ヴァルキュリア(FE)

登録日:2009/10/12(月) 23:18:07
更新日:2023/07/23 Sun 10:12:07
所要時間:約 9 分で読めます




ファイアーエムブレム』シリーズに登場する上級職の一つ。
封印の剣』『烈火の剣』『聖魔の光石』『暁の女神』『覚醒』『風花雪月』に登場。

目次

【トルバトール】
ヴァルキュリアの下級兵種。馬に乗り杖を振る回復役。攻撃はできない。
同じ回復役の僧侶に比べて移動力が高いのが大きな強み。
聖戦』『トラキア』ではヴァルキュリアではなく女パラディンにCCする。

【ヴァルキュリア】
GBA3作と暁の女神・覚醒に登場。
CC前の杖に加え、封印、烈火、覚醒では理魔法、聖魔では光魔法、暁では剣を使って戦う。
聖戦、トラキアでの女パラディンとマージナイトを足して2で割って少し手を加えたような職業。

魔力、技、速さのバランスがよく、機動力を活かしたサポート役、魔法で殲滅する等のバランスのとれた優秀なクラス(1人を除いて)。
反面HP等の耐久力には不安が残る。

闘技場で敵として戦うと、ソードマスターでも追撃が出ない時があったり、回避の高さで苦戦を強いられる。
これ程の強敵でありながら、弱クラスとして設定されており、賭け金や経験値が異常に少なく割に合わないことから、見極めの段階で注意が必要。



~登場ユニット〜

【封印の剣】

クレインの妹。重度のブラコンお嬢様。
HPと防御は紙同然で魔力も低いが、速さと幸運は爆発的な伸びを見せる。
「避けゲー」と言われる「封印」ではこれだけでも十分なレギュラー戦力になりえる。
ルトガーと支援を組ませれば作中最強の「避けコンビ」に。

エトルリアの魔道軍将。オバs(ry
妙に入手数の少ない導きの指輪を使う必要が無く武器レベルも肩書き相応な事以外は
初期値、成長率、登場章と全てにおいて恵まれないユニット
ヴァルキュリアにしてはそこそこ耐久はあるが、それでも終盤まで使うのは厳しい。
つ、強すぎる・・・(クラリーネが)


【烈火の剣】

今作から魔力も普通に成長が見込めるようになり、魔法アタッカーとしても使えるようになった。

レイヴァンの妹で、コンウォル病に罹患していないコンウォル関係者。
クラリーネに劣らぬブラコンぶりで、下手をすればヤンデレ化する困ったお嬢さん。
初期値、成長率共に高めで、自然とレギュラーにできる。

黒い牙」の幹部「四牙」の一人「蒼鴉」。
ソーニャに心酔するグラマーな美女。
極めて冷酷で目的のためなら味方を切り捨てたり、目的の為なら敵に塩を送ることも造作なく行う。
倒さずにクリアすることも可能だが、その場合はリムステラに殺される。
過去にニンドリで開催された『(『封印』~『蒼炎』までの)悪役ランキング』の好きな悪役部門で1位を獲ったことがある。
速さや魔防を筆頭にステータスが高く、初戦では暗闇からのサンダーストームでこちらを翻弄し、二戦目では複数カンストステータスとギガスカリバーで攻めてくる強敵。


【聖魔の光石】

分岐CCがある本作では、トルバトールはヴァルキュリアorマージナイトのどちらかを選択してCCできる。
ステータスの上限はどちらもかわらないので、通信対戦をしないなら魔物の闇魔法に優位に立てるヴァルキュリアがオススメ。
ヴァルキュリアはシスター、マージナイトは魔道士からもCC可能。

グラドに仕えるシスター。
初期値は微妙だが魔力の成長率が著しい。
ただし総合的にはラーチェルに劣るため、魔物特効を持つ司祭にCCした方がオススメ。

ロストンの姫。
やんごとなき身分でありながら、部下のドズラとレナックと共に魔物を成敗しながら世界を旅している。
HPと防御以外に全く穴のない、魔道系最強のユニット。
分岐ではヴァルキュリアとマージナイトが選べるが、本編を優位に進めたいならヴァルキュリア、通信闘技場で勝ち抜くならマージナイトが良い。

グラド帝国将の一人『蛍石』。クラスはマージナイトではあるがそれまでのヴァルキュリアに性質が近いためこちらに記載。
王の善意に報いるために騎士となった忠義の将。
王の乱心に疑問を抱きつつも、最期までグラドの人間として戦い、戦死する。
能力は低めだが、進路が狭いため魔防の低いキャラが「サンダーストーム」で狙い撃ちされると厄介。


【蒼炎&暁の女神】

蒼炎の軌跡』では「ワルキューレ」というクラス名で登場。ミスト限定クラス。

アイクの妹。ロリ。
蒼炎では「ワルキューレ」となり、魔法剣ソニックソードやルーンソードでともすれば兄以上の無双ぶりを見せる。
奥義は回復効果があり使いやすい『太陽』
暁では「戦乙女」となり専用CCアイテムの入手時イベント&専用武器&専用クラスと優遇…と思いきやパラメータ上限は劣化エリンシア
更にエリンシアはスキル『治癒』や術符を使用することで高い魔力が活用出来るのに対し、ミストは何故か使えない。ひどい有様です。

しかし四部終章は魔道士に近いユニットの白竜や精霊と敵対する為、魔防が高く物理攻撃の出来るミストが活躍しやすい。
お兄ちゃんの弱点である魔防を拠点成長で強化していない場合、こちらの方が死ににくかったりする。


【覚醒】

トルバドール→バトルシスターorヴァルキュリアの2択。
バトルシスターにすると馬から降りる。

兵種スキルはトルバドールが『魔防+2』と周囲2マスの男性ユニットの回避・必殺回避率を高める『深窓の令嬢』
ヴァルキュリアが周囲の味方の魔防を上げる『魔防の叫び』とダブル時にお互いを強化する『デュアルサポート+』
デュアルサポート+はなかなか優秀なので『疾風迅雷』の継承できないジェロームやロランに受け継がせたい、
またブレディは普通にプレイしていると深窓の令嬢を継承しやすくキャラクター性にも妙にマッチしているのでネタにされる。

高飛車だが人見知りするお嬢様。
たまに飛び出す暴言はご褒美である。
魔力、魔防の成長率が非常に高いので魔導系ユニットとして大活躍できる。
彼女以外にも、チェンジプルフを使えばマイユニット(♀)、リズミリエルセルジュなどもヴァルキュリアになれる。

  • フェルス
ヴァルム帝国のヴァルキュリア。
かつては神竜信仰者でエメリナとも面識があったが、現在は主君である覇王ヴァルハルトに心酔し、慕情を抱いている。
装備やスキル等、取り立てて厄介な要素は無い。
幻影異聞録』にも登場。

  • エルフ
22章とDLCマップ「無限の神器」に登場する十二魔将の1体。
長距離移動で「ファラフレイム」等高火力の魔法をぶっぱなしてくるが、『復讐』持ちのツェーンよりはマシ。


if

暗夜王国の兵種となり、名称がロッドナイトストラテジストに変更。
騎馬杖使いに男性もなれるようになった。
ロッドナイトの上級職はストラテジストと女性ならメイド、男性ならバトラーの二枠となっている。
メイドやバトラーにすると杖に加えて暗器を使えるようになる代わりに下馬することになる。

『深窓の令嬢』は被ダメージ-2に変更され、また男性から女性に作用する『名家の令息』も追加された。
前作同様に母親から息子に『深窓の令嬢』を継承できるほか、父親から娘に『名家の令息』も可。
今作では汎用職で性別限定のスキルはこの2つだけなので子供に継承させておいて損はない。
『デュアルサポート+』は周囲2マスの味方の与ダメージ+2・被ダメージ-2の『戦闘指揮』になった。
深窓の令嬢や名家の令息の上位互換だが効果が重複するのはありがたく、優秀なサポート役になれる。
初期上級職でレベル上限の高いフェリシアにすぐパラレルプルフを使って習得させるのも手。

白夜王国の巫女や修験者とは対の扱いになっている様子。
ちなみにモブメイドはたくさんいるが、モブバトラーは存在しない。モブロッドナイトも遭遇戦では登場しない。

暗夜王国の王女。
お転婆でやや天然っぽいところもある。全体的に暗く重い暗夜シナリオにおける癒し要素。
白夜編に進んでも最後までカムイと剣を交えることはない。
リリーナとクラリーネの得意要素をそのまま引き継いだようなチートレベルの魔道ユニット。
なおかつ個人スキルと兵種スキル、豊富な支援関係で親世代男性のサポート役として特に優秀。
反面耐久はほぼ紙。攻撃を食らおうものなら即死する。

暗夜王国の王子レオンの息子であるロッドナイト。
男の娘だが同性婚はできない。父親に「恥知らず」呼ばわりされたが、すぐに和解。
相性の良い母親候補は魔力を伸ばすニュクスや、火力・物理耐久を補えるピエリ等。
ちなみに、クラスチェンジするとメイドではなくバトラーになる。残念。

  • ダニエラ
暗夜王国軍の指揮官で、ブノワシャーロッテの上司。
白夜編の中盤で敵将として登場し、オロチ捕獲が可能。
アクの強い見た目だが移動力の高い魔法職で杖レベルもBという白夜軍では貴重な人材。
レヴナントナイトのスキル「死の吐息」もあり、サポート能力が高い。

  • シェンメイ
アクアの母親であり、ガロンの妻。
アクアが幼い頃に謎の死を遂げており、本編開始時点では既に故人。
その正体は前透魔王の王妃であり、ハイドラの暴走で前王が殺されてから暗夜に逃避しそこでまた王妃となった。
しかし透魔王国のことを話してしまったため呪いによって消滅し、ガロンもまたハイドラに取り憑かれてしまう。
透魔編の終盤や一部のDLCではハイドラの眷属として自軍の前に立ちはだかる。
回復や補助の杖がうざいが、本人はスキルが貧弱で装備もライナロックなので直接戦闘ではまず苦戦しない。

風花雪月

当初は存在しなかったが、有料DLC「煤闇の章」でヴァルキュリアが実装、同シナリオを進めることで本編でも使用可能になる。
上級職と同じレベル20から受験できる特級職で、受験には「地下試験パス」が必要。
女性専用職で、推奨技能レベルは理学Bと馬術B。
兵種スキルとして『再移動』『黒魔法射程+1』『闇魔法射程+1』を持ち、攻撃魔法の射程が伸ばせるのが最大の強み。
その代わり、上級職・特級職の騎兵としては移動力がやや低い6で、今作の騎兵の例に漏れず速さ成長率にはマイナスの補正がつく。
兵種マスターすると覚える『慧眼の一撃』は自分から攻撃時、命中+30という強力なスキルで、命中に難を抱える魔道士系が無理にアーチャーを経由せずとも命中を補えるようになった。
最上級職のダークナイトへの経由地点としても有力なだけに女性専用なのが惜しい。主にヒューベルトやローレンツ。

DLC追加キャラで、修道院の地下に広がる空間・アビスに住む女性。
気怠げでやや幼い口調で話すが、物語開始時点で20歳であり意外と年長。
闇魔法の使い手であるほか歴史の表舞台から消えたはずの希少な紋章を持ち、魔物を引き寄せる体質といろいろワケありの人物。
個人スキル『魔物体質』は魔獣から優先的に攻撃されるが、魔獣に対して攻撃すると常に有効(武器威力2倍)倍率がかかる効果。
同じ闇魔法使いとしてみるとバ火力アタッカーのリシテアよりもデバフによる嫌らしい攻めを得意とするヒューベルトに近い立ち位置だが、信仰技能を上げると『リブロー』や『ワープ』を覚えるためサポーターとしても優秀。

エンゲージ

槍歩兵である「ランスファイター」からクラスチェンジできるの上級兵種の一つで、名称がロイヤルナイトとなっている。
『if』のロッドナイトと同様に騎馬杖使いに男性もなることができ、登場する唯一のネームドキャラも男性である。

  • モーヴ
邪竜復活のために暗躍する集団「四狗」に所属する髭面の騎士。
個性溢れる四狗の中では寡黙で実直な性格をした常識人枠で、主人公の神竜軍とは幾度も戦うこととなる。
力と魔力が高い物魔両刀型で、メイン武器は射程2の魔法武器「炎の槍」。
敵対時には杖の射程・効果範囲を広げるミカヤの指輪を活用し、複数の敵兵をワープで送り込んでくるテクニカルな戦法を取る。


ヒーローズ

本作では移動タイプ「騎馬」の杖ユニット、及び魔導士ユニットとして登場。
回復杖に関してはシスター系と同じく「リザーブ」がほぼ使われる。
騎馬攻撃は能力値自体はやや低めなものの移動力に優れており、攻撃範囲が広く総じて優秀。
原作でヴァルキュリアではないがラインハルトの恐ろしさはプレイヤーなら誰もが知っているだろう。


追記・修正は馬に乗り、杖を振りながらお願いします

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最終更新:2023年07月23日 10:12