仮面ライダーJ

登録日:2011/09/14(水) 23:33:30
更新日:2019/07/07 Sun 13:34:13
所要時間:約 5 分で読めます





ミラクルJパワーで今こそ、

巨 大 変 身 !!


画像出典:仮面ライダーJ
©1994 東映・東映ビデオ・石森プロ


【概要】

本作は『仮面ライダーZO』に続く東映スーパーヒーローフェアの劇場用オリジナル作品。

『仮面ライダー』シリーズでは、石ノ森章太郎が制作に関わった最後の作品。
本作を最後に仮面ライダーシリーズは一つの区切りがつき、大きな変化を遂げた次回作『仮面ライダークウガ』へと繋がる。
前作に続いて監督は雨宮慶太。脚本は上原正三。


【登場人物】


◎瀬川 耕司
(演:望月祐多)
環境破壊の現状を世間に伝える為にオートバイでの取材の旅をしているフリーカメラマン。
取材の途中でフォッグから加那を守ろうとするが致命傷を負い絶命する。
しかし、地空人により改造手術を受け仮面ライダーJとして復活し加那と地球を守る為フォッグに戦いを挑む。

恐竜戦隊リーダーとしては別の世界で活躍。


変身!!
◎仮面ライダーJ

瀬川耕司が変身した姿。
地空人に与えられた精霊の力・Jパワーと抜群の格闘技で悪しき者と戦う。
指をJの字型に構えたJサインにはJパワーを高めることができ、変身時や必殺技などでよくこのポーズをとっている。
必殺技は『Jキック』と『Jパンチ』。

▽ジャンボフォーメーション

Jが巨大化した形態。
地球に未曽有の危機が訪れた時にのみ大地に宿る全ての精霊達がJに力を注ぐことで可能となる「奇跡の形態」。
故にJの基本的な能力ではない。が平成ライダーシリーズでの客演ではほいほい巨大化していることが多い。
身長は40mとなりウルトラマンと同じ背丈。
必殺技は「ジャンボライダーキック」。

▽ジェイクロッサー

Jの専用マシン。
天候や路面状況などを最高性能で走行することが可能。
ベースはスズキ・DR250S。
必殺技は「ジェイストライク」。

○木村加那
(演:野村佑香)
本作のヒロイン。
耕司と知り合い彼を慕うがフォッグに生贄として攫われる。ちなみに年齢は9歳。ロリ。

ベリー
(声:愛河里花子)
言葉を話すことができるミュータントバッタ。
耕司に助言を与えるマスコットキャラ。

○地空人
(声:飯塚昭三)
大地の精霊のエネルギーを糧として生きる者達。
耕司を改造手術し仮面ライダーJとして蘇生させた。

ハカイダーあるいは大神官あるいは海兵隊長では無い。


■フォッグ

7000万年の昔、宇宙から飛来し地球の恐竜を滅ぼした一族。
無数の怪人達を孵化させ地球上の全ての生命を滅ぼそうとする。
フォッグは自分達以外を下等生物と思っている為、人間も動物もまとめて「生き物」と呼ぶ。
正式名称は「フォッグ」だが、劇中では何故か「フォグ」と呼ばれている。


●機械獣母艦フォッグマザー
(声:丸山真歩)
フォッグの首領で見た目は完全に戦艦。
その中には無数の怪人の卵が保管されており、ガライ達は生贄の儀式や作戦を練ることができる。
相手を鍵爪で捕らえて切り裂く攻撃や砲門なども装備されており地上も車輪での移動が可能。
今までのライダー怪人では異色の姿と存在である。
本体は体内の深奥で母艦を操るが見た目はしょぼい。

※声がバイラムのマリアに聞こえる。


●コブラ男ガライ
フォッグの第1王子でコブラ型の怪人に変身する。
冷酷な性格で戦いで敗れた仲間も簡単に見捨てる。
高い戦闘能力と妖術でJを圧倒する。
武器は光の剣でに変えて使用することも可能。


●ハチ女ズー
フォッグの女性神官でハチ型の怪人に変身。
相手を飛行能力と妖術で惑わし、手の平から針を発射して襲撃する。耕司を襲うシーンと口元はなんかエロい。
裏設定ではガライを愛している。


●トカゲ男アギト
(演:栗原敏)
老神官でトカゲ型の怪人に変身。
鋭い牙と伸縮自在な尻尾を使ってJを苦しめる。
名前がアギトだが翔一くんは関係ない。



【客演】



ZOとの共演作品。
復活した怪人軍団をダブルライダーが倒し、最後は巨大化したシャドームーンと激突する。
ベリーも登場する。
ZO、J、シャドームーン、ベリーの声はそれぞれ演じた役者さん本人の声であり何気に豪華。


終盤キングダークに苦戦するライダー達の前に怪盗がジャンボフォーメーション状態で召喚して登場。
いざ対決…と思いきや一撃喰らって吹き飛ばされ、直後にもやしをファイナルフォームライドで超絶変形させたジャンボディケイドライバーと合体。
身体の主導権を奪われたままキングダークを倒した。
ちなみにネオライダー仲間のシン、ZOは写ってるのにJだけオールライダーのスチールに写っていない


上記と同じ
ディケイド激情態を踏み潰そうとするがギガントとサイドバッシャーの集中放火で倒され、その後はカードになってしまった。
……要するにやられ役である。


ライダーの歴史が消されV3以降のライダーが消滅してしまうが人々のライダーへの想いにより復活。
平成では初めて等身大で登場しガライと交戦するなどの見せ場を得た。
オールライダーのスチールにも等身大で写っている。
ディケイドの時よりもまだ扱いがマシになった。

ベリー「良かったね、J!」


ゴーカイレッドに亜空間に消されたが終盤で復活し、他のスーパー戦隊、ライダーと共に大ザンギャック、大ショッカーと戦った。前年同様、最後の巨大戦でも等身大のままだった。


ディケイド時同様に巨大化した状態で仮面ライダーフォーゼ(ロケットステイツ)を倒すが、仮面ライダー鎧武(スイカアームズ)に倒されロックシードへと変化するが終盤で復活。仮面ライダーZOと共に仮面ライダークウガ仮面ライダーアギトと戦った。
アギトとは前作のライダーの続編で制作される予定だったものの没案となりその名残で前作のライダーと外見が酷似、裏設定で繋がっているという共通点がある。
昭和ライダーと平成ライダー15人の区別の為、RX、シン、ZOと共に昭和ライダーである。

ショッカーライダーとして洗脳されており、巨大化した状態で進ノ介黒井らを探索。
進ノ介はトライドロンをワイルドタイプに変形させて逃げ切ろうとした。
夜闇に包まれる森の上空に赤い複眼が浮かび上がる演出は結構秀逸。扱いがもう仮面ライダーというよりは巨大怪獣だが。

終盤では1号&2号復活により洗脳が解け、仮面ライダーとして最終決戦に参加。
ショッカーが作り出した最終兵器・ライダーロボに猛攻を加えて圧倒するが、奥の手である歴史改変ビームを受けて最初に消滅してしまった。


【ライダーの巨大化企画】


実は原作者の石ノ森章太郎や監督を務めた雨宮慶太はライダーの巨大化には大反対だった。
これは『ウルトラマンVS仮面ライダー』が好評だったことで巨大化の要素を取り入れざるをえず、Jの基本能力ではない奇跡による力ということで石ノ森章太郎や雨宮慶太も承諾した。
これにより『仮面ライダーJ』という魅力あるライダー作品を制作したのである。
しかし近年のこの扱いを見ればいくら温厚な石ノ森先生でもブチキレそうではある。先生、どうか祟らないで下さい


【その他】


元々はZOの続編を制作する予定だったが諸事情により頓挫し、代わりのような形で本作は制作された。
また、制作にあたって前作ZOを強烈に意識したらしく、JとZOの姿が酷似しているのはZOをモデルにしているため。
ZOからは一部設定を引き継いでいるが両作品に世界観の繋がりはない。しかし、『MASKED RIDER ZO EDITION -ZO VS J-』では共通している設定を活かし、両作品の世界を繋げている。
Jの制作も結果的には『真仮面ライダー序章』がZOに企画変更されたためであり、シン、ZO、Jの三人を纏めて「ネオライダー」と呼ばれることが多い。

上映後、小学館スーパークエスト文庫から脚本の上原正三氏の執筆で小説版が発刊(現在は入手困難)。
地底人がJに改造する上で歴代ライダーの活躍を見せる他、*1ジェイクロッサー戦闘モードや耕司の先輩がフォッグ・ライダーに改造されて立ち塞がる、フォッグマザーの秘密といった映画にない要素が見所となっている。





ベリー
「J、次の項目へ急ぐんだ!」

耕司
「わかった!必ず追記・修正するぞ!」

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