キーウィ(鳥類)

登録日:2014/03/03 Mon 20:47:46
更新日:2024/04/07 Sun 18:23:37
所要時間:約 11 分で読めます





かつて、チャイニーズグーズベリーと呼ばれた果物は、その名の通り中国原産である


1904年にニュージーランドに原種が持ちこまれ、多くの品種が栽培されるようになった


しかし1950年代、アメリカに輸出する際、ある問題が持ちあがった


冷戦の影響で、アメリカと中国の関係が悪化していたのである


そのため、名前を変える必要が出てきた


1959年に決められた新たな名前は、「キウイフルーツ」


その名前の由来こそ、ニュージーランドの国鳥、キーウィである






■もくじ

◆特徴と生態


キーウィ目 Apterygiformes
キーウィ科 Apterygidae
キーウィ属

ニュージーランドのみに生息する非常に珍しい鳥類。日本では天王寺動物園でのみ飼育されている。夜行性で昼間は姿を見せない。
睡眠時間は1日19~20時間。これはポケモンのケーシィ(1日18時間)以上となる。
体長は30~50センチでニワトリと同じくらい。体重は1~3キログラム、オスよりメスのほうが大きい。
縄張りを主張する時や、メスへアピールするとき鳴くのだが、数km四方にも届く甲高い声で、キーーウィ!と鳴く。実際、オスの声はかなりの美声。
この鳴き声が、この鳥の名前の由来となっているのである。*1
そして茶色くまん丸い体とつぶらな瞳が大変印象的でかわいらしい。どう見てもキウイフルーツです。

……しかし、この姿を見てどこかおかしいと思わなかっただろうか?
そう、鳥類のトレードマークである翼が見当たらないのである。

いや、実際には全くないわけではないのだが……ご覧のとおりである。



その翼はもはや痕跡程度で、わずか2センチ程度しかない。先端には小さな爪が1つ付いているだけ。
少なくとも外側からは全く見えない。
同じ走鳥類のエミューやヒクイドリでさえ、目立たないとはいえ外側から確認できるほどの翼があるのだが……
(ちなみにエミューの翼の先にも爪がついている)
尾羽に至っては完全に退化してしまい、痕跡さえ見当たらない。

その代わりに全身を覆う羽毛は太い髪の毛のように固い。
抱きかかえるとチクチクと刺さって正直痛いほど。

反面、脚は短いながらも非常にがっしりしており、その太さは大人の指に匹敵。脚だけで体重の三分の一を占める。
爪は非常に鋭く、強力な武器になることは言うまでもない。
縄張り争いはかなり壮絶で、時として殺し合いにすら発展する。
種類によっては人間相手に真正面から立ち向かうこともあるほど。
また、意外にも泳ぎがかなり上手く、ワンガヌイ川を泳いで渡ったり往復したという報告もある。*2


次に目をひくのは、まるでキウイフルーツの果柄を思わせる、細長いくちばし。
その付け根には細かいヒゲ(感覚毛)が生えており、先端には鼻の穴がある。


キーウィは嗅覚>視覚という珍しい鳥類であり、かつては、「嗅覚の優れた鳥類はキーウィだけ」と思われていたようだ。
他に嗅覚の優れた鳥はハゲワシやコンドル、ミズナギドリ程度で、ほとんどが死肉を食べる種類である。
もちろん、そのくちばしの形状から察しはつくだろうが死肉は食べず、ミミズや昆虫、果実を食べる。
感覚毛で暗い中でも周囲の様子を察知し、土の中のミミズの出す微かな匂いを捉え、細長いくちばしを地面に突き刺して獲物を掘り出す。
また、くちばしの先で地面に触れ、獲物の動く振動なども感じ取っているという。
一日に400匹ものミミズを食べ*3、大きな獲物を捕まえる時は、くわえた獲物が疲れるまで待つ。
海の近くに住んでいる種類は波打ち際まで出かけ、トビムシを食べている。
しかし、くちばしの構造上、何度も餌を取っていると、鼻の穴に土が詰まってしまうので、たまにフン!と鳴らしている。
ゲノム解析でも色覚を司る重要な遺伝子の一部が不活性化していたが、逆に嗅覚の受容体を司る遺伝子は高度に発達していることが判明している。

また、オークランド大学で行われた研究によると、ダチョウやエミューなど古顎下綱に分類される起源の古い鳥類の中では、
知能を司る前脳部が非常に発達しているという。

キーウィの変わった点は、繁殖にも見られる。



ところでこの卵を見てくれ
こいつをどう思う?


出典: なきごえ vol.46-02 キーウィの不思議
すごく……大きいです……


右がニワトリ、左がキーウィの卵。
ニワトリと同程度の背丈しかないにもかかわらず、卵が異様にデカい
というか卵の大きさは、なんと鳥類平均の6倍。キーウィの身体と照らし合わせると自分の体重の20%を占める
メスの方が体が大きいのも納得だが、おかげで卵に身体を圧迫されて2、3日食事が出来ない
下の写真を見ればいかにデカいかよく分かる。

卵を温めるのはオスだが、この大きさのおかげで卵を全体的に温めることが出来ない。卵の上下で温度差が10℃近くになるのだ。
しかもキーウィの体温(38℃)が他の鳥(40℃~41℃)と比べて低いので、孵化までに約3カ月かかる。
これは同じ大きさの哺乳類の妊娠期間とほぼ同じであり、キーウィが「名誉哺乳類」と称される理由の一つになっている。
さらに恐ろしいことに、キーウィは年に2、3回産卵するのである……どれだけ丈夫な母体なんだ。

ひなはくちばしで卵の殻を破るのではなく、その大きな脚で蹴破って孵化する。
卵の殻は薄く、孵化しやすいようにできているが、言い換えれば孵化する前に壊れやすいということでもある……*4

これだけ大きい卵を産むのは、「子供を大きく産むことで丈夫にする」という意味があるため。
ひなは大人のサイズをそのまま小さくしたような形で孵化する。
その後も卵の黄身はひなの腹に残ってて、しばらく何も食べなくても生きられる上、孵化して5日ほどで自力で餌を取るようになる。
だが、かつては先祖が約700年前に絶滅したモアのような巨大な鳥であり、森の生活に適応して体は小さくなったものの、
卵だけはその名残として大きいままだったと考えられていた。

しかし、南島で見つかった中新世初期の化石化したキーウィは現在の3分の1のサイズ。
このことから、キーウィは大型の鳥が小さく進化したのではなく、小型の鳥が大きく進化したのではないかと推測され始めている。
その化石の遺伝子調査によると、キーウィは今まで近縁と考えられていた同国のモアではなく、
オーストラリアのエミューに近いことが発表され、普段からオーストラリアをライバル視しているニュージーランド人にはショッキングな結果に……
と思いきや、最近の研究では、実はエミューではなくマダガスカルに生息していた巨鳥エピオルニスに近いことがわかってきたとのこと。
ニュージーランド人もこれで一安心?である。

また、かつては「オオマダラキーウィ」、「コマダラキーウィ」、そして「ブラウンキーウィ」の3種のみと言われていたが、
現在は「ブラウンキーウィ」がそれぞれ「ノースアイランドブラウンキーウィ」、「オカリトブラウンキーウィ」、「サザンブラウンキーウィ」と分けられ5種に。
さらに絶滅した系統も6種ほど存在したことが判明しており、シンプルな見た目と裏腹に意外とバラエティ豊富な鳥であることが明らかになった。
これは飛べない鳥であるがゆえに、氷河などの物理的障壁があると簡単に個体群が分かれ別の種類になってしまうからだと言われている。

ちなみに名前からして気になるお味だが、カンタベリー博物館の自然史担当シニア・キュレーター、ポール・スコフィールド博士曰く、
「キーウィの皮を剥ぐと、脂肪の層があり、場合によっては厚さが1インチ近くになることもあります。その信じられないほど脂肪の多い肉と、​​彼らが食べるミミズや昆虫、そして実際にキーウィの匂いを嗅ぐことができるという事実を組み合わせると、臭くて脂っこい」とのことで、「はっきり言って食べても不愉快な味だと思う」と予想されている。*5
また、卵の方も、肉以上に食べるものの影響を受けるので期待できないようである。*6

◆ニュージーランド人とキーウィ


この鳥はニュージーランドで大変に愛されており、ニュージーランド人は自分たちのことをキーウィと自称する。
日本人に置き換えると「キジ」と名乗るようなものである。
この呼び名は、南アフリカで起きた第2次ボーア戦争(1899年-1902年)の頃から使われていたという。
当時イギリスの植民地だったニュージーランドはイギリス軍の一部として参戦し、その戦争での誇りや、活躍した人たちへの敬意を表して、
自らをKiwiと名乗るようになったそうである。
1918年には、オックスフォード英語辞典に「Kiwi」の意味としてニュージーランド人が加わった。

また、国際金融市場でニュージーランド・ドルはザ・キーウィと呼ばれ、ニュージーランド空軍のマークにも使われている。飛べないのに……
キーウィ・ハズバンドという言葉は、オスが卵を温めたり子育てをするのに合わせて、「子育てや家事に協力的な夫」を意味する。*7
靴クリームのKiwiはオーストラリアのブランドだが、ニュージーランド人も、このブランド自体が自国のものだと思っている人が多い。
ここの靴クリームを開発した創業者ウィリアム・ラムゼイの妻アニーがニュージーランド人だったことから、Kiwiと名付けられた。
さらに有名なお土産に、その名もずばり「キーウィのう○こ(KIWI POO)」というチョコ菓子も存在する。*8

これだけの愛されっぷりを誇るキーウィだが、先住民のマオリ人もこの鳥を特別視していたようだ。
それがこの伝説である。

◆マオリの伝説


~むかしむかし、

森の神タネ・マフタはある日のこと、彼の子である森の木々が地中の虫にやられて枯れつつあることに気づき、
兄である空の王タネホカホカに相談しました。
タネ・マフタ(´・ω・)「このままだと森が全滅だ……ヤバくね?」
タネホカホカ「じゃあ、私の子に退治してもらおうか」

タネホカホカは空に住む鳥たちを一堂に集め、地上に降りて虫を食べ、森林を守ってくる鳥を募りましたが、誰も応じる者はおりません。

トゥイ(エリマキミツスイ)は、
「私、暗いの怖いから……」
プケコ(クイナの一種)は、
「えーっ、足濡れるのイヤだ……」
ピピファラウロア(カッコウ)は、
「い、今巣作りに忙しいので……」

と、取りつく島もありません。

タネホカホカの胸は悲しさでいっぱいでした。
もしどの鳥も協力してくれなければ森を失い、鳥たちも家を失うことになってしまうのです。

タネホカホカは残ったキーウィに頼みました。すると、キーウィは空と湿った地上を一瞥してから、
「私、行きます!」
と、きっぱり言いました。

この鳥の言葉に、タネホカホカとタネ・マフタの二人はたいそう喜びました。
しかし、その呼びかけに応じれば、美しい翼を失い、二度と空を飛べなくなるだけでなく、
暗い地上で過ごさなければならなくなり、二度と太陽の光を拝めなくなることを意味していました。
そのことを告げられてもなお、キーウィは「それでも私、行きます!」と、きっぱり言いました。
こうしてキーウィは、頑健な脚と引き換えに翼を失うことになりました。

タネホカホカはこう告げました。

君は自ら進んで犠牲になってくれた。だから、お前は森で一番愛される鳥になるだろう。
だが……
トゥイは臆病者だから、臆病者の証としてのどに白い羽根をつけるのだ。
プケコは永遠に沼地で暮らせ。
ピピファラウロアは今後巣を作ることを禁じる。これからは他の鳥の巣に卵を産むのだ。

トゥイ (´・ω・`)
プケコ (´・ω・`)
ピピファラウロア (´・ω・`)
モフアムシクイ「解せぬ」


マオリ人から見ても、キーウィが別格の存在だったことがよく分かる物語である。

◆有名なキーウィと、モチーフにしたキャラクター


  • ニュージー君
1970年、天王寺動物園に最初に送られてきたキーウィ。
ある年のクリスマス前夜、当時のキーウィ担当の飼育員磯田さんが「きよしこの夜」を口ずさみながらキーウィ舎へ入室した時に、
なんとその歌に合わせるかのように鳴きだし、それ以降は毎晩、磯田さんの口ずさむ歌に合わせて鳴いたのだ
特にスローテンポの曲、「赤とんぼ」や「荒城の月」、「やしの実」などがお気に入りだったとのこと。
ちなみに磯田さんが定年退職された後、後の園長宮下実氏が真似した所、偽物とすぐにバレて足を思いっきり蹴られたという

  • タヒ(Tahi)
マオリ語で「1」を意味する名前のとおり、脚が一本しかない。
ポッサムの罠にかかった時に片足を失ってしまい、ジャンプしながらしか歩けなくなっていたが、
世界有数のVFX工房にして『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでお馴染みWETAが、
ウェリントン動物園との協力で義足を開発した。
ニュージーランドのキーウィ愛ここに極まれり。
……だったのだが、結局足首を痛めてしまい、再び一本足に戻ったのだった。

  • マヌクラ(Manukura)
2011年5月1日に誕生した白いキーウィ。その名前は「主たる地位」を意味する。

白いキーウィが生まれる確率は1万分の1で、マオリ族の長老は「新しい始まりの象徴」と祝福した。
アルビノとは別物で、いわゆる白変種。メラニンを生成する能力自体は普通なので、目は黒いのだ。
同年12月には2羽目の白キーウィ、マウリオラ(Mauriora マオリ語:支えられた命)が、
さらに翌年12月には3羽目のマプナ(Mapuna マオリ語:貴重なもの)が誕生。
2015年にも2羽が誕生して計5羽に。この5羽の父親は同じだという。
ちなみにマヌクラの性格は「いたずら好きな性格で、とても威張っています」とのこと。
しかし2020年12月初旬ごろから、産めなかった無精卵が体内に詰まったことにより体調が悪化。
手術もむなしく、同年12月27日に亡くなったことが発表された。合掌。*9

  • ティキ
『ニュージーランドストーリー』の主人公。ヒョウアザラシにさらわれた仲間達と恋人「ピューピュー」を助ける為奮闘する。
翼が退化して飛べないので、ローラースケートや乗り物に頼って行動している姿が何ともコミカル。

  • アイビィ
『アイビィ・ザ・キウィ?』の主人公。空から降ってきた水玉の卵から生まれ、燃える火のように真っ赤な体をしている。
ママを探すため長い旅に出るが、ただまっすぐ走ることしかできず、段差も登れない。
そのためプレイヤーはツタを引くことによって、アイビィの旅を手助けすることになる。

  • キウイモン
デジタルモンスターの一種で、世代/成熟期、属性/データ種、種族/古代鳥型。
頭部についた葉で光合成できる。実際のキーウィは夜行性だが
おとなしい性格で、頭部の外殻以外に身を守る術が無く、狩られてしまうことが多い。
必殺技は、体内に隠れているチビキウイモンを放ち、くちばしと爆発で攻撃させる『リトルペッカー』。
チビキウイモン達は爆発しても平気で戻ってくる。
デジモンアドベンチャー』では、ピノッキモンの部下として登場。

  • エレキーウィ
遊戯王に登場するエレキモンスター。
表側表示でいる限り、こちらのエレキモンスターの攻撃時戦闘では破壊されなくなる。
エレキタリスやエレキツツキのサポートとしてデザインされたと思われるが、結局戦闘ダメージは防げない。
その上、攻撃された相手も場に残るので、無理に効果を使うより、チューナーとして使った方がいい。

  • ギーウィ・ニューズィー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する、ギャングラー怪人の一人。
ライモン軍団の一員であり、幸運を操作する人食い植物を扱う。
戦隊シリーズはおろか、特撮界全体でもおそらく初めてのキーウィモチーフの怪人。

  • ゆるいキーウィ
イラストレーター、きう山氏によるユーモラスなキーウィの絵の数々。
2020年5月からツイッターでアカウントが開設。2021年4月15日には画集が発売されている。

◆最後に


そんな愛されキャラであるキーウィだが、皮肉なことに、ニュージーランドに人類がやって来てから数を減らし続けている。
かつては1000万羽以上いたのに、今では3万羽程度しかいないという。
実際、ニュージーランド人でも野生のキーウィを見た人はほとんどいない。

数が激減した理由は、外来種である哺乳類に対して身を守る術を持たなかったこと。
かつてニュージーランドの哺乳類と言えば非力なコウモリしかいなかったのだ。
犬、猫、ネズミ、イタチ、ポッサム……特にポッサムは牛の結核を広めることもあって、ニュージーランドでは害獣扱いされている。
(ちなみに本来の生息地であるオーストラリアでは保護動物である)
人間からも、かつてはその羽毛が鱒釣りのための毛針になるため乱獲されたことがあった。
警戒心が低いのも痛く、好奇心から付いてきたりすることもあるほど。
見事なまでに、これまでの絶滅動物が辿ってきたフラグを立てている。ただ、年に数回繁殖するだけカカポなどよりはマシであるが……

そんなキーウィを守ろうと、ニュージーランドの各地では保護活動が行われている。
北島ネーピアの保護計画では、ひなの状態が安定する孵化する1週間前に卵を回収し、人工保育した後、天敵を駆除した森に移している。
ここでは順調に数を増やしているということである。

ちなみに現在天王寺動物園にはジュンとプクヌイの2羽が飼育されているが、2羽ともかなりの高齢*10な上に、
2008年に新たな寄贈をニュージーランドに要請したが、「保護政策のため輸出できない」と拒否されている。
つまり、いずれキーウィは日本で見られなくなってしまう可能性が高い
もし国内でお目にかかりたいと思う方はお早めに同動物園を訪れた方がいいかもしれない。


追記修正は、キーウィを愛してやまない方にお願いします。

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最終更新:2024年04月07日 18:23

*1 近年では、マオリ族の先祖が南太平洋の島々に住んでいた頃、その場所に生息していたシギの仲間の鳥「kivi」が由来ではないかとも考えられている。要はオオウミガラスとペンギンの関係に近い

*2 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030742243.pdf

*3 天王寺動物園の広報誌『なきごえ』1970年【VOL.06】8月号によると、キーウィが送られてきたばかりの動物園では、ミミズの養殖技術がまだなかったのか餌の工面に苦労しており、ミミズの募集をしていた。現在ではミミズの他にも牛の心臓を細く切ったものにオートミールとビタミン、ミネラルなどのサプリメントを混ぜたものを与えている

*4 https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030742410.pdf

*5 https://www.newshub.co.nz/home/new-zealand/2016/10/kiwi-meat-what-it-tastes-like.html

*6 http://www.cgegg.co.jp/blog/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%94%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AA%E7%A7%91%E5%AD%A6/4890/

*7 オカリトブラウンキーウィは例外的に夫婦協力して抱卵する。

*8 さらに同シリーズで「プケコのう○こ(PUKEKO POO)」、「羊の落とし物(SEEP DROPPING)」などのチョコ菓子も存在する。下ネタ系ネーミングのチョコは万国共通のネタのようである

*9 https://www.theguardian.com/world/2020/dec/28/mankura-the-rare-white-kiwi-dies-after-surgery-in-new-zealand

*10 ジュンは1982年生まれ、プクヌイは1988年生まれ。飼育下での寿命は約30~40年ほどと言われる