アニヲタ文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが追記したとき、修正しても良い。

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最終更新:2023年07月19日 21:03