三影英介/タイガーロイド

登録日:2011/12/30 Fri 04:50:12
更新日:2019/06/07 Fri 19:16:40
所要時間:約 7 分で読めます







奴は俺の手で必ず…!


概要

所属組織:バダン
モチーフ:トラ
登場作品:『仮面ライダーZX』
登場話数:TVスペシャル「10号誕生!仮面ライダー全員集合!!」


演:中屋敷鉄也


三影英介

悪の秘密組織バダンの改造人間。
本名は三影英介という日本人。
元インターポールの捜査官だったが巨大な力を持つバダンに魅了されて自ら改造手術を受けて組織の一員となった。
村雨良と同じく優秀な実力者でお互いにライバルでありながらも信頼性がとても強く、組織では珍しく深い絆があった。
しかし、良が組織から脱走し裏切ったことに怒りを覚え、かつての親友を自らの手で始末せんと決意する。
ただし、良と再び対面した際には組織に戻るような発言をし、良も三影に組織から抜けるように説得していた。
バダンへの忠誠心は強く、最期まで自らの命をバダンに捧げた。


タイガーロイド

三影の怪人体としての姿で、「UFOサイボーグ」と称される一群の一体
ZXと同じくバダンの最も優秀な改造人間であり、戦闘力は非常に高い。
トラの闘争本能と腰、肩、背中に装備されたキャノン砲が武器。
特に背中の巨大なキャノン砲は超高温エネルギー弾で凄まじい威力がある。
ただし、砲撃には0.7秒の隙が出来てしまう。
接近戦では鋭い爪で相手を切り裂き、牙で噛みつかれた者は一瞬で消滅してしまう。

因みにタイガーロイドのデザインは『仮面ライダーV3』のカメバズーカやタイホウバッファローを参考にしている。


劇中の活躍

バダンの基地へと向かう良の前に立ちふさがり、お互いの信念を戦いでぶつける。
砲撃の連射で圧倒するが、0.7秒の隙をついたZXの衝撃集中爆弾とマイクロチェーンで怯み、最期はZXキックを受けて敗北した。



三影「俺の負けだ、村雨…!!

ZX「三影……


自らの負けを認めると力尽き、ZXも友の死を乗り越えてバダンとの最終決戦に向かった。



派生作品

小説版

平山亨氏による小説版では第12話「愛も裏切りも」に登場。

本作では三影英介の名は偽名で、本名は三木英介といい、かつては「日本のアインシュタイン」と称される科学者だった。
しかし、反主流派による事実上のクーデターで日本を追われ、弟子はおろか妻にさえ裏切られた事で人類に絶望、バダンに身を投じた。
こうした経緯から人間社会に対する憎しみは深く、バダンを「腐れ切った社会に対する革命軍」と豪語し、弱肉強食を理念とする。
また、その体内のコンピューターディスクにはバダンの時空魔法陣の三つのキーのうち一つが内蔵されている。

時空魔法陣の秘密を握ってバダンから逃亡した山下教授を抹殺すると、現場に駆けつけたZXと激突。
自身の理念を唱えるも、ZXから「バダンに信頼はあるのか?愛はあるのか?」と言われ少なからず動揺、
ZXの事を「自分の若い頃に似ている」と評し、信州諏訪の高野城跡に来るよう言い残して姿を消す。

高野城跡で再び相対したZXに対し、自身の抱える複雑な心境を吐露すると、
自身の身体にコンピューターディスクが内蔵されている事を明かし、
それと同時に全身の火力をZXに差し向けるも、0.7秒の隙を突いたZXに敗れ、致命傷を負う。
人間社会に絶望してバダンになった三影であったが、その実バダンの理念も彼の理想とは程遠かったらしく、
またその高い実力故に組織の幹部である暗闇大使からも目の上のたん瘤として疎まれていた。
今わの際には先のZXの問いに対して「バダンには信頼も愛もない」と答え、自身は罪を犯し過ぎたと自嘲する姿も見せた。

最期はZXともども邪魔な三影を始末しようとする暗闇大使の追撃を受け、
ZXに連れられて城跡を脱出するもその中途で命尽き、コンピューターディスクはZXの手に渡る事となった。

漫画版

『ZX』展開当時に児童誌で連載されていた漫画版では、
『テレビマガジン』掲載の山田ゴロ版、並びに『冒険王』掲載の安土じょう版に登場。

TVシリーズとは一味異なる独創的なコミカライズでも知られる山田ゴロ版では、扱いは他メディアとはかなり異なり、
ZX同様のバダンの裏切者という衝撃的なポジションとなっている。
バダンが時空魔法陣によって昔の科学者や芸術家を蘇生させると喧伝したことで組織に加わるも、その実態を知った事で
内部から潰すために自ら改造手術を受け、時空魔法陣の自爆キーを入手したが、暗闇大使に気付かれ組織を脱走。
自身の実力では到底敵わない暗闇大使を倒すことができるであろうZXに全てを託すため、
ZXに対して槍ヶ岳への果し状を送りつけ、彼の実力を確かめて自爆キーを譲渡したが、直後に暗闇大使に裏切者として粛清されてしまう。
しかし、彼が遺した自爆キーは暗闇大使との決着戦で勝負の決め手となる事となった。

安土じょう版では普通にバダンの一怪人という扱い。
暗闇大使によって人質にされた村雨しずか(実際はバダンが作ったクローンロイド)を盾にZXを迎え撃つも、
海堂博士らの妨害でしずかを解放されてしまい、それでもなおZXと戦うが、岩石をキャノンに突っ込まれて暴発、大ダメージを受けてしまう。
最期はZXイナズマキックを受けて倒されたが、良をバダンの本部に誘き寄せるという本来の役目は達した。

仮面ライダーSPIRITS

第1部の第11話から登場。
本作の裏主人公でZXだけでなく他のライダー達とも戦いあう。
最初はTVでの姿だったが元祖コンビのライダーダブルキックからZXを庇って瀕死状態となる。
そこから度重なる再改造(強化)を受けてZXと同じパーフェクトサイボーグとなる。
再改造後の姿は白虎で、頭と両腕を除いて身体はZX(というよりツクヨミ)と似たアーマーで体色はアルビノ化によって白くなっている。
その戦闘力は以前と比べて遥かに強く、身体の至る所から砲撃とレーザーを繰り出すことが可能。
仮面ライダーXを追い詰める程だが、エネルギーの消耗が激しいためか長時間の戦闘は不可能となっている。
また、声を失ってしまいコミュニケーションの際には他の者が代わりに通訳したり、改造人間同士ならばテレパシーで通じ合うように補っている。

Xとの交戦の後に回収され、ツクヨミの器としてZX型に再改造された。

暗闇大使が大首領に制裁を受けたことで、バダンそのものが大首領JUDOを裏切って独自に世界征服の野望に動き出した為、
なんと新たなツクヨミとして大首領に代わる実質的な陰の支配者に君臨する。

因みに村枝賢一先生のお気に入り怪人である。

ヒーロー戦記

雑魚敵として終盤に登場。
同じエリアで遭遇するa・アジールや偽ウルトラマン・偽仮面ライダー、ハサミキッドなどのインパクトが強すぎる故
あまり存在感はなくはっきり言って印象が薄い。グラが同じ獣モチーフのハサミジャガーと被ってるのも敗因か。
なおアポロンの居場所へ近づけば近づくほどエンカウント率も上がり複数ではなく一体のみで現れるため実質的にボス戦となる。
ここまで辿り着いたプレイヤーならばそんなに苦戦はしないだろう。台詞が一切ないため史実通り三影が変身してるかどうかは不明である。

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦

ただの雑魚。カメバズーカといっしょに登場することが多い。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

時を渡りスクリーンにて登場。
ショッカーと結託して世界征服をしていた。
ライダー達が復活した際にはZXと交戦するが、蹴り飛ばされていた。

スーパーヒーロー大戦

再びスクリーンにて復活。
大ショッカーの怪人となりスーパー戦隊の全滅を開始。
クライス要塞から逃げた海東大樹泉比奈を追う途中でジョー・ギブケンドン・ドッゴイヤーの2人を発見。
2人を追い詰めるが助けに入ったディエンドのディメンションシュートによってコマサンダー諸共ぶち抜かれて爆死。

仮面ライダー大戦

バダン大幹部としてヤマアラシロイド共々怪人軍団を指揮し、沢芽市で大暴れした。
乾 巧が一人になった所をコンバットロイドを率いて襲撃したが、
巧の変身したアクセルフォームのスピードには手も足も出ずクリムゾンスマッシュを叩き込まれて全滅した。

仮面戦隊ゴライダー

ヤマアラシロイドやモグラロイドと共に宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドを襲撃。
強力な大砲による狙撃と物量戦で追い詰めるも、駆け付けた他の仮面ライダー達の加勢で部下のショッカー戦闘員を全滅に追い込まれ、
バロンのスピアビクトリーでぶち抜かれて爆死した。
…かに思えたが、黒幕であるトーテマにより蘇ってしまう。



【余談】
中屋敷鉄也は劇場版『仮面ライダースーパー1』でもクレイジータイガーという虎型怪人を演じており、何かと虎に縁がある。



「お前とはこんな風に会いたくなかった…」

「俺はバダンにこの命を捧げた…」

「バダンに刃向かう者は例え親友のお前でも許せん!」





「腐れきったこの世に悪も善もない!」

強い者だけが生き残る!」

勝ち残った者こそ善なのだ!」




三影
「俺の項目は建った。後は追記・修正するだけだ!」

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