イドゥン(FE)

登録日:2012/03/26(日) 02:16:13
更新日:2024/02/12 Mon 10:45:31
所要時間:約 17 分で読めます




わたしはこの世界を導いていく。

幾千の昼が過ぎ、幾万の夜が流れても必ず……必ず。






出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT



クラス:シャーマン
性別:女
称号:【暗闇の巫女】
身分:竜族



【人物】

ベルン国王ゼフィールの傍らに仕える少女。
ソフィーヤ以上の無口で言葉を発することはほとんどなく、ゼフィールの命令にのみ忠実に従う。
ナーシェンを始めその存在をいぶかしむものは多く、「暗闇の巫女」とあだ名されている。
右眼が紅、左眼が碧のオッドアイが特徴。

彼女が現れると同時期に、ベルンに人ならざる者たちが姿を現し始めたともいわれ、ゼフィールにとっては世界を「解放」するための鍵となっているらしい。
終盤、ベルン城まで追い込まれたゼフィールは、腹心ブルーニャを護衛につけて彼女を何処かへ逃がす。
プレイヤーが外伝マップを全てクリアしきれず、神将器が揃わなかった場合、その行く末を追う手がかりがなく、何者なのかもわからないまま終わる。


その正体は、人竜戦役時代にハルトムートによって封印された魔竜
ただ、魔竜といっても、アカネイア大陸で出るような魔竜族とは性質が全く異なる。

元々はファと同じく神竜族の竜だったが、戦役の中で数で対抗をはじめた人間に対し同じく数で迎え撃つべく竜族により戦うだけの竜、戦闘竜を生み出すために利用された。
竜族の中でも最も強力な力を持つ神竜族であったことと、異変に気付いた神竜族が身を隠す中一人だけ逃げ遅れて捕まってしまったことが原因。

その後、他の竜族により自分たちに従うよう「心」を破壊され、文字通り竜を生む機械のような存在になり下がってしまった。
また竜の量産にあたり神竜としての力を極限にまで引き出されたことが原因で、神竜を超えた「魔竜」へと変貌してしまう。

だが戦局は神将器を生み出した人間が一気に巻き返し、竜族の長を打倒しとうとう魔竜の元に迫った八神将だが、そこには命令者を失い、自ら何かをする「心」も既に無い、ただ佇んでいるだけの少女がいた。
その姿に八神将の間に動揺が走り倒すか否かの意見が交わされたが、八神将のうちの倒すべきという誰かが向けた敵意に反応して襲いかかってきたので、やむなくハルトムートは「封印の剣」で倒す。
しかし、ハルトムートは彼女の姿に「あわれ」を感じてしまっており、使い手の心を反映する武器である「封印の剣」は彼女を殺さずただ眠りにつかせた。
そして戦役終結後、ハルトムートは他の神将の反対を押し切り、彼女にトドメは刺さずに封印することにした。
ベルン王国はその封印を見守るために建国されたのであった。

しかし、末裔たるゼフィールの手によって封印から解放され、終わることのない何もない夢を見続けることに余程うんざりしていたのかゼフィールに従い、ゼフィールが望むままに世界を解放へと導くようになっていく。
挙句がどうしても戦うのかと問うロイ私の行く手に立ちはだかるのならと言い出す始末。
ゼフィール亡き後も彼の夢を実現するため、竜殿にその身を置き、ロイたちを迎え撃つ。

事情を知ったロイはハルトムート同様彼女に「あわれ」を感じ、「封印の剣」を以て殺さずに打ち倒そうとする。
その願いが果たされた場合、ロイの計らいでナバタの里で保護されることになる。
ロイが見舞いに行った際には、他の神竜たちはこのことを知りつつ、下手に助けに向かっていたずらに犠牲を増やすまいと無視した過去が長老から語られた。
彼女を保護したのも、その贖罪を果たすのも理由とのこと。
ファとの会話の中で失った心を取り戻すわずかな兆しが見えた場面がエンディング前のラストシーンになる。





【ユニット性能】

クラス-魔竜
Lv-20
HP-78
力-29
技-23
速さ-16
幸運-18
守備-30
魔防-21 (+10)
体格-25

所持品
闇のブレス
威力20 命中100 必殺10 射程1 重さ0 耐久-


ラスボスとしてはかなり弱くFE史上最弱のラスボスの一人としてネタ扱いされやすいキャラクター。

まずは一応彼女を擁護しておきたい。
ラスボス状態のイドゥンはどうみても竜なのだが、他の竜たちに有効だった神将器や「ドラゴンキラー」の特効がつかず、
「封印の剣」か「神竜石」でのみ大ダメージが与えられるようになっている。
守備は堂々のカンスト、魔防は低く見えるがマップのほぼ全域が魔防+10の隠し効果つきの床なので実質31相当と物理・魔法両面に隙がない。
そのため、ロイかファが育っていないと必然的に戦闘が苦しくなるので注意。
また、本作のボスで唯一玉座や城門に固定ではなく移動して襲ってくる。

ラスボスらしく、本作に登場する敵の中でも最高の攻撃力と命中率を誇っている。
また、ベストエンディングを見るためにはファが生存していて尚且つ「封印の剣」でトドメを刺す必要がある。

……とまあやや複雑な仕様になっており、今までのような正攻法で戦うとそこまで弱いボスとは言い切れないのだが…



まずラスボスなのに射程が1
一応動いては来るので間接攻撃してれば安心、というわけではないが、カウンターを一切喰らわずに袋叩きにできる。
また、移動してくるとは言ったが移動力が低すぎる。わずか2。まぁ戦闘用ってわけじゃないから立ち回りは考慮してなかったのかもしれないが。
攻撃力と命中率こそ高いが前衛が一撃でやられるほどの威力でもなければ追撃してくるような速さでもないため、しっかり回復すれば問題なく受けられる。

そして、前述した「封印の剣」は射程1-2かつ特攻持ちである。つまり、反撃されることなく二連撃で沈む
つまり相手の移動距離ギリギリまで近づいてまず間接攻撃で1撃、その後敵ターンで相手が接近して攻撃した際にもう1撃返すところでもう決着している。
このときロイの攻速が十分あれば、間接攻撃時に追撃が出て、相手は反撃すらできず一戦闘で沈む
必要な速さは20と期待値的には余裕で到達する値だが、ロイはクラスチェンジが遅すぎる&速さ成長率が並程度のせいで、レベル不足で届いていないこともあるかも。

この速さ設定はロイがクラスチェンジ不可能だった初期設定の名残という説もある。
マスターロードのロイは封印の剣で攻速落ちしないのだが、スマブラDXに「封印の剣はロイには大柄」とあるなどの理由からロイのCCは開発後期になってから追加された要素だと言われている。
CC前のロイは速さの上限が20かつ封印の剣を持つと体格不足で攻速落ちするため、イドゥンに追撃を出すにはわずかに足りない。
同様に速さ14の回転王には速さカンストでギリギリ追撃が出る形となる。
なお必殺が発動すれば(支援でのブーストが必要だが) ロイを下級職LV1の状態から強制CCさせたマスターロードLV1の状態であっても確殺可能
次回作以降のように特効倍率が2倍だったなら、まだ歯ごたえがあっただろうに…。

とまぁ、色々とネタ要素が満載ではあるが、封印の剣で秒殺できるのは強くなったロイがいてこそ。
「じゃあロイの育成をサボって来た人にとってはかなり強敵になるんじゃないの?」と思ったそこの貴方、ご心配なく。

終章では雑魚マムクート(Lv17~19)が無限に出現します
封印の剣ならマムクートを狩るのは容易いのでロイのレベルが少し不足しているぐらいならここで育てられる。
もっとも意図的に縛りでもしていないと強制出撃の主人公が低レベルのまま終章には行かないだろうが。

ではその封印の剣もなければ?
耐久無限のファルシオンと違い、封印の剣は耐久が20しかないためラスボス戦前に使い切ってしまうことがあり得る。
すると前述の通りベストエンディングは見られなくなってしまうのだが、実はラスボス撃破だけならそれほど苦戦しない

守備30・魔防31というのは高いことは高いが神将器なら特効なしでも十分ダメージが通る水準であり、終章ということで武器を惜しむ必要もない。
よく育ったバーサーカー魔砲公女なら汎用武器でもダメージを通せる。
魔力カンスト(30)のリリーナならフォルブレイズ(威力14)で、2回とも必殺が出れば支援補正などなしでもちょうど1ターンキルできてしまうし、
リリーナには魔力上限で1劣るが、フォルブレイズより高威力のアポカリプス(威力18+5)を使えるソフィーヤで挑むと、必殺1回と通常1回でも沈む。*1
というか攻略本の企画で実際に殴り倒されている
クリア後のトライアルマップ用に神将器を新品で温存したいという人も、今作に限り間接攻撃するとステータスに関係なく10ダメージを与えられる仕様の「ひかりの剣」も有効。
追撃できるユニットなら反撃を受けずに一方的に20ダメージ与えることができ、直前に加入する超強いおっさんなど使い手も豊富であるため、リレーや再行動を駆使すれば結局何もさせずに倒せる。

これらはルート確定後に封印の剣が折れても詰まないように配慮した調整とも取れるが、
前作に引き続きラスボスの弱さがネタにされたためか、次作「烈火の剣」では一転してラスボスがかなり強化されている他、ラスボスへの特効武器の倍率も2倍に弱体化されたので封印ほど決定的なダメージは与えにくくなっている。
烈火の終章ではこの程度のステータスのジェネラルなぞ前座に過ぎない。




また、これは彼女自身の強さとは直接関係ない事ではあるが、彼女の武器は「闇のブレス」である。

「闇のブレス」である。

はずなのだが……実際の攻撃モーションは、


 尻 尾 で 攻 撃 し て い る 。 


かと思えば、


 腕 で 攻 撃 し て い る 。 


……まあ、あれだけの巨体が腕を振り上げたり尻尾を動かすだけで脅威ではあるけどさ……。


実は攻撃モーションが3つ用意されていてちゃんとブレスでも攻撃する。必殺だと絶対にブレスが出る。
だがしかし、上記の理由によりそもそも攻撃を食らう必要自体が全くないため
一度攻撃モーションを見れれば良い方で酷い時だと…と言うよりほとんどの場合攻撃すらできずに終わる。
SLGというゲームジャンルのせいでハードモードが追加される2周目はともかく3周目4周目とやる人間は少なく、
結局彼女の攻撃は「ブレスなのに打撃」で印象が固定される場合も多い。

このゲームには周回するごとにトライアルマップ(クリア後のお楽しみ)のマップと、
そこ限定で使えるキャラ(敵の回転王や作中で死亡したヘクトル等、ちなみに最初に使える限定キャラはナーシェン)が増えるという要素があるのでそれ目当てで周回する人間も多いが、
その場合もイドゥンと戦わない回転王で終わってしまうルートの方が手っ取り早く周回できるので結局彼女は戦ってもらえない。
ちゃんと攻撃別にモーションを用意されていらっしゃる魔王()を見習うべきである。




ちょっと登場するのだが、ゼフィールとの決戦に尺取ってるのにイドゥンとまで戦ってたらただの原作になってしまうのもあり
本格的な出番はなく、ご丁寧に行方不明エンドになったことが後日談でしっかり語られている
アルの境遇がイドゥンと若干被ってるので掘り下げると止まらなくなりそうだし
オリジナル要素の関係で神将器が敵勢力に回収されている=ルートに入る条件を満たしてないというオマケの理由つき。





もしかしたら……いつか……私にも、見つかるかもしれません。この世界に呼ばれた意味が。

本当に……守るべきものが。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


スマホゲーには伝承ロイに続いて2019年3月に参戦。原作の設定的に神階英雄でも良さそうなものだが通常の英雄と同じ扱い。イラストは覇者の剣を担当した山田孝太郎氏。
赤属性の竜・重装ユニット。
立ち絵4種全ての絵が違うという豪華仕様(普通、奥義絵は攻撃絵にエフェクトが追加されただけ)
山田氏曰くISからの発注は自分のイメージより幼いイドゥンだったようで、「身長は小さめで。ナーシェンの顎くらいです」という指定だったとのこと。

時系列としてはまだ心が壊れたままの状態で呼び出されたようで、かなり戸惑っている。
想いを集めてではアスク王国に呼び出された事を戸惑い、魔竜の破壊の力が特務機関に迷惑になるからと偶然居合わせたルゥと共に城を離れる。
その後出かけた先で泊めてくれた家の孤児に懐かれたり、ルゥの言葉で子供たちの笑顔を守りたいと思うようになる。
そして自分がこの世界で何をするのか探すべく、特務機関の元へ帰っていった。

またシャロンと一緒に花壇で花を育てるようになっており、少しずつ心に変化が訪れている。


武器スキルは守備+3、重装特効の『魔竜のブレス』
戦闘開始時、自身が不利な状態異常を受けている、または、自身のHPが99%以下の時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、攻撃、速さ、守備、魔防を+4する。
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する。

Aスキルは攻撃-2、守備、魔防+6になる『守備魔防の城塞3』
Bスキルに自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1の『迎撃隊形3』
Cスキルには周囲2マスの味方竜は、戦闘中、守備、魔防+4になる『竜盾の紋章』

簡潔にその性能を説明すると、現環境で猛威を振るうドーマスルトに対して絶対有利が取れる。
『魔竜のブレス』の効果を見ても分かる通り、ドーマの『メガクエイク』、スルトの『シンモラ』『炎王の威嚇』の対策が完璧であり、
受けでも攻めでも確実に沈めることができる性能を持つ。特にスルトに関して属性の相性もあり、完全にカモになる。
スルトらだけでなく、総選挙エーデルガルトなど強豪揃いの斧装備の重装には軒並み優位が付く。
斧以外でも重装であれば特効が効くので、かの覇骸エーデルガルトも受けからなら倒せる可能性が生まれる。
また、インバースのようなデバフやバフ反転を用いるキャラに対しても、どちらも無効化して更にはバフを乗せられるので有利がつく。

Aスキルの『守備魔防の城塞』は強力なスキルだが、魔竜のブレスを活かそうとするなら高級スキル『遠距離反撃』に切り替えたい処。
しかしそうすると原作再現できないというジレンマがあるので……使い勝手を取るか、原作を取るかはお好みで。

インフレの続く環境で尚、未だに現役と最強の座を保ち続けている。原作とは大違いにラスボスの威厳を発揮しているといえよう。

弱点はやはり重装または竜特効の武器を持つ相手。
また、速さが低いことで追撃されやすく、青属性ではもちろん、それ以外の属性でも追撃をもらうと結構なダメージになることもある。
特に、基本的に反撃できない射程2武器を持つ相手は注意が必要。
特効を持つミカヤや高い速さで追撃してくるイシュタルなどが天敵といえるか。また、重装特効を持つエストも先手をうたれると倒されやすい。

組ませる相手は1マスしか動けない重装の弱点を補えるユニットや、苦手の青属性を倒せる緑属性
総選挙エフラムなどが所持する「重装の行軍」を装備したキャラと一緒に編成したり、
ターナが所持する「空からの先導」で機動力を補えれば活躍の幅が広がるのでオススメ。
また、ともすればデメリットでしかない極小の自傷ダメージを与えてしまうキャラも、彼女にとっては有利に働く。
とりわけクリスマスベルナデッタとは、青属性を蹴散らすだけでなく開始時に周囲2マス以内にいるだけで1ダメージと引き換えに手軽に武器の効果が発動できるのでかなりの高相性。


また、2019年4月に行われた投票大戦【破壊の衝突】では、8人の歴代FEラスボス級キャラの面子にイドゥンもエントリー。
実装されてまだ真新しいキャラだったことと、唯一の女性参加者ということもあってか、初回投票数で一番人気の約4400万点を記録する*2という、
投票大戦至上最も多くのポイントを集めた初動となった。
その後決勝戦まで一度も劣勢ボーナスが発生しないという圧倒的な優勢っぷりを見せ付けたが、ラスト1時間にギムレーに劣勢を与えてしまい、
人気こそ多くあったが、残念ながらゲームシステムには見捨てられ、惜しくも準優勝という結果で終わった。

2022年5月に魔竜のブレスが錬成対象。
敵から攻撃された時でも発動する事が可能になった。
特殊錬成は敵から攻撃された時または敵のHPが75%以上の時、自身の攻撃+5、敵の攻撃-5、かつ敵が追撃可能なら最初に受けたダメージを70%軽減する効果がつき、自身の攻撃力と耐久力を大きく上げられるようになった。
一見すると大した変更には思えないが、錬成前は弱体化効果を受けていれば必ず弱体効果を無効化して全能力+4になったが、
錬成を行なってしまうと、弱体効果を受けていても、HPが100%の時に自身から攻撃をした場合にかぎり、弱体無効化も能力強化も付かなくなってしまうのである。
小さな変更点ではあるが、壁役運用に対してだと大した問題は無し。それどころか護り手と噛み合うようになった利点は大きい。
その指摘から運営は6月のアップデートで「不利な状態異常」に付け加える修正を行った。

私はイドゥン、この子はファ。この春、祭りを見定める者……。

それがこの子の望み、私の……使命……?

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

20年3月にファと組んだ比翼英雄として登場。イラストは海鵜げそ氏。
通常版同様に赤属性の竜・重装ユニット。
ファと組んでいる事から分かる様に、原作のエピローグ後からの参戦である。
祭りを楽しむファと、何故兎の仮装するのか分からないイドゥンのコンビ。

武器スキルは重装特効 魔防+3
戦闘開始時、自身が強化(応援、鼓舞等)を受けている、
または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、自身の弱化を無効化し、敵の攻撃-6、敵は追撃不可となる。
射程2の敵に、敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算。『春色のブレス』

Aスキルに敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃、守備+6かつ、敵の奥義発動カウント変動量-1にする『鬼神金剛の構え3』
Bスキルは自分のHPが50%以上で、敵から攻撃された時、絶対追撃、かつ自身の攻撃による奥義発動カウント変動量+1『迎撃隊形3』
Cスキルには周囲2マスの味方竜は、戦闘中、攻撃、速さ+4となる『竜刃の紋章』

武器スキルが体力依存から味方の周囲か強化へ大幅に変化するも、重装特攻と弱化無効は健在。
受けでの戦闘がより強化するような効果に変化。おかげで剣などの近距離相手は全く歯が立たない状況を作れる。

比翼効果は自分を中心とした5×5マス以内にいる味方に守備、魔防+6かつ【重装特効無効】と【竜特効無効】と結構ユニーク。
重装や竜を愛用している人にとってはありがたい。

弱点は通常版と同じ竜特効と自身にも重装特効。追撃封じの効果や『見切り・追撃効果』で不利になる場面もしばしば。
比翼スキルを使うには竜か重装のどちらかは編成に入れる必要があり、何も入れないと守備と魔防が上がるだけで特効無効が勿体ない。編成メンバーも厳選する視野にも入れておく必要がある。



私はイドゥン…いまは、長い夢から覚めたよう。

在るがまま、解きほどけるままに……。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

更に2年後の2022年2月には開花英雄に抜擢を果たした。イラストはかかげ氏。
本編で生存したEDの後、心が芽生えた後の姿だと見られる。
竜・重装は変わらないが属性は青に変わった。姿こそ以前とほぼ変わらないが、ブレスには若干光が混ざっている。

武器は重装特効とキラー系武器効果、射程2の敵に敵の守備か魔防の低い方でダメージ計算する錬成ブレス効果に加え、重装特効を無効化し、
周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中敵の全ステータスを-5し、自身の弱化を無効化、敵は追撃不可になる『芽生えし心の竜石』。

Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中攻撃、守備を+6し、かつ敵の奥義発動カウント変動量を-1する『鬼神金剛の構え3』。
Bスキルは自分のHPが25%以上で敵から攻撃された時、戦闘中絶対追撃かつ敵の強化を無効にする『正面隊形・敵方3』。
Cスキルは周囲2マス以内の味方が剣、槍、斧、竜、獣の敵から攻撃された時、攻撃された味方の代わりに味方のマスで戦闘を行い、
戦闘後の効果を受ける【護り手】を発動し、その際守備、魔防を+4する『盾の護り手・近間3』。

ステータスでは今までのイドゥンと比較して攻撃、守備(通常版の城塞スキルを考慮しない場合)が最も高い。

性能を端的に言えば、遠距離反撃を無くした『竜版マルテマン』。スキル構成はCスキルに護り手を継承させた総選挙ヘクトルに近いものがある。
相違点としては竜であることと先述の通り遠距離反撃を持たないことに加え、
「重装特効を持つこと」「錬成ブレス効果」「敵のバフを無効化する」という点が挙げられる。

通常版と比翼版にあった重装特効は潰したものの、竜特効は引き続き受けるのが大きな弱点。
赤属性の総選挙マルスアルムルキナなどに対しては属性相性やデバフ、バフ双方の無効化もあって対抗しうるが、
赤属性以外の竜特効には弱く、特に遠距離反撃が無い事で反撃できない魔法等の竜特効持ちは天敵。
主なところではスラシル、ユリア(伝承含む)、ハピあたりが挙げられる。同じ理由で伝承ベレトの『覇天』にも注意が必要。
何とか遠距離反撃を継承させることで、魔法武器への対抗策を得たいところ。
これ以外の弱点としては、速さは他のイドゥンと同程度で低いため、見切り・追撃効果持ちに追撃不可を無効にされるのに注意が必要な点くらいか。

ちなみに2022年8月の戦禍の連戦で「遠反・竜専用」という聖印が登場。
これは竜ユニットにに限定されるが遠距離反撃を可能にするもので、開花イドゥンにとって大きな弱点を1つ埋める願ってもない効果。
持たせればますますマルテマン化が進行することになるだろう。


それでね あれがね あれがね 『木』っていうんだよ

『木』……

うん!
あの『木』にはね と〜ってもおいしい『実』ができるんだよ

『実』?

ほらほら あの上のほうにあるやつ
それでね こうやって『木』をぶるぶるさせたらね……

きゃん!
グスン
おててに当たっちゃったよぉ……


……クスッ


え……おねえちゃん今 笑った?

……笑う? 私が?

うん 今 『クスッ』って

わーい
おねえちゃんが笑った 笑った〜

『笑う』?
これが 『笑う』……

ファ ロイのお兄ちゃんにお話ししてくる!
おねえちゃんが笑ったって!!



風……。

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最終更新:2024年02月12日 10:45

*1 ちなみに物理部門はどうなのかというと、力+5の補正があるデュランダル(剣)が素の威力17で実質22と高威力だが、剣を装備できるユニットは力上限が低く男ドラゴンマスターの26が最大のため、威力18のアルマーズ(斧)を装備でき、力が30まで上がるウォーリアやバーサーカーと同じく攻撃力48が自力上限で、やはり連続で必殺が出ないと1ターンキルできない。

*2 ちなみに今回、初回投票数2位のギムレーは約2700万点、3位のスルトは約1100万点。まさしくぶっちぎり人気。