極楽鳥/Birds of Paradise(MtG)

登録日:2014/03/01 Sat 23:39:30
更新日:2023/07/12 Wed 18:58:09
所要時間:約 3 分で読めます




マジック:ザ・ギャザリングに登場するカード。
のクリーチャー。初出は最古のエキスパンションであるアルファ。レアリティはレア。

以下カードテキスト。

極楽鳥/Birds of Paradise (緑)
クリーチャー-鳥(Bird)
飛行
(T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナ1点を加える。
0/1

見て貰えれば分かるが、極めて弱いカードである。
なんとパワー0、これでは攻撃しても相手のライフを削ることが出来ない。
飛行とかなんとか書いてあるが、レアリティに見合っているとは到底言えない。いわゆるカスレアである。

だが世の中には奇特な人もいるもので、こんなカードと7/6の強カード甲鱗のワームをトレードしたという話も伝わっている。



追記・修正お願いします。



































   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


ラノワールのエルフと並び、「マナ・クリーチャー」と呼ばれるマナを生成出来るクリーチャーの代表格。
序盤のマナ加速に加えて、好きな色のマナを出すことができるため多色デッキの安定にも大きく貢献する。

相手から見ると「鳥(極楽鳥)を見たら焼け」と言う格言もあるほど。

極楽鳥に限らずマナクリーチャーというものは、初心者のうちは軽視してすぐに除去せず放置して、
それを経由して出てきたアタッカー等の対処にのみ心血を注ぎがちだが、少し慣れてくるとすぐにそれは正しくない事に気づく。
マナクリーチャーが生きている=多くの場合こちらより潤沢なマナを使って展開を続けられると、高確率で除去が追いつかなくなる。
スピードで最初から追いつかない場合もあるし、除去耐性を持ったデカブツが出てくる場合もある。
そもそも除去云々ではない致命的なエンチャント等を置かれてしまう事もある。

しかしマナクリーチャーを見てすぐに除去すれば、それらを全て妨害できる。
残りの除去も余裕を持たせられるし、最初から押される事もない。相手の戦略を根底から瓦解させられる。
特に他の色への足掛かりになる極楽鳥は尚更最速で焼ける場合とそうでない場合の差が激しい。

また、「飛行を嫌う」と言われる緑で、飛行を持っている痒い所に手が届くのもポイント。
飛行を持つフィニッシャー相手にもチャンプブロックで時間を稼いだり、逆に巨大化などで殴ったりすることもあり得る。
効率は劣悪なので普段はやらないが、いざという時に「そういう事ができる」という選択肢が無いのとあるのではかなり違う。

上記の甲鱗様との話はシャークトレードにまつわる有名なジョークである。

またLORD of VERMILIONにも参戦している。

関連カード

ラノワールのエルフ/Llanowar Elves (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):(緑)を加える。
1/1
極楽鳥と双璧を成すマナ・クリーチャー。緑マナしか加えられず飛行がない分、パワー1によって打点として運用できる。
エルフという部族も強力であり、豊富なエルフサポートを受けて屈強なムキムキエルフになることも。

ユートピアの木/Utopia Tree (緑) (1)
クリーチャー — 植物(Plant)
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
0/2

インベイジョンで登場したマナクリーチャー。一マナ重くなった&飛行を失った等いろいろ使いづらくなってしまった。
同ブロックに疫病吐きという低タフネスクリーチャーを一網打尽にできるクリーチャーがいたのも痛かった。

森の女人像/Sylvan Caryatid (緑) (1)
クリーチャー — 植物(Plant)
防衛 呪禁
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
0/3

テーロスで現れたパワー0のマナクリーチャー。時代が下ってユートピアの木に比べて色々強化。地味に防衛を付与されているがほとんどデメリットになってはいない。
攻撃には使えないものの、”呪禁のおかげでショックを撃ち込めない””タフネスが3あるので軽いダメージ系やマイナス修正系の全体除去なら耐えられる”などなど、なかなか生存性に優れるクリーチャー。おかげでパイオニアやモダンでも選択肢に入る。

金のガチョウ/Gilded Goose (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
金のガチョウが戦場に出たとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
(1)(緑),(T):食物トークンを1つ生成する。
(T),食物1つを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
0/2
エルドレインの王権で現れた新たなマナ・バード。
マナを生み出すのに食物を要求するため、素の状態では1度しかマナ加速できない。その代わりに食物トークンを自力で生産できるため、余ったマナを次ターンに持ち越す、といった運用になる。普通ならば
継続的に食物を供給できる手段があったとしたら?結果は元凶の項目で自ずとわかるだろう。
使い捨てなのを割り切って、変容クリーチャーを重ねて空飛ぶアンギラスとして突っ込んでくることもあった。

Ornithopter of Paradise / 極楽の羽ばたき飛行機械 (2)
アーティファクト クリーチャー — 飛行機械(Thopter)
飛行
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
0/2
アーティファクトクリーチャーの代表格《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》と極楽鳥が合体。
とはいえ2マナになったことでどちらとも性質が変わってしまい、「空飛ぶマナマイア」あたりが実情か。

まさかのプレインズウォーク

極楽鳥 R 自然文明 (2)
クリーチャー:マナ・バード 1000
飛行(このクリーチャーは、「飛行」を持たないクリーチャーから攻撃もブロックもされない)
このクリーチャーはシールドをブレイクできない。
このクリーチャーを、自分のマナゾーンにあり、すべての文明を持つかのようにタップしてもよい。(この能力を、出たターンに使ってもよい)
裏の章 パラレル・マスターズのMTGコラボでデュエマ次元に進出した極楽鳥。
マナこそ2になったものの、飛行とマナ能力を持ち、パワー0とタフネス1をデメリットで再現するなど概ねMTGでの性能に忠実。
デュエマではクリーチャーがタップしているクリーチャーに攻撃できるため、かつてデュエマ版《ラノワールのエルフ》として登場した《蛙跳び フロッグ》の問題点であった「マナを出すとタップし、攻撃の的になってしまう」という部分を飛行によって克服している。
場持ちのいいクリーチャーとしても運用できるとベターか。


遥か昔、アニヲタWikiは誤記にあふれていた。項目が増えていったせいで、そのほとんどは追記・修正を必要としている。

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最終更新:2023年07月12日 18:58