ユーシス・アルバレア

登録日:2014/04/06 (日) 23:40:22
更新日:2023/01/08 Sun 21:07:15
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「お前も貴族なら、お前なりの貴族の義務を果たして見せろ……!」


ユーシス・アルバレア(Jusis Albarea)とは英雄伝説 閃の軌跡英雄伝説 閃の軌跡II英雄伝説 閃の軌跡IIIのメインキャラクターの一人。


CV.立花慎之介




概要

トールズ士官学院特科クラス《Ⅶ組》の一員。
年齢は17歳。


帝国最大の大貴族《四大名門》の一つ、東部クロイツェン州を治めるアルバレア公爵家の次男。
常に大貴族らしい尊大な態度の金髪のイケメン。

発売前の情報では、貴族らしく高圧的な様子からトラブルの火種になるのかと思われていた。
が、ふたを開けてみると実は面倒見がよく子供に好かれ、仲間へのフォローもしっかり行う良い奴であった。大貴族として特別扱いされることも疎ましく思っており、パトリックのように貴族同士でつるむのも嫌いな様子。
帝国貴族としての誇りを持っているが、他の一部貴族とは違いそれを笠に着ることはない。

ただ、本人に悪気は無いがナチュラルに偉そうなため、近付き難い雰囲気を相手に感じさせている。エリオットも入学当初はかなりビビっていた。
そういった態度のため、相手を怒らせてしまうこともしばしば。マキアス曰く、「悪気がないのが余計に腹が立つ」らしい。

なんでもそつなくこなす天才肌。
成績はエマ、マキアスに次いで学年三位。兄から教わった宮廷剣術もかなりの腕前で、正に文武両道。しかもイケメンという事で当然かなりモテる。

部活は馬術部。実家にいた頃から厩舎通いをしていたこともあって、かなりの馬好き。
実家の愛馬は白馬のシュトラール。

料理は貴族らしく紅茶等の飲み物系が得意で、他は平均かそれ以下といった感じだが、唯一スープは得意。
ちなみに料理で失敗すると「何が起きた…?」と驚愕を露にする。


人間関係

初対面でいきなり「貴族風情」呼ばわりしてきたマキアスとは犬猿の仲。
何かあるたびに口論になり、戦術リンクもままならない始末で、最初の特別実習ではそりゃあひどい結果になったらしい。
後述のように、特別実習や学院生活を経てその関係はかなり改善された。
お互いに顔を合わせれば口喧嘩を始めるか、なんやかんやで気が合っており、喧嘩友達のような間柄になっている。

リィンとは後述のように、自分と似た境遇であるからゆえか、2回目の特別実習以降その関係はかなり良好。
最終的には「無二の友人」としてお互いを認め合っている。

Ⅶ組メンバーの中では、途中加入のミリアムとのやり取りが際立って多い。
もともと子供に好かれる性格ゆえか、ミリアムには転入当初から懐かれた。
学院時代は早朝に部屋を突撃される、無理やり乗馬に付き合わされる、実習を終えレグラムを発つ際には「おやつ買ってー」とたかられたる、といった具合に随所で振り回されている。
卒業後もミリアムは自らの任務以外でも、しょっちゅうユーシスのもとへ遊びにいっている模様。
エリオットからは二人のあまりのやり取りの多さに、お互いが恋愛的な好意を持っているのではないかと勘繰られた。
もっとも、直接的にそういった描写がなされたことはなく、周囲からもミリアムが子供っぽいのと相まって「まるで兄妹のよう」といった評価に落ち着いている様子。
ちなみにユーシスはⅢの脇などが出たなかなか過激な衣装のミリアムに飛びつかれた際、「少しは自分の恰好を考えろ」と言っていたことから、多少はミリアムのことを女性として見ているのかもしれない。


戦闘

武器は騎士剣。属性は斬A、突B。

ステータスは全体的に高水準でまとまった万能型。
前衛型でありながらEPやATSのステータスも高い魔法戦士のようなタイプ。
柔軟な対応ができるが言い換えれば器用貧乏で、少々決め手に欠ける。
後述のクラフト「ノーブルオーダー」が非常に優秀なので、前衛はリィンやラウラなどに任せ補助役にすると抜群の活躍をしてくれる。
何気にマキアスとの相性がよく、全属性をカバーできる。


クラフト

  • クイックスラスト

高威力、遅延、崩しボーナス、低燃費の優秀なクラフト。
リィンの孤影斬と合わせてずっと俺達のターンが可能。

  • ルーンブレイド→アークブレイド

魔法攻撃クラフト。ADF-50%が地味に便利。
Ⅱからは崩し有効になり使いやすくなった。

  • ノーブルオーダー

STR・ATS・SPD+25%、しかも範囲LLの超便利補助クラフト。開幕直後の使用は基本。
重ね掛けする事で+50%まで強化出来るため、効果が切れる前に再度掛け直す事で強力な攻め体制を維持出来る。
その優秀さから、アリサの「ヘブンズギフト」以上のぶっ壊れクラフトと感じる人も。
Ⅱでも相変わらず強力だが、効果時間が短縮され掛け直しが忙しく、前作のようにお手軽とはいかない。

  • プレシャスソード

凍結、封技付与かつ崩しボーナスありの強力クラフト。ただ燃費が悪い。

  • プラチナムシールド

範囲内の味方に物理防御。Ⅱからの新技。
非常に便利だが、自分中心かつ範囲が狭めで微妙に全員を巻き込み難く、位置取りが重要。
終盤のボス敵は貫通持ちが多いので、上手く見極めて使いたい。


Sクラフト

  • クリスタルセイバー

弱い。はっきり言って最弱のSクラフト。
序盤で覚えるのはいいが、いかんせんそれから強化されないのであまり使えない。
ユーシスは通常クラフトに優秀なものが多いため、CPはそちらに費やしたほうがよい。

  • アスティオンナイツ

Ⅱで追加されたSクラフト。
愛馬シュトラールに跨り駆け抜けながら斬り捨てる。シリーズ恒例の何処からか乗り物がやってくるSクラフト。
範囲の大幅強化に封技が追加されたものの、シュトラールには悪いがやっぱり通常クラフトにCPを回した方が良い。

  • アイオロスセイバー

ⅢにおけるSクラフト。


閃の軌跡



以下はネタバレ注意


2章の実習の夜、リィンと実は起きていたマキアスに自らの過去を明かす。
実は正妻の子ではなく、アルバレア公爵と平民の母の間に生まれた妾腹の子。

ユーシスも幼い頃は平民として暮らしていたが、8年前に母が病没して公爵家に引き取られた。

ちなみに上述した得意料理のスープは亡き母の得意料理で、独自料理の「特製ハーブチャウダー」は高熱を出したユーシスのために健康にいい各種ハーブを使って母が開発した品。この独自料理が出来た時にちょっと泣いたのは多分筆者だけではないと思う。

ただ、父である公爵はユーシスに興味を持っておらず、公爵家に損益をもたらす行動以外は無関心。

ユーシスに貴族としての振る舞いを教えてくれたのは兄のルーファスで、剣術、馬術、そして「貴族の身分である事は逃げられん。ならば自分なりの“誇り”を持つことだ」という言葉等、様々な事を教えてくれた彼の事を尊敬している。

父親からは無関心を通され、周囲の人間からは「四大名門の貴族」という色眼鏡を通してしか接されることがないという中々しんどい境遇にも関わらず、それに腐ることもなく、他の貴族の様に傲慢にもならなかったのは兄の存在が大きいのだろう。

そんな自分の境遇と似た状況にあるリィンには色々と思うところがあったのか、彼が自分とマキアスの不仲が原因で負傷してしまったことをきっかけに過去を語り、互いに悩みを共有したことで打ち解けることになった。

そしてこの会話を寝たふりをして聞いていたマキアスもユーシスへの態度を軟化させ、その後に捕らえられたマキアスをユーシスが救出に来たことで戦術リンクも完成させた。
これ以降も色々と言い争うのは変わらないが、何のかんのと息ぴったりな喧嘩友達のような関係になり、学院祭のステージでは互いに「足を引っ張るなよ」と言い合いつつマキアスとツインボーカルを担当し、見事に成功させた。

この一件で色々と刺が取れたのか人を寄せ付けなかった態度が柔らかくなり、部活でも仲が悪かった同級生に認められたり、貴族生徒が四大名門の家名とは関係なくユーシス個人と友達になろうと声をかけてくるようになった。

そして絆イベントではリィンに対してツンデレを披露していくことになる。
ニヤニヤ必至なので必見。


閃の軌跡Ⅱ

前作のラストでトリスタを脱出しラウラやエマと共にレグラムに身を寄せていた。しかし実家が気になりバリアハートの様子を見に行った際に公爵家に見つかってしまう。

貴族連合に賛同はできないものの、公爵やルーファスが内戦で忙しい中でも領地の維持自体は必要なことであり、また家族への情も少なからずあったため、バリアハートに留まり公爵の仕事を補佐していた。
また父が猟兵にユミルを襲わせたことにも責任を感じ後戻りできないと考えており、Ⅶ組が来た際にも「道は分かたれた」と言い放つ。
しかし有りもしない責任を感じ自己欺瞞に逃げている迷いをリィンに指摘され、ケジメをつけるためにリィンとの一騎討ちに臨む。互いの力を出し切った末に敗北し、公爵に別れを告げⅦ組に合流した。

第2部では、アルバレア公がケルディックを焼き討ちにする事件が発生。アルバレア家の一員の自分でも暖かく迎えてくれたケルディックの惨状とオットー元締めの死にショックを受けながらも、アルバレアの一員として、そして一人の誇りある貴族としての義務を果たすため、父である公爵を自らの手で拘束する。
その後、現状に不満を漏らす公爵を一喝し反省を促すなど、父との関係も多少なりとも変化。公爵も元々ユーシスの母のことは愛していた様で、この件が切っ掛けでユーシス自身も向き合うべき対象として認識を改めたようである。

この一件を乗り越え吹っ切れたのか、最後の絆イベントでは「どんな大貴族でも所詮は一人の人間」として、雲の上の存在としか思えなかった兄とも対等な存在として向き合うことを決意。
「無二の友人」であるリィンと共に戦う覚悟を固めた。

ED後は、皇帝の沙汰待ちで政務どころではない父、お仕事に掛かりきりで領地に興味の無い兄に代わってクロイツェンの領主代行を務める。
山積みの問題を僅か半年で片付けると豪語するなどやる気十分の様子。アルバレア公の拘束後に一時的に代行を務めた際も平民を中心に評判は良く、きっと本当に半年でなんとかしてしまうのだろう。

身内が敵という立場や君は俺がもらうイベントという美味しいポジションから、今作では終始目立つ位置にいた優遇キャラと言えるだろう。
しかし結局のところ兄を止めるどころかあんなことになってしまった訳で、リィンと同じく問題が解決しないままエンディングを迎えてしまった一人でもある。
父は逮捕、兄とは対立、さらには10代で帝国の5分の1の領土の統治を丸投げされる、いった散々な目に遭っており、ユーシスの今後が心配である。


閃の軌跡Ⅲ

前作から1年後の今作ではアルバレア公爵家の当主代行として、忙しい日々を行っている。
クロイツェン州の統治と並行して四大名門の1人としても動いでおり、先の内戦と帝国政府の圧力によって勢力をそがれつつある貴族のために奮闘。

他の四大名門の一族であるパトリックやアンゼリカとも協力している。
旧Ⅶ組メンバーの中では、ミリアムと頻繁にやり取りをしている様子。
一方で兄のルーファスとは、あの内戦から1年半、全く連絡を取り合っていないとのこと。

本格的な登場は3章から。
四大名門の一人として帝国領邦会議に参加するためオルディスを訪問し、特別演習を行っていたリィンと再会する。
ミリアムが行方不明になった際には、リィン率いる新Ⅶ組にその捜索を依頼した。
結社によるジュノー海上要塞占拠時には、他の旧Ⅶ組やオーレリア将軍とともに要塞攻略に参加、アリアンロードと対峙した。

異変解決後の領邦会議ではパトリック、アンゼリカらと共にミュゼを次期カイエン公爵に推挙。
ミュゼを中心とした貴族勢力の宰相への対抗計画に加わっているようだが、このことは旧Ⅶ組メンバーにすら告げていないようだった。

4章では他の旧Ⅶ組メンバー同様、帝都を来訪。
旧Ⅶ組の再会では、自らが寿命がどれだけあるかも分からないホムンクルスであると言うミリアムに複雑な表情を浮かべていた。
Ⅶ組の交流の中で様々な感情を学んでいったミリアムに対していろいろ思うところがある様子。
また、夏至祭や祝賀会では相変わらずミリアムと行動を共にしていることが多かった。

そして終章、地精と結社による巨イナル黄昏を止めるべく新旧Ⅶ組とともに黒キ星杯の攻略に参加。
下層にてオズボーンに従い敵として立ちふさがったルーファス、ミリアムを含む鉄血の子供達と対峙する。

1年半ぶりに再会した兄に、ユーシスはこれまでの疑問をぶつける。
なぜ帝国最大の貴族の嫡子という血統も地位も申し分のないルーファスが貴族を裏切りオズボーンについたのかと。
そんなユーシスにルーファスは、自分は父ヘルムートの子ではなく、母と叔父の不義密通の末生まれた子であるという衝撃の事実を告げる。
明かされた事実にショックを受けながらも、リィン率いる新Ⅶ組を最下層は向かわせるため、マキアス、エリオットの助けを借りルーファスとの戦いに臨むだった。

そして最下層での戦いの終盤、黒の聖獣を倒し皆を守るため、アルティナの身代わりとなり死ぬことを選んだミリアムが聖獣の前へ飛び出す。
その姿にユーシスは「やめてくれえええ!」と悲痛な絶叫をあげるも、ミリアムは黒の聖獣の攻撃で絶命して剣へと変貌してしまった。
ミリアムが致命傷を負った瞬間には、大きくミリアムの名前を絶叫している。
結局、黒の聖獣は完全に暴走したリィンが剣と化したミリアムを使って倒すのだが、それによってオズボーンたちの計画通り、巨イナル黄昏が始動してしまった。

Ⅶ組メンバーの中で最も親しかったミリアムの死、実はいとこだったことが明かされた兄ルーファスとの敵対。
(ちなみに他の子供達は一連の事態に動揺している様子があったが、ルーファスは特に動揺した様子もなく七体目の機神に思考を巡らせていた)
前作に引き続き、いったい彼が何をしたというのかと言いたくなるような悲惨な状況に追い込まれたユーシス。
この状況からどうすれば彼が幸せになれるのか見当もつかないが、次回作では何かしらの救いがあることを祈るばかりである。

閃の軌跡Ⅳ

他のメンバーと共にエリンの里に退避している。
黒キ星杯からの離脱時に彼の元にミリアムがしていた帽子が飛んできていて、ゆかりのあるアルティナへと渡そうとするも、彼が持っていた方がミリアムも喜ぶと持つことになる。
残留思念となったミリアムと一緒にいることも多く、前回と同じく意識している様子がある。
兄であったルーファスがある人物を不意打ちで殺害した際には怒りを見せ、ルーファスとの決着後には顔面を殴りつけていた。
真のEDではフランツが秘密裏で作成していたボディでミリアムが復活した際には思わず抱き着き喜んでいた。EDのワンシーンではミリアム抱き着かれていて、唯一リィンに彼女が攻略出来ないこともあり、公式カップル扱いとなっている。

創の軌跡

Cの犯行予告を受けてミリアムと共に帝都ヘイムダルを先行調査、そこでリィン達と合流する。
閃Ⅳでようやく和解したルーファスが脱獄してクロスベルの占拠を行い、しかもそれに親友であるマキアスが巻き込まれる等、ユーシスの胃痛再びである…
これに関しては皆に心配される側のリィンもユーシスを気にかけて、ユーシス一人で無理をしないように心配りをしている。

鉄血の子供たちやリィンも思っていたが、相克後に吹っ切れた様子のルーファスがなぜあんな愚にもつかぬ行動を起こしたのか心底疑問に感じていた。
しかしそれでも兄の蛮行を止めるのは、弟の自分の役割として、帝都の調査に臨む。
調査を進める中、C率いる新生帝国解放戦線と対峙して一度は取り逃がすが、地下に逃げたとされる彼らを追跡。だが地下にはC一行はおらず、代わりに大量の物資と黒の衛士、帝国軍兵士が密談している場面を目撃してしまう。
地下に潜伏していた戦争継続を望む将兵と黒の衛士を捕縛するために戦闘、黒の衛士は取り逃すが、帝国軍人は捕まえることは出来た。

その後、クロウが先行して足止めしていたC一行と再び対峙。Cと剣を交える中、その立ち回りに違和感を感じるが、Ⅶ組との連携で遂にCの仮面を割ることに成功。
しかしその素顔はクロスベル新総統として君臨した兄、ルーファス・アルバレアその人だった。意味深な発言と妙な情報を置き土産にルーファスはその場を撤退、ユーシス始めⅦ組には驚愕と疑問だけが残る結果となった。
後日クレアからの情報を受けて、ルーファスが二人いると断定。ユーシスは直観と今までの経緯から、昨日出会ったルーファスの方が兄だと確信。また常に単独で行動して、他者は利用を優先させてきた兄が同行者を連れていた意味に思いをはせていた。
その後は拘束した帝国軍将兵たちの後始末や帝都の残りの調査のためにミリアムや他の新旧Ⅶ組の面々とヘイムダルに残る。

調査の区切りがついた段階で再びリィンたちと合流。新旧Ⅶ組総勢で決戦の地、クロスベルに転移で乗り込む。
しばらく調査を進めていたが、特務支援課と連絡が付き、同時に新総統が本格的に他国に同盟とは名ばかりの宣戦布告をしたタイミングで本物のルーファス率いるピクニック隊がこちらに接触。
エリュシオンの情報を得ると共に、兄とも協力をすることになった。さすがになにも言わずに脱獄して、こちらをひっかき回した兄には言いたいことがあったのか、ジト目で後で話があると苦言を呈していた。
ルーファスも苦笑で付き合うと言ったが、その時パーティメンバーに優しい目を向けていた彼には兄の変化を感じていたユーシスも驚きを隠せなかった。

その後、クロスベル市街地で新総統側と決戦。途中自分たちを囮に先行した相変わらずの兄に嘆息したりと色々あったが、最終的にオルキスタワー前にて、兄と並んで戦い新総統を迎え撃ちこれを討伐。
そして新総統を前に語った兄の独白、ユーシスに敗れた経験が勝敗の明暗を分けたとルーファスが語った時は目を見開いて驚いていた。

最終的にⅦ組の一員としてイシュメルガ討伐、逆しまのバベル攻略を成し遂げるも、イシュメルガの悪あがきで天の雷は暴走して大陸諸国が滅ぶかと思われたが、ルーファスが一人残り自滅覚悟でバベルを崩壊させることを決意。
それをエリュシオンの未来予知で知った後は、弟の責務と義務を果たすべくロイド、ピクニック隊の面々とバベルに乗り込む。途中イシュメルガが抜けた一つの因果だったリィンと再会。
別れの挨拶と約束をして、再びバベル中枢部に乗り込む。そこで満身創痍だった兄を見つけ肩を貸して脱出。ここで兄上はようやく自分にとっての「本物」とはなにかを知り、それを手に入れていたのだと自覚出来た。

その後はミリアムと共に兄のお見舞いに行き、回復が順調だと知ると心底安堵していた。そして兄と共にクロスベルが再び自治州として歩み始めた軌跡を見届けた。
最後はルーファスがピクニック隊と共に迎える新たな旅立ちを祝福して、兄弟で互いの健闘を祈った。閃Ⅱから始まったユーシスとルーファスの確執も全て無くなり、ユーシスが本当に報われた瞬間でもあった。



ちなみに財政面で苦労しているらしい。(ミリアム曰く、お金のことになると眉間に皺が寄っている)貴族社会の見直しとアルバレア家自体、色々あったから当然ではあるが。
翻って兄上の方は、表向き財産は帝国政府に押収されたが、各地に財産を分配して取られた金は、大した割合ではないらしい(具体的に残っている資金は不明だが、ナーディアとスウィンの二人が一生遊んで暮らせる額×3倍や高そうなジンゴの飛空艇を貸し切りできる程の額はポンと出せるくらいはある。)
散々迷惑をかけたのだから、少しくらい弟に譲ってくれよと思わずにいられない…



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最終更新:2023年01月08日 21:07