朧(スプリガン)

登録日:2012/06/10(日) 17:33:36
更新日:2023/12/21 Thu 21:48:42
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「無駄ですよ。私には飛び道具は効きません」

漫画スプリガンに登場するS級工作員【スプリガン】の一人である青年で、主人公御神苗優の師でもある。

腰まで届く黒髪と常に余裕に溢れた微笑が特徴の美青年だが年齢は不詳。

今は朧(おぼろ)と呼ばれているが、かつてはロンと呼ばれ、名だたる強者と手合わせをし、己を高める武術家だった。
スプリガンに入る経緯は不明。

【性格】
穏やかな微笑とは裏腹に、「仙人になる」という究極の目標の為に仙道を極め続け、その一環として強者との闘いを求めている。
スプリガンに所属しているのも強者と戦う機会が多いため。
身内や関係者などにはそれなりに情があるようで特に弟子である優には超スパルタではあるが大事に育ており、折に触れて稽古をつけたりしている。
また、弟子以外にも見込みある人物は敵であれトドメを刺さずに助命することがある。
これは敗北を糧に強くなった相手を再び倒すことで自分をより高める為だが、見逃した人間が弟子を半殺しにしたこともあった。
また敵対者や下種には一切の容赦がなく、えげつないやり方で長く苦しませる冷酷さも併せ持つ。
常に冷静沈着で感情を乱さないが、知り合いに害が及んだ場合は静かに怒りの念を示したり、優との稽古の際に人目を気にする等、普段の超然とした雰囲気に反し、実は感情豊かな青年?でもある。
それなりに良識や人間味はあるものの、やはり仙人を目指すだけあってある種の超越したエゴイズムの持ち主ともいえるだろう

【戦闘力】
スプリガンは大抵デタラメな能力の持ち主ばかりだが、朧はその中でも最強と称されている。
そんな彼を印象づけるのが、朧の名を示す独特の歩法。
大地を滑るように動き、その速度も残像を残して「消える」程。
冒頭の台詞のように周囲から雨霰のごとく銃弾を浴びようが全て回避してのけ、敵を確実に仕留める。
優やジャンのように銃火器や格闘武器は使わず、専ら素手で戦う。
仙道を極めた肉体から繰り出される掌打の一撃はそれ自体が必殺の破壊力を誇り、大半の敵を一撃で下す。
また掌打を通じて、相手の気を狂わせ、内臓自体を直接破壊したり、仮死状態にする事も可能。
これらを駆使する事で単独で、しかも素手で軍基地を壊滅に追い込む等、信じられない力を持ち、しかもそれすら全力ではないというまさにチートの中のチート。
本人曰く「優の方が私よりも強い」らしいが、どう考えても貴方の方が化け物です。

【作中の主な活躍】
当初はネオナチに雇われたミラージュという男として登場。
A.Mスーツでも防げない仙道の技で優を窮地に追い詰める。
……言うまでも無くブラフで、実際はネオナチに対するスパイ活動を行っており、最後は優と共闘し、ネオナチを壊滅寸前まで追い込んだ。
ちなみに前述の攻撃はある程度本気で打ち込んだので、当たり前だが優は重傷を負った。
本人曰く「私が本気ならあの時点であなたの内臓は口からはみ出してましたよ」とのこと。
師匠ェ……

その後も度々、優やジャンの助っ人として登場し、スプリガン最強戦力として有り続けるが……


終盤、突如としてトライデントに移籍。アーカムと敵対し、対決したジャンを瀕死の重体にし、優と対決する。


【技】
  • 掌打
朧が良く使う打撃技。拳はあまり使わない。
単なる掌による打撃だが、仙道を極めた朧のソレは重装備の人間を軽く吹っ飛ばす程の破壊力を誇る。
気を操る術と併用する事で内蔵を破壊したり、不整脈で長く苦しめてから死なせる等も可能。

  • 硬気功
体内で気を練り上げ、その内圧で外部からの攻撃を無効化する。
大抵の攻撃には耐えられるが、使っている間は動けなくなる。

  • 軽気功
自身の存在を限りなく「無」に近づけ、体重を一枚の葉より軽くする特殊な気功。
この状態の朧は幾ら殴り蹴ろうが、全く攻撃が通じなくなる。



「常に周囲の情報を漁り、吸収しなさい」

「そうすればあなたが優秀な項目を作る事等、容易いはず」

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最終更新:2023年12月21日 21:48