紀伊陽炎

登録日:2011/09/27 (火) 15:24:49
更新日:2021/06/01 Tue 12:10:08
所要時間:約 5 分で読めます





友達ィ〜?たくさん斬りすぎておぼえてないな

でも まあ みんなわかってくれると思うよ

だって、すべては剣技の進歩のためだから


史上最強の弟子ケンイチ』の登場人物。


プロフィール


年齢35歳
誕生日11月19日
身長200㎝
体重90㎏
趣味 農業、林業
好きな物 愛刀である刹那丸の手入れ、愛鍬である刹那鍬の手入れ
嫌いな物 都会
将来の夢 大地との和解



【概要】

「鍔鳴り」の異名を持つ居合斬りの達人。
海藻みたいな頭に長大な日本刀・刹那丸を背負った細身・長身の男。愛称はニョニョタン。
"闇"きってのネタキャラ

幼い頃のしぐれが初めて出会った本物の人斬りであり、
かつて、しぐれの友人だった燕を斬殺し、さらにしぐれに強い殺意と狂気を向け、大きなトラウマを植え付けた元凶。


【人物】

闇に所属しているが、自分の武芸の上達と自分の刀だけを愛しており仲間意識は皆無。
「武芸の上達の為なら他人を斬り殺しても許してくれる」という考え方を持つ危険人物。
加えて大変気難しく、「自分の取扱説明書」を自作して周囲に配り、取説に背いた行為をした者は例え同じ闇所属の者であろうと躊躇いなく斬り殺し、利害が一致しない場合は簡単に武器組を裏切るなど我の強い闇の中でも指折りの我の強さを持つ唯我独尊の変人。
加えて取説に背いた他人を切り捨てる行為は反射的に行う為尚更タチが悪い。

その他女性の顔が見分けられないという悪癖があり、基本的に女性に対しては誰彼構わず「みっちゃん」と呼ぶ。

ただし、初登場時はしぐれが仲間の刀を奪っているという理由で登場しており、仲間意識があるように描かれていた。

愛称は「のっぺり」。本人はニョニョたんを自称しているが、呼ばれたことはない。
語尾に「にょ」をつけ、時々「ムホー」と叫ぶのが癖。

取扱説明書

  • 私に近づきすぎない
  • 下品な言葉はつかわない
  • 必ず取説を読むニョ♡
  • 「でかい」「きもい」とか言わない
  • 後ろに立たない
  • 愛刀”刹那丸"に敬意を払う
  • 愛称はニョニョタン
  • 取説の頭に戻る(3回以上読むこと)

紀伊陽炎自作の取扱説明書。表紙には自分の顔写真がプリントアウトされている。
その他近くの武器の切っ先が自分に向けられた場合は武器諸共斬り捨てるなど注意事項は多い。
取説への思い入れは強いのか取扱説明書を無碍にされる事を何より忌み嫌い、取説を破られるなどされた場合は激昂する。


【劇中での活躍】

武器組の刀を奪っていたしぐれを敵視し、自分の持つ名刀・刹那丸のプロマイドを梁山泊へ送りつけてしぐれを呼び出す。
しぐれをして勝てないかもと言わしめる実力を発揮し真の武器使いの成せる武器との一体化までやってのけるが、わずかに及ばず敗北。

新しい刀との出会いを求めて赤羽刀を狙う武器組の任務に参加したが、しぐれに代わりの業物をやると言われたことで武器組を裏切る。
赤羽刀盗難のリーダー格・武器組の斧使いと戦い、完全に倒せこそしなかったものの圧倒的な実力を見せ撃破する。

その後、しぐれからもらった業物の鍬を使い農夫へと転職、おいしい野菜を作りながら平穏な暮らしを送っている。
しぐれとは友好的な関係になっており、しぐれの要請で新白連合の為に作る防具の材料を調達し、防具の作成にも手を貸した。

余談だが顔をじっくり見れば思い出せたり("しぐれの弟子"としてだが、美雲すら技を見るまで思い出せなかった)、「やるじゃないか」と語りかける等、割と兼一を高く評価している。

久遠の落日では梁山泊側で参戦。
本領の居合術が使えないクワを使いながらも、八煌断罪刃の立華凛や一影九拳の櫛灘美雲とも対等に渡り合う実力を見せる。
しかし、ミルドレッドによる援護射撃が始まると美雲の地中投げによって一撃で倒されてしまった。
…と思われたが、すぐに立ち上がった。しかも地形を変えるほどの大技を繰り出すなど投げのダメージはあまり受けていないようだ。
最終的にミルドレッドの矢を10数本受け、さらに断罪刃の小太刀使いに刺されて倒れる。
それでもまだ生きていたが美雲に殺された模様。


【戦闘能力】

その実力は一影九拳の一人、櫛灘美雲からも真の武器使いと認められる武器組でもトップクラスの実力者。
超音速の居合を誇り、抜刀からの斬りつけ速度はしぐれをも凌駕する。

刀との相性を重要視し、刹那丸を武器ではなく恋人の様に扱う。刹那丸も満更ではないらしい
刹那丸のリーチと腕の長さ故に間合いが広く、作中随一の巨大な制空圏を展開出来るのが最大の特徴。
また戦闘時には近づく物体を半ば反射的に斬る特技を持つ。
本人曰く「近づくものは自動的に居合斬る便利な機能付き」


【技】

  • 音超えの斬
超高速の居合斬り。
ニョニョタンにとっては通常技だが、あまりの速さに腕が消え、太刀筋は視認できず、鍔鳴りが聞こえた瞬間には数撃繰り出されているという恐ろしい技。
射程内にあるものは問答無用で斬り捨てられ、あるいは細切れにされてしまう。
加えて持ち前の長い腕によるリーチと異常な程柔軟な肘関節が合わさり、振り向かずとも背後の物を斬り付ける人体構造を無視した異様な攻撃範囲を誇る。
「鍔鳴り」という彼の異名はこの技がルーツ。

  • 秘剣・薄刃陽炎
奥義。
刹那丸を両手で持ち、異常に柔らかい肘関節により、多数のウネウネと曲がるかの如く見える刃を超高速で放つ。薄馬鹿下郎ではない。
しぐれでも完全に回避できないほど。

  • 心刀合錬斬
しぐれと同様の技で、刀を愛する事により一体化し放つ極意。
しぐれに使用した際は刹那丸がしぐれを斬りたがらなかった為に競りまけてしまった。
この技により斧使いを撃破した。


◇刹那丸

ニョニョたんの愛刀でしぐれの実父が鍛えた名刀。
しぐれが持つ刃金の真実とは兄弟刀。
陽炎とは相思相愛で、しぐれに持ち去られた後も主の元へ戻りたがっている模様(一方、元の持ち主は…)。
しぐれは今まで奪ってきた父製の刀を全てへし折っていたが、兼一から「父親の形見」であると指摘され、これだけは折らずに保管している。





追記・修正は取説を読んでからするニョ! でないと細切れニョ〜〜〜〜〜〜!!!

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最終更新:2021年06月01日 12:10