冥(beatmaniaIIDX)

登録日：2010/10/08(金) 17:16:29
更新日：2023/10/19 Thu 23:06:15
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BEMANI DDR SP皆伝にはばかる大きな壁 ←それ以降はウイニングラン ←冥まで行ける実力がある人にとってはの話だが TAKA TAKASH Tatsh beatmaniaIIDX カリスマコナミトイズマーチワンモア冥

beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKYのONE MORE EXTRA曲として収録された楽曲｡
作曲者はD.J.Amuro(dj TAKA)とDJ Killer(Tatsh)の二人｡

初収録では前述通りONE MORE EXTRA STAGE曲であり、EXTRA曲のSCREAM SQUADのANOTHER譜面を正規譜面でAAAでクリアする必要があった。
しかし判定が厳し目な上に譜面が譜面なだけにスコアが出しにくく、更に当時のプレイヤーレベルの事情もあってシングルプレイでは誰も出せなかった。
そのためSCREAM SQUADは「守護神」などの二つ名がついていたが、beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKYの稼働から10年後に出現が確認された。

ANOTHER譜面は、段位認定に皆伝が追加された13 DistorteDからずっとSP皆伝のラストに君臨し続けている｡CSでは12 HAPPY SKY、13 DistorteD、16 EMPRESSのラストで登場。(12 HAPPY SKYは皆伝がないため十段より難しい裏七級というもので登場する)
HYPER譜面はAC16 EMPRESSで七段に入り猛威を奮い次回作のAC17 SIRIUSで八段に昇格しgigadelic [H]の前に登場したが、八段にとっては回復曲でした。
その後CS16 EMPRESSにて七段で登場。

BPMは200から始まり､ちょうど中盤で突如100に落ちる。そこから4小節間100→1小節毎に10ずつ上昇→ラストまで200→66まで落ちるというもの｡
ノーツ数は当時としてはIIDX史上最大の2000｡前作REDのAAの1834ノーツを166ノーツ更新した。
もう無茶苦茶。プレイしている人の手元を見たら何がどうなってるのか意味不明である。
…しかし次回作DistorteDでそれに並ぶノーツ数を持つ嘆きの樹が登場。更にEMPRESSでは2119もある卑弥呼様、SIRIUSではまたまた2000ノーツのG59
そしてResort Anthemにて、2065ノーツのp†pことperditus†paradisusが色々あったのち登場。
現在ではノート数2000越えの譜面の登場は珍しくなくなりラスボス曲以外でもちょいちょい登場している。
ちなみにSINOBUZ現在アーケードのSPで最もノート数の多い譜面はVerflucht†LEGGENDARIAの2401ノーツ。
家庭用を含めるならMENDES(黒ANOTHER)の2626ノーツ。
その作品のボス曲以外でも平然と2000ノーツオーバーが出てくる難曲ラッシュの現在、デビュー当時ほどのインパクトは薄れてきてはいるものの、やはりその圧倒的な難易度や昔からの指定席の安定感は、最後の『壁』に相応しい一曲である。

この曲のSP ANOTHERをクリアするには相当な技術と実力が必要とされる｡特に段位認定とHARDクリアするなら前半の超高密度階段+乱打と中盤の縦連打複合＋加速をいかに取れるかがカギとなる｡
中でも加速地帯では、ソフランによる認識難化もさることながら、正規譜面では2鍵と3鍵に16分2-3連打を含む複合打鍵が降り続ける。それがBPM180までひたすら続くのである。段位認定ではRANDOMが使えないので、この悪意に満ちた配置によりSP皆伝志願者を葬り去る。一方現在ではMIRRORは使えるので、MIRRORをかけると2鍵-3鍵が6鍵-5鍵になって人によってはによっては易化する。
HARDクリア以上を狙う場合はPFREEでRANDOMをかけて選曲し、序盤の譜面から正規2鍵-3鍵がどこに配置されたかを把握し（譜面予測）、やりやすい位置に来るまでやり直すのが一般的。

HARDと段位認定以外では加速地帯を抜けた後からゲージを回復し始めても間に合うため難易度は大分落ちる。(それでも難しいが)
段位認定では加速地帯を抜けた後はウイニングランと呼ばれることも。

SP HYPERは☆10でBPM200の高速を活かした階段主体の譜面。
減速からの加速地帯もあるが、あまり難しい配置ではないので減速前のトリルと階段までが最大の難所。
加速地帯終了後から回復できるのとHARDクリアの難易度が高めなのはANOTHERと同じ。
こちらは段位認定ではAC EMPRESS七段2曲目採用され猛威を振るったため、SIRIUSで八段3曲目に昇格したのだがこちらでは空気で回復役となってしまった。
結局後に発売されたCS EMPRESSでは七段2曲目に逆戻りした。

SP ANOTHERに比べてあまり語られないがDP ANOTHERも極めて難しい。こちらはその難しさに触れられる人間が少ないため語ることもできないものと思われる。

ちなみにSP、DP共にフルコンボされている。
人間って怖い…

ムービーはTa-k氏が担当し、前半は白黒で無機質である。
低速地帯手前辺りから木と葉が登場し加速後から色が付き始め木と葉に四季が展開される。

また、DanceDanceRevolutionX2にも隠し曲という形で移植された。
DDRへのボス曲クラス移植は嘆きの樹という例があるが、この曲もあちらと同様鬼譜面はSP･DP共にLv18となった。~~そして何故か灼熱Beach Side Bunnyの鬼譜面も同レベルに並んだ~~
全解禁直後、鬼譜面だけはPASELI専用のマラソンモード限定となっていて、普通にできるようになるには時間がかかった。
譜面としては連続発狂の体力譜面といったところで、加速地帯が比較的楽な分ウイニングランが来るのは遅い。

兄弟曲というか兄弟譜面にICARUSというものが存在する。
こちらも中盤に減速してから加速して元のBPMに戻るが、こちらはBPM176でスタートして126に減速後に加速して251に突き抜けてから176に戻るため似てはいるがちょっと違う。
そのため冥と比較されることが多かったが同じレベル12でもこちらは下位に属するため難易度は比較にならない程簡単。
しかし、CS DJ TROOPERSにてANOTHER譜面の上位の黒譜面が登場。
ノート数2000で同作のSP皆伝では冥の如く皆伝ラストに鎮座しており、黒イカやICARUS2000なんて呼ばれていた。
ただ段位認定としては冥よりは耐えやすい編成のためイカは所詮イカとか言われてしまっている。
しかしそれは段位認定の話でHARDゲージではBPM200を越えても容赦ない縦連打が襲ってくるため突破が非常に難しく、ノーマルゲージでも高速地帯でゲージが地に落ちてしまうと冥と違い容易に回復させてくれる譜面じゃない上に短いため回復が間に合わず段位認定以外ではこちらの方が難しい。
SINOBUZでICARUS†として移植されレベル12フォルダのランプ埋めを達成または達成寸前の上級者を恐怖のどん底に陥れた。
CS DJ TROOPERSの時点ではSPにしか黒譜面はなかったが、AC移植時に同時にDP譜面がSPベースで新規作成されこちらも物凄い難易度で挑戦者を撃墜している。

余談だが、実はこの曲の初移植先はトイズマーチである。

追記・修正はまずはSP HYPERでAAAを獲得してからお願い致します<('ワ')>

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