ガイキング・ザ・グレート

登録日:2011/07/25(月) 03:29:37
更新日:2021/09/28 Tue 13:39:02
所要時間:約 5 分で読めます




そうだ…そうだったぜ……

この戦いは皆の魂で戦うんだった……

これだけ皆から火点けられてよ……

俺が燃えないわけにはいかねぇよなぁ!








ガイキング・ザ・グレート!!






ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する機体。

動力機関:ハイドリュート
装甲材質:ゾルマニウム

搭乗者:ツワブキ・ダイヤ


ライキングの上半身部分のPART-1、バルキングの下半身部分のPART-2、そしてガイキングの胸部と頭部のPART-3が集結合体した究極の炎の巨人。3機それぞれの最も強固で優れたパーツが使われている。
合体時のヘルメットを被るシーンはゴッドライジンオーよろしく手動で被っている。

ガイキングの10倍の火力を誇ることから理論上では最強の巨人と言われているが乗り手がおらず、その存在はキャプテン・ガリス、サコン・シロウの2人しか知らない。

また動かすには搭乗者にもガイキングに乗っている時の10倍以上の心の炎が求められ、炎がそれ以下になると強制的に分離してしまう。

ガイキングのPART-1とPART-2、ライキングのPART-2とPART-3、バルキングのPART-1とPART-3は余りとして地面に転がっているらしい。
「余ったパーツで合体しろよ」と言われる事もあるが、各機の強力なパーツを持っていかれている上に無理に合体してもバランスが悪くなりそうな物ばかり余っているので仮に合体できても活躍は厳しいだろう。
ガイキング・ザ・グレートが出てきている場面ではガイキング・ザ・グレートでもないと解決できないような場面ばかりだし。



●武装及び技

○デスパーサイト

指先から超高速熱線を発射し対象を斬る。
第31話では超魔竜ドボルザークの角どころか周りの岩山まで斬った。

○Gウィング

背中に付けられた翼。
翼を伸ばすと空中での速度や姿勢制御等の能力が上がる。

○ボルトパライザー

角から電撃を放出させる。
ガイキングの時とは性能が違う遠距離攻撃。

○ギガパンチャーグラインド

ガイキングのパンチャーグラインドと同じくいわゆるロケットパンチだが威力が増しているのはもちろん、ちゃんと自動で戻ってくる。

○バーニングデストーム

両腕のタービンから生み出す炎の渦を相手に叩きつける。
ライキングのライトニングデストームに似た性能だが発射時に両手を組んでいない。

○ハイドロブレイザー・ギガバースト

両足に付けられたギガンタークロスを一つに合体させ、ハイロドブレイザーと共に打ち出す必殺技。相当遠距離の敵をも打ち抜く抜群の威力を誇るのだがスーパーロボット大戦ではやけに射程が短い。

○フェイス・オープン・ザ・グレート

この機体にも緊急用特殊戦闘形態が搭載されている。胸部装甲どころか内側の放熱制御プレートまで強制排出し心臓部剥き出しの状態になる。

火力の上昇幅は通常時のガイキングの40倍という界王拳もびっくりの超性能。
発動時は全身がハイドリュートフレアに包まれ赤く燃え上がり、まさに究極の炎の巨人となる。
活動限界時間はガイキングのフェイス・オープンと比較にならないほど短く、使いどころが重要である。



●本編での活躍

たった3話だけしか登場していないがいずれも圧倒的な強さを見せている。

第31話でライキング、バルキングの奪取に成功する大空魔竜隊だがプロイストの操る超魔竜ドボルザークに苦戦する。
圧倒的な力に敗北寸前の一同だったがサコンの機転により三大巨人が合体しダイヤが搭乗する荒神ガイキング・ザ・グレートが現れる。
ここから怒涛の逆転劇が始まり超魔竜ドボルザークを撃破する。
第31話の次回予告でも合体後の姿を見せてなかったのも相まって朝っぱらから視聴者に強烈なインパクトを残した。
ちなみにこの回はおまけコーナーのガイキング占いが無かった。

第35話では噴火により吹き出した溶岩に飲み込まれそうになるダリウス帝都とそこに住む人々を救うために合体する。
溶岩に飲み込まれないように帝都をまるごと持ち上げる姿はまるでアクシズ落としも単機で阻止できるんじゃないかと思わせる。

そして極大巨人キングダリウスに乗るプロイストとの最終決戦時にも途中リーが乗るバルキングのアクシデントを乗り越えつつ合体。
この時も圧倒的な力を見せ、フェイス・オープン・ザ・グレートで急接近→キングダリウスに受け止められてしまうが、受け止めたキングダリウスも装甲が砕け、内部構造が露出するほどのダメージを受けて怯む→両肩を掴まれていたため頭部と胸部を分離して離脱→ガイキングに再合体した後の近距離ハイドロブレイザーで見事勝利を納めた。



合体する時から流れる挿入歌はキン肉マン宇宙刑事ギャバン、そして富士サファリパークでお馴染みの串田アキラ氏が歌う『その名はガイキング・ザ・グレート』である。



●スーパーロボット大戦シリーズ

スーパーロボット大戦K』『スーパーロボット大戦L』に登場。
とにかく全地形適応Sをはじめとした超スペック、味方全体でも単体トップクラスの超火力、全武器トドメ演出ありと、暴力的なまでの性能を誇る超ユニット。

問題は燃費の悪さまで暴力的である事、パイロットごと合体する訳ではなくパーツの提供をするだけと言う事。
Kでは最大改造でEN410なのにフェイスオープン・ザ・グレートは180も消費するのに、デスパーサイトですら30、ギガパンチャーグラインドで50もENを使うので、対策をしていかないと必殺技を一発も撃たないでガス欠を起こすことすら十分あり得る。
Lでは魔改造を疑うほど改善され、Eセーブのスキルをつければフェイスオープンで48しか消費しないので割と気軽に使える。ギガパンチャーグラインドも弾数制になって住み分けされ*1、燃費事情はかなり良くなった。
が、よりにもよってバリアが機体ボーナスに付くので攻撃を喰らうだけでもゴリゴリENが減っていく。クラブバンカーと同時運用していた場合はあまり関係ないかもしれないが。
合体するとノーザとリーさんがいなくなって経験値も入らなくなる点は性能と引き換えのトレードオフと思って我慢するしか無い。それだけの超性能である。
Lでは一度合体するとそのMAP内では分離できないので、気力が溜まったら即合体ばかりしているとノーザとリーさんは全く育たない。
そもそもいくらグレートが超性能とはいえ、同じく合体という問題を抱えているゴーダンナー*2やダンクーガノヴァ*3と比較しても、
ガイキングが既にスーパー系として性能が完成している上にライキングとバルキングも普通に強いのでわざわざ合体する必要があるのかという問題すら抱えている。
ライバルコンビ入れるよりも別のキャラ出撃させたいとかなると途端に出番はなくなる。

参入時期はKでは原作通り超魔竜ドボルザークとの戦闘時。しかしこのシナリオ自体がかなり後半で、最終話まで残り5話しかないため使える期間が短い。
Lではドボルザークとの決戦時には出てこず、キングダリウスが出てきてからの登場と若干組み替えられており、原作の再現度では劣る(KでもLでも2話連続シナリオなので間が開くという訳では無い)。
ただこのシナリオ自体が全体の中盤であり、グレートを使える期間はかなり長くなっている。





立て!ガイキング・ザ・グレート!!
皆の追記・修正の全てを今こそプロイストに叩きつけてやれ!!

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最終更新:2021年09月28日 13:39

*1 自動で戻ってくるパンチに弾数は設定上変…などと主張するとマジンガーZに怒られる(ロケットパンチ系統もちゃんと弾数性)のでやめましょう。

*2 Lでは合体しないと宇宙B(Kでは絶対に強化パーツかフル改造ボーナスのお世話になる)な上に高火力の必殺技がない。

*3 必殺技はともかく、足が遅くて空も飛べない。逆に言えばそれだけとも言えるが。