ヘンリー(FE)

登録日:2012/05/01(火) 17:10:05
更新日:2023/08/11 Fri 11:57:59
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死なないでねぇ~♪

出典:任天堂公式LINE、https://www.nintendo.co.jp/social/index.html#section-line、2015年9月22日、
ファイアーエムブレム 覚醒、インテリジェントシステムズ、任天堂、2012年4月19日、
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 覚醒』の登場人物。
クラスはダークマージ


ペレジアに所属している呪術師。サーリャも噂に聞く呪術の天才で、ギャンレルに仕える将軍達とも親交があったらしい。
誰かを呪ったり殺したりすることに抵抗がない残虐な性格。
戦いを好むが、それは勝負ではなく戦争・殺人の類の殺し合い。
クロム軍に加入した理由も「一緒についていったら、より戦争に参加出来るから(意訳)」というもの。(当時のペレジアは力を蓄えるためにヴァルム帝国との戦争は避けていた)

感情の起伏に乏しく、いつもニコニコした笑みを浮かべているが本人は「明るい性格」「健全で純真な心」として気に入っている。

戦闘時には「死んじゃえ~☆」といった台詞をよく言う。
特技は誰かに呪いを掛けること。呪詛返しもヘンリーの十八番とのこと。
軍の中では一番、低血圧らしい。誕生日は11月13日。

EDでの二つ名「壊れた心の」からも分かるように、生い立ちは自軍キャラにおいてかなり悲惨。
実の両親に育児放棄され、山で狼と家族のように暮らしていたが、その狼もヘンリーに会うために人里を降りた所で人間達に殺されてしまう。
その後は施設に入れられ、そこで「お仕置き」を受け続けたことで今のような性格になった模様。また、この時に痛覚を失っており大怪我でも指摘されるまで気付かなくなった。
生前に屈服させることで調教した屍兵を作る施設の仕掛けが、自分のいた施設のそれとそっくりと言うところからその悲惨さが分かる。
ネグレクトに虐待、そして過激な発言から見て、本作における黒い任天堂を体現している。
だが、大切な人が死に追いやられそうになった時には取り乱す一面も……。

加入時期は13章。
屍島で屍兵の群れに襲われたクロム達の前に大量のカラスを伴って現れ、敵意がないことを示して自軍に加入。
この時、親切にも増援の予告をしてくれる。

ドラマCDによると、10章後、敗走中のクロム軍への追手部隊に参加していたらしい。
だが「面白そうだから」という理由で仲間割れを起こしたり、囮になったマルスとの戦闘中に裏切ってマルス側に加勢したりとやりたい放題。
更にはマルスの頼みを聞いて、危機に瀕したクロム達に呪術でルフレの声をテレパシーすることで彼らを活気づかせて救っている。

【性能】
加入時期はやや遅めだが、ダークマージの長所とも言える魔力・守備の成長率が良い。上手くいけば壁役をこなすこともできる。
しかし魔防の伸びが悪いため、ダブルで魔防を補う必要がある。
同じダークマージのサーリャと成長率を比較すると、魔力・速さでは負けているが技・守備は勝っている。速さは5%の違いだが技は20%も違う。
闇魔法は総じて命中率が低いので技が伸びるのはかなり助かる。


【運用】
今作ではソーサラーのスキル「復讐」がかなりのチート性能なので、CC後はそれを生かした戦いもできる。
チェンジプルフでCCできる盗賊蛮族で欠点の力を上げ、最終的にダークナイトにするのも手。


【支援】
親世代なのでほとんどの女性ユニットと支援会話が発生する。
男性ユニットはマイユニット♂、フレデリクリヒトのみ。

キャラ同士のカップリング面ではオリヴィエが人気。彼女との交流を経て、かつて失くした「人間性」を取り戻していく姿は必見。今作の豊富な支援会話の中でも特に高い人気を誇る。
アズールの性能も『復讐』と両親の豊富な物理職の素質から、物理アタッカーとしてガンガン攻めて行ける。
またアズールは『If』でオリヴィエとヘンリーの関係の様に、とある殺人狂の心をケアする展開がある。
(同じ殺人に抵抗が無いタイプでも、ヘンリーが感情が希薄なのに対し、彼女は豊か過ぎる感情を持つという対照的なものとなっている)

ユニットとして見た場合のカップリング面ではスミアがベスト。
加入自体が遅いため、スミアがクロムに嫁き遅れてしまった場合の最終手段として使うのもいいだろう。
……というより戦力的に考えるとスミアもクロムよりヘンリーとのカップリングがベストだったりする。
シンシアにダークマージや盗賊の素質を与えるので魔の達人と疾風迅雷を持ったソーサラーが爆誕する。

彼の結婚時のエンディングでは自分の心が壊れる要因となった大人たちを反面教師に、家族を愛し、周りが驚くほど良い父親になった事が語られる。
本作の子世代が絶望の未来から来た者だけでなく、本編の時間軸で生まれる者もちゃんと誕生している事を示唆する内容でもある。



なお、岡村明美は聖王エメリナとの二役で出演している。声優って凄い。
そして、配信マップでは彼女も仲間になるが、ヘンリーとは違う方向に「壊れて」しまっている……


FEヒーローズには最初から登場。赤魔の歩行系。
星5で覚えるスキルはラウアレイヴン+、華炎、守備の覚醒3、緑魔殺し3。
対緑魔において有用な緑魔殺しを覚えられる唯一のキャラで華炎共々星4で覚えられるため、スキル継承の人気は高かった。
また、ラウアレイヴンも彼しか覚えられない上に白属性(杖、暗器、獣、弓)に3すくみ有利を取れる有用な武器。ソフィーヤが錬成武器を貰う前は鉄板装備にするなどこちらも一定の価値はあった。

では本体はというと……HPと守備は非常に高い。
HP45、守備32はどちらも魔法系のキャラではかなりの高さ。
魔防は25と若干低いがまあ激化すれば何とかなる数値。
しかし、攻撃 23 速さ 22 という終わりっぷりがほとんど台無しにしてしまう。
耐えることは出来ても倒せないのだ。ラウアレイヴン込みでも攻撃 34 と、その辺のキャラの 武器無しの状態 にタメを張れるレベルの低さである。3すくみ優位を取っても素では 40 しかない。攻撃↓個体だともっと酷い。
オーディンヒナタのようにネタにこそされなかったが、彼も十分「引換券」ポジションであり、ソフィーヤやレオンにレイヴンを食べさせたり遠反持ちのキャラに華炎と緑魔殺しを献上するポジションだった。
緑魔相手に有利で2回殴っても倒しきれなかったり敵の反撃でこちらの被害が大きくなるため、この能力だと「弓殺し」「暗器殺し」「斧殺し」の方が使えるのは言うまでもない。

一応弓すら受ける守備力を活かした華炎による一撃は有用なのだが、救援の航路持ち踊り子の大発生によって「相手と戦闘したら救援されないためにそこで確実に殺さなければならない」世紀末のワンパンブレムと化したヒーローズではその攻撃力のせいでほとんど日の目は見なかった。
ただし、その守備力は本物のためスキル継承で守備に特化され、キャンセルを装備されると攻撃が通らない上に奥義カウントも進められなくなり、剣や斧、弓、獣がシャットアウトされることもある。

錬成武器として『黒鴉の書』を貰った。
錬成すると上記の終わっている攻撃力を逆手に取り、相手の攻撃力が自分より3以上高い時に攻撃と魔防-6、キャンセルの効果を相手に与える。
ヘンリー以下の攻撃力はまずいないため、大体の相手に突き刺さる効果。
インフレの進んだ今なら余計刺さる範囲が広い。



追記・修正しないと呪っちゃうよ~?

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最終更新:2023年08月11日 11:57
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