リス(世界樹の迷宮)

登録日:2011/10/26(水) 00:21:15
更新日:2019/04/26 Fri 13:53:03
所要時間:約 5 分で読めます





樹海の中の荒れた小道を進む君達は折れた小道の先で動く影を見付ける。

目を凝らしてみたところ、大きな草の影にリスのような小動物の姿を発見した。
その動物は君達に怯える様子もなく、小さな声で鳴いてすり寄ってくる。
君達は、この可愛い小動物に手を伸ばして触れてもいいしこのまま立ち去ってもいい。

動物に手を伸ばしますか?


→【YES】/【N O】


緑の大草の影に潜む小動物に君達はゆっくり手を伸ばす。

…しかし、その瞬間愛らしい様子で小首をかしげていたリスが君の体を駆け上がってきた!
リスは背中のバックパックに首を入れると、荷物を一つくわえて逃げ去っていく…。

君達は、慌てて失った荷物を確認しようとバックパックを開く。

…どうやら、冒険の必需品であるアリアドネの糸を奪われたようだ。
しかし、今となっては取り戻すことは不可能であろう。

リスとは世界樹の迷宮Ⅱ 諸王の聖杯に登場する小動物である。
大抵の場合、リスは可愛らしい癒し系として人々から認知され、今日もどこかで厳しい食物連鎖の中を戦い抜いていることだろう。


だが、この記事のリスはそんな健気な友人達のことではない。

もっとえげつない何かである


冒頭の文にある通り、世界樹の迷宮におけるリスは「アリアドネの糸」というアイテムを盗んで行く。
このアイテムは世界樹の中にいる冒険者を一瞬で街に戻れるという、まさに冒険者にとって命綱とも言うべきものである。

そんな大切なアイテムを盗むリスは全冒険者から恨みを買う忌むべき存在として広く認知されることとなった。

しかも、このリス、世界樹の迷宮Ⅱの全ての階層に必ず1回は登場するのである。

●リス盗っ人の歴史
  • 第一階層
まだ、樹海に慣れていない冒険者の前に可愛らしく登場する。
緊迫する冒険者ならば目の前に現れた小動物に癒され、思わず手を差し延べてしまうだろう。

だが、それが大きな間違いであると気づいた時には、糸はもう盗まれているのだ!


  • 第二階層
第一階層を抜け、樹海にやや慣れてきた冒険者達の前に再び現れる。
相変わらず人懐っこく擦り寄ってくるので、新たな階層で疲れ切っている冒険者達は警戒心を解き、リスに手を伸ばすだろう

だが、リスはそんな冒険者を尻目に糸を盗んで行くのである。

しかし、ある条件を満たしていると、このリスのいる階にアリアドネの糸を売ってくれる衛士が登場する。
糸の値段は1000en(通常100en)
こいつら絶対グルだろ…

  • 第三階層
雪が降り積もり、心も体も冷えている中、またリスが現れる。
あれだけ、糸を恵んだのだから、そろそろお礼を貰えるのではないかと冒険者は期待を持つだろう。

だが、リスはそんな期待を裏切り、何食わぬ顔で糸を盗んで行くのである。


  • 第四階層
桜が舞い散り、風流がある階層であっても、敵は相変わらず強く、冒険者達は疲弊しながら探索を続けていく。
その状況であってもリスは現れるものである。
またお前か、と思いつつも、こんなに綺麗な階層なのだから、さすがにこのリスも盗みなどという汚い行為をするはずがないと手を伸ばすと…

疲弊した冒険者から糸盗むといういともたやすく行われるえげつない行為をする。

  • 第五階層
遂に、天空に浮かぶ城に辿りついた冒険者達は、いよいよラストスパートをかけていることだろう。
やや進むと、やはりリスが現れるが今回は様子がおかしい。
なんと、ぐったりと倒れこみ、虫の息である。
散々痛い目を受けてきたが、いよいよ、リスのイベントにも変化が現れると思い、ワクワクしながらリスに手を伸ばすが、それはリスの演技であり、演技をやめるといつも通りに冒険者から糸を盗んでいく。
騙されるものか!


  • 第六階層
ストーリーをクリアし、もはや敵なしと思っていた冒険者に現実を突き付けるモンスター達により、もはや満身創痍の中、そこに奴は現れる。
ストーリーもクリアしたし、こんなに辛いのにこれ以上、辛いことが起きるはずがないと現実逃避する冒険者なら、やはりリスに手を伸ばすだろう。

そして、冒険者達は糸を盗まれるのであった。


このように、リスに出会い、手を伸ばした者は確実に糸が盗られることになる。

これがトラウマになった冒険者達は、アリアドネの糸を2つ持つことで絶体絶命の状況を回避するという防御策を取らざるを得なくなるのである。
因みに糸を持っていないと、バックパックに入るが何も盗らずに去っていく。

また、リメイク作である新・世界樹の迷宮2にももれなく登場している。

※【NO】を選べば盗られません

そしてなんとなんと世界樹の迷宮Vにも登場する。しかもイベントではなく雑魚モンスターとして。
第二階層の隠しエリアに登場する火炎リスという赤色のリスで「燃糸炎」という攻撃が非常に厄介。もう字面からして嫌な気配を感じさせるがこの攻撃の効果は「パーティー全体に炎属性攻撃+手持ちのアリアドネの糸を 全て 燃やし尽くす」。もう1度言おう。「 手持ちのアリアドネの糸を全て燃やし尽くす 」。
なんと世界樹の迷宮初のアイテムロスト攻撃を仕掛けてくる敵となっている。しかも以前のリスは1つしか持っていかなかったため2つ以上持っていれば安全と熟練の冒険者は何個か持って行っているのを全て燃やし尽くすので冒険者にとっては大損である。そして肝心のアイテムロストの通知であるが戦闘中の行動等の出る部分にたった1文だけが出るので文字送りを早送りにしている人などは全く気付かず満身創痍になって帰ろうとしたら無い、自分のうっかりミスだと思って2回目はちゃんと確認してきたのに何故か無い、とある意味以前のリスより更にタチが悪くなっている。

しかしモンスターとなったことで倒すことが出来るようになり、今までに溜まったリスへの恨みの発散相手として多くの冒険者にタコ殴りにされているとかいないとか。

ちなみに世界樹の迷宮Vでは小動物も登場しこちらは食材を盗んで行く。なんだリスじゃないのか、糸は盗まれないのか、と熟練冒険者が安心したところにこいつであるから本当に鬼畜の鑑である。
そしてそんな事も忘れかかった第五階層にてリスは現れ、きっちりと糸を盗んで去っていく。





「冒険者はいつhageると思う?」


「ヤマネコに食いちぎられた時。違う!」


「カマキリに追い詰められた時。違う!」


「猛毒アゲハにリンプンを盛られた時。違う!」




糸を買い忘れた時さ…




「冒険者がhageても、描いたマップは遺る…」


「もうすぐ、ここにまた冒険者が来る」


「俺達の仲間だ。手を出すな…(リスに)」


全く!良い冒険だった!!!(悔し涙)


「     」お願いしま…あれ?何か足りないぞ!?




\ピュー/
〜●「追記・修正」



あっ!あのリス!また盗んでやがる!早く捕まえて「     」できるようにしろ!

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