ケチャワチャ

登録日: 2013/09/30 Mon 10:56:17
更新日:2023/10/21 Sat 08:57:47
所要時間:約 4 分で読めます







「空を見ろ!」


「猿だ!」


「狐だ!」


「モモンガだ!」



「いや、ケチャワチャだ!」



モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター4』(MH4)。


 種族:牙獣種
 別名:奇猿狐(通常種) / 白猿狐(亜種)
危険度:★3


◆もくじ


◆概要

猿の体に象っぽい鼻、目のような模様が付いた大きな耳と長い爪、更に前脚にモモンガみたいな飛膜が付いた奇妙なモンスター。

樹上性。ツタなんかにぶら下がっていることが多い。
遠くの木へ渡る時には飛膜を広げて滑空する。

怒り時には大きな耳を伏せて顔を覆い、大きな音や閃光から防御する。耳の模様とそこに付いているヒゲのような毛から、牙の長い別の獣のようにも見える。

MH4Gでは亜種もおり、通常種以上に耳で顔面へのダメージを防御する。しかも耳自体が非常に堅い。

◆主な攻撃

〈3Way粘液〉
白くベタつく何かを鼻から飛ばす。当たると水属性やられ。
ケチャワチャから見て左→正面→右の順で飛ばす。
サイズにもよるが頭に密着してると鼻がハンターの頭上にくるので当たらない。叩け叩け。


〈振り向きひっかき〉
振り向きの回転に合わせてひっかく。通常の振り向きと違って振り向き前に少し鳴く。割と範囲が広い。
判定は一瞬なので回避性能なしでもフレーム回避が可能。


〈3連叩きつけ〉
鳴く→左バン→右バン→宙返りして両腕バン。
横・後ろへの判定は殆どないため、側面に回り込んでしまえば行動中は隙だらけ。しかも攻撃終了後は爪か地面に食い込んで動けなくなる。切れ。叩け。もしくは打て。


〈回転バンバン〉
時計回りに回転しながら4回連続でバンバンする。
普段から半時計回りに立ち回っていれは当たらない。攻撃は可能だが徐々に近づいてくる爪には注意。


〈モモンガアタック〉
バック宙→飛膜を広げて突撃。
飛膜を広げてる分、横の範囲が妙に広い。コロリン一回じゃ躱しきれないことも。
また威力も高く、下手に当たれば回復薬グレートを使わざるを得ない。

〈ツタ(糸)揺らし〉
目の前のツタまたは糸を引っ張ってガサガサする。ガサガサに入るとふらつく。
後ろにいれば隙だらけ。


〈大回転〉
ぶら下がり時に使用。尻尾だけでぶら下がり、なんか低い鳴き声を出した後、両腕を伸ばして回転する。
発生が分かりづらい。とりあえず尻尾だけでぶら下がったら離れよう。
終了後は下の( ゚∀゚)アヒャヒャに移行する。


〈( ゚∀゚)アヒャヒャ〉
ただの隙。ぶら下がり時に使用。
叩き落としてやりましょう。



◆狩猟方針

部位破壊は頭・爪・尻尾。
弱点属性は火>雷。

非怒り時、要は耳を閉じていない時に音爆弾を当てると落とし物をする。

寝る時は逆さにぶら下がって寝る。頭に血が上らないのだろうか。

トリッキーそうでその実隙だらけ。動きをよく観察しよう。

回転バンバンを警戒して半時計回り推奨。
後脚が攻撃しやすい。

リーチの長い武器ならぶら下がり状態に移行した時に有利になる。



◆ケチャワチャ装備

◇武器

大剣・太刀・狩猟笛・スラッシュアックスに存在。高めの水属性がつく。
他の武器種はロアルドロスやらガノトトスやらアルセルタス/ゲネル・セルタスやらに枠を取られた。
4G以降は如意棒という操虫棍も追加された。元ネタともなっているご存じ西遊記に登場する武器…とはいえアニヲタ的にはこちらのほうを連想するかも。上位以降の登場ではあるが、早い段階から作成可能で水属性攻撃やスロット数も優秀なので使いやすい。切れ味が他の競合武器よりも低いのが難点か。

どの武器もレア素材はあまり必要としないため作りやすいのでとっかかりに作成するのも悪くない。

見た目はどことなくネイティブな感じが漂う。捻れた刀身が素敵。操虫棍に関しては攻撃した際、他の棍と違いトンカラリン♪といった木の打楽器のような音を発するのもまたイカす。(この武器固有ではなくブラキディオスの武器でも同じ音はするのだが)性能も悪くはないので見た目で愛用していたハンターも一定数いた。


◇防具

下位だと水属性攻撃強化+1と精霊の気まぐれ、上位だとこれに体術+1と不運が追加。

不運……意味深である。

◆ストーリーズ

通常種は勿論、メインシリーズでMH4G以外に登場しない亜種もしっかりオトモンに出来る。

◇MHST

通常種、亜種が揃ってナウパカ島に生息。
通常種は道中で戦闘になるのだが、パワー攻撃に反撃でパワー攻撃封じを仕掛けてくる上、怒り時は2回行動と、下手したら同じくナウパカ島の顔ぶれであるイャンガルルガと肩を並べられる程に強い。

絆遺伝子で習得できる固有スキルは、通常種の「粘液」に対して亜種は「粘液」、つまり水属性火属性の関係になっている。
どちらにもスキルを使えなくする状態異常「特技封じ」の追加効果がある。
特技封じの状態異常はメインシリーズの水属性やられや氷属性やられに相当するものなので、追加効果を持つのは水属性や氷属性のスキルに多いため、火属性攻撃である粘炎液を他のオトモンに「伝承の儀」で渡して対戦で意表を突くなんてことも出来なくもない。

◇MHST2

亜種は砂漠の古塔「ラムルの塔」内部や「ポモレ花園」周辺に生息しているのだが、通常種はなぜかクアン村周辺の寒冷地帯にいる。
クアン村周辺には土砂竜もいたりするので、生息地がおかしいのはケチャワチャに限ったものでもないが…

通常種のスキルは「粘液」は追加効果がナーフされ、能力的にも亜種をよく見かけるようになったタイミングで加入が見込めるタマミツネにより退場させられる運命になりがち。
一方、亜種はというと、追加効果がやけどと真っ当な火属性になった全体攻撃スキル「乱れ火炎液」と、状態異常耐性を持つバフスキル「プルーフマスク」がある。プルーフマスクは絆ゲージ消費が僅か2と異様にコストが低く、それでいて最大強化で5ターンも持続する。
MHST2では習得スキルがすべて絆遺伝子になったことにより、プルーフマスクも他のオトモンに習得させることが出来る。


追記・修正は長骨や堅長骨を切らしている人がお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • モンスターハンター
  • モンハン
  • MH4
  • 牙獣種
  • 奇猿狐
  • 高低差の先生
  • ワチャワチャ
  • 独特すぎる名前
  • オトモン
  • ケチャワチャ
  • 白猿狐
  • 西遊記

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年10月21日 08:57