ファイターチーム

登録日:2014/2/25(火) 12:57:00
更新日:2024/01/29 Mon 23:43:40
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ファイターチームス、get glory!




◆概要

ファイターチームとは、ウルトラマンガイアに登場する特捜チーム XIGの中で、XIGファイターを用いて空中での戦闘や攻撃を担当する、要するに航空部隊。
そもそもウルトラシリーズの防衛チームには戦闘機がほぼ必須なことに加え、XIGの基地が高空にあることも手伝い、ファイターチームは多くの場合、XIGの主力となる。
劇中では三チームが登場しているが、もっと多かった可能性もある。食堂の様子をご覧。
当初は役割が被っていることやプロ意識から互いに対立、ないしライバル視する描写が見られたが、ストーリーが進むにつれ、チームの垣根を越えて認め合うようになっていった。
最終回においては、ミッション・ガイアで重要な役目を果たした。
勿論、このミッションでは参加した人も怪獣も皆の役目が重要なのだが。


◆チーム紹介

チームライトニング

元、防衛隊のトップガンで構成された、年若いエリート部隊。
第1話を初め出撃頻度が最も高く、故に活躍にも恵まれているほぼレギュラーと呼べるチーム。
第12話で基礎体力不足を露呈したが、鍛えたと思われ、その後も地上での任務を任されるケースが何度かあった。
第34話では地上戦で勝利している。
シンボルマークは稲妻マークを受け翼を広げる鳥。


◆メンバー

◆梶尾克美 リーダー(演:中上雅美)
「俺に任せろ!」
ライトニングのリーダー。24歳。
オペレーションクルーを除けば最も多く登場している準レギュラー格。
当初は我夢と反目するキャラだったが、4話で共闘、5話で指示に従い、6話で一旦はきつい事を言うもののすぐに和解し、7話では既に信頼関係が生まれているなど、単にプロ意識が強いだけの善い人であることが早い段階で判明した。
ファイターを失い、我夢の正体を知った際は無力感故に声を荒らげる等、熱い面もある。
ただし米田曰く「粘っこい奴」。
1話から出撃しているが、頻繁に出撃しながら45話まで撃墜されなかったという脅威のウルトラ隊員。
初期は地上での射撃が下手だったものの、いつの間にか克服しており、後に汚名返上を果たす。
当初は佐々木敦子から好意を寄せられていたが、19話を契機に敦子の姉、律子(未亡人)との仲が進展し、46話で成就する。もげればいい。
梶尾の活躍が見たい方には、30話「悪魔のマユ」をお奨めする。
梶尾の顔芸が見たい方には、35話をお奨めする。


◆北田靖(演:長谷川勝彦)
「ライトニングの名にかけて!」
23歳。記念すべき、XIGで最初に撃墜された人その1。
我夢に強い興味を持っているという初期設定はあまり活かされず、梶尾の忠実な副官というイメージが強い。
彼も中々のイケメンであるのだが、チームメンバーが真面目で有能なリーダーと大雑把だが人情家の同僚であるため、いまいち目立っていない。
ミッションガイアでは、他の多くの隊員が改造ノーマルファイターに乗る中、梶尾と共にファイターGTを与えられた。


◆大河原聡志(演:沢木祐介)
「エ、エサは嫌です!」
25歳。記念すべき、XIGで最初に撃墜された人その2。
ガイアを心底から仲間だと信じており、偽者だと言われても撃てない程情が厚い。
27話の「彼は…ガイアは…ずっと一緒に戦ってきた、仲間なんです!」は名言。
一方、偽物が決定的な証拠を見せたときは徹底的に攻撃していた。
北田と大河原は梶尾に対するホモ疑惑がある。
(夜景を見ながら良い感じになる梶尾と敦子を見ながら)
「ああ…梶尾さん…」
「米田さんも結構いい人だぞ」
「頑張ろうな」




チームファルコン

ベテランパイロットで構成された、大人のチーム。
その割には常に死に場所を求める様な危険なミッションに志願するが、それは嘗て自分達の命と引き換えにエリアルベースが守られる未来を目撃した為。
詳しくは32話をご視聴下さい。
その死にたがり病は同話で克服されたが、48話で再発した様にも思える。
シンボルマークはその名の通りハヤブサ。


◆メンバー

◆米田達彦 リーダー(演:賀川黒之助)
「開けたドアは閉めないとな」
34歳。冷静な死にたがり。
勝手に入隊してきた我夢のアドバイスを「貴重」と評価したり、重傷の身体をおしてガンQの「目的」を我夢に考えさせる等、人格面でもよくできた人。
ガンQ戦、ゼブブ戦と二度に渡って重傷を負っているが、二話で回復する脅威の生命力を持つ。
また、新型ファイターがお目見えした際には、最も推進力の激しいSTを託された辺り、その実力は梶尾以上と認められているのかもしれない。


◆林幸市(演:塩屋省吾)
「俺達は…米田リーダーだったから」
33歳。明るい死にたがり。
大人のチームの割にクロウに対してよく突っかかる。曰く、演習でクロウにやられた為らしい。
それでも和は保たれているのがXIGである。


◆塚守亨(演:石川真)
「反物質は物質化しました」
32歳。普通の死にたがり。
林と対照的に、クロウの実戦参加を祝う紳士。
演者は元仮面ライダーシンで、後に青の巨人に憑依された。




チームクロウ

女性パイロットで構成されたチームで、過激な演習と独特の連繋をもってミッションに挑む。
何故かアグル絡み、藤宮絡みの出撃が多く、FE3では、見た目も性能も変わらないのにアグルを援護しに来るファイターはチームクロウという拘りっぷり。
第10話における初出動の際にかかっていたロックの選曲は、脚本の小中千昭氏が幻滅したと公言してしまう等やや不名誉なチームでもある。
シンボルマークはその名の通りカラス。


◆メンバー

◆稲城美穂 リーダー(演:川嶋朋子)
「たとえ何者であろうと、それがあたし達の任務なら」
26歳。自分達を優秀な戦力として、実戦へ投入しない堤にフェミニスト的に不満を述べていた。
10話を期に実戦参加するようになってからは性格がやや丸くなったと同時に、任務を忠実に遂行する生真面目だが空気を読めない言動も増えた。
その一方でパイロットの腕はファイターチームのリーダーとして相応しいものを持ち、なんと本編における被撃墜数はゼロ。
我夢に対し、宇宙怪獣が暴れる理由を問い掛ける、知性的な面も見られる。
ちなみに演者はかつて『特捜ロボ ジャンパーソン』にレギュラー出演していた。



◆三島樹利(演:松田泉子)
「よっしゃ!」
24歳。
過激というよりは体育会系で、アグルとの戦闘にもノリノリだった。
意外にも元は戦闘機乗りではなくテストパイロット。
ファイター設計の生みの親たる乱橋チーフとはその頃から縁がある。



◆多田野慧(演:石橋けい)
「いつも言ってることが格好良すぎんのよ」
22歳。
命を捨てかねない行動をとる米田を幾度も案じ、それが愛へと発展してしまった。
演者の石橋けいは前作前々作に続き、これで平成三部作全てに出演を果たした。







追記・修正はマッハ11の新品戦闘機で垂直降下できる方がお願いします。
後、エキスパートチームも宜しくお願いします。 

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最終更新:2024年01月29日 23:43