レグルス(聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話)

登録日:2013/11/14(木) 09:25:00
更新日:2024/03/17 Sun 23:43:53
所要時間:約 9 分で読めます





■プロフィール
年齢:15歳
誕生日:8月4日
血液型:B型
身長:165cm
体重:58kg

CV:寺島拓篤(聖闘士星矢 ゾディアックブレイブ)


人物

本編から243年前の前聖戦における獅子座の黄金聖闘士。243年前の聖戦の黄金聖闘士の中で最年少の15歳。

レグルスの師、射手座の黄金聖闘士シジフォス曰く、呼吸をするように小宇宙を体得し、遊ぶように技を覚える。

戦えば戦うほど並外れた成長力を発揮して相手を超えていく、どこぞの戦闘民族を彷彿させる戦闘センスを持ち合わせる。

しかし、黄金聖闘士としての心構えや人の心の機微などといった戦い以外の面はまだまだ青い。

レグルスとはラテン語で「小さな王」という意味であり、獅子座アルファ星の固有名。




◆ライトニングボルト

光速拳による渾身のストレートパンチ。

◆ライトニングプラズマ

一秒間に一億発以上もの拳を網の目のように拡散させて繰り出す光速の拳。

◆獅子の大鎌(ライトニングクラウン)

精霊の廻る道(世界の根源)を手刀で断ち切る。

名前の獅子の大鎌とは獅子座頭部のλ、ε、μ、ζ、γ、η、αをつないだもの。見た目は「?」マークを左右逆向きにしたような形をしている。

◆アテナエクスクラメーション(単独)

小規模ながらビッグバンにも匹敵する威力があるという、本来は黄金聖闘士が三位一体となって発動する究極の影の闘法。

◆ゾディアッククラメーション

12人の黄金聖闘士の最強技をまとめて放つ究極技。





ここより下は本編のネタバレ含みますので注意





作中での活躍

・若獅子

集合絵以外での初登場は13巻。方舟を覆った氷をライトニングプラズマによって砕く。

10歳の時に聖域に入り聖闘士としての修行を始め、12歳の時に獅子座の黄金聖衣を継承する。耶人曰く、初めから小宇宙が半端なかったらしく「天才」と称されていた






・生まれながらの戦闘者

空に存在するロストキャンバスへ向かうために必要な方舟を修繕中、冥界三巨頭の一人、天雄星ガルーダのアイアコスの部下によって襲撃を受ける。

襲撃してきたのは天孤星ベヒーモスのバイオレート。牡牛座の黄金聖闘士ハスガードとも互角の怪力を誇る女冥闘士

レグルスはそんなバイオレートに対し力比べを挑み、初めは押され気味だったが互いの力はだんだんと拮抗していく。その影響で方舟が壊れてしまうことを周囲に指摘され、レグルスはバイオレートを蹴り飛ばして戦闘場所を移す。

そして仕切り直しをして再度力比べの形になったが、先ほどの組合いで力の流れもクセも覚えたレグルスは、バイトレートの力の流れに合わせて小宇宙を集中させることでその怪力を超える。

だが、上空の船に待機していた冥闘士の本隊によって聖域軍と方舟が襲撃されてしまい、そのことに気を取られたレグルスはバイオレートの影縫いによって身動きが取れなくなってしまう。

レグルスは身動きが取れなくなってしまいバイオレートから一方的に攻撃を受けるが、その間にバイオレートの影縫いを目を凝らすことで技の正体を見抜き、逆に影縫いによってバイオレートの動きを封じてしまう。

数分前と別人だと称される程の成長をしたレグルスの戦闘のおける天性はバイオレートの神経を逆なでする。立ち向かってくるバイオレートに対し、ライトニングプラズマで応戦し勝利する。

その後、アイアコスの襲撃を受け敗北してしまう。




・獅子の記憶



レグルスはロストキャンバスの土星宮において、冥王ハーデスの血を受けて人の域を超えた力を持つ冥界三巨頭の一人、神竜と化したラダマンティスと接触していた。

レグルスはラダマンティスの動きに目を凝らし、覚えて超えようとしていた。そんなレグルスに対してラダマンティスは咆哮による衝撃波を放つ。それで決着がついたと思ったラダマンティスだが、その背後から咆哮による衝撃波が放たれた。

記憶の頃のラダマンティスなら今の攻撃で殺れたと、しかしその程度ならすぐに超えれると発言をするレグルス。そんな不遜な発言をするレグルスに対し、神の力は人には超えられないとグリーディングロアを繰り出す。

その直撃を受けたレグルスはダメージを受けるが、レグルスはグリーディングロアを真似てラダマンティスに繰り出して冥衣の片角を折る。

この時、ラダマンティスは技を繰り出すレグルスに忘れられないある男の影を見る。その男の名は先代の獅子座の黄金聖闘士イリアス。かつてラダマンティスの片角を折った男。

そして、お前はイリアスの縁の者かと問うラダマンティスに対して、イリアスは自分の父だとレグルスは告げる。




・運命の日



レグルスが5歳の頃、大自然の中で父と2人で暮らしていた。父の名はイリアス。大地と語る男。レグルス曰く不思議な人で森や風、川と対話したり、天命を見抜くことができた。

そんなある日、聖域から教皇の勅命を受けた牡牛座の黄金聖闘士ハスガードが訪れる。聖域の戦力がまだ不足しており、獅子座のイリアスの力を借りにやって来たハスガードだがイリアスにその申し出を断られてしまう。

しかし、教皇の勅命でもあるのでハスガードはイリアスが赴ことを決意するまで滞在する。

ある日、天命の男がやって来たと大地から聞き、一度だけ戦士に戻ると言うイリアス。イリアスは眠っているレグルスをハスガードに託す。

ハスガードに連れられていたレグルスは、目を覚ますと森が炎上しているのを目撃する。

父イリアスの居場所を問うレグルスに、後から必ずやって来るとハスガードが返すが、そこに冥闘士が現れ、いくら待ってもイリアスは来ないと言う。

それを聞いたレグルスは父の身を案じ、ハスガードと冥闘士との緊迫態勢の間にハスガードの元を抜け出して父イリアスの処へ向かう。

たどり着いた先で目撃したのはラダマンティスに押されているイリアスの姿だった。かねてから死病の肺を抱えていたイリアスはラダマンティスに力及ばないでいた。

イリアスの元に駆け寄っていたレグルスもとろも殺そうと技を繰り出すラダマンティス。

イリアスはラダマンティスの片角を折ることでレグルスを守るも、自身は残った片角の一撃によって絶命する。




・レグルスVS神竜ラダマンティス




「あんたが人であろうと神であろうと、あんたである限り俺は超えてやる。ライトニングプラズマーッ!」

この日のために何度も思い描いていた全力のライトニングプラズマを放ったレグルスだが、簡単に防がれて反撃を受けてしまう。

アローン曰く冥王の血を受けまさに神とも呼べる力をもったラダマンティス。レグルスがどれだけズバ抜けた戦闘センスと目を持ち合わせようが所詮「人」の域だと言う。

そしてレグルスはロストキャンバス突入時に知った、三位一体で放つ小規模ながらも宇宙創造に匹敵する究極の奥義アテナエクスクラメーションを単独で放つ。

しかし、神の力を持つラダマンティスには簡単にアテナエクスクラメーションを割られてしまう。人間の力では神には届かないのかと自問するレグルス。

「まだ・・・まだ限界じゃない!」

未だ人の究極は試していないと結論づけたレグルスは最強の人間達の最強の技を同時に放つゾディアッククラメーションによって神の力を超えようとする。

その技によって一度はラダマンティスを押してるかのように見えたが押し返されてしまい、さらに出力を上げようとするもレグルスの体が自身の出力に耐え切れず、技を押し返されて消滅してしまう。

消滅する刹那、レグルスは意識の中で師でもある叔父のシジフォスと会合する。そこでシジフォスに父イリアスと語っていたと告げられる。

自分はどんなに目を凝らしても父を見つけられない、ずっと探しているのにとシジフォスに告げるとシジフォスは、父イリアスはどこにでもいる、レグルス自身の中にもと答えられる。

そこでレグルスは初めて気づく、大地の中、風の中でずっと探してきた父イリアスはずっと自分の側にいたんだと。




・大地と語る




レグルスが消滅したことでその場を離れようとするラダマンティスだが背後に聖衣を脱ぎさったレグルスが背を向けて座っていた。

そんなレグルスにとどめの一撃を放つも簡単に背後を取られ驚愕するラダマンティス。
そしてレグルスがもう実体を失い、自然の一部と化していることに気づく。
「そうか、風のような肉体・・・貴様既に!」

「そう、大地の一部だよ。父さんの声が聞こえる。これが父さんの感じていた世界・・・」
戦いの果て、レグルスはついに父イリアスと同じ境地にたどり着いたのだった

そして始まるレグルスとラダマンティスの最後の戦い

「これが大地と語ること!ライトニングボルトーーーッ!!!」
レグルスは神の力を超えた究極奥義ライトニングボルトを放ち、ラダマンティスの心臓を破壊する。

「見事だ!!お前は神の力を超え、辿りついたのだ・・・!!!全ての感覚の果てに、父へとな・・・」
心臓を破壊されたラダマンティスはレグルスを賞賛し、立ったまま死亡する




・戦いの後




ラダマンティスの遺体に語りかけるレグルス
「あんたもさ、戦ってる間ずっと聞こえていたよ。あんたも別に神の力が欲しかったわけじゃない。俺が父さんを探し続けたように、ただ誰かを探し続けていただけなんだろ?」



その後、肉体が消滅していくレグルス
「あはっ。まあでも、おれもそろそろらしいや。ごめんなテンマ、童虎、シオン。もうちょっとおれも遊びたかったんだけどさ」





「でも俺はどこにでもいるから・・・だよね父さん・・・」






・死後

聖戦の最後で完全復活したハーデスに対し、他の黄金聖闘士と共に魂の姿でシオンと童虎に助成、「可能性のため」にその力を発揮した。








外伝におけるレグルス

・第7章 獅子座(レオ)

黄金聖闘士になったレグルス初めてのおつk…任務である。本編の3年前とあって聖衣箱はでかいランドセル背負った子供に見える。

レグルスが向かった先では神が実体を持たず、土地に溶け込んで命の循環いるとも地下の楽園にいるとも言われている。

魔神バロールの復活の阻止とコナーという名の少女を護衛するためにレグルスは彼の地へ向かう。



主な台詞

  • ほら!超えたろ!!

  • ただ 目を凝らすのさ

  • 戦い方以外よくわからない だけど俺は…戦いでしか前に進めないんだー!!!

  • まだ…まだ限界じゃない!!

  • これが大地と語ること!




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最終更新:2024年03月17日 23:43