ガンプラバトル選手権世界大会(ガンダムビルドファイターズ)

登録日:2013/12/03 (火) 15:13:02
更新日:2024/02/18 Sun 07:09:34
所要時間:約 4 分で読めます




ガンダムビルドファイターズ』の世界で毎年開催されている大会。
文字通りガンプラバトルの世界規模の大会であり、これまでに6回開催されている。

各国の予選を勝ち抜いた代表選手が参加者となり、全68ヶ国から90名が参戦する。

開催数を重ねる中、常連と化す者も多く、第7回においても出場選手はそれらの面々が再び顔を揃えると思われていた。
しかし、長い開催期間は技術の追求を促し「ガンプラの完成度」に加え「プラフスキー粒子に関してのアプローチ」に目を向けた『ニュージェネレーション』とも呼べる選手が台頭。
それらの多くが古豪を押しのけ出場し、多数の新進気鋭と幾度の世界大会を経験した真の強者らが凌ぎを削る場となった。

『ビルドファイターズ』本編では第7回大会の、公式外伝『A-R』(『D/A』の続編)では第6回及び第8回大会の様子が描かれている。

使用機体については個別項目や各キャラクターの項目、もしくは「ガンダムビルドファイターズに登場した機体」を参照。


☆第7回大会の出場者


★日本

ガンプラと『機動戦士ガンダム』の発祥の地であるためか、他の国と違い予選大会が地区毎に複数に分けられており、それらのブロックの優勝者全員が世界大会に進める。
少なくとも5組の選手が出場できる。

イオリ・セイ
レイジ
日本第3ブロック優勝者。御存知、本編の主人公コンビ。
使用機体はスタービルドストライクガンダム

ヤサカ・マオ(声:藤井美波)
日本第5ブロック優勝者。京都出身のガンプラファイター。使用する機体はガンダムX魔王
ガンプラ心形流造形術を修めており、その後継者でもある。
イメージの中の戦争…もとい脳内ガンプラバトルを経て、セイと友人になる。

★イタリア

日本より先に代表が決定していた。

リカルド・フェリーニ(声:中村悠一)
顎の無精ひげが特徴的な強豪ファイター。使用する機体はウイングガンダムフェニーチェ
少々軟派な性格をしており、「イタリアの駄目男伊達男」の別名で呼ばれる。

★アメリカ

リカルドのライバルであるグレコの出身国。

ニルス・ニールセン(声:立花慎之介)
「アーリー・ジーニアス」の異名で呼ばれる神童。使用する機体は戦国アストレイ頑駄無
PPSE社の人間と接触するために大会に参加。

★フィンランド

前年度の世界大会優勝者を輩出。
チーム「ネメシス」は高い評価を受けながらも、毎度前世界チャンピオンのカイザーに出場を阻まれ、今年もカイザーが代表になるかと思われたが……。

アイラ・ユルキアイネン(声:早見沙織)
チーム「ネメシス」に所属するガンプラファイター。
使用する機体はキュベレイパピヨン
ガンプラに関する知識は皆無だが操従技術は世界トップレベルのエース。

★タイ

ルワン・ダラーラ(声:江口拓也)
普段はあまり感情を出さないが、心に熱い闘志を秘めている。使用機体はアビゴルバイン。

★アルゼンチン

レナート兄弟(声:うえだゆうじ)
兄のマリオがビルダーとセコンド、弟のフリオがファイターを担当。
ガンプラはゲイジングキャリーケースにしまっている。パーソナルカラーはミリタリーグリーン。
使用機体はジム・キャノンハイゴッグ、バクゥタンク、ジムスナイパーK9。

★ドイツ

○ライナー・チョマー(声:神奈延年)
過去の大会でリカルドに屈辱的な敗北をし、彼女を取られた経験を持つ。同じ境遇のファイターたちを集めてリカルドに仕返しの物量戦を仕掛ける。パーソナルカラーは紺と赤のツートン。
使用機体はゲルググ、ガウ攻撃空母、ウォドムロトザクレロ

★ポルトガル

○ルーラ・サンタナ(声:不明)
第6ピリオドのチームバトルにおいてセイとレイジ、マオと組んだ金髪の女性。かなりヒイロ・ユイにそっくり。
決勝トーナメントにも勝ち進むが一回戦でパトリック・マネキンに敗北する。
使用機体はメリクリウス

★ギリシャ

○ゲオルギウス・ラエティウス(声:不明)
偽ティエリアことオルソンそっくりの黒人でわざわざティエリアの物と同じヘルメットを着用して戦う。
決勝トーナメント一回戦でニルスと戦い敗北。
使用機体はサンドカラーのガンダムヴァーチェ
タツヤが聖鳳学園に転入して間もない頃に、イベントにて彼のザクアメイジングと熱戦を繰り広げた。

★イギリス

ジョン・エアーズ・マッケンジー(声:小室正幸)
齢78を数える今大会最高齢出場者。かつて二代目メイジン・カワグチと激闘を繰り広げたという大ベテランで、その手の界隈では「准将」と呼ばれ親しまれている。
レオン・シュピルマンとパトリック・マネキンを制し準決勝に進むが、突如病を発症。孫のジュリアンに代役を務めさせ、タツヤにけしかける。
使用機体は不明。
第6回大会ではクロスボーンガンダムX2ジュリアを使用。ビーム兵器対策を施していたカルロス・カイザーに敗れ、準優勝に留まった。
第8回大会では、予選で孫のジュリアンとあたり、完全復活を果たした孫に敗れた。その後、自分なりに更に高みを目指すガンプラ作りに悩む孫に手を貸し、彼の渾身の作M(マッケンジー)91の製作に協力した。

ジュリアン・マッケンジー(声:本郷奏多)
ジョンの孫。病に倒れた祖父の代役として出場。
使用機体はガンダムF91イマジン。

★PPSE社

プラフスキー粒子を開発した企業。
ガンプラバトル選手権の主催社でもあるため特別な出場枠を持つ。

○三代目メイジン・カワグチ(声:佐藤拓也)
サングラスで素顔を隠す、PPSE社ワークスチームのファイター。 カワグチ…一体何者なんだ…?(棒)
使用機体はケンプファーアメイジングガンダムアメイジングエクシア、ガンダムエクシアダークマター。

★アイルランド

○パトリック・マネキン
どっからどう見ても元ネタまんまなガンプラファイター。既婚者であり、第8回時点では子供も生まれた。元ネタはそこまでいってないのでドン引きしているだろう妻が誰かも言わずもがな。
第7回までは「強いが抜けてる所もあってぱっとしないファイター」と評されていたが、子供が生まれてからは一変。
子供に良い所を見せたいと強く意気込み、第8回の準々決勝では、ジュリアン・マッケンジー相手に接戦を繰り広げる程の強豪にのし上がった。

★デンマーク

○ルイーズ・ヘンリクセン(声:不明)
予選第一ピリオドのゲーマルク使いの人。
小説版で名前と性格が設定。やや二代目寄りの思想とされる。
後の外伝漫画でも第6回大会出場でゲーマルクを使い、ユウキ・タツヤと対戦している。

★その他

以下は決勝トーナメント出場者達。すなわちベスト16入りを果たした実力者である。
  • ○ラマーン・カーン (★インド)
  • ○ピーター・モーリス (★オーストラリア)
  • ○レオン・シュピルマン (★ポーランド)
  • ○ジャスティン・フォックス (★カナダ)

その他、名前と国名が判明している出場者達。
  • ○アレハンドロ・コーラ (★キューバ)
  • ○ルイス・サイモン (★フランス)
  • ○ローズマリー・グラハム (★ジャマイカ)
  • ○ハリファ (★オマーン)

どっかで聞いた名前がある?気のせいだ。


☆過去の大会の出場者


○イオリ・タケシ(声:川島得愛)
セイの父親。第7回当時は33歳。逆算して28歳の頃にRX-78ガンダムを愛機に第2回ガンプラバトル選手権世界大会で準優勝した経歴を持つ。


ユウキ・タツヤ
前年度の日本代表の1人。愛機はザクアメイジング

ラル「最強の現役高校生、人呼んで"紅の彗星"」

本年度も日本大会の優勝候補だったが予選大会にて出場を辞退し失踪する。
ユウキ会長、どこに行ったんだ……(棒)


○グレコ・ローガン(声:黒田崇矢)
前年度のアメリカ代表。使用機体はトールギス・ワルキューレ。
年齢は27歳でガンプラ歴20年のベテラン。
第6回世界大会では、ベスト8を賭けた戦いでリカルドと対戦。決着がつかずに先に一発当てた方が勝利する特別ルールを採用した、2時間にも及ぶ死闘の末敗れた。
第7回世界大会でもアメリカ代表最有力候補と目されていたが、ニルスの登場により大番狂わせが起こりまさかの予選敗退。
第8回世界大会では準々決勝まで順調に勝ち上がったが、運悪く、本気を出した謎の人物マスクドセカンドGに当たり、大会本選で28秒で敗退という大会最速記録で敗退してしまった。

○カルロス・カイザー
その実力故に「キング・オブ・カイザー」なる良く分からん称号を得た、ガンプラ歴25年の筋金入りのビルダー。
派手な格好をしているが第7回当時は32歳という年齢。
プリンセスという貴族然とした物凄く可愛い娘が居る。
「足なんて飾りです」の言葉に感銘を受けて足の無いMSやMAばかりを使う変わり者でもあり、地形特性を考慮せず偏愛している。
しかし、無数の遠隔兵器を全て手動で操作して大軍勢を一人でも相手取り、宇宙戦用MAのアームを駆使して地面で回転受け身を取りつつ空中の敵の弾幕を回避。
ガンプラの機構を最大限活用する操縦法と脅威の技量で勝利をもぎ取り、フィンランド出身の前年度チャンピオンになった。

世界中から第7回世界大会でも優勝候補筆頭と目されたが、当人は困苦の中に居り、大会棄権の可能性が濃厚になっていた。
元々病弱だった娘の容態が、とうとう臓器移植をしなければ助からないほど悪化したのだ。
そんな中、臓器移植のドナーを探して紹介してくれたチームネメシスの会長のお陰でカイザーは窮状から脱し、大会に参加する余裕が出来た。
しかし、チームネメシスの擁するアイラ・ユルキアイネンとの試合では、敵に塩を送られた事実に動揺して集中し切れず、
機体相性の悪さも災いしてまさかの圧倒的なまでの惨敗を喫してしまった*1
それに加えて、自分が足を引っ張って父が負けたと娘が察してしまったことに気づき、ファイターとして、そして父親としての自分に不甲斐なさを感じて涙した。

第8回では、今度こそそんな自分と決別して勝利をもぎ取る、と何時に無く前のめりな姿勢で臨んだ。
その意気込みは凄まじく、リカルド・フェリーニとのバトルすらビークル同士の戦いで圧勝して見せる圧倒的な貫録を見せ、
準決勝では1/144カイラスギリーという奥の手で立派に三代目メイジンとなったタツヤに挑んだが、第7回でのカイザーの姿を父親としての強さと評するまでに成長した彼との死闘の末敗れ去った。

第6回大会ではビグロ及びビグ・ラング、第7回大会ではα・アジールを使用。その後は多様なガンプラを使い分けている。




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最終更新:2024年02月18日 07:09

*1 この時ネメシス会長は見返りの条件を要求したりはせず、カイザーも純粋な善意からの行動だったかも知れないと思ってはいたため、恨み等は一切無かった。