ロスヴァイセ(AC)

登録日:2013/11/09 (土) 19:58:47
更新日:2023/01/06 Fri 22:30:07
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ロスヴァイセとは[フロムソフトウェア]制作のゲーム、ARMORED COREシリーズの登場人物。


初代に置いてトップランカーのハスラー・ワンに次ぐNo.2の実力を誇る強敵にして人によってはハスラー・ワンすら上回る最強のトラウマメーカーとしても有名である。
名前からして女性レイヴンなのではないかという憶測情報以外、その他の詳しいプロフィールは一切不明とされている謎の多い人物でもある。


◆搭乗AC:ヴァルキュリアC
AC名の由来はワルキューレとも呼ばれる北欧神話の戦乙女を指している。レイヴン名のロスヴァイセがワーグナーの戯曲に登場するワルキューレの名前であることからもピッタリのネーミングと言える。


ヘルメット頭に初期コア、エヴァ腕に軽量二脚という機動力に優れた機体で武装はスナイパーライフルと肩部のスラッグキャノンのみという極めてシンプルな物。
レーダーはおろかブレードも積んでいない。ヘルメット頭にはレーダーは未搭載なのだが彼女は当然の如く強化人間であるので無問題である。


これだけ見るとどこが脅威なのかと疑問に思う方もいるかもしれないが、真の恐ろしさは肩に搭載されたスラッグキャノンにある。


実はこれ、ナインボールの三連バーストパルスライフルと同じく違法改造武器となっているのだが。
本来は多量の弾を一度にばら撒いて高い瞬間火力を発揮する代わりに一発ごとのリロードが長いのが弱点であるこの武装をマシンガン並の連射速度でぶっ放してくるというキ◯ガイにも程がある改造を施しているのだ。


その鬼畜ぶりは⑨の連射パルスなんぞとは比べ物にならず、一発かすれば即座に機体が固まりマッハで光が逆流するハメになる。
人によっては何をされたかわからぬまま彼女の姿も黙視できずにいつの間にか死んでいたなんてことも珍しくない。
ぶっちゃけた話、一度攻撃を喰らうことは即、死に繋がるも同然なので彼女に捕捉される前にこっちも高火力武器で殺られる前に殺らないと厳しい。


◆作中での戦乙女さん
ミッション「市街地襲撃」の際に敵増援として登場。ストーリーの進み具合からして恐らく初のAC戦であることが多い。
無人の市街地をACの火力で蹂躙し世紀末でヒャッハーな気分になっていたところを、彼女のチートスラッグで即座に地獄へ叩き落とされることになったプレイヤーは数知れずである。


作中でも一言も言葉を発さず、敵である主人公に対して黙々とチートスラッグを使う様はとても不気味である。機械音声とはいえセリフがある⑨の方がまだマシ見えてしまう。
その素性の知れなさや機械的な不気味さからナニカサレスギタ結果、感情を無くした戦闘マシーンだの実は⑨と同類なのではだのといった憶測が飛び交っている。


◆[ARMORED CORE NEXUS]の戦乙女さん
初代シリーズの復刻版であるレヴォリューションディスクにて再登場を果たし、やはり市街地襲撃のミッションで増援として立ちはだかる。
連射速度は多少落ち着いたとはいえ代名詞であるチートスラッグは健在であり、下手に当たれば当然の如く固められるだけでなく
爆熱仕様のネクサスということもあり膨大な熱量によって機体があっという間に燃え上がりある意味初代よりも危険になっている。


追加ミッションの「警備システム攻撃」は何と味方増援として登場し、しかも喋る。
が、物凄い抑揚が無い機械的な口調なので前述した疑惑の数々を更に濃厚にしてしまうことに…
しかもターゲットである自爆兵器を全て撃墜した直後こっちを裏切ってくるので結局戦うことになる。


この時は肩のチートスラッグを使わないのだが、代わりに主武装のスナイパーライフルに改造が施されており
リロード時間が短縮されている他、威力がバズーカ並というやはりおかしなことになっている。違法改造好きだなアンタ。


◆余談
初代の設定資料集(ハスラー・ワンがシュワちゃん似のガチムチ男だった頃の物)によると、彼女の容姿は黒髪ロングのビューティお姉さまとして作られていたみたいである。





追記・修正はチートスラッグに泣かされた方がお願いします。

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最終更新:2023年01月06日 22:30