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クセロシキ(ポケモン)

登録日：2013/12/31 Tue 13:34:43
更新日：2024/02/13 Tue 20:05:05
所要時間：約 10 分で読めます


※一部ネタバレにご注意ください。








すごいな　オマエ！
すごいぞ　オマエ！


クセロシキとは「ポケットモンスター X・Y」に登場する人物ゾ！


■もくじゾ！


■概要ゾ！

X・Yシリーズに登場する悪の組織「フレア団」で暗躍する科学者の一人ゾ！
どう見ても顔に埋まっているサングラスをかけたふくよかな男性で、科学者の中では黒一点ゾ！
やや機械的な言動が話す。研究に没頭して陽の光を浴びてないのか、肌はまっ白。何故か左手だけビニール手袋をはめているゾ！

科学者の中ではリーダー格で、他の4人が各地で暗躍する中、彼は本拠地でカロスを滅ぼした最終兵器の管理を担当しているゾ！
ボスであるフラダリと対等に話していることから見ても、相当の地位にいたことがうかがえるゾ！

良くも悪くも研究者気質なマッドサイエンティストゾ！
フラダリと違って理想や計画があるわけではなく、純粋に研究の成果を知りたいがために最終兵器起動の研究に協力しているゾ！


■活躍ゾ！

初登場はフラダリラボの地下3階ゾ！
最終兵器の最終チェックをフラダリと共に行っていたゾ！
主人公を見つけると、「オマエを調べる」と言ってポケモン勝負を仕掛けてくるゾ！

彼に勝利すると、最終兵器を起動するためのボタンを主人公に押させようとしてくる。ゾ！
赤と青のスイッチがあるが、この内青いボタンを押すと最終兵器は起動しない。
……が、仮に青いボタンを押してもクセロシキ自身が兵器を起動するボタンを押してしまうため、結果は変わらないゾ！

フレア団事実上の壊滅後は、フラダリや他の研究者共々消息不明となるが……


■使用ポケモンゾ！


2匹とも威力の高い技ばかりを使用してくるので、相性が有利なポケモンを活用したいゾ！
特にカラマネロは「あまのじゃく」+「ばかぢから」のコンボで能力を上げてくるため、長期戦は不利になってくるゾ！






ワタシとしては
研究の　成果が　みたい

イコール　追記・修正をし
記事を　きれいに　するゾ……！！









以下、クリア後のネタバレにご注意ください。

















■殿堂入り後ゾ！



科学の　力は　すごいのだゾ！


フレア団事実上の壊滅後、4人の女性科学者たちは消息不明となるが、クセロシキだけは殿堂入り後にもストーリーに登場するゾ！
関わってくるのはミアレシティで起きる通称「ハンサムイベント」と呼ばれるシナリオゾ！
このイベントでは「ドクター　クセロシキ」と呼称されているゾ！

フレア団無き後、彼はフラダリラボの隠しフロアに籠り、残された僅かな予算を使い自身の発明を成功させるために尽力していたゾ！
それは「イクスパンションスーツ」というどんな凡人も超人的トレーナーに変える特殊なスーツであったゾ！
自身の研究人生の答えかつ集大成であり、それにかける情熱もかなりのものだったようであるゾ！

彼はスーツの臨床テストの被験者を募るため、フラダリカフェに

「だれにでもできるかんたんなおしごと」（マチエール談）

と記載されたバイト募集告知を貼り出すゾ！（これにスーツのことも記載されていたかは不明。）
そして、それに応募してきたのが16歳の少女‐マチエールだったゾ！
残された予算が少なかったこともあり、彼女を即採用ゾ！
テストの趣旨を説明するもまるで理解されなかったが、自身のスーツに懸ける情熱は通じ、やる気は出してもらえたゾ！
その後、スーツを彼女の体型に合わせ一部カスタマイズし、スーツ着用中の彼女に「エスプリ」というコードネームを付けるゾ！
こうして、残された僅かな予算と時間で、マチエールと共にスーツの完成を目指し始めたゾ！


□イクスパンションスーツ仕様ゾ！


クセロシキが作り上げた最高傑作なだけあり、機能がマジでぶっ飛びすぎているゾ！

(以下、ゲーム中から抜粋。)
１．トレーナー強化
スーツ型　強化筋肉に　よって
着用者の　運動能力を
膨張させ　引きあげる　機能

２．ボールジャック
けい部に　装備した
ハッキング・ジャックに　より
モンスターボール内部に
コンピュータウイルスを　送り込み
ボールを　ジャックする　機能
これにより　ボール内の　ポケモンを
自在に　コントロール可能
また　ウイルスに　より　ボール内の
ポケモンが　持つ　パワーを
膨張させ　引きあげることが　可能

３．スニーキング
カクレオン　および　メタモンの
肉体組織　原理を　応用した
光学式　変身能力

４．リモートコントロール
着用者の　暴走　反抗を
防ぐため　スーツ　自体を
遠隔　コントロールする　機能
一般的な　トレーナーを　模した
仮想人格AI　再生機能
なお　リモートコントロール下　に
おいて　着用者の　意識は
こんすいレベルまで　低下する


……と、たった一人でこれだけのものを作り上げてしまっているゾ。天才過ぎだゾ！


□イクスパンションスーツのテストゾ


しかし、いざ臨床テストを開始しようとした矢先にトラブルが発生。マチエールがトレーナーではなかったことが判明するゾ！
この事態を受け、クセロシキはやむなく彼女にトレーナーとしての基礎をレクチャーすることになるゾ！
その後、自身のポケモンを貸し与え、彼女にトレーナーとしての技術をレクチャーしようとするがここでもトラブル発生ゾ！
ポケモンが彼女になつくばかりで戦おうとしなかったのであるゾ！
彼はこの想定外の事態に驚き、関心するも、それに構う時間は残されていなかったゾ…
よって、リモートコントロール機能を使い、彼女の意識を昏睡レベルにまで低下させた状態でテストを行うことに決定したゾ！


□臨床テスト：1

リモートコントロール機能使用決定後、ようやく臨床テストが開始されるゾ！
最初のテストという事もあり、スーツの運動機能のチェックが中心だったゾ！
そのために、クセロシキはマチエールの意識を眠らせた状態で、彼女を警備が厳重なミアレ美術館にスニーキング機能で潜入させるゾ！
テストの結果は成功。美術館3階にある壁画に潜入の証（ラクガキ）を刻み、リモートコ ントロール機能も極めて良好に機能したゾ！
テスト終了後の彼女の心身に異常・問題共に認められず。彼女はスーツ着用時の記憶は なく、ぐっすり眠っていたと証言ゾ！

このテストの成功を祝し、マチエールへのギャラを弾んだというゾ！


□臨床テスト：2

イクスパンションスーツの要、ボールジャック機能のテストが行われるゾ！
前回と同じくマチエールの意識は眠らせた状態にし、ミアレシティの路地裏でポケモンの強奪を行わせる。そしてそのポケモンを洗脳し戦わせたゾ！
スニーキング機能も使用し、次々と他人のポケモンを奪い、そして洗脳することに成功 するゾ！

しかし、テストの途中でマチエールの知人であるハンサムと現カロスリーグチャンピオンの妨害を受けるゾ！
更にハンサムの放った言葉により意識が眠っている筈のマチエールが苦しみ始め、リモートコントロール機能が一時制御不能になるトラブルが発生ゾ！
この事態によりテストは中断。マチエールをアジトに帰還させるゾ！
彼女の帰還後、すぐに心身に異常がないかチェックするも問題なし。だが、彼女は「とても怖い夢を見た」と証言するゾ！


□臨床テスト：3

スーツの能力がポケモンリーグチャンピオンに通用するかのテスト。実際にカロスリーグのチャンピオンを相手に行われたゾ！
前回のテストで強奪したポケモン達を使い、それらをボールジャック機能で強化した状態でチャンピオンに挑むも悉く敗北ゾ！
更に、前回のトラブルの原因となったハンサムと、マチエールの相棒であるニャスパー が乱入したことで、再びリモートコントロール機能にトラブルが発生ゾ！
マチエールが苦しみ始めるゾ！
彼らの呼び掛けに対抗するかの如く、クセロシキは動揺しながらもリモートコントロール機能を最大にしテストを続行。そして、更にチャンピオンに挑むも敗北ゾ…
機能を最大にしても尚、障害に苦しむマチエールを見かねた彼はテストを中断し、彼女を解放ゾ。
「実験は成功した」と語り、テストの終了を宣言するゾ。

スーツのテストが終了した後、クセロシキはハンサムに臨床テストの際の犯行について告白ゾ。
マチエールは操られていただけで、責任の所在は全て自分にあることを話し、ハンサムに逮捕されたゾ。
彼によれば「何も思い残すことはない」とのことなので、スーツは完成したと思われるゾ！


■結末

その後、ハンサムにマチエールが提案した食事に呼ばれた時は感謝の意を示し、また皆に黙ってミアレを去ろうとするハンサムにマチエールを引き合わせたりと、
彼女には特別な想いを抱いていたことがうかがえ、マチエールもそれは同様であったゾ。
彼女の純粋さが、クセロシキの凍てついていた心を溶かしていったのだろうゾ。
ちなみに、ハンサムハウスにはその食事会の時に撮ったと思われる写真が飾られているゾ！

最後は、リモートコントロール機能を解除した「イクスパンションスーツ」と、自身の手持ちポケモン（クロバットとカラマネロ）をマチエールに譲り、ハンサムに連行されていくゾ…
マチエールはその後も、ハンサムハウス二代目所長マチエール兼超人トレーナー仮面ライダーエスプリとして、ミアレの平和を守って行く事になるゾ！


最終兵器を発動させたことは確かに責められるべきだし*1、悪人であることに変わりはないが、
その目的は科学者としての好奇心を満たすことにだけあり、人としてはそこまで非道な人物と言う訳でもなかったゾ。
手持ちポケモンになつき進化するクロバットが含まれていることもその理由を裏付けるものになっている。
研究者としてあまりに純粋すぎる姿勢はBW2のアクロマに通じる所があるゾ。
予算が残り少なくなっているにも関わらず、マチエールへのバイト代を弾んだりしたこともあったり、(外見だけでなく内面も)割と太っ腹のようであるゾ。


彼の逮捕の裏では、フレア団のナンバー2であると思わしきある人物が関わっているゾ
ハンサムはクセロシキ逮捕のため、その人物に裏取引を持ち掛ける。そして主人公にイクスパンションスーツの詳細とそのテストの内容を話すゾ
また、クセロシキの行為を「フレア団の正義」に反する裏切り行為と判断し、主人公に彼を手段を問わず処分するように依頼したゾ
クセロシキ自身も、その人物に自分が切り捨てられた事は充分理解しているようであるゾ


名前の由来はウリ科の多肉性の植物『クセロシキオス(別名・グリーンドラム)』ゾ。
余談だが4人の女性博士の名前の由来となった植物が全て「赤(フレア団)」に関係する植物*2であるのに対し、
クセロシキだけは赤とは一切関係がないゾ！？

最終的にフレア団に捨てられた形になったものの、
マチエールを通じて主人公達とも和解できただけ、フレア団の幹部の中では救われた人間であると言えるゾ。

ハンサムイベントの最終話で、マチエールにかける彼の言葉は名言であるゾ。



キズナ！　キズナだな！

みることも　存在することも　できない　ありえない　概念

だが　わたしは　キズナを　否定しないゾ！

国際警察と　マチエールは　キズナで　リンク　している！


■アニメ

CV：最上嗣生

アニメでは結構出てくるゾ。この項目の如く語尾に「~ゾ」をつけるゾ。うざいゾ。
まぁ、ジガルデを赤く染めて操る機械を発明してる辺りは凄い…のかもしれないゾ。






よーし！　オマエで　実験だゾ！
イクスパンションスーツを　着た　エスプリが　オマエを　倒せば
わたしの　追記・修正の　すごさを　証明できるゾ！

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最終更新：2024年02月13日 20:05

*1 しかも正しいスイッチを選んだ場合、ボスであるフラダリの「正しいスイッチを選んだなら最終兵器の発動を中断してほしい」という命令を無視した形になる

*2 赤い花を咲かせる種類があるバラとコレア、赤紫の実を付けるアケビ、葉を赤く染めるモミジ