ジーク(仮面ライダー電王)

登録日:2009/11/08(日) 15:11:56
更新日:2023/11/06 Mon 01:18:14
所要時間:約 4 分で読めるぞ








仮面ライダー電王に登場するイマジン

CV:三木眞一郎
主なスーツアクター:永瀬尚希


リュウタロスが拾ってきた赤ちゃん、鷹山祐介に憑いたイマジン。イメージは白鳥の湖の白鳥。たまにみにくいあひるの子と間違えられた。
名前は白鳥の湖に出て来る王子ジークフリートの名前から取られたものと思われる。
本来は劇場版の宣伝要員で23話~24話に登場。

鷹山家に恨みを持つ人間が祐介を拉致するが、ジークが実体化してこれを救出。彼を抱えて道端を歩いていたところ、リュウタロスに拾われデンライナーに乗り込んだ。
憑依したとき、祐介はまだ母親の胎内にいたため、「生まれて来る」という変則的な形で2007年にやってきた。
そのせいか、他人に憑依する力が他のイマジンより強かったり、他のイマジンを小さくする能力を持つなど、少々毛色の変わった存在である。
赤ちゃんの姿でいることが耐えられない、と良太郎の身体に勝手に憑いた。

だが、赤ちゃんは記憶が次々塗り替えられていくためジークを忘れ始める。イマジンは記憶を元に存在するため、契約者に忘れられ始めたジークは消滅の危機に瀕する。
しかし、実はジークが憑依していた相手は、祐介ではなくその母親、鷹山栞であったことが判明。
彼女の願い「赤ちゃんが無事生まれてくるように」という願いを叶えていたと判断され、行くはずだった過去へ送ることで契約完了、契約者から自立し事なきを得た。
まあ、生まれてもいない胎児が何らかのイメージを持っているわけがないので、確たるイメージを得て実体化している以上、憑依相手が大人であるのは当然であったが。


鷹山親子を我が母、我が兄弟と呼び、大切にしている。
名前が『鷹山』でメインライターが小林靖子だが、別に赤いアマゾンは関係ない

ちなみにイマジンの使命である「歴史を変えてイマジンの未来を創る」ことに関しては「動くのは私ではなく世界の方だ」といい、その気はないらしい。

キメ台詞は「降臨…満を持して」

自称『王子』は伊達じゃなく、かなりの上から目線。
イマジンに対し「頭が高い!」と指差すことで小さくすることが可能。

モモタロスをお供その1といったり、ハナに対しお手伝いとして子守を命じたりとやりたい放題だったが。
ハナに叱られ、消滅の危機に瀕したことで他人を思いやるようになる。
この時、ハナはお手伝いから姫になった。


以降、消滅の危機を脱し、過去にとどまることになるが、人気があったためかちょろちょろ出番が増えた。

最終決戦にも参戦したが、イマジン体の武器がないため、なんだかかわいそうなことになった。
だが、TV版最終回でデンガッシャー・ソードモードの飛んできた刀身を手で弾いて逸らすのはスゲェとしか言いようがない。



仮面ライダーディケイド』では、光写真館にうっかり置き忘れられ、もやしに返品される。
劇場版超電王の布石として大事な役目である。流石王子。



■W良太郎
ジークが憑依した良太郎
他の憑依とは違い、『W』は変身後のウィングフォームから取られている(ジークの頭文字はS)。
コーンローにふわふわの羽根を纏わせ、首にも白い羽根をまく。
目も白く変化し、ちょっと怖い。
髪型のセットが一番大変だったりする。
別に半分こ怪人とは関係ない。


■仮面ライダー電王 ウィングフォーム
ジークが憑いた金の地に白を基調とした外装がついたフォーム。スピードとジャンプ力に長けている。
ベルトが白鳥を模したものに変化し、待機音も電車のミュージックホーン風ではなく、ハープのような優雅なものになる。
劇場版とテレビ放送版では変身の仕方が違っている。

武器はデンガッシャーハンドアックスモードとブーメランモードの二刀流。


必殺技は「ロイヤルスマッシュ」
ブーメランを投げ、敵が避けたところを正面からハンドアックスで攻撃。
後ろから迫るブーメランと目の前にあるハンドアックスに挟まれた相手は逃げられずに倒される。
自身は武器の回収のみとロイヤルさ溢れる必殺技となっている。
…そこ、横に逃げればいいとかいうでない。
また、『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』では両方同時に投げるパターンも披露した。



■仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム
超・電王に登場。クライマックスフォームに、さらにジークが憑依した形態。
背中に羽根が付き、ある程度の飛行能力を有するようになった。

必殺技は「超ボイスターズキック」。
ジークの能力を活かした超高度ジャンプから飛び蹴りを繰り出す。
背中の羽根が大きく展開する演出が美しい。
だがデンカメンは動かない。

クライマックスフォームは一人の体に五人もの人格(良太郎+タロウズ四人)が宿るため、非常に居心地が悪いらしいが、
ここにさらにもう一人加わったらどうなってしまうのだろう…


ジークの我が兄弟こと鷹山祐介役の赤ちゃんは、スーツアクター渡辺淳氏(丁度彼の初登場した23~24話の敵イマジンの中身の人)の息子さんである。





余談だが、劇場版第1作目『俺、誕生!』では、記憶を失った良太郎に憑依出来た理由は本人曰く『教養の差だ』と言ったが、おそらく正確には契約を終え時間から解放された時点で、どの人間にも憑依出来る事が可能になったからだと思われる。
まあ、良太郎が『特異点』&憑依しやすいという事も理由の一つなのだろうが。

デザインには変身忍者 嵐の意匠が入っており、口のあたりが良く分かる。



そこの小坊主、この項目を追記修正しろ。


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最終更新:2023年11月06日 01:18