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Challenge the GAME

登録日：2014/03/13 Thu 18:55:07
更新日：2024/02/16 Fri 06:45:27
所要時間：約 6 分で読めます



今 過去 未来も

僕等が願っている　夢の欠片

掴み取るまで　Challenge the GAME



遊戯王ZEXALⅡの3rdエンディングテーマ。 第124話から使用されている。

歌い手のREDMAN（レッドマン）とは、日本のバンドで2013年に石川聡が中心となって結成された、5人組のロックバンド。
名前の「REDMAN」は『情熱』の色たる赤（red）から命名され、時代に流されない熱い音楽を追求し続ける事、
内に秘めた激情を歌や音楽で体現していく事の表れとなっているとのこと。

同年にこの曲でデビューした。


【概要】
ZEXALⅡのEDの共通点として、今回も次回の映像の一部が挿入されている。このEDの場合は皇の鍵。
冒頭では歴代ZEXALエンディング映像からそれぞれ流用されている。

このエンディングでは映像に登場するキャラクター数が非常に多く、主要登場人物やバリアン七皇、複数回登場した味方キャラクターはもちろん、
1話あるいは2話だけ登場した敵デュエリスト、WDCに参加したプロデュエリスト、 ナンバーズの精霊など
遊戯王ZEXALに登場したほとんどのキャラクターが登場、大団円を思わせる映像となっている。

歴代エクシーズが登場する場面もあり、ポーズを決めるスカイ・ペガサスや腕組みをするホープレイ、
さらになぜか混じっている銀河眼の光子竜など目を凝らすとなかなか面白い。

ただし、ベクターとドン・サウザンドだけは姿がない。
これは前回のEDでもアストラルがいなかったが、同様の意味を持つのであろうか……


曲自体は正統派アニソンと言った感じでメロディも歌詞もかっこよくて素晴らしい。
当初はOPのWonder Wingsがメロディ的な意味で少々OPっぽくなかったため、逆のほうがよかったとか言われていたりした。
今では「シャイニングドロー」「かっとビング」といった単語が盛り込まれているWonder WingsがOP。
後述の理由も含めて、映像が大団円で終わるこちらがエンディングで良いという人もいる。

歌詞は歌い手のREDMANや遊戯王ZEXAL……とりわけ遊馬と合っており、かなりかっこいい歌詞である。
冒頭の今過去未来と言う歌詞も本編に大きく影響しており、ヌメロン・コード関係が特に合っていると言えるだろう。

総じて物哀しい曲調でありながら、とにかく前向きで熱い歌詞は、精神的に辛い展開も多かったが、
最後までかっとビングを貫いたゼアルの雰囲気によく合ってると言えるだろう。


追記・修正お願いします。



涙を流して 挫けそうでも
絆で明日を 繋いでいこう！





























全て壊すんだ






まぁ、これで終わったらただのかっこいいEDで終わったかもしれない。

このエンディングの真骨頂はある意味で、このサビ直前の歌詞「全て壊すんだ」である。

第126話にてナッシュとのデュエルに敗北したⅣが粒子となって消滅。
続く第128話ではミザエルと1対2でデュエルしたⅢ&Vも敗北し遊馬たちの前で消滅した。

そのため、トロン兄弟全員が消滅したことにより、第128話のED映像がこれまでの兄弟の活躍を編集した追悼映像に差し替えられた。

ここまでなら前作「遊戯王5D's」などでも取られた手法で、前回真面目に作られたアストラル追悼EDもあり、
途中までは視聴者も感動していた（まぁ、未来組はあっちもあっちでネタだったが）のだが……


EDサビ前の『全て壊すんだ』と歌うフレーズのタイミングでⅣの強烈な顔芸が披露。
歌詞テロップの力も相まって視聴者の笑いを誘ったのだった。

もっとも特別変なシーンだったわけでもないので、この回の場合は普通に感動した人も多かった。


続いて追悼EDになったのはバリアン七皇の内の4名。

主にベクターのせいで、たったの2話で七皇の半分以上がお亡くなりになったのである。

この追悼EDは他の追悼EDより明らかにネタに走っていた様に見えたが、
これは元々コミカルな所のあったギラグとアリトが主な理由であり、「あの頃が懐かしい」などと悲しんでいた者もいた。

ちなみに「全て壊すんだ」はギラグのカツ丼を食べるシーン。

全て壊すんだ（カツ・ドン）


まぁ、ここまでは個人差はあれ素直に感動していたという人も多かったといえる。

だがその後も本編では数々のキャラクターが消滅or死亡し、『全て壊すんだ』という部分で
人気キャラの退場というシリアスな展開をことごとく台無し(いい意味で)にするので、
視聴者も次は何を壊すのか気になりだしていったのだった……


第135話では月で天城カイトが物理的に死亡。
カイトの追悼EDが流れる。内容はかなり真面目であった。

「全て壊すんだ」以外は……



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　　　　　　 ヾ　　　⊿　　　　　　　　　　　　　　　’、´　　　　∇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　全て壊すんだ

※字幕有版では感じ方に差異があります。

まぁ、この場合字幕タイミングが悪いともいえるが。


その後のEDでも


第138話『混沌(カオス)たる存在(もの)『ドン・サウザンド』光来!!』にて
ミザエル、真月ベクターの追悼ED
→ 全て壊すんだ（無言の手刀）

第143話『孤高の決闘者(デュエリスト)『ナッシュ』宿命のラストデュエル!!』にて
神代凌牙&ナッシュの追悼ED
→ 全て壊すんだ（皇の鍵）


といろいろな意味でネタに走ったのであった。

まぁ、ミザエルとベクターの場合は二人が一緒にいる場面があれくらいしかないし、
神代凌牙&ナッシュ側にとっては皇の鍵を砕くシーンはある意味で重要なシーンだが。(皇の鍵は異世界の力でしか破壊できない)


ちなみにこのEDを歌うREDMANのバンドメンバーもアニメ好きという事情もあり、
メンバー達もこの「全て壊すんだ」というフレーズをネタにしてくれているらしい。

某笑顔大百科や某笑顔動画をメンバーたちは楽しんでおり、「全て壊すんだ」の記事ができたときにはTwitterでネタにしていた。

そもそもREDMANのメンバーはバンド結成前はヘヴィロック、エモ、ポップス、ジャズ、パンクなど
それぞれ異なるジャンルのバンドで活動してきたという変わった経歴もある。ジャンルの壁を「全て壊すんだ」

ヴォーカルの石川聡は「段々とバンド活動休止中の自分が許せなくなって、
音楽に対するこれまでの考え方や甘えのような感情を『全て壊し』、バンドマンとして大切なものや忘れかけていたものを思い出せた」
という旨のコメントをインタビューで語っているらしく、主に映像面でネタにされた「全て壊すんだ」にもいろいろな意味があるのだろう。


ちなみに最終回では特別EDでマスターピースになったため、この曲はCMに入る際とエンドカードのみの出番となった。


FNo.0 未来皇ホープが「Wonder Wings」ならば、No.99 希望皇龍ホープドラグーンはこちらかもしれない。


描き続けている　この理想は
絵空事の　幻想なんかじゃない

あの交わした 約束を胸に
何が起きても 絶対 諦めない




追記でミスをし 挫けそうでも　修正で項目を紡いでこう


全て壊すんだ(ラグナロク)
やめろミザエル

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